相談内容:上皮癌でしょうか?
飼い主からの相談
おはようございます。
先生方にはお忙しいところ、お手数をお掛けいたしまして大変恐れ入ります。
まず病院にて診察を、ということかとは存じますが、その前に先生方の所見をいただけましたら誠に有難く、もし可能でございましたら、よろしくお願い申し上げます。
〇6歳半くらい(mix猫 / ♀)
〇2025年1月頃~:
・両耳の毛がうっすらと薄くなり、真菌かな?と思っていた
・痒がる素振りあり
・右の鼻(毛と鼻の境い目あたり)が焦げ茶色でカサっとした変色部分あり
〇2025年4~5月:
・両耳の薄毛部分はよくならず、時々痒がる素振り
※潰瘍などにはならず、そのまま薄毛部分が数ヶ月かけて拡がった
〇2025年5月18日:
・今日、ふと見ると、昨日はなかった濃い赤茶色っぽい色素変色部分ができていた
※添付画像3枚
・痒がる素振りが少し見られる程度で、もしかしたら知らない間に掻いた痕かも知れません
・血が凝固したような色で、しかし触っても質感は変わらず
・いきなりシミができたような感じ
・鼻の(本猫の右鼻孔上の毛並みとの境い目部分)にも同様の赤茶色のシミが急にできた
今日未明にいきなり赤茶色のシミができたため、心配になり、ご相談させていただけましたら大変有難く存じます。
お忙しいところお時間をいただき、大変申し訳ございませんが、ご教示いただけましたら誠に有難く、よろしくお願い申し上げます。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
仰る通り、確かにこちらはお写真だけだと判断は難しので、ご受診頂くのがベストです。
猫の扁平上皮癌は、色素が薄く日光が当たりやすい部分に出来やすいということが知られています。
ですので、外観としてあり得なくはない、と思います。
が、同時多発的に、耳にも鼻にも扁平上皮癌が出現することはまれかと思います。
経過としてはアレルギー性皮膚炎や蚊アレルギーを疑いますが、お写真のみで言えるのはここまでだと思います。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:猫同士の喧嘩により怪我をした
飼い主からの相談
今日の夕方20時頃、野良猫と喧嘩をしてしまい
下の歯の犬歯が1本無くなり
右腕の辺りから数箇所の出血があり
その他にも引っかき傷や噛み傷のような創傷が複数あり
トイレもトイレで行えず
ご飯も食べれません
触ると痛がり
右前脚は少し腫れています
帰ってきた時は泥まみれでした
傷の状態を見るために水洗いしています
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんばんは。
3日経ってご様子は如何でしょうか?
こちらはかなり外傷が酷く、感染するリスクも高いため、早急に受診が必要だと思います。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:足の怪我がなかなか治りません
飼い主からの相談
初めまして。よろしくお願いします。
高齢(正確な年齢はわかりませんが若くても14歳)で猫エイズ陽性の猫についてです。
去年の末頃に後ろ足の上部に傷ができました。1ヶ月間は様子見していましたが、患部が少しずつ大きくなってきたので2月から通院しました。
通院して患部に皮膚再生クリームを塗ってプラスモイストのシートを貼り、包帯を巻く湿潤療法を開始しました。
1週間ごとに通院し、その度に患部を洗浄してもらいました。(自宅での洗浄は、猫が痛みで暴れるので不可)
しかし、
湿潤療法開始後に患部が膿んできて傷口が大きくなったので、抗生剤が処方されました。
3週間ほど抗生剤を飲ませることになりました。
湿潤療法を1ヶ月しましたが、皮膚は再生されませんでした。
3月14日からは、かかりつけ医の判断で湿潤療法はやめました。エリザベスカラーを終日付けるようになりました。
かかりつけ医の指導のもと、患部には何も貼らず、薬も塗らないでいます。
(皮膚再生クリームを患部に塗っても、猫が座り込んだりするたびにお腹にもクリームがついていました。)
かかりつけ医には、「高齢でエイズ待ちだから、傷が治らないこともあります」と言われました。
その後は積極的な治療はされていません。。
藁にもすがる思いで、免疫力を上げるサプリやアンチノールを飲ませています。(アンチノールについては数年前から投与)
画像は今日のものです。右後ろ足です。
扁平上皮癌の可能性もあるのでしょうか?
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
お写真も詳細にありがとうございます。
お写真の方は、仰る通り痂皮や膿で覆われており、患部が拝見できない状況のようです。
これだけ治りにくい皮膚炎となると、扁平上皮癌を含め腫瘍の可能性は十分あり得ると思います。
その他、深在性膿皮症のような感染性疾患、珍しいですが免疫疾患も選択肢です。
痂皮を剥がして炎症部分から採材し、細菌培養検査や細胞診を行うと、何か診断のヒントが得られるかもしれません。
しっかりとした診断がつけば、適切な治療方針が決められると思います。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:皮膚の一部が黒くなっています。
飼い主からの相談
はじめまして。
18歳の雑種猫を飼っています。
数日前、気がついたら皮膚の一部が黒くなっていました。
かゆがる様子はありませんが、ノミなどに刺されると黒くなることはあるのでしょうか?
触ると、少しポロポロと剥がれるような感触もあります。
もしも、ノミやダニであった場合、どのように対処したらよいでしょうか?
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
もし、ノミやダニの疾患であれば、まずは受診しましょう。
お写真が不鮮明な為、細かく申し上げられませんが、皮膚炎のようにも見えます。
いずれにせよ、ご受診頂くことを推奨致します。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:薬の副作用と処方された薬の量について
飼い主からの相談
猫の体重は5キロです。
毎年冬になると身体を痒がります。今年は1ヶ月くらい前から身体と顔と耳の横に痒みがあり掻き始めました。
いつも冬頃通っているのですが去年の診断ではアトピーと診断。今年はアトピーに伴い耳や顔にもブツブツがあり粟粒性皮膚炎と診断されました。
痒み止めでステロイドとシクラバンスと言う薬を処方してもらいました。ステロイドは副作用があり糖尿病になる事もあると言われ、余り使いたくないと伝えた所シクラバンスは飲み始めて1ヶ月しないと効果が出ないのでステロイドと一緒に飲み始めてシクラバンスに1ヶ月後くらいから切り替わるようにと最初の1週間は7日間毎日プレドニゾロン5mg、次の週は一日置きに5mg、次の週は1日置きに2.5mg、次の週は1日置きに1mgと薬をもらいました。
徐々に切り替えるなら大丈夫かなと思ったのですが、
会計の時に薬の量を見てこんなに飲まなきゃならないのかと不安になり、ネットで調べると長期服用は糖尿病などになる事も書いてありましたので、シクラバンスだけ飲ませた方が良いのでは?それともステロイド最初毎日7日分処方されましたが毎日飲むのは3日くらいにして1日置きに減らして飲ませた方が良いのでは?と思いましてご意見をお聞きしたいです。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

診断と薬のチョイスに関しては拝見しておりませんので言及しません。
ステロイドはしっかりとメリハリ良く服用する分には問題ありません。だらだらと長期に服用すれば高血糖や感染症や肝不全のリスクがあります。いずれも半月ほどの服用で問題が出ることはないでしょう。
むしろ突然やめると症状の揺り戻しや突然やめることによる体調不良が出てきます。いずれにせよ他の哺乳類に比べ猫はステロイドの副作用は少ない傾向にあります。
プレドニゾロンを体重1キロ当たり1㎎は妥当な投与量です。漸減していけば問題ないでしょう。ゆっくり減らすことはとても大事ですので獣医師の指示に従うことをお勧めします。
お大事にしてください。
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