フレンチブルドッグののどの異常に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

フレンチブルドッグののどの異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:毎食の吐き戻しについて

飼い主からの相談

相談者:北海道 ネバタさん
こんにちは。
フレンチブルドッグ10ヶ月の男の子を飼っています。
8ヶ月辺りから吐き戻しが多くなり、9ヶ月になりほぼ毎食吐き戻すようになりました。
それまでは80gを一度にあげても平気だったのが
40gに減らしても吐き出すように。
病院に行きましたが血液検査には問題なし。
ドッグフードを良いものに変えたり、
ドライフードのみ10gであげたり、ふやかしのみであげたり、試してはいますが必ず吐き出します。
胃の粘膜保護の液体薬などももらいましたが、今のところ効果は出ていません。
食欲も元気もありますがほぼ毎食吐き出してしまうので、ちゃんと胃の中に残っているのか、栄養になっているのか、とても不安です。
最近では水を飲んだ後にも引っかかるのか、たまに吐き出します。
主人が散歩に連れて行くのですが、その際にも吐くそうです。(ご飯前)
どうしたら治りますでしょうか。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

はじめまして、よろしくお願いいたします。
僕が該当動物を診察させていただいたわけではありませんので、的はずれなことを書いてしまうかもしれません。
一般論に終止してしまう場合もあるかもしれません。ご了承ください。
僕は飼い主様の投稿文をコピー・アンド・ペーストして、文中の意見に矢印を書いてコメントすることにしています。
読みづらいかもしれませんが投稿文を見逃さないようにするための個人的な工夫ですのでご理解ください。
こんにちは。
フレンチブルドッグ10ヶ月の男の子を飼っています。
8ヶ月辺りから吐き戻しが多くなり、9ヶ月になりほぼ毎食吐き戻すようになりました。
それまでは80gを一度にあげても平気だったのが
40gに減らしても吐き出すように。
病院に行きましたが血液検査には問題なし。
ドッグフードを良いものに変えたり、
ドライフードのみ10gであげたり、ふやかしのみであげたり、試してはいますが必ず吐き出します。
胃の粘膜保護の液体薬などももらいましたが、今のところ効果は出ていません。
食欲も元気もありますがほぼ毎食吐き出してしまうので、ちゃんと胃の中に残っているのか、栄養になっているのか、とても不安です。
最近では水を飲んだ後にも引っかかるのか、たまに吐き出します。
主人が散歩に連れて行くのですが、その際にも吐くそうです。(ご飯前)
どうしたら治りますでしょうか。
⇒病院での検査にて、血液検査と、特に便検査で以上がない前提でお話します。寄生虫がいると同様の症状が出ますので。
ドライフードの種類を替えても嘔吐があるということで、「ドライフード」という形態自体が問題なのではないでしょうか?これはあくまで私見ですが、フードは胃の中で膨らみ刺激となりますので水分含有量の多いウェットフードか、僕であれば加熱したお肉を与えて嘔吐がないかを観察します。
嘔吐が減るようでしたらあくまで食餌の主体はお肉として、フードを加える方法を提案します。
また、食餌前の嘔吐が目立つのであれば空腹が長いために起こる習慣性嘔吐ではないでしょうか?それならば食事回数を増やし、1回の食事量を減らして観察する方法があります。
また、胃から腸に食物を送る部分がうまく動かない可能性があれば消化管運動賦活薬を試すのも方法ですし、もしも首輪をお使いでしたら喉が絞まって咳をする→咳と一緒に嘔吐もする、という可能性もあるので胴輪の使用を勧めたりします。
咳ついでで言えば、犬伝染性喉頭気管炎の可能性もあります。短頭種ですし喉の炎症があれば容易に咽頭が狭くなってしまうからです。
長々と書きましたが担当の先生と打ち合わせを密にし、治療を進めることをお勧めします。
(ちなみに僕のオススメはお肉の使用と食餌の頻回化です。よろしくお願いいたします。)

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相談内容:甲状腺癌の手術しました

今月頭に、喉の異物が見つかり摘出手術をうけました。
手術前にCTを撮り、リンパが少し腫れている処はあるが、今の所は転移はないとの診断を受けました。
術後、病理検査の結果の報告書を頂きました
腫瘍組織の切除縁への浸潤は認められていませんが、脈管浸潤が確認されましたので今後定期的な経過観察が推奨される
と記載されていました
獣医曰く、40〜80%転移する可能性があるので大学病院へ今後の治療を相談されに早く行ったほうがいいとのことでした
大学病院には、まだ行っていないのですが、
やはり行くべきなのか?
治療内容がどんなものなのか? また、薬の副作用など。。
費用などもわかりますか?
転移の可能性も本当にあるのでしょうか?
よろしくお願い申し上げます

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

つらい事と思いますがどうか最後までお読みください。
非常に申し上げにくいことですが、脈管浸潤が確認されたということはリンパ管や静脈の中にすでに癌細胞がこぼれ落ちて全身に流れているということを意味します。かなりの確率で肺などの微小血管に定着してそこに転移巣を作る事が起こりえます。
その場合にはキャノンボール型転移と申しまして、同時多発的にたくさんの転移巣が肺に散在してしまうので、手術による摘出は困難となります。
今できることはやはり抗がん剤による転移浸潤の阻止です。しかし、癌と真っ向から戦わずに今を有意義に楽しんでいくという選択肢もございます。
大学病院の受診は必ずしも必要ではございません。今後の治療に関しては良く主治医とご相談いただくと良いでしょう。専門医を受診するにしても日々の細やかな治療は近所の主治医の協力が必須です。自ら探すのではなく治療の連続性を考えると主治医にご相談され専門医を紹介いただくかこのまま主治医による治療を続けるかを決めると良いでしょう。
どうぞお大事にしてください。
ここからは獣医師ではなく一愛犬家として申し上げます。
6歳にしてがんを患うことは誠にお気の毒な事と思います。しかし、犬は日記をつけるわけでもカレンダーを見るわけでも他の同族と自分を比べるわけでもございません。人間のように歯を食いしばっても子供の結婚式に出たいとか孫の顔が見たいとか平均寿命より短いから悔しいと思うわけではございません。
ですので今が楽しいかどうか・最後まで飼い主は自分に嫌なことをしないかどうか・天国に召されるときにこの飼い主のもとに来てよかったと思うかどうかが重要なのではないかと思います。発癌を抑えるために抗がん剤を投与して、吐き気や食欲不振と戦うことと引き換えに少しでも寿命を延ばすことが正義かどうかは、獣医学とは異なる尺度が存在します。
この回答を出せるのは6年間一緒にいた飼い主だけです。苦渋の選択ではなく、飼い主としての愛犬へのプレゼントと考えてじっくりと熟慮してください。
どのような答えでも大好きな飼い主に決めてもらったことであれば、愛犬は大切に受け入れてくれることと思います。
飼い主様と愛犬の幸せな時の訪れをお祈り申し上げます。

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相談内容:4日前にのどの癌が見つかりました 手術すべきか悩んでます

のどに500円位の大きさで触ると結構移動するような感じのものがみつかり 8/27
①まず獣医さんで針みたいなものをさして悪性か良性かわからないが癌です といわれました 8/29
②細かく知りたいならCTとるとよいですよ といわれ紹介された違う病院にいきました 朝から預かり全身麻酔でCTとりました
転移とか他に悪いところはなさそうです という結果でした 8/31
③結果を持っていき切除しましょう ということで明後日より二泊三日で手術する予定です9/2
すごく元気で食欲もあり痛みも訴えることなくよい状態です
四年前に避妊治療しておりその時は当日退院だった気がします
やはり手術がベストなのでしょうか?二泊三日と今の元気のよさから他の方法があるのでは?と悩んでおります
アドバイス頂ければ幸いです

平片 修先生(アイラ動物病院)からの回答

KINAKOGE様
はじめまして、平片ともうします。
まずは…
〉悪性か良性かわからないが癌です
ここがよくわかりません。 
言葉としては
 コブ・出来物・腫瘤 = 腫瘍   悪性でないもの → 〇〇腫(良性腫瘍)
 皮膚・分泌腺等の悪性腫瘍 → 癌   組織の構成細胞等の悪性腫瘍 → 肉腫
という表現を私たちは使います。
ですので… 悪性か良性かわからないものは 分類不明腫瘍 となり、「癌」という表現ではないはずなのですが…
良性の腫瘍も時間経過によって悪性に転化することもあると最近では言われています。
組織的に良性でもできる場所・大きさによっては臨床的に「悪性」と判断する場合もあります。
またすでに500円玉大のそこそこ大きな腫瘤ですので、さらに大きくなると摘出の際に欠損する皮膚の広さも大きくなります。
炎症を伴わない「良性の腫瘍」であれば他の方法(凍結壊死を促す方法・内部から熱で融解させる方法)もあるかと思いますが…
最初に戻りますが「良性か悪性か解らない癌」という診断では、これらの「他の方法」を選択できるかも判断ができません。
不安があるのであれば今一度かかりつけの先生に腫瘍の見解を確認したり、手術の予定を延期して他院にて再度針生検の所見を見て頂いた上で決断しても良いかと思います。
ただし、リンパ腫以外の悪性腫瘍の場合 安全なマージンを確保して、早期に摘出する 事が大事かと思います。
 
 

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

頚部に細胞診で癌が見つかり、CTで早期発見でまだ転移も浸潤もしていない事が判明したわけですね。
元気が良いから他の方法がないかどうか、とのご質問ですが、たとえば抗がん剤を考えていらっしゃるのでしょうか。
元気があり、転移をしないうちは治療を控えて様子を見たいということであれば、どのくらい考える時間があるのか主治医の先生に質問されると良いでしょう。
出来るだけ手術をしない方向で治療を希望するのであればもう一度組織検査等を行いさらに詳しい病理医の意見を聞くと良いと思います。
抗がん剤が適用になるかは、診察をした獣医師にしか判断できませんので、その先生にご相談いただくか、セカンドオピニオンを受けなければ満足な回答は得られないと思います。

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相談内容:唾液腺粘液嚢腫

飼い主からの相談

相談者:東京都 ブンモモさん
はじめまして。
フレンチブルドッグ(♂9才6ヶ月・9.6㎏)の件で、
アドバイスを頂きたいと思い質問させていただきます。
5月6日の夕方より、突然元気がなくなり食欲もなく(普段は食欲旺盛)
目もウツロで、あまり歩かず立ち止まっては固まった状態でしたので
翌日5月7日に掛かり付けの病院受診しました。
受診するまで気づかなかったのですが、左の首横(頬下)にかなり大きい(ゲンコツ位)しこりが見つかり、右首下にやや小さめのしこりがあり
又、首下も腫れておりました。
診断の結果は『唾液腺粘液嚢腫』ではないかとのことでした。
半日入院し、しこりに針を刺して中を取り出すと、ネバネバの液体。
注射をしてもらい(抗生物質など)帰宅。
しこり周辺の腫れが引き随分、元気になり食欲も戻りこのまま通院して
様子を見ることになりました。
5月8日も同じ注射を打ち帰宅しました。
先生の判断では、しこりは残るだろう。しこりがある限り、また同じように
いつかは大きくなるだろう。との事で手術も視野に入れることを
お話しして下さいました。
手術は、先生の紹介で某県まで行くことになるのですが、何しろ
フレンチブルドッグと言う犬種であり、高齢なため麻酔や手術に耐えられるのか心配でなりません。
血液検査やレントゲンの結果、今回の粘液嚢腫以外に悪いところはありませんでした。
何度も注射でしのぐ事は難しいそうですが、リスクを考えると悩みます。
唾液腺粘液嚢腫はしこりを、取り除かない限り治療法はないのでしょうか?

増田 国充先生(ますだ動物クリニック)からの回答

根本治療(完全に原因を除去する)を考えると手術が最も確実な手段となると思います。
内容物の吸引によって一時症状が改善することは多々あります。ただし、再発することも考えておかなくてはなりません。
ですので、やはり現状の治療方法と手術とで天秤にかけてみる事になるのではないかと思います。
短頭種ですので、当然麻酔には注意を払うことが前提となります。それほど高齢でもありませんし、血液検査上で異常所見がないのであれば過度に麻酔に対して危険性を持たなくてもよいかもしれません。他のリスク要因としては肥満の有無ですね。
他にご心配なことがありましたら、セカンドオピニオンを受けてみるのもよい方法かもしれません。

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相談内容:嚥下がうまくできず、吐いてしまいます

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 GREENさん
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。フレンチブルドッグ3歳です。
1月2日朝から、元気が無く、食欲もいつもよりはなく、呼吸が荒く、ブルブルと震えながら寝ていました。右耳が赤く、外耳炎をおこしているような臭いがし、目やにが出ていました。のどにものがつかえたような激しい咳を数回して、よだれに白い泡が混じったようなものを少し吐きました。かかりつけの獣医さんに電話したところ、翌日午前中に診ていただくことになりました。
3日午前中に診ていただいたところ、問診、聴診の結果、熱は39度台で、肺炎ではないけれども、かぜのような症状だといわれました。抗生物質の注射と、内服薬・点眼薬を処方され、外耳炎の処置と結膜炎の処置をしていただきました。家に連れて帰ってから、ワンと吼えた直後や、食事の後、水を飲んだ後にのどがつかえたように激しく咳こむ回数が増え、その度によだれ状の白い泡を喀出し、苦しく辛そうでした。
4日の朝になり、食欲もあまりなく、柔らかいものであれば口をつけようとするのですが、食べると誤嚥したように激しく咳こみ、全て吐いてしまうので、薬も飲めず、再び獣医さんに相談したところ、薬が飲めなければ注射するという選択しかないとのことで、午後に再受診しました。抗生剤の注射を2本打ち、耳の処置をしていただきました。ちゃんと嚥下できないようだと相談したところ、そういう犬種だから・・・と言われました。現在も、りんごやヨーグルトなら食べようとするのですが、食べた後には激しく咳こみ、吐き戻してしまいます。水も同様です。今まで食事中に少しむせることはあっても、このようなことはありませんでした。
日に日に食事がとれなくなってきているので心配です。このままだと脱水にならないか、外耳の炎症、結膜炎と咳(嚥下障害)は関係しているのかお聞きしたいと思います。宜しくお願いいたします。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、GREENさん。
龍君の様子、悪いようで気になりますね。
さて、実際に診察をしているわけではないので、わかる範囲でのアドバイスのみとなりますが、ご了承下さい。
まず、嚥下障害ですが、咽頭部(のど辺りの部分)の異常が考えられます。フレンチブルなどの短頭腫ではもともと咽頭部の障害を持っている個体の多い犬種ですので、「そういう犬種だから・・・」という風に言われたのかもしれませんが、明らかに普段とは異なるという事をもう一度伝えてみてはいかがでしょうか。咽頭部の診察を念入りにしていただくに越した事はないと思われます。
外耳炎、結膜炎と、嚥下障害の関連ですが、熱性疾患を起こすと、今回の様に外耳炎がひどくなったり、結膜に炎症が起きたりといった事はありますので、耳、目の異常は二次的なものかとも思います。今は咽頭部の嚥下障害を治療する事が先決だと思いますので、頑張って治療してあげてください。
お大事に。

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『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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