犬が頭、胸、腹を痛がる症状に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

犬が頭、胸、腹を痛がる症状に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:死因について

飼い主からの相談

相談者:群馬県 pocomamaさん
愛犬が口から出血、けっこうな量で、口、喉元が汚れ布団にも床にも鮮血の血溜まりで驚きましたが、具合は悪そうでなく寝てしまい翌朝はご飯をバクバク食べれました。翌朝病院へ連れていき医師は歯周病の悪化で採血の結果、貧血もあり繰り返すと輸血も必要になるから早めの抜歯を薦められ、15歳の老犬に全麻はと躊躇してましたがお任せすることに。1日入院をして無事覚醒してくれたので安堵してたのですが。
帰宅してから、口を大きく開けて上下に振ってキャンキャン鳴いてもがく行動をしました。
初めは、口の痛みだろうと思い、痛み止めを飲ませても変わらず、病院へ行くと医師は脳からだと。
脳腫瘍、髄膜炎いずれもMRIでないと確定診断はできないとのことでした。
このままでは見てるのも、可哀相で緩和をお願いしステロイドの注射をしたが効かず。眠剤で眠らせるくらいしかできませんでした。1週間鳴き続けて力つき亡くなりました。
15歳で1年前から認知の症状がありました。
トイレの失敗、徘徊、狭い所に入る、攻撃的になるなど。最近は夜鳴きもするようになってました。
私は脳の病気も疑いましたが、てんかんは一度もなかったです。壁に頭をつけて、じっとしてることはありました。
でも、抜歯前は口を開けて上下に頭を振る行動などなかったのに、全麻したことで急に脳の症状がでたのでしょうか?
痛い思いをさせてキャンキャン鳴いてた愛犬の声が耳に残り私は自責の念にかられています。
本当に可愛い仔でした。
どうかご意見をお聞かせください。
いくらネットで調べても、この上下に頭を振る症状がでてこないです。
よろしくお願いします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
上下に頭を振るというのは痛みからきている可能性もありますし、脳などの中枢神経症状なのかもしれません。
痛みの場合は、歯の痛みかもしれませんし、脳でのトラブルによる頭痛かもしれません。
認知の症状があったということであれば、脳の問題も十分に考えられます。
脳の問題である場合はMRIなどの検査をしないと確定的なことは申し上げられないのですが、ステロイドなどの治療をすることがほとんどです。
全身麻酔をすることで、脳圧が上がり、中枢神経の症状が出ることは稀にあります。
私自身も何度か経験があります。こればかりは予測が不可能で、適切に対応して落ち着くこともあれば、ダメなときもあります。
今となってはなのですが、抜歯程度であれば麻酔をかけずに行うこともできたのかもしれません。
歯がグラついていた場合は、簡単に抜けたりするものです。
ただ、歯周病全体のケアにはどうしても麻酔は必要となりますが。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
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https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

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相談内容:浸潤性脂肪腫かどうかはエコー検査でわかりますか?

飼い主からの相談

相談者:北海道 JACKさん
愛犬の脂肪腫が浸潤性かもしれないということでct検査を勧められたのですが、麻酔を考えると考えてしまいます。
エコーで診断がつく、と記載している記事がネットで見つかったため、それが可能かお聞きしたく、質問させていただきました。よろしくお願い申し上げます。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

脂肪腫が呼吸器系の器官を圧迫することは十分に考えられます。
その確認はレントゲンが最適だと思います。エコーでは空気が反射してしまうので、呼吸器系の判定には向いていません。
あとは数回に分けた方が負担が少ないというのは、正しいのか良くわかりません。
場合にもよるのでしょうが、かかりつけの先生の話だと、歯石除去+CT検査+脂肪腫の摘出で3回麻酔をかけるという話になりそうです。
もしかしたら、麻酔前の検査も3回必要ということでしょうか。。
一般的に麻酔の回数は少ない方が良いとされるので、私なら歯石と脂肪腫の切除は同時に行い、検査も麻酔も1回で済ましますが、先生それぞれの考え方ということになります。石橋を叩いて渡るタイプの先生なのかもしれません。悪いことではないのですが、とうしても時間と費用がかかりますね。
検査するべきというのは分かっても、浸潤性であったら手術をしないのかというのがポイントです。
浸潤性かどうかを知って、果たしてどうしたいのだろうと思います。
呼吸を圧迫するレベルであれば、浸潤性どうこうではなく切除をするべきだと考えられます。呼吸は命につながりますので。
(もしかしたら、地域の別の先生にも意見を仰ぐべきなのかもしれません)
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
浸潤性というお話であれば、頸部や脇、肋骨など前胸部などでのお話でしょうか。
そもそも浸潤性かどうかを深く考える必要がどの程度あるのか、個人的には疑問ではありますが。
肥大化がどんどん進み、運動や呼吸を圧迫するようなレベルになりそうであれば摘出をすればよいのではないでしょうか。
浸潤性であれば少し、面倒ではありますが、しょせん、脂肪腫なので手術は問題なくできると思います。
手術の難しさや再発率の違いという問題なだけで、寿命等にはかかわらないはずです。
CT検査をしてある程度、浸潤性かどうかは判定できるかもしれませんが、、、仮に浸潤性でなかったとしても、今後、手術しなくて良いという話ではないのではないかと思います。もちろん浸潤性であれば手術と言われてしまうのだろうとは思いますが。
浸潤性=悪性という訳ではありません。悪性かどうかはCTではわかりません。浸潤性だから手術をしなければというのも、、、正しいのかどうかよくわかりません。
エコーで診断がつくというのは、エコーで診断できることがあるという認識が良いかと思います。筋肉組織と脂肪組織ではエコー原性(色の濃さ)が違うので、それで判定するのだと思います。あまり一般的な確認方法ではありません。そもそも浸潤性かどうかを検査すること自体にあまり意味がありませんので。そういえばCTでの検査もCTでわかることがあるというレベルだと思います。脂肪組織が入りこんだ筋肉は非常に菲薄化していることも多くCTでは分かりにくいような気もします。(画像の分解能は一般的にエコーの方がはるかに上です)CTは全体像を見るには適していますが、、、脂肪腫がどれくらいのサイズなのかというのが問題点かもしれません。サイズがかなり大きければ(直径が10cm以上くらい)CTもありかもしれません。
大きくなるようなら摘出をする、そうでなければそのままでおいておく。それでよいのではないでしょうか。
個人的には大きくなったなあ、しんどそうだなあと感じたら、手術をおススメするようにしています。
どうしても浸潤性かどうか気になるなら、とりあえずエコーでみてみるのもありだとは思います。サイズによりますが、CTよりは分かりやすいはずです。
麻酔は絶対安全とは言えないので、やはり注意は必要ですね。でも、もしどんどん大きくなってきているようであれば、手術するべきとは思います。どうしても麻酔は必要ですが。(あくまでCTやエコーが必要かどうかは疑問です)
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:突然痛がります

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 ことらさん
夕方に散歩に行こうとして準備しようとし抱っこしたら突然あばらを痛がるようになりました。抱っこするときにすこしキャンと言い、怒るような感じのうなり声を出しました。(うちの子は痛がると怒る仕草をします) ですが散歩は普通にできるし家でも走り回るしご飯もいつもと変わらなく食べます。心配です。
※通院などしていません

早乙女 真智子先生(マリーナ 街の動物病院)からの回答

こんにちは
動物が痛みを現す時は原因となるものが進行している時です
胸部や胃腸にトラブルが出始めている時にもそのようなしぐさをする子は多くみられます
この時季、蒸し暑さや気温変動が激しく胃腸系に問題を抱えている子が結構います
また、胸部の問題ですが肋骨なのかはたまた心臓・肺なのかなど 今のうちに診察して頂いた方が良いでしょう
早め早めに対処しましょう
8歳も過ぎシニア期ですので、是非重大な病気にしない為にも定期的な受診と健診を受けていくようにしましょう
病院は病気になってから行くところという意識から 病気にならない・健康維持の為に行くところという考えにシフトチェンジしていきましょう
お大事になさってください

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相談内容:三ヶ月半のヨークシャテリアが前足を痛がっている様に見えます

飼い主からの相談

相談者:富山県 soraさん
2点ご質問があります。
犬種はヨークシャテリアで月齢3ヶ月半です。
●1.右前足でびっこ引いています
 先日の事ですが、2回ほど「一度だけキャン」という鳴き声と共に右前足でびっこを引き、痛がる様子が見受けられました。1度目はサークルに飛びつこうとしてジャンプした時です。2回目はサークル内を周回する際にぬいぐるみに躓いた時に鳴きました。この2回は同一日で時間の間隔は略ありません。2度とも暫くの間びっこを引く様に歩いていました。その後、様子を注視していますが特に痛がる素振りやびっこを引く等の挙動は以降ありません。
 これは、獣医に診察して頂く必要があるのでしょうか。それとも経過観察で宜しいのでしょうか。
●2.伸び(祈りのポーズ?)をします
 朝一番にケージから出す際、1回若しくは複数回標記ポーズをとります。このポーズは概ね寝起き後にしている様に見受けられますので最初は伸びをしているもの考えていましたが、ネットで色々と調べていると「S.O.Sのサイン」で腹痛を堪えていえる様な記載がありました。これには「膵炎等の可能性もあるので早急に獣医に診てもらって下さい。」との記載があり心配しております。
自宅へ迎えて2ヶ月程になりますが、嘔吐は2回だけありました。1度目は5粒ほどのフードと白い泡、2回目は黄色い液のみです。各々の間隔は空いています。
 これは、本当に腹痛を堪えているのかストレッチの一種なのか判断出来かねております。当方、何分にもペット飼育初心者の為に色々と知識不足が否めません。何卒、ご見識をご教示頂けます様お願い致します。
長文、大変失礼致しました。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

子犬のうちは色々なことが心配の種になることと思います。
1
その後症状がないのであれば、様子を見ても良いでしょう。
しかし念のため、ワクチンなどの機会で動物病院に行ったときに確認してもらいましょう。
2
そもそも膵炎は幼少の犬がかかる病気ではございません。
ただ、腹痛が有るのか無いのか・多の消化器疾患が無いかどうかは判りませんので、検便用に便を持って動物病院に行きましょう。
お大事にして下さい。

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相談内容:心臓と腎臓が悪い飼い犬への対処法について

飼い主からの相談

相談者:福島県 ひつじさん
はじめまして、
アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。チワワ×シーズーのミックス15歳です。
9月中頃から脇腹を触ると呻く、咳き込むようになり、
10/1に病院に連れて行ったところ、心臓(左心房)と腎臓が悪いと言われました。
エースワーカーを処方していただき、それから二日間、犬は横になることができず、ずっとお座りの姿勢のままうたた寝をし、ごはんもあまり食べなくなりました。
今日、病院に連れて行ったところ、肺に水が150cc程溜まっているとのことで、
注射で30ccほど抜き(痛がるため途中で断念)、あとは利尿剤で水を出すことになりました。
水を検査したところ心臓のせいか、癌か五分五分だそうです。
質問なのですが、
1.15歳と言う年齢上、心臓、腎臓(またはガン)の手術による治療は無理と判断した方がいいですか
2.利尿剤は腎臓に負担が掛かると聞きましたが、かと言って注射のみ、飲まないということはより危険な状態になると考えていますが、負担を軽くする方法はありますか
以上、よろしくお願いいたします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

今はまず食べられるものを食べることの方が重要です。
サツマイモが腎臓に良くないと言うことは気にしないでください。
元気な子がサツマイモを常食するのは良くないでしょうが、いまは生命維持に必要なカロリーを摂ることが重要です。
バランスを考えると、出来れば動物病院で少量で栄養をとれる流動性の療養食を処方してもらうと良いでしょう。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

肺に水がたまった状態は緊急性がございます。
ずっとお座りをしたままと言うことは相当呼吸が苦しい状態を意味します。
腎臓の負担のことは考えずに、まずはしっかりと利尿剤を続けることが肝要です。
なお、今の状態で麻酔や摘出手術は無理だと思いますが、拝見していない獣医師が断言することは出来ません。
お大事にしてください。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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