ゴールデンレトリバーの皮膚の異常に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

ゴールデンレトリバーの皮膚の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:皮膚病・アトピー治療について

飼い主からの相談

相談者:山口県 かおりん1118さん
はじめまして。
当方、6歳になるゴールデン・レトリバーとラブラドール・レトリバーの
ミックス犬を飼っております。
2年程前から、体(脇の下や足の付け根)を痒がって舐めたり引っかいたりして皮膚の色が変色し、次第に毛が薄くなってきたので近所の動物病院に連れて行きました。
血液検査でダニなどはいなかった為、食事によるアレルギーではないかと
診断されました。それから、病院で紹介されたドッグフードを買い
食べさせていますが症状が少し改善されたり、また悪化したりと余り良く
なる兆しがみられません。
今現在は今までの中で一番悪い状態です。
ネットで調べたところ、もしかしたら食べ物ではなくアトピーではないかと疑っています。
まずは、アレルギー検査を受けたほうがいいのでしょうか?
そこで、もしアトピーと診断された場合、イヌインターフェロン-γという治療方法があると知ったのですがこちらの治療法は犬にとってはどうでしょうか?また、アトピーに一番の効果的な治療方法があれば教えて頂きたく思います。
宜しくお願い致します。

岩田 賢一先生(いわた動物クリニック)からの回答

はじめまして
アレルギー検査で食餌か他のアレルギーかどうか解りますので
お薦めします。
抗生剤や消炎剤で改善されない場合最後の手段として
インターフェロン治療法があります。
アトピー性の皮膚炎に効果的であると報告されていますので
試す価値はあるかと思います。
病院紹介された治療食のみでの改善は難しいとおもいますので
薬との併用かインターフェロンとの併用がいいのではないでしょうか。
薬もインターフェロンと同じ効果のあるものも出ております。
また薬(抗生剤、消炎剤)とサプリメント(皮膚の抵抗力を高める)を併用する方法が症状によって行われている場合もあります。
いろいろ方法があるので現在の病院の治療に納得いかなければセカンドオピニオンの検討も有りだと思います。

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相談内容:肥満細胞腫か扁平腫瘍か。

飼い主からの相談

相談者:京都府 keicoさん
ゴールデンレトリバーの女の子(避妊してません)7才です。
ももの体にはイボ(?)らしきものがたくさんあります。年を取るごとに増えていってます。
初めて出来た時はびっくりしてバイオプシーをしてもらいましたが、先生曰くレトリバー系の子はこういう良性の脂肪腫は出来やすいので、これからたくさん出てくるので、いちいち検査しててもいたちごっこですと言われました。
なので、たくさんあるデキモノのうち、気になった2ヶ所を今日バイオプシーしてもらった結果、「腫瘍は腫瘍ですが、悪性か良性かの判断は専門医に見せないとわからない」ということでした。今日摂った細胞の量では少なくてはっきりした結果がでないかもしれないとも言われました。結果が疑わしい場合は手術で部位を採って病理検査に出した方が良いと仰ったので、そうして頂こうと思っています。
疑わしいのは、肥満脂肪腫か上皮扁平腫瘍だと。病理検査でこの結果が出たら再度手術をして筋肉の組織まで採ると仰いました。
そこで、ここで肥満細胞腫などをPCで調べていたところ、「肥満細胞腫の場合バイオプシーは禁忌」というコメントを見つけ、腫瘍細胞を刺激して一気に増悪化することも少なくない。と書かれていました。
本当にそうなのでしょうか?
それと、バイオプシーで肥満細胞腫は診断できるともあったのですが、ではどうして今回先生はわからなかったのでしょうか?
少し不安に思ったのでご質問させて頂きました。よろしくお願い致します。

今瀬 覚先生(アン ペット クリニック)からの回答

こんにちは
皮膚の肥満細胞腫ですが、現在一応悪性腫瘍の範疇に入ると言われていますが、実際には、予後的にも、かなりの違いがあります。
一般にグレードはGⅠ〜Ⅲまであり、単発のGⅠの場合、切除のみでも問題ない場合がほとんどです。ただし、GⅢになると再発・転移の可能性が極めて高く、積極的な治療が必要となります。ですので、同じ肥満細胞腫であっても、予後が全く違うので、バイオプシーの結果を専門医に診てもらって、最終的な結論を出すのが正しい判断だと考えます。

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相談内容:すこしでも楽にさせてやりたいのですが

飼い主からの相談

相談者:富山県 evemilkcheeさん
15才半ゴールデンレトリーバーです。後足膝・尾付け根に脂肪の塊(脂肪と腫瘍の混ざったようなもの)ができ現在ソフトボール大まで大きくなっています。完治は無理(手術出来ないことは十分理解はしておりますが)として生活上少しでも楽にさせてやりたいのです。脂肪の吸引などはできないものでしょうか?よろしくお願いします。

野矢 雅彦先生(ノヤ動物病院)からの回答

こんにちは、高齢のゴールデンということですが、手術のできない理由はどこにあるのですか。すでに転移しているとか心臓が悪いとか甲状腺機能低下症があるなど麻酔のかけられないはっきりした理由があるのであればわかりますが、高齢だから手術できないというのは理由になりません。また、腫瘍は針生検や組織生検などで病理検査をおこなった上でかなり悪性なのでしょうか。腫瘍の得意な先生の診察を受けられることをお薦めします。現在、腫瘍科認定医制度があるのですが法的に広告媒体に認定医であることを記載することができないので、電話で腫瘍の認定医か否かを確認されるか認定医でなくとも腫瘍が得意か否かを問い合わせてみてください。お大事に。

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相談内容:血管周皮腫と診断されました。

飼い主からの相談

相談者:佐賀県 みぃなさん
初めまして。ゴールデン・レトリバー(オス・11歳3ヶ月)の愛犬のことで質問です。
先日、左後脚の太もも部分に、こぶができているのを発見し、病院で検査を依頼しました。
数日後、検査機関からの回答を得、「血管周皮腫」だという結果でした。
こぶは、関節や筋肉に張り付いているような感じなので正確な大きさは分かりませんが、直径5cm以上はあると思います。
病院の先生は、11歳と大型犬にしてはかなりの高齢なため、手術の麻酔に耐えられるか、そして残りの本来の寿命がどれくらいか、ということもあり、手術をするかしないか迷うところだ、と言われました。
そこで質問なのですが、この病気では、腫瘍をそのままに温存しておくと、予後にどういった症状が考えられるのでしょうか。
その症状や経過によっては、手術(断脚も含め)の決断をしたいと思っています。11歳という高齢の場合、手術を行うことのメリットよりデメリットの方が大きくなるのでしょうか?今、非常に迷っています。。。

飯田 恒義先生(いいだ動物病院)からの回答

血管周皮腫は老齢犬に発症しやすいため、みいなちゃんのようなご心配をされる場合が、しばしばあります。
 腫瘍部の外科的切除では、再発する可能性が高く、転移することもしばしばあります。
広範囲の切除が、必要な治療とされています。
 また、放射線療法により、ある程度の効果が得られるようですが、この処置のためにも、毎回の全身麻酔が必要になります。
 主治医の先生と、良くご相談の上、手術に充分耐えられる確認をされ、治療法をお選び下さい。
 

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相談内容:皮膚の異常(生まれつき皮膚が弱いようで、かさぶたや抜け毛が見られます)

飼い主からの相談

相談者:栃木県 雅亭さん
初めまして。ゴールデンレトリーバー3歳(雄)です。生まれつき皮膚が弱くて、幼犬の頃からとびひのようなものが足にできては直るというようなことを繰り返していました。最近は、胴や前足の肩の部分にかさぶたのようなものができ、毛も抜けてまだらのようになっています。冬にもかかわらずアンダーコートも生えず、毛が薄い状態でした。外飼いですので様々なことが考えられますが、症状から判断できるものおよび原因、対処法などについてご相談いたします。よろしくお願いします。

富永 敏秀先生(トミー犬猫病院)からの回答

 病院で、診察をうけて、何か検査や治療をされたことがあるのでしょうか?皮膚病で、診察を受けていないのでしたら、病院へ行ってご相談されることをおすすめします。
 若いころから、皮膚病が続いているようですので、感染症(寄生虫、真菌、細菌)がないか、確認する必要があります。アレルギー性の皮膚病の可能性もあります。
 感染症でしたら、寄生虫なら駆虫薬、真菌なら抗真菌剤、細菌でしたら抗生物質などを、使用します。アレルギーなら、アレルギーの食事、お薬などが必要になる場合があります。薬用シャンプーでの薬浴もあります。これは、かなり省略してお話しています。
 皮膚病の原因を調べたり、治療を行う場合、判断や治療が複雑になる場合もあります。文章では、適切にお話するには限界があります。いちど、病院で診察を受けたほうが 適切な治療が受けられてよいと思われます。皮膚の状態が、一日もはやく良くなるお祈りします。お大事にしてください

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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