シーズーの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容

シーズーの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:クッシング症候群の治療を決めかねています。

飼い主からの相談

相談者:兵庫県 しいさん
2年前ACTH検査でクッシングのグレーゾーンと診断され、その時にエコー検査で副腎の片側肥大(約13㎜)も知りました。
高用量デキサメサゾンの検査を重ねて、グレーゾーン(19.7)だったこともあり、経過観察で投薬は見合わせるという医師の診断でした。
今年2月血液検査でALPの高値(2万を超える)ALTは基準値よりやや高いASTは基準値、他は中性脂肪が400を超える、コレステロール値が318(337)までが正常値、リパーゼが170(160までが正常値)シスタチンcがやや高い。尿素窒素は正常値。血糖値は正常値等。
クッシングの治療を勧められましたが、ALPはどうしても下げないといけないものでもない、副作用があるのでそれを承知した上で判断すること、副腎に関しては偶発腫で本来は手術が第一選択肢であるが、年齢等もあるので投薬治療をとお聞きました。現在17㎜になっています。
そのように進めるつもりでいたのですが、ちょうど同じころに5年前に発症したドライアイが進行し、治療を始めており、クッシングの治療を勧められた頃に右目の涙腺が機能していないと言われ、治療は継続していますが、自宅でも毎日3回、洗浄液で洗眼し時間を開けて何種類かの点眼という作業を、ここ3か月ほど続けていて、通院は内科治療とは別の眼科に、約2,3週に一度のペースで続けている状態で、もうすぐ16歳になる仔に2か所の通院、眼科の治療と併せてクッシングの治療をすることの是非を考え悩んでいます。
お薬の量の調整のためにホルモン検査を定期的に重ねることになると思いますが、今現在、右目は洗浄しても1,2時間でまた充血しますので、痛みが出ないように気を付けて洗浄、点眼を欠かさないようにしています。
半日以上預ける検査をずっと継続していくことが、目のことを考えると心配であり、命を優先させることは理解しても、目の痛みは出来る限りそうならないように考えてやりたいと思い…。
クッシングに関して
これからの季節は夕方から夜にかけてパンディングが多くなり、その時間は家の中を歩きながら自分で調整しているようです。
それ以外は食事は相応量で、夏場は少し飲水量は増えますが、多飲多尿ということはないと思います。夜もよく眠っていて、色々なことを理解しているようです。外に出ないので後ろ足の筋肉量は落ちているようですが、今でも時に、家の中を走っているような時もあります。ほんの短い距離ですが。
この4月に甲状腺機能低下症と診断を受け、現在チラーチンs50を朝夕二回服用していて(お薬のせいかここ半月ほどで体重が少し減少しています。現在6.5㎏)3月からはウルソ50を同じく朝夕2回服用しています。
このように併発病が多いと聞きます。甲状腺に関しても本来はクッシングの治療を優先するべきなのかとも。
クッシングは症状治療と聞き、完治することはないので今現在優先するのはALPの値を下げることともいわれ、またどうしても下げないといけないものでもないというお考えもあるようです。
また、ホルモン検査の前に、ある程度目の方を優先させてあげる方が良いとも聞いています。
どうしてあげることがいいか、また検査をしたのが3月末ですので、早く治療の方向を決めないとと思っています。
アドバイスをいただけますでしょうか?

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

クッシングであっても点眼でステロイドを使用することは悪いことではないかと思います。許せるレベルですね。私自身も処方することはよくあります。(特にシーズでは))
一応、非ステロイド性の点眼液もありますが、そこまで意識しなくてもよいはずです。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

副腎腫瘍はコルチゾールというホルモンが多く分泌されている可能性があります。
コルチゾールがたくさん出ている状態では甲状腺の作用がおさえられて、治療が困難となる可能性があります。
あと、そもそも全身に影響を及ぼす腫瘍性疾患がある場合に甲状腺の治療や検査はほぼ無意味になると考えた方がよいかと思います。影響力の腫瘍があるというだけで甲状腺の低下します。それは体の正常な反応です。代謝を抑えて、体はエネルギーの浪費を少なくしようとします。なので、あえて抑えている甲状腺機能に薬でホルモンの追加するのは望ましいことではありません。
できるだけ甲状腺の検査や治療は単独で行うべきです。他の病気がある場合には、経過をみていくことが困難となり、場合によっては治療が逆効果になってしまうことがあります。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
情報量が多いため、なかなかお答えがしにくい感じです。
どの点が一番悩まれているのでしょうか?
眼科治療はクッシングとは切り離して治療を進めればよいと思います。順番などは関係ありません。シーズーという犬種でドライアイになることはよくあります。
また、クッシングの治療とありますが、副腎の腫大(腫瘍)があるのであれば摘出治療が最善ではあります。それをしないのであれば投薬を行えばよいと思うのですが。。
病気がたくさんあることは仕方ありません。
端的に何を悩んでいるかを記載いただいた方が回答しやすそうです。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

反対に、効果があるという感じは受けないと思います。
あくまで、様々な症状の進行を抑えるといったイメージです。
それでも手術をしないのであれば、せめて投薬治療は行っていった方が良いはずです。
血栓症の予防くらいには、ある程度つながってくるはずです。
効果が感じにくい治療なので、悩むところではあると思います。
注意点としては飲み薬はかなり少量に抑える必要があるということです。先生によってはそのことをご存知ない方がいらっしゃるので気を付けないといけません。
少量にしないといけないので、体重によっては治療ができない場合もあります。
あとは副腎腫瘍があるときに甲状腺の治療はおすすめしにくいかもしれません。相互作用にそぐわないような気がします。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
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■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

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相談内容:目の動き

飼い主からの相談

相談者:京都府 みーたんさん
17歳のシーズーです。
最近、寝てる時、起きてる時など
目が左右に小刻みに動いたりします。
この目の動きが1日に何度かなります。
これは、何か病気の可能性があるのでしょうか?
ご意見宜しくお願いします。

早乙女 真智子先生(マリーナ 街の動物病院)からの回答

こんばんは
ご高齢のシーズーさんですね
眼振が出ているようですが受診されましたか?
内耳の問題や脳圧の問題なども考えられる症状です
ふらつきなどは無いのでしょうか
担当医にご相談された方がよろしいかと思います
お大事になさってください

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相談内容:目のなかの毛 

飼い主からの相談

相談者:千葉県 よんよんさん
目のなかの毛が延びてきました。
どんどん延びますか?
ほっておいて大丈夫ですか?

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

はじめまして、よろしくお願いいたします。
僕が該当動物を診察させていただいたわけではありませんので、的はずれなことを書いてしまうかもしれません。
一般論に終止してしまう場合もあるかもしれません。ご了承ください。
僕は飼い主様の投稿文をコピー・アンド・ペーストして、文中の意見に矢印を書いてコメントすることにしています。
読みづらいかもしれませんが投稿文を見逃さないようにするための個人的な工夫ですのでご理解ください。
目のなかの毛が延びてきました。
どんどん延びますか?
ほっておいて大丈夫ですか?
⇒毛は伸びます。抜くのも方法ですが、伸びかけの毛が目に入るとこすっていしまうためあまりおすすめしません。毛が入っても痛くないように眼軟膏を使用してみてはいかがでしょうか?よろしくお願いいたします。

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相談内容:逆さ睫毛 手術するか悩んでいます

飼い主からの相談

相談者:千葉県 よんよんさん
毎月毛抜きに行きます❗
痛くて可哀想だし手術してスッキリが良いかな⁉️  今 生えているのは
目頭から眼球に届きそうな位置です
毛抜きしなくても痛がったり擦ったり
ショボショボしたりはしていません!
毛抜きしないと目の病気になる
可能性が有りますか‼️
シーズの2才 避妊済み

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

先生 有難う御座いました❗
我が家に迎えてから毎月 睫毛抜きに
行っていました❗ 病院によっては飼い主を
診察室に入れて見せながら抜きました❗
最近 病院が近くなると嫌がります。
一度は手術同意書にサインしました❗
5/17手術です…。
キャンセルしました❗
目やには出ますが絶えず綺麗にして
目薬2種類を朝 晩 さしています❗
目薬はいやがりません‼️
ある程度 伸びたら生えは止まるのですね❗
⇒毛の生えは止まりませんよー。ただ逆睫毛の場合抜きたてが最も目をこするため伸ばすのもありだということです。
眼球に届きそうですけど‼️
目が真っ赤になるとかは無いのです…。
軟膏とは目薬ではないのですか?⁉️
⇒眼軟膏とは点眼薬とは異なり長時間眼球表面に留まる形状の目薬のことです。犬の涙の回転速度は人よりもだいぶ速いですので、多くの場合僕は眼軟膏で処方します。
三郷のくみ動物病院に診察して
安心しようと思っていました❗
3-4ヶ月先の診察どの返事です…。
先生の御言葉 助かりました。
本当にありがとうございます❗
⇒手術の是非は診察していませんので分かりませんが、慌てる状況でないのであれば情報を正入りしてどのような治療を行うか吟味されるのが良いかと思います。よろしくお願いいたします。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

はじめまして、よろしくお願いいたします。
僕が該当動物を診察させていただいたわけではありませんので、的はずれなことを書いてしまうかもしれません。
一般論に終止してしまう場合もあるかもしれません。ご了承ください。
僕は飼い主様の投稿文をコピー・アンド・ペーストして、文中の意見に矢印を書いてコメントすることにしています。
読みづらいかもしれませんが投稿文を見逃さないようにするための個人的な工夫ですのでご理解ください。
毎月毛抜きに行きます❗
痛くて可哀想だし手術してスッキリが良いかな⁉️  今 生えているのは
目頭から眼球に届きそうな位置です
毛抜きしなくても痛がったり擦ったり
ショボショボしたりはしていません!
毛抜きしないと目の病気になる
可能性が有りますか‼️
シーズの2才 避妊済み
⇒眼を気にする素振りがないのであれば羞明ではありませんので基本的には放おっておいて良いのではないでしょうか?
毛がよく当たる部位に黒色色素沈着があるのであれば眼軟膏の使用を推奨します。
逆睫毛は生えた手が一番引っかかります。逆にある程度伸びれば気にならなくなることが普通ですので軟膏による色素沈着予防が現実的な線かと思います。手術では得なくなればいいですが、また生える可能性もまあまあ高いですので僕であればまず勧めません。

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相談内容:体を痒がる。涙目

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 romioさん
はじめまして、11ヵ月になるシーズですが、わき腹と、首のまわりを、痒がります。
これは首にマイクロチップが、入っているせいもあるのでしょうか?
フードのせいでしょうか?後ろ足の爪のところあたりからフードと同じ色が出て、真剣に舐めまくります最近手の付け根の爪も舐め始めました。
目は餌やけみたいに、やはり足と、手と同じようにフードの色がでます。色々フードも、変えましたが、TLCからアダホームこのあたりから体を掻き始めたので、やめていまロイヤルカナンに、していますが、初めの頃にあまりにも毛玉がすごく今のロイヤルカナンに、変えたら毛玉の方は、落ち着き、涙やけ等はあきらめ今に至っています。
途中で手作りご飯をやりましたが、栄養が偏ると思いやめました。何か、良い方法があればアドバイス御願いいたします

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 今晩は。
 まず重要な事は原因を究明する事です。今の症状が本当にフードのせいかどうかは分かりませんが、まずは皮膚病であるかどうかを診断する事です。
 
 皮膚病にはかなりの種類があり、そのほとんどが見た目は似たり寄ったりです。
 判定には検査が必要な事もあれば試行錯誤で、消去法で診断を付けていったり薬に対する反応を見て決める事もあれば、Z/Dやアミノプロテクトケアのような特別食を一定期間あたえて、改善するかどうかを拝見する事もございます。
 我々獣医師には時間が必要ですし、飼い主の方は忍耐力が必要になります。
 良い方法に対するアドバイスは出来ませんが、まずは診察を受けてみてください。
 お大事にしてください。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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