パグの手・足の異常に関する獣医師さんへの相談内容

パグの手・足の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:足の動き、正常か異常か。

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 パン太さん
もうすぐ3歳になるメスパグです、よろしくお願いします。
生後半年頃から少しだけ4本足の動きがおかしく見えます。前足二本の足首?付近がぐらつく感じに見えてよくその付近から上が小刻みにプルプルとカクカクと震えます。どうにかした時は足首~足先が真後ろにぐるっと曲がったまま立ってたりお座りしてたり。少し引きずってそうで両前足二本の爪先から血が出たり。爪は散歩時は毎回ボロボロに削れてしまいます。後ろ足二本は前足二本ほど目立った動きはしてません。若干引きずってはいそうだけど(引きずり音で確認)たまにトイレ時の支えが悪くなって転げやすくなる程度だと思います。でもずっとその動きでもないです。特に診察時はしっかりしていて(汗)震え系は集中力が増してる時は起きにくい感じです。その時から病院に相談してはいたのですが、触って関節は丈夫そうだから、もっと成長してくるとしっかりしてくるかもと言われてそのままでした。1歳過ぎても足の動きは少しおかしいままで改善された場面もあれば別に増えた場面もあればと、成長云々じゃない気がして別の病院で関節を診ていただいたところ、関節は問題なさそうと、ちょっと軟骨が柔らかめかもな~でも問題ない程度だろうと。若干、動きがおかしい子もいっぱいいますよ程度でしか言われませんでした。問題な範囲じゃないと二件の病院に言われてはいますが、足の動きがどうしても気になってしまうんです。レントゲンを撮ってくださいとお願いしました。すると先生の言われる通りレントゲン上は問題なしなんだそうです。レントゲンは前足二本と奇形な骨がないか胸あたりを撮っていただきました。後ろ足二本はまだ撮ったことはありません。せめて足首が痛そうに見えるので関節のサプリを貰いたかったのですが、それも関節は大丈夫そうだから若い今からサプリを呑ませないほうが良いという意見で関節のサプリなしです。本当に問題がないのかもしれませんけど、何度足の話しを出しても様子見しましょうにしかならず、もう長いこと足がほんの少し不安定なままで最近では震える時と回数が増えた気もして。痛みがあっていつかは脱臼などするんじゃないかとそこが心配になります。この、おかしな足の動きは正常なのでしょうか、関節異常な範囲に入るのでしょうか。少し異常となるとどうやって病院のほうで調べてもらうことが出来るのでしょう。

杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

こんにちは。
残念ながら文章だけではなんとも判断できませんが、「正常ではない」のは間違いなさそうですね・・・。
まず、どの程度の異常なのか、病院に行くと普通っぽくなってしまってわかりづらい場合は、歩き方や震え方をビデオや動画に撮って獣医師に見せてはいかがでしょうか。どういう震え方なのか、どういう歩き方なのかを見ることでいろいろなことが分かります。その上で、必要に応じて整形外科を得意とされる病院を紹介してもらうなどすることができると思います。
本当に問題ないのであれば、少なくとも足を引きずって血が出たり、転んだりすることに対してどのように対処すればいいかを教えて貰う必要があるでしょう。

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相談内容:生殖器と後ろ足の異常

飼い主からの相談

相談者:長野県 ゆみっふぃさん
はじめまして。7歳の雄のパグについて相談致します。1カ月程前からうんちやおしっこがトイレで出来なくなり、次第に朝の排泄後おちんちんが出たまま戻らず後ろ足を引きずるようになりました。日増しに酷くなるようで今朝は足の甲を床につけるような感じでかなり歩行が困難の様でした。ただそれ以外は元気も食欲もあり足を触っても痛がる様子もなく、夜にはおちんちんがも元に戻っているので様子を見ていましたが心配です。老化現象かと思っていましたが病気なんでしょうか?
ご解答よろしくお願い致します。

磯日出夫先生(磯動物病院)からの回答

御心配ですね。7歳ということで、老化現象とは思えません。下半身の麻痺があり、ペニス露出、排便・排尿障害があるとのことから、脊椎症(背骨の椎体と椎体が骨融合してくっつき、脊椎神経を圧迫して排尿障害を起こす。)もしくは椎間板ヘルニア(椎体と椎体との圧迫があり、突出物による脊椎神経圧迫による排尿障害)が考えられます。また、前立腺の肥大・腫瘍等でも排尿障害が起こります。
よって、担当医でレントゲン検査を受けて、診断してもらえば良いでしょう。さらに、脊椎神経の圧迫を確定するには造影検査が必要となる場合があります。その場合は造影検査の経験のある先生が望ましいです。CT、MRIの検査では確実に診断できますが、そこまでしなくても容易にできます。
治療は内科的な治療で良化しますが、進行性の病気なので完治は難しいです。外科的手術はワンちゃんの年齢、状態を考えて、担当医に相談してください。前立腺肥大の場合は去勢と内服薬で良化することも多いです。
ワンちゃんのためなら、担当医による早急な診察を望みます

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相談内容:爪を伸ばしすぎて血管も伸びてしまいました

飼い主からの相談

相談者:北海道 パグ&ヨーキーさん
はじめまして。パグ6歳です。病気ではないのでこちらで質問するのは場違いかとも思ったのですが、獣医師の方のお話が伺えたらと思い質問させていただきました。
うちの犬は生まれたときから眼が見えておらず、触られたりすることをすごく嫌がります。ですから自分たちではなかなか爪切りができず、伸ばしすぎてしまいました。今はペットショップでトリマーの方にお願いして爪切りをしているのですが、一度長く伸ばしてしまったので、切ってもらっても元の一般的な長さよりかなり長めです。爪切りの度に出血してしまいます。
爪の長さをもう少し短くしてあげたいのですが、獣医師の方から見て何か良い方法はありますでしょうか?
トリマーの方に話を聞いたところ、「方法としては、痛いと思うけど一度病院で血管ごと短く切ってしまうとか…」と言われました。やはり血管ごと爪を切るのはすごく痛いのでしょうか?
眼が見えていないので色々なことにすごく敏感で、あまり怖い思いをさせたくありません…。それに長い爪の原因は飼い主のせいなのに、痛い思いをさせるのが忍びなくて…。
もし血管ごと爪を切る場合、麻酔をするなど痛みを緩和させる処置はできるのでしょうか?
アドバイス頂けると幸いです。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、パグ&ヨーキーさん
産まれた時から目が見えていない小梅ちゃんですが、皆さんに随分大切にされているのでしょうね。
さて、伸びすぎてしまった爪の血管ですが、やはり歩くのに支障があるくらいで、充分な爪切りが出来ないということだと、最初は痛いけれど獣医師の元で爪切りと止血をするのがいいと思います。
厳密に言うと、血管を切ることによる痛みではなく、血管にそって伸びた神経を傷つけるための痛みになります。
また通常の止血剤ではなく、電気メスやレーザー等での止血をすることになると思います。
もちろん麻酔をかけての爪切りも出来ますし、あらかじめ痛みを抑えるための前投薬も出来ますので獣医師に充分その旨を伝えてもらえればと思います。
逆に無麻酔の深爪では動物へのストレスも大きく、止血も大変ですので、麻酔をかけることに飼主の方が了承していただけるのなら麻酔下での治療は一番いい選択となると思います。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

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相談内容:前足の腫れ…

飼い主からの相談

相談者:兵庫県 なかこたろうさん
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。パグ1歳です。
1月18日夕方、娘が散歩に連れて行こうと連れ出したところ、勢い余って犬を引きずってしまいました。そのまま散歩に連れて行ったのですが、歩き方がいつもと違いました。
帰ってから見てみると、左前足の肉球に擦り傷がありました。そのせいでビッコをひいていたのだと思っていたのですが、今日もう一度よく見てみると、右前足の足首より少し上のところが腫れているのに気がつきました。
少し押してみても、痛がる様子もありません。
捻挫をさせてしまったようなのですが、日にち薬で良くなるものなのでしょうか?食欲等、特に変わりはないのですが・・・
どうぞよろしくお願いいたします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 今でも右の前足を使い辛く、うまく歩けないのであれば、自己診断は禁物です。まして実際に足首の上が腫れている訳ですから診察を受けたほうが良いと思われます。
 触診で異常が無ければ、必ずしもレントゲンなどで費用がかかるわけではないでしょうし、最終的な検査の判断は飼い主の方にございます。病態によっては内服薬だけでおさまる可能性もあるでしょう。もちろん無処置でも自然治癒する病気かもしれませんが、治癒期間を早く楽にすごさせるのも治療の目標になると思います。
 お大事にしてください。

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相談内容:老化現象でしょうか・・

飼い主からの相談

相談者:東京都 mai727さん
はじめまして。
我が家の愛犬(パグ10歳)のことについてアドバイスを頂きたく思い、
メールさせて頂きました。
ここ半年くらい前から左後ろ足をびっこをひいて歩くことが
増え、最近では常にびっこを引くようになってしまいました。
またそれ以前に自転車に足をひかれて通院していましたが
多少のナックリングだけで重症ではないと言われ、その後回復して
いるようでした。(そのときはどこの足だか覚えていないのですが)
皮膚の病気などで定期的に病院に行く際に、相談してみるのですが、
うちの犬は病院が苦手で興奮してしまうためそのときはびっこを
ひきません。
医師には年齢的なもので脊髄や股関節に異常があるかもしれないが
レントゲンを撮ると興奮するから無理なのでグルコサミンの
サプリメントで様子をみて散歩を一時間くらいすること
。ということでした。
体重も11キロあり太っているのですが、散歩に出るとすぐ帰りたがります。
ほっておいて治るもので
ないならなにか対処すべきでは・・と考えています。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、mai727さん。
跛行(びっこ)が間欠的に後肢に起こっている、緊張すると跛行が消える、太っているといった、今回のgatuo君のケースで一番可能性が高いのは、膝蓋骨脱臼や、骨関節症等が挙げられます。
本来は、すぐにでもレントゲンを撮って詳しく場所の特定をすべきだとは思いますが、興奮してひどく暴れるということで、担当獣医師もレントゲン撮影を遠慮してしまっているのですね。
病院からの指示が散歩を一時間くらいするという指示が出ているようですが、関節異常の場合に運動をすることは、実はあまりよくありません。運動して痩せることを期待しての指示かもしれませんが、そうであればもっと他の方法を考えた方がいいのではないかと思ってしまいます。
手術などを行ない、関節の異常を解決した後であれば、周りの筋肉や靭帯などのリハビリのために運動を推奨しますが、解決していないままの運動はかえって症状を重くしてしまいます。
今回のケースでは、まず体重を落として、膝や股関節などへの負担を軽くすることを考えてはいかがでしょう。
食餌の制限や、減量用の処方食を使って体重を落とすだけでも跛行が軽くなったり、軽症の場合症状が消えます。
グルコサミンの骨関節症への有効性はあると思いますので、サプリメントは続けるとしても、異常部位の特定が難しいgatuoくんのケースでは、体重をおとして膝、股関節への負担を減らすことをお勧めします。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

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 執筆者プロフィール
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