猫の食欲の異常に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

猫の食欲の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:下痢の絶食について

飼い主からの相談

相談者:香川県 とろさん
腎不全BUN100↑の10歳オス猫です。毎日二回補液、ラプロス、鉄タブを与えています。
2/10に風邪っぽくなりコンベニア注射を打った後もっと食欲がなくなりました。
その後風邪っぽい症状はなくなりましたが食欲が戻らず、普通のちゅーる(とろーりシーバ)は自分から食べてくれたのでそれを一日二回あげていました。一日に何度か黄色い泡を吐いていたのもなくなりました。
2/13から、回復食のa/d缶(初めて与えました)を指で歯茎に擦り付ける給餌をし始めたところ、その夜から真っ黒でよく見ると緑色をした下痢がぽたぽたと出るようになりました。
※10月から2月前半までは腎不全用のフードのみ与えていました。
2/16に動物病院に相談すると下痢がなくなるまで24時間絶食と伝えられました。
絶食中ですが、本日2/18現在もまだ少量ですが一日に何度か下痢をしています。元気がなく、トイレで出しても下痢がおしりに付いたままになりました。
かなりぐったりしていてトイレの砂の上で伏せをして動けなくなったりもしています。
このまま水や薬以外の絶食を続けさせていいのか不安でたまりません。
どうかご回答いただけますと幸いです。何卒よろしくおねがいいたします。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

お返事ありがとうございます。
お亡くなりとのことで、お力になれず申し訳ございませんでした。
ご冥福をお祈り申し上げます。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
とても心配な状況ですね。
まず、絶食に関しては、下痢単体であれば24時間以上の絶食は推奨されないと思われます。
恐らく動物病院としても、下痢が止まるまで絶食、というよりかは、24時間だけ絶食してほしい、という意味でお伝えしたのではないかと思われます。
すなわち、もう食事を与えていいのではないかと思います。
ただ、状態はかなり悪いようですので、治療の変更や食事の再検討が必要かもしれません。
慎重に経過を見て、受診するようにしましょう。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:呼吸が苦しそうです

飼い主からの相談

相談者:和歌山県 きじさん
9歳のオスで10日前から呼吸があらく食欲不振、発熱のため病院に行ったところ、感染症として抗生剤を処方されました。なかなか症状がよくならず2日前に再度病院を受診しレントゲンを撮ってもらうと肺が真っ白にうつり胸水が溜まっているとのことで胸水穿刺をしていただきました。170ccの血性漿液を抜いてもらい、血液検査では白血球の増加以外に異常所見はありませんでした。胸部強打による外傷を疑われましたが心当たりはありません。翌日になっても呼吸があらく頻呼吸だったため胸水を抜いてもらうと昨日よりも血液量が増えていました。点滴と感染症検査をしていただき、猫エイズと白血病は陰性でした。昨日から水も飲まなくなり今朝もまだ息苦しそうにしているため、ご質問させていただきました。どうぞよろしくお願い致します。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
なかなかシビアな状態ですね。
胸水が溜まるとなると、心臓の疾患(肥大型心筋症)、腫瘍(胸腺腫、リンパ腫)、肺の疾患(肺葉捻転?)などが疑われると思います。
胸水を抜ききってからのレントゲン検査や、心臓の超音波検査は行っていますでしょうか?
胸水に関しては、お伺いする限りは毎日抜かないとだめなようですね。
対症療法として胸水を抜きながら、原因疾患を特定し治療を行うとよいのかなと思いました。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:食欲不振及び体重減少について

飼い主からの相談

相談者:秋田県 マンチコテさん
愛猫の症状についてお力添えを頂ければ幸いです。
先日、3日間家を空ける事になり愛猫には留守番をさせておりました。帰宅後、愛猫の様子に元気が無く、やせ細っておりました。
ご飯や水に手を付けていない様子でした。
排泄物はトイレにしておりましたが、小便はした形跡がありましたが、大便の形跡はありませんでした。
ぐったりとした様子ではなく、大きな鳴き声を出してます。
すぐに、ご飯を与えた所、それには手を付け水も飲みましたが、栄養が足りていないのか、普段よりも勢いが無い状態で食べてました。量もそこまで食べません。夜中も時々大きな声でなく様子です。歩き回り、高い所への飛び移りもしてましたが、元気が無く後ろ脚がふらふらとした状態です。
早朝、水を飲んだ時に嘔吐しておりました。回数は3回。嘔吐物は特に血や異色の物は見受けられず、空腹時に食べた衝撃で吐いたのかと思われます。色々と調べたところ、分離不安症なのかと思います。
寂しさのあまり、食事に手を付けなかった事が原因にしても、3日食事を取らなかった事への心配があります。
普段から日中は留守番をしている為、ご飯水は常に常備している環境にあり、ここ最近は帰宅後にご飯を食べている気がしておりました。また、排泄物も帰宅後に行う様子が見受けられました。
症状が起きる前も普段通りの生活で、ご飯を食べ水を飲み排泄も行っておりましたが、帰宅後の様子が明らかにおかしいです。
今までに体調不良等を起こして病院に行ったことはありません。
子猫の時に去勢手術・ワクチン接種、1歳の時にワクチンを打った後は病院にはいっておりません。
様子を見た方が宜しいのでしょうか?
また、病院での検査の際は何か処置があるのでしょうか?
ご回答頂ければ幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

お返事ありがとうございます。
急な話で悲しいですね。
最期まで側にいてあげましょうね。
お大事にして下さい。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
あれからご様子はいかがでしょうか?
明らかに異常な様子なので、早急に受診したほうがよいでしょう。
いわゆる分離不安は犬によく見られますが、猫は多くないのと、そこまで激しい症状は示さないことが多いです。
仰る症状に関しては、様々な病気から起こる非特異的な症状で、疾患の特定が難しいと思われます。
まずは血液検査から始めて、包括的に診て貰った方がよいと思います。
検査の際は絶食でお越しください。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:エポベットと腎性貧血について

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 isi453さん
先日質問した者です。
初回来院時は
クレアチニン12以上、BUN200以上で最悪でしたが、今日の血液検査の検査の結果ではクレアチニンが8.7と若干下がりました。
BUNは149、PHOSは16.1と、初回より2上昇しています。
また腎性貧血が進んでおり、初回来院時は
RBC 4.85
HCT 26.3
HGB 8.6
だったものが現在では
RBC 2.66
HCT 14.5
HGB 4.6
と、かなり低値になっています。
主治医の話では「補液を続ける限り仕方がないです」との事で、現状ではそれほど深刻な状況ではないと言われましたが、この数値はこのまま皮下補液(朝晩合計150ml~200ml)を続けて問題のないレベルなのでしょうか? 
主治医は問題ないとの解答でしたが、どうも納得が行きません。
また9月に発売された猫用のエリスロポエチンの新薬エポベットは現在のこの状況で使用した場合、有効に作用する可能性が高いでしょうか。
また実際にエポベットを腎性貧血の猫ちゃんに使用した獣医師様がいらっしゃいましたら、その臨床例をお聞かせ頂けるとありがたいです。
現在の猫の状況は元気の消失などはありませんが、徘徊が酷くなり、ほぼ一日中、何かを探しながら家中を歩き回って泣きわめき、一睡もできていない状況です。
餌はほとんど食べません。
水は若干自分でのみ、ぬるま湯は促せば沢山飲む状態です。
歯茎や耳の中は真っ白で、体温も低いような気がしますが、浴室の冷たい床に寝そべっても平気な顔をしています。
以上、ご回答よろしくお願い致します。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
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https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

食事をとらないと貧血が進んでいくことは必然になります。
血液は食事の栄養がないとつくることはできません。
リンや尿素窒素を与えないことは重要ですが、それは初期の腎臓病レベルの話かもしれません。食欲がなくなった子に関しては何でもよいので食べて欲しいということになります。それでもなかなか食べないことがほとんどではありますが。
鉄のサプリメントは無いよりは良いかもしれませんが、ほとんど意味はないと思います。鉄剤だけでも貧血は改善しません。普通に食事をとってもらう方が確実で効果があります。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
ここは意見の分かれるところかもしれませんが、、、
個人的には腎性貧血はあまり問題がないとは思っています。
確かに貧血傾向にはありますが、それ自体が体調に大きく影響することは、ほとんど無いように感じます。
ただ、貧血状態を心配されてホルモン剤などを投与される先生も多くいらっしゃいます。
エポベットは最近発売されたばかりなので、私はまだ未使用であるのと、ほとんど使用された先生はいらっしゃらないかと思います。
でもホルモン剤としては間違いのない製品だとは思いますので、個人的には、いつか使用することはあるかもしれません。
あと、気になる点は、、ほとんど食べないという子に対して、ホルモン剤がどの程度効果を発揮するかは不透明ではあります。車で例えるなら、食事はガソリンであり、ホルモン剤はエンジンオイルのようなものかもしれません。いくらエンジンオイルを良いものにしても、ガソリンがなければ車は動かない、、そんな印象があります。
補液を続けることは大切なことだとは思います。ホルモン剤を追加してみるのもありだと思いますが、どれほどの意味があるかはなんとも言えないところになりそうです。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
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どうぞよろしくお願いいたします。

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相談内容:皮下補液の適正量について

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 isi453さん
はじめまして。
猫(オス)16歳ですが5週間ほど前から食欲が全くなくなり、水も飲まず、夜中中にゃあにゃあと泣きわめいて動き回り、まったく眠らなくなってしまい、獣医師の診察を受け所、慢性腎不全のステージ4と診断されました。
クレアチニン12以上、BUN200以上と測れないほど高く、脱水状態が酷いという事で、自宅で皮下補液を朝晩100ml/1日200mlを1ヶ月ほど続け、1週間毎に診察&血液検査をしていますが、今も数値がほとんど変わりません。
ですが、皮下補液を半月ぐらいほど続けたあとはかなり元気になり、食欲が少し戻り、水も少し飲むようになり、毛づくろいや爪とぎもするようになりました。
しかし全く嫌がらなかった皮下補液を、3日ほど前から急に嫌がる様になり、その後は無理やり押さえ付けて入れていました。
皮下補液後は全く元気が無くなり、辛そうな表情でぐったりとし、トイレに行く以外は何もしなくなる状態になりました。
そこで昨日から補液を控えた所、今日の朝には食欲が回復し、ウエットフードを食べるようになりました。水もぬるま湯ならゴクゴクと飲みます。
これは補液の量が多すぎたという事なのでしょうか?
また現在は少し食欲が戻り、水もゴクゴクと飲むのですが、それでも皮下補液は必要なのでしょうか?
ご回答よろしくお願い致します。
追記ですが血液検査では腎臓に関係する以外の数値(肝臓など)は全て正常でした。
糖尿もありませんが、軽度の貧血はありとの事でした。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
確かに、口を気にして前足で搔く仕草は、口が痛いように見受けられます。
この年齢であれば、十中八九口内炎、歯肉炎はあると思います。
診察をしていないので確実な事は言えませんが、それらが原因で口を気にしているように思われます。
可能性があるとしたら他に、口唇の皮膚炎、口腔内腫瘍、顎骨骨折とかでしょうか…
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
腎臓の数値が高くとても心配ですね。
数値としては、かなり末期で、いつ亡くなってもおかしくない数値です。
それが、皮下点滴のお陰で維持管理が出来ている状況なのかなと推察します。
確かに仰る通り、点滴も大量にやれば良いというものではなく、過剰にやり過ぎると状態が悪化する可能性があります。
今回のケースは、定かではありませんが、点滴の負荷の可能性は否定できません。
また、慢性腎臓病の場合、経口で飲む水分だと基本的に不足するので点滴という治療を行います。
負担のない範囲で、点滴は継続するべきでしょう。
ご参考になれば幸いです。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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