スタイル抜群のグレートデンの平均ボディサイズは?

グレートデンの特徴は、なんといっても大きな体。成犬になると体高は70cm以上になり、後ろ脚で立つと170cmをゆうに超えます。体重も46~54kg程度なので、人間とほぼ同じサイズですね。国によっては、バランスがよく健康であれば、大きければ大きいほどいいとされていることもあるそうです。

2016年12月、「世界一背の高い、生存している犬」として、ギネス世界記録にグレートデンの「フレディ」が認定されました。イギリスに住むフレディは公式記録で体高103.5cm、後ろ足で立ち上がると228.6cmとのこと。飼い主のクレアさんはほかの犬や近所の人に配慮して、フレディの散歩は深夜に行うそうです。

グレートデンの被毛はつやのある滑らかな短毛で、毛色はフォーン、ブリンドル、ブラック、ブルー、ハールクインが認められています。大きな体はシャンプーするのも一苦労ですが、蒸しタオルなどで拭いてあげるだけでもかなりきれいになりますよ。

引き締まった美しく威厳ある姿から、太陽神になぞらえて「犬のアポロン神」と呼ぶ人もいます。

優しい巨人グレートデン! その性格とは

グレートデンは穏やかで落ち着きがあり、飼い主に献身的に仕える犬種。飼い主以外の人間やほかの動物に対しても愛想よく友好的で、「ジェントルジャイアント(優しい巨人)」の呼び名があるほどです。

ただし、かなり大きくなる犬種なので、万が一暴れたり噛みついたりといった問題行動を起こしたら大事故になりかねません。グレートデンは遊んでいるつもりでも、体が大きいためにものを壊したり、人間にケガをさせたりしてしまう事故が考えられます。
賢く忍耐強い犬種なのでしつけは難しくないですが、子犬のころから服従トレーニングはしっかりおこないましょう。

飼い主といつも一緒にいたい甘えん坊な面があり、超大型犬ですが室内飼いがおすすめです。体重が重いため床ずれを起こすことがあるので、寝床は必ず敷物やクッションでふわふわにしてあげてくださいね。

グレートデンの気を付けておきたい病気

残念ながら、超大型犬のグレートデンは6~8年と短命です。その原因ははっきりとは解明されていません。いくつか気を付けたい病気があり、なかでも胃捻転で命を落とすことが非常に多いと言われています。

おなかがふくれたり、落ち着きがなくなったり、吐きたいのに吐けないといった症状があったら、早急に医師の診断を受ける必要があります。最悪の場合、2~3時間で命を落とすことも。
一度に大量に食べさせないようにし、食事のあとの激しい運動は控え、1時間は安静にさせてください。

また、成長期のオスが発症しやすい肥大性骨形成異常にも要注意です。関節に炎症を起こして高熱が出たり、激しく痛んだりします。軽度なら自然治癒することもありますが、重度の場合は治療しても後遺症が残ることのある恐ろしい病気です。ふだんと歩き方に違う様子が見られたら、すぐに動物病院で診察を受けましょう。

超大型犬のため、動物病院によっては治療を断られることがあります。あらかじめ大型犬でも診てもらえる、緊急対応が可能な病院を探しておくことが重要です。グレートデンが自力で歩けないときのため、搬送方法も考えておいてください。

まとめ

超大型犬のグレートデンは、迫力ある見た目に反して穏やかでフレンドリーな犬です。
ただし、超大型犬だけに、飼う場合は食費や通院費などの費用負担が多いこと、広いスペースが必要なことなどをよく考えておくことが重要です。制御できなければたいへんな事故につながる可能性があり、子犬のころからのしつけが欠かせません。

グレートデンは愛情深く飼い主が大好きな犬。こちらが手をかければかけた分だけ、大きな愛情で返してくれます。一度飼えば、「もうグレートデン以外の犬種は考えられない」という飼い主も多いそうですよ。


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