相談内容:悪性か否か…。
飼い主からの相談
もともと、イボのようなものが出来やすく
しぼると中身が出て治ってしまうものもあります。
が、1ヶ月前、身体を撫で撫でしていて
前足に他と違うイボを見付けてしまいました。
大きさは7ミリくらいです。
噛んだりなめたりできる場所なので、
主治医からは大きくなる前に摘出したほうが良いだろうということで、近々 全身麻酔にて摘出することになりました。
素人目には、中身が今にも出そうなイボに見えます。
歳も10歳なので全身麻酔が心配ですが、
やはり大きくなる前に摘出した方が良いのでしょうか?。
また、ヨークシャテリアはイボができやすい犬種なのでしょうか?。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

今晩は。テリア系の犬種はイボが出来やすいと言えます。
イボのような物と言われる中には単純な過形成・良性の腫瘍・悪性の腫瘍・泥粉瘤などイボですらないものなど色々ございます。成長スピードや色や形状や周辺の変化などから総合的に判断していきます。決定打は細胞診や組織検査による判断になります。
写真だけでは特に悪性度の高いメラノーマや扁平上皮がんや肥満細胞腫を見過ごすといけませんので摘出の是非はここでは提言できません。
次に手術のリスクですが、犬の10歳は人間で言えば50代です。まだまだ若いです。
むしろ10歳以上から色々と手術の機会が増えてくるとも言えましょう。
大事なことは年齢よりも個々の動物の内臓の状態です。しっかりと術前検査を受けて納得してから手術を受けてください。特に心臓・肝臓・腎臓の状態や血球数や糖尿病などの持病の有無が大切です。
お大事にしてください。
ペット保険について

大切なペットの万が一に備えてペット保険を検討してみませんか?
ペットが病気やケガをしたとき、治療費の一部または全額を負担してくれるペット保険には提供しているペット保険会社によって様々なプランがあります。
ペット保険比較サイト「みんなのペット保険」なら、犬種・猫種、年齢から補償内容・保険料を比較し、そのまま資料請求やお申し込みも可能です。
実際にペット保険をご利用の方の口コミや各種ランキングも多数掲載しておりますのでペット保険にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。