ポメラニアンの手・足の異常に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

ポメラニアンの手・足の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:体の傾き、強ばり

飼い主からの相談

相談者:愛知県 四宝さん
15歳ポメラニアンのオスです。
今朝突然、体が右に傾き、真っ直ぐに歩けなくなりました。しばらく経つと普通に歩けてたので様子を見ようと思いました。仕事から帰ってきた夕方は普通に歩いたので安心しましたが、やはり徐々に傾き、夜になると立てなくなってしまい病院に連れていきました。ネットで調べて、前庭疾患かなと思いましたが、その獣医さんは「脳梗塞ですね」と言って、ビタミンB配合錠のノイロビタンのみ2週間処方となりました。先生曰く、「犬は人間と違って脳梗塞が重篤化しない、脳や心臓で血栓ができても新しくバイパスができる。1ヶ月もすれば大抵良くなります」とのことでした。
そのお言葉に安心して、家に連れて帰りましたが、段々傾きや強ばりといった症状が酷くなってきた気がして、もう少し詳しくネットで見ていたら、ステロイドや抗生剤が処方されていることがく見られ、本当にビタミン剤だけをあげて症状が改善されるのかが不安になってきました。
直ぐに他の獣医に連れていった方がいいのか、それとも間違っていない処置なので様子見していた方が良いのか分からず質問させて頂きました。
現在食欲はいつも通り旺盛で、水も飲めています。ネットで見るような眼球運動は今のところ確認できていません。
よろしくお願いします。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

よろしくお願いいたします。
僕が診察したわけではないので回答が担当の先生と重複したり、一般論に終止してしまう場合があります。
ご不明な点があれば質問を重ねていただければお答えいたします。
僕は投稿者さんの文章をコピペして、⇒にて回答を記す方法をとっています。
読みにくいかもしれませんが文章の見逃しを減らす個人的な工夫ですのでご理解ください。
15歳ポメラニアンのオスです。
今朝突然、体が右に傾き、真っ直ぐに歩けなくなりました。しばらく経つと普通に歩けてたので様子を見ようと思いました。仕事から帰ってきた夕方は普通に歩いたので安心しましたが、やはり徐々に傾き、夜になると立てなくなってしまい病院に連れていきました。
⇒飼い主さんと同じく、前庭疾患の可能性が最も高いと思います。
ネットで調べて、前庭疾患かなと思いましたが、その獣医さんは「脳梗塞ですね」と言って、ビタミンB配合錠のノイロビタンのみ2週間処方となりました。先生曰く、「犬は人間と違って脳梗塞が重篤化しない、脳や心臓で血栓ができても新しくバイパスができる。1ヶ月もすれば大抵良くなります」とのことでした。
⇒ちょっと何を言っているのか分からないです。
そのお言葉に安心して、家に連れて帰りましたが、段々傾きや強ばりといった症状が酷くなってきた気がして、もう少し詳しくネットで見ていたら、ステロイドや抗生剤が処方されていることがく見られ、本当にビタミン剤だけをあげて症状が改善されるのかが不安になってきました。
直ぐに他の獣医に連れていった方がいいのか、それとも間違っていない処置なので様子見していた方が良いのか分からず質問させて頂きました。
現在食欲はいつも通り旺盛で、水も飲めています。ネットで見るような眼球運動は今のところ確認できていません。
よろしくお願いします。
⇒少なくとも耳道の確認はしたのではないかと思います。もししていないのであれば転院されたほうが良いと思います。
内耳炎由来の前庭症状でないのであれば治療は神経保護と対症療法ですのですでに飲んでいるビタミンB群薬と必要であれば効メニエル氏病薬やステロイド薬を併用することもあります。ただ、現在食欲もあり、異常行動もなく眼球振盪もないのであれば追加の内服薬の必要は低いと思われます。
脳梗塞などの中枢性神経疾患であれば症状の発言と回復には十分な時間が必要となるもので、その点から本症状では前庭障害よりも可能性は低いかと思います。もちろん可能性がないわけではありませんので他の症状があるようでしたら追加で検査の必要が出てくるかと思います。
回復を願います。

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相談内容:脱毛について

飼い主からの相談

相談者:福岡県 core-boyさん
こんにちは、生後3ヶ月のポメラニアンを飼っています。
家に来て1ヶ月くらいしたときに手足の毛がぬけており、胸の毛も少し薄く全体的に薄いです。
脱毛期なども疑われるとは思いますけど
ネットで調べるとクッシング症候群など心配な情報がおおく💦
特徴としてはおしっこが多くおなかが少し張ってるなーとは思います。
また水を飲む回数も他の犬より多いかと。
病気なのか脱毛期なのかよろしくお願いします。

平片 修先生(アイラ動物病院)からの回答

はじめまして アイラ動物病院  平片と申します。
三ヶ月で心配することはないかと思います♪
換毛する際に少々薄くなることは多々あります。
胸の部分だけ毛が生えなくなるパターン性脱毛というものもありますし、ポメちゃんの場合 バリカンで丸刈りすると毛が生えてこなくなるようなアロペシアXという脱毛症もあったりします。
病的飲水量は 1kgあたり 110cc以上 となりますが… 
それぐらいお水を飲んでいるか確認してみた上で、ご心配であれば病院で超音波検査を行い、副腎の大きさだけ確認してもらえます。
が…
もう少し様子見ても良いかと思います。
よく食べる子のお腹はいつもポンポンですし、ふやかしてフードを食べさせていると結果水分の過剰摂取になりますので尿量も増えますよ。

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相談内容:ジステンパー

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 クミッチさん
はじめまして。とても不安なのでアドバイスを頂きたいと思い質問させていただきます。
9月4日に我が家にやってきたシロ丸(ポメラニアン・オス)についてです。
3回目のワクチンの為、翌週病院に行きました。咳が出てるので抗生剤(シロップ)を処方され無事ワクチン接種。耳もかゆがるので診てもらったらダニがいたので定期的に通院する事に。
1週間抗生剤を飲みましたが咳は良くならず・・・
抗生剤を変えましたがやはり良くならず・・・
子供が「犬の病気」の本を見てた時、ジステンパーとゆう病気ではないか??と言いだしました。
病院の先生に聞いてみたところ、疑いはあると。
ハードパットという肉球の症状も少し出てきているようで、遺伝子検査をすすめられました。
咳、鼻水以外はとても元気で食欲もあります。
便や尿にも異常はみられません。
こんなに元気なのにジステンパーなのでしょうか?
ジステンパーの検査は遺伝子検査だけなんでしょうか?

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちはクミッチさん
咳が続くシロ丸君、心配ですね
実際に診察したわけではないので、担当の獣医師がどのような根拠で「ジステンパーかもしれない」という話をしたのか、実際「ハードパット」が認められたのかわかりませんが、ジステンパーの検査として、遺伝子検査は一般的ではありません。
ジステンパーの検査としてポピュラーなのは、糞便や粘膜を材料として検査する抗原検査だと思いますので、遺伝子検査だけしか提示されなかったのであれば、他の獣医師に診察を受けてセカンドオピニオンを求めてはいかがでしょうか。
本当にハードパットが認められるくらいに病状が進行していれば、持続性の咳以外の、もっとはっきりした臨床症状が普通は認められるはずです。
今回のシロ丸君の様子をおうかがいすると、目やにや元気消失、発熱も認められておらず、最初の診断から10日近くたつのに二峰性の熱や食欲の低下も無いと言うことなどをあわせて考えてもジステンパーの可能性は低いと思われます。
今回のシロ丸くんに関しては、アデノウイルスの感染によるケンネルコフや気道感染による二次的な気道狭窄なども考えられると思います。
病状や、経過によっては体が大きくなることにより自然に治ることもありますが、一度ジステンパーの抗原検査も含めてセカンドオピニオンを求められるのもいいと思います。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

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相談内容:脱臼について

飼い主からの相談

相談者:愛知県 でょどどさん
アドバイスいただきたいと思い質問させていただきました。1歳半になるポメラニアンについてです。左後ろ脚が病院での診察でグレード3としんだんされました。常に反対の右後ろ脚に体重をかけて生活しているようで、筋肉の太さがまったく違います。走り回ったり、ジャンプしたりもしますが、ビッコをひいたりしています。適正体重まで体重を落としたのち、手術するか(今の体重で手術した場合、反対の足の負担が増すため)考えるとの先生の意見でした。なかなか体重を落とすことができず、足の負担が心配です。早く手術しないと今後歩けないなったり、してしまうのでしょうか。飼い主の責任の体重体重管理ができずお恥ずかしいのですが、よろしくお願いいたします。

米地 謙介先生(アサヒペットクリニック本院)からの回答

こんにちは。
膝蓋骨脱臼といわれましたか?レントゲン写真は撮ってもらいましたか?ちびたちゃんの症状はレッグペルテス病の症状によく似ていますがこれはレントゲン写真で除外できるはずです。膝蓋骨脱臼だけでそれほどひどい症状が出ているのであれば手術を受けた方が良いと思います。1歳令の膝蓋骨脱臼グレード3で筋肉が痩せてくることは少ないので稀なケースかもしれませんのでせかんとオピニオンを求めても良いと思います。

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相談内容:足の腫瘍

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 美来さん
はじめまして、アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。
ポメラニアン8歳です。
去年の11月頃に前足を着かなかったりびっこひいて歩くようになり病院につれていったところ椎間板ヘルニアと診断されました。
12月頃に手術をうけたのですがその際背中の部分を開いてみたらヘルニアではなく進行性の悪性腫瘍ということがわかりました。
採れる部分はその時に採ったのですがまだ前足のつま先に外科手術で取り除けない腫瘍が残っていて再発の可能性があるということでした。
今は抗がん剤を処方していただいてます。
放射線治療は難しいところに腫瘍があってその病院ではこれ以上なにもできないということだったのですが、他に効果的な治療法や手術はないのでしょうか?

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 悪性腫瘍に対して私たち獣医師が何ができるか。これは非常に難しい問題です。
 
 治療計画を考えていくときに重要な事が三つございます。
①発生部位
 完全摘出が可能なのかどうか。これは後遺症を残さずに摘出が可能であることを示す事もあれば、重大な障害を残しながらも術後生命が維持できる事を示す事もございます。
 今回でいえば歩ける状態を温存しながらの摘出は困難だと言う事なのか。あるいは、股関節からの断脚でも完全な摘出ができないほどに転移や浸潤が進んでいるのかです。
②腫瘍の病理学的鑑定
 肉腫やがんによっては発生の初期から遠隔転移が起こるものもございます。また病理所見上すでに血管やリンパ管に腫瘍細胞が存在するのかどうかです。この場合には局所の手術を行うことがかえって体力や免疫力の低下を招き、状態の悪化に陥りかねません。
③動物の状態
 抗がん剤の使用や手術に耐えうる体力があるのかどうか。肝臓や腎臓の解毒・代謝機能はどの程度残されているのかです。
 なお、放射線療法はその治療を熟知した者、または実践する獣医師にしかその可能性を否定する事はできません。希望を持って高度医療の門を叩いても良いのではないかと思います。
 主治医の先生は最新の医療知識と経験から、最良の治療法を提案されている事と思います。しかし、少しでも他の可能性を追求するのであれば、セカンドオピニオンも考えてみてください。その場合にはできるだけ主治医の先生にご紹介いただくと良いでしょう。今までの治療法や検査データーの引継ぎが大事です。一度話を伺ってみて、それから今の主治医の動物病院に戻っても良いではないですか。今ではそれは一般的なことです。ご安心ください。
 
 答えにはならなかったと思います。しかし、重要な事ですので拝見もせずに、危険性のありえる治療法を列挙する事はできません。
 お大事にしてください。

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