猫が眠れない症状に関する獣医師さんへの相談内容

猫が眠れない症状に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:夜中の徘徊?

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 ラブミィさん
ラブの他に三毛がいますが、三毛は夜中はぐっすり寝てますが、ラブは夜中2時前後に起きてご飯食べてうろうろしてまた寝ますが、まるで日中と同じ行動しますがアメショーの特徴なのわかりませんが夜中寝ている様にする方法かなにありますか?

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
とても心配な状況ですね。
この症状はいつから認められましたでしょうか?
徘徊に関しては、病気の可能性が大いに考えられます。
高齢ですので、甲状腺機能亢進症や脳腫瘍が第一に考えられ、何もなければ認知機能不全の可能性があります。
まずは受診して頂き、病気の可能性がないかしっかり検査を行いましょう。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:エポベットと腎性貧血について

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 isi453さん
先日質問した者です。
初回来院時は
クレアチニン12以上、BUN200以上で最悪でしたが、今日の血液検査の検査の結果ではクレアチニンが8.7と若干下がりました。
BUNは149、PHOSは16.1と、初回より2上昇しています。
また腎性貧血が進んでおり、初回来院時は
RBC 4.85
HCT 26.3
HGB 8.6
だったものが現在では
RBC 2.66
HCT 14.5
HGB 4.6
と、かなり低値になっています。
主治医の話では「補液を続ける限り仕方がないです」との事で、現状ではそれほど深刻な状況ではないと言われましたが、この数値はこのまま皮下補液(朝晩合計150ml~200ml)を続けて問題のないレベルなのでしょうか? 
主治医は問題ないとの解答でしたが、どうも納得が行きません。
また9月に発売された猫用のエリスロポエチンの新薬エポベットは現在のこの状況で使用した場合、有効に作用する可能性が高いでしょうか。
また実際にエポベットを腎性貧血の猫ちゃんに使用した獣医師様がいらっしゃいましたら、その臨床例をお聞かせ頂けるとありがたいです。
現在の猫の状況は元気の消失などはありませんが、徘徊が酷くなり、ほぼ一日中、何かを探しながら家中を歩き回って泣きわめき、一睡もできていない状況です。
餌はほとんど食べません。
水は若干自分でのみ、ぬるま湯は促せば沢山飲む状態です。
歯茎や耳の中は真っ白で、体温も低いような気がしますが、浴室の冷たい床に寝そべっても平気な顔をしています。
以上、ご回答よろしくお願い致します。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

食事をとらないと貧血が進んでいくことは必然になります。
血液は食事の栄養がないとつくることはできません。
リンや尿素窒素を与えないことは重要ですが、それは初期の腎臓病レベルの話かもしれません。食欲がなくなった子に関しては何でもよいので食べて欲しいということになります。それでもなかなか食べないことがほとんどではありますが。
鉄のサプリメントは無いよりは良いかもしれませんが、ほとんど意味はないと思います。鉄剤だけでも貧血は改善しません。普通に食事をとってもらう方が確実で効果があります。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
ここは意見の分かれるところかもしれませんが、、、
個人的には腎性貧血はあまり問題がないとは思っています。
確かに貧血傾向にはありますが、それ自体が体調に大きく影響することは、ほとんど無いように感じます。
ただ、貧血状態を心配されてホルモン剤などを投与される先生も多くいらっしゃいます。
エポベットは最近発売されたばかりなので、私はまだ未使用であるのと、ほとんど使用された先生はいらっしゃらないかと思います。
でもホルモン剤としては間違いのない製品だとは思いますので、個人的には、いつか使用することはあるかもしれません。
あと、気になる点は、、ほとんど食べないという子に対して、ホルモン剤がどの程度効果を発揮するかは不透明ではあります。車で例えるなら、食事はガソリンであり、ホルモン剤はエンジンオイルのようなものかもしれません。いくらエンジンオイルを良いものにしても、ガソリンがなければ車は動かない、、そんな印象があります。
補液を続けることは大切なことだとは思います。ホルモン剤を追加してみるのもありだと思いますが、どれほどの意味があるかはなんとも言えないところになりそうです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:甲状腺機能亢進症

飼い主からの相談

相談者:千葉県 つとむさん
今年の3月診断されました。T4値が測定不可10以上でチロブロック1.25mg1.5錠を朝夕処方され落ち着いていましたが、先月から多動と鳴き叫ぶ症状が再度現れ、検査したところ4.3とさほど高値ではないため積極的な薬の増量はありませんでした。
しかし、夜間に酷く、可哀想で見ていられず、私も睡眠不足になってしまったため、再度診察していただき、3.125mg朝夕に増量してもらいました。3週間経過しましたが改善されません。診察時、痴呆症状があるようには見えないと言われました。私の戸締まりミスで脱走した時も帰ってくることができましたし、トイレも問題ないです。鎮静剤セルシンは後肢が立たなくなるため使えません。ガバペンチン200mg 8/1を服ませても変化ありません。今のとこ食欲はあります。改善策をご教示いただけるようよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
甲状腺機能亢進症については、症状がおさまるまでは内服薬の量は増やしていってかまいません。
一応、最大量は5.0mgを1日3回までと一般的に設定されていますので、まだ増やしても問題ないかと思います。
個人的には甲状腺の薬を増やすことが第一かと思います。
なお、T4値については下がりすぎてもあまり問題ありません。数値が1.0くらいになるのを目指してもよいレベルかと思います。
年齢的にも、検査値をかなり下げてあげないと、症状は改善しにくいとは思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:猫が2時間おきに食べて夜人間が寝れず人間が健康障害を起こしています。

飼い主からの相談

相談者:東京都 Romi_in_Tokyoさん
10歳の雑種の雄猫の質問です。
生まれつき心臓に穴が開いていて雑音がします。
2時間おきに餌を要求して、それは夜中も続きます。
体重は平均的で今のところ異常ではないようです。(近所の獣医さん)
夜中人間が2時間おきに起こされて、カリカリだと軟便になるため、缶詰をあげないとかじってきて怪我をします。
夏は缶詰を出しっぱなしにできず置き餌にすると過食して吐くのでいちいち起きて缶詰をあげて、夜中に大便をした時はその処理もしないといけず、
高齢の母も私も体力が限界で二人とも体調不良で猫を手放すことを考えてしまいます。
このままだと家族全員倒れてしまいそうです。
私は不眠でメンタルに不調をきたし、心療内科で薬をもらっています。鬱っぽいです。
猫がなんとかせめて5時間、できたら6時間寝てくれる方策はありますでしょうか?
心臓の穴は関係ありますでしょうか?
助けてください。もう限界です。手放すしかないでしょうか?
うちは広くなく、猫を隔離する部屋は作れず、作っても多分一晩中ドアを引っ掻くと思います。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
5、6時間寝てくれる方策ですが、例えば鎮静剤などの飲み薬で対処が可能かもしれません。ただ、飲み薬なので、飲ませられるかという問題が出てきます。缶詰のフードにうまく混ぜたりすることで対策ができるかもしれません。
あとは、10歳を超えてくると甲状腺の問題などで、食欲が止まらなくなることがあります。甲状腺の検査を受けて、異常があれば飲み薬での治療をすれば、食欲がおさまる可能性はあります。
他には、やや難しい方法かもしれませんが、子猫を迎え入れるという方法もあります。子猫がいると先住猫はわがままがきかなくなって、大人しくなる可能性があります。そのかわり子猫はワンパクではありますが。
去勢手術をしていなければ、去勢手術をしてみるのもひとつの方法です。ホルモンの分泌をおさえることで、大人しくなる可能性もなくはないという感じです。
心臓の穴は生まれつきということであれば、直接は関係がないような気がします。心臓は食欲にはあまりつながりません。
ただ、飼い主様の健康あってのペットなので、手放すというのは悲観的なことではありません。やむを得ないケースもあります。でも、できたら最期まで面倒を見てあげて欲しいというのはあるので、上記のような提案をさせていただきました。もしよかったら試してみてあげてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:腎臓、心臓病、胸水の猫との闘病生活について。

飼い主からの相談

相談者:広島県 はっさくさん
今年2/19、元々20歳の老猫でエサの食べが最近は特に少なく、首が上がらない状態の低カリウム血症になり動物病院へ行きました。
血液検査の結果、多飲多尿はあり腎臓は良くはないですが思ったより酷くないとの事でした。
その日に点滴も受け、腎臓の水薬、カリウム錠剤を処方して頂きました。
普段からではありますがご飯の食べが少ないので(その時は一日で缶ずめ半分食べるかどうか)あまり食べれないなら元気になるまでは点滴を受けた方が良いとの事で、219〜2/22の間で3日間皮下点滴を受けに行きました。
2/23の夜に寝ている時の早い呼吸のお腹の動きが気になり、
2/24の朝の時点では明らかに呼吸と心臓がとても早く苦しげな呼吸の状態でした。
そのまま2/24に病院へ。
心電図を少し見せて頂いたのですが明らかに異常な図だそうで、
心臓が1分間で200以上(260…?一瞬だったのですが200代でした)、フンッフンッと体が動くほどの呼吸が1分間に60回程でした。
血圧は5回測った平均を取るそうで、1~3回目は問題のない平常値だったそうですが段々と上がっていき最後の2回は上が180~200程なっていました。(先生は結局ちょっと分からないね…とおっしゃってました)
エコーも行い、心臓肥大があり胸の周りに水があるとの事でした。
先生は「心臓が悪いのは確か。ただ点滴も逆効果で良くなかったかも…」とおっしゃってました。
今までの20年間では激しい呼吸や咳などはした事はなかったです。
2/24、利尿剤(ラシックス、1/6錠を1日2回)、強心剤(ピモベハート、1/2錠を一日2回)を処方して頂きました。
2/26、現在まだ早めで体が揺れる呼吸の仕方ですが、寝転がる事も出来なかった一番酷い時よりは一時マシになっているのかな…という感じです。(昼はマシでも夜中に酷くなったりします。横になると苦しいのか、あまり眠れてないように感じます。)
食欲的には腎臓に良い療養食に変えてみたのですが食い付きはあまり良くなくすぐ食べるのを止め、
療養食ではない缶詰は少しづつ食べる状態です。(ヒルズのプリスクリプション(特別療養食)a/dや、おやつ系だと缶詰1/3〜半分程など)
病院の先生には今は取り敢えず食べれるものをと言われましたが、今後出来るだけ療養食優先か、とにかく食べれる方を優先か、どちらがより大事かもお聞きしたいです。
そして薬について心配や不安がありまして、
発症当初から呼吸と心臓がドッドッドッと激しい動きで早く動いている状態なのですが、今後強心剤を飲み続けても大丈夫なのでしょうか…。
獣医さんの判断が素人なんかより正しいのはもちろん理解しているのですが…
震えたり興奮して酷く暴れて嫌がったりなど通院に酷いストレスがかかっているようで、多少は食べているのに安易に点滴に頼りすぎて酷くしてしまったのかと後悔してしまったり、
心臓を楽にしたり負担をかけないようなお薬がある中、激しい心臓の動きをしている状況の猫に強心剤を飲ませ続けて正しいのか、弊害が無いのかが、知識がない故に不安になってしまっております…。
是非ご助言など頂けましたら幸いてす。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

低カリウムになっておりますと筋肉がしっかりと収縮できなくなります。腎不全で尿崩症状態になるとカリウムを喪失し、心筋の動きが悪くなり、元々心筋症があるとさらに悪化します。
そこに補液をしますと循環血液量が増え、行き所を失った血液中の水分が胸腔内ににじみ出してしまいます。
点滴や皮下補液が必要なのに出来なくなる状況になるわけです。
この場合、必要最低限の補液量を探っていかなければなりません。フロセミドやARB製剤やACE阻害薬で肺水腫を改善しながら(防ぎながら)慎重に治療を進めていきます。
それでも呼吸不全になる場合には補液も食事も止めると案外とおだやかに臨終の方向に向かっていきます。
これは敗北ではありません。「愛猫と飼主のフィナーレの時の過ごし方」=大事な場面です。
酸素テントは愛猫ちゃんに良いプレゼントでしたね。
獣医師に任せずに崇高な判断をして下さい。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

胸に水がたまっているのであれば利尿剤は必要です。
皮下補液をしながら利尿剤を使いセミントラなどのARB製剤(テルミサルタン)を内服しながら腎臓の保護を行うのもありです。
しかし、食べ物を受け付けないのは、尿毒症による吐き気と胃腸の蠕動運動低下によりますので、食べる事は苦痛なはずです。
実際に目の前にしませんと何が得策かは断言できませんが、今までしっかり治療をしていてもこの状態になると治療を終了することを提案することもあり得る状態だと思います。
口から無理に何も食べさせない・水を少しずつ含ませる・場合によって少量の皮下補液を行う・何しろ温かくしてあげる・出来るだけ側にいてあげる・家でのんびりさせて住み慣れたところで飼主様と一緒に最後を迎えられると良いですね。
人間であればこれは消極的安楽死と考えられ到底認められません。しかし幸か不幸か治療を止める選択肢もございます。
拝見せずにこの様な話をしますと誤解を生じたり、この文章を読まれた第三者にお叱りを受けるかもしれませんが、あえて話します。
動物は人間以上に覚悟が出来ていると思い生ます。動物の尊厳も考えて治療を終了することも今まで連れ添った相棒に対する最後のプレゼントかもしれません。
人に言われて決めたことは後悔します。辛いでしょうがご自身でしっかりと判断して下さい。
いつかその日が来るまで、どうかお大事にして下さい。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

腎不全から尿毒症に陥った猫に対する治療として、補液(皮下点滴)は一般的です。
しかし、かなりの高齢で心肺能力が衰えた猫では、肺水腫や胸水で呼吸困難が起こるリスクがございます。
輸液量は慎重に探っていく事になります。
場合によっては入院して血管から一日かけてゆっくり投与しないといけないかもしれません。
しかし、年齢を考えると、頑張らせて入院で延命させることが幸せとは言いきれません。
今後の治療は主治医と十分に話し合って納得のいく形で続けましょう。
来院された方には最善の治療をするのが獣医師ですが、飼主の最善・動物にとっての最善は異なります。
注射による治療も混合できない薬も多く、注射本数も増える事もあります。
もちろんこの状態ですと内服薬も多くなり投薬も苦労することでしょう。
最終的には、流されずに自分がこの子に何をしたいかよく考えることです。
お大事にして下さい。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

ご冥福をお祈り申し上げます。
入院等のさらなる治療をせず、しっかり家で看取れて、愛猫は寂しい思いをせずにしっかりとお別れが出来たことと拝察します。
大変でしたね。飼主の方々もねこちゃんもほんとうによく頑張りました。
きっとこれから色々とこみ上げる思いがあると思います。
ペットロスになると思います。私はペットロスは乗り越えるものでは無いと思います。
家族の死のいたみは乗り越えるものではありません。
これからは愛猫の霊位とともにしっかりと一心同体で生きていって下さい。
飼主の心の中で愛猫は生き続けます。
いつの日かあなたが亡くなる時に愛猫にしっかりと生きたよと報告できるように、お天道様の下を歩んでいきましょう。
辛いでしょう。今はとことん泣いていいんですよ。
悲しみの涙は天国の猫ちゃんにとって甘露の雨となって降り注ぐことでしょう。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

良く猫と対話して下さい。
尿毒症によりいよいよ食事を受け付けなくなってくる場合には、食べる事によって一層吐き気や悪心におそわれます。しかし、少しずつ口当たりの良い物を与えて吐き出さずに消化できるようであれば、まだ体は生きようとしているわけです。
死を受入れる時期が来ているのか、命の炎はまだ燃え続けられるのか。ここを見極めないと苦しい時間を延ばすだけの場合もございます。
なお、この状態で飢餓の苦しみは無いはずです。死期が近づき食べられない時は食べない方が体は楽な場合が多いものです。
ただし、今がその時かどうかは拝見していない者にはわかりません。
症状が落ち着く状態であれば少しずつ食べさせて一日も長く一緒に暮らしていく選択になります。
大変でしょうが、しっかりと寄り添ってあげて下さい。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
食事というのはあらゆる病気を治すうえで、また生きていくうえで絶対に必要となります。なので、とにかく食べれるものを食べた方が良いです。療養食が理想的ではありますが、食べないなら食べれるものを与えた方が無難なことは多々あります。
強心剤については状況によります。心臓病は簡単に分類すると、弁膜症・心筋症・腫瘍などに分けられます。
弁膜症であれば強心剤は有効です。一方で心筋症や腫瘍の場合は投与の注意が必要です。心臓がどのような状況かが不明なので、なんとも言いづらいところです。
でも確かに心臓が激しい動きをしているのであれば、投与を控える方が無難かもしれません。単純に利尿剤だけでも十分効果は期待できる可能性があります。
どうぞよろしくお願いします。
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『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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