ゴールデンレトリバーの食欲の異常に関する獣医師さんへの相談内容

ゴールデンレトリバーの食欲の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:肝臓がんの疑いで治療中、腹水が減らない

飼い主からの相談

相談者:愛媛県 ぶーきちさん
甲状腺機能低下症を3年前に患っており、薬をずっとのんでます。1ヶ月ほど前に皮膚表面にできものが3箇所出来て手術をしました。傷はいいんですがそこからずっと元気があまり回復せず、4日前急に散歩中あるかなくなりました。
そういえばお腹が以前より膨らんでるねってことで病院に連れていきエコー検査で肝臓がんの疑いを診断されました。
前からおデブ体系(そう思っていただけかも)で気づくことができず、しかも手術前の検査では心臓も、血液検査も問題なしでした。
沈黙の臓器とは言われてるけど、こんなに末期になって初めて分かるなんてと絶望しております。
判明してからは毎日、利尿剤、化膿止め、ステロイドの注射を打ちに行ってて、ただ体重は重くなるだけで腹水が減らず、起き上がるのも苦しいようでどんどん衰弱してます。
食事も少量ずつしか食べれないので、病院でもらった肝臓ケア用の缶詰や野菜や鶏を煮込んだ手作りご飯、犬用のパンなど食べれるものをちょこちょこあげてます。
あまり起き上がれないし、歩くとすぐ息が上がるのでおしっこしてもうんちしなかったり、直ぐ伏せの姿勢で動かなくなってしまったりとても苦しそうです。
獣医さんからは、検査をする体力もないし、検査したところで手術を乗り切れないだろうから、もう無理かもって言われてて、それは納得してます。
他になにか手がないのかとどうしても希望を持ってしまいます。
何とかおしっこしてもらうために歩かせなきゃとは思いますが、どうしてあげるのが愛犬にとって楽なんでしょうか…。

浅川雅清先生(ペット家族動物病院成城店)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
仰る通り、フードは少量ずつのほうが良いでしょう。
お腹に圧迫感があるため、一度にたくさんは食べられず、また食べても吐く可能性があります。
一回の量を少なくし、回数を多くすることで一日のトータル量を増やし、大量回復につなげてゆく形が良いでしょう。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(ペット家族動物病院成城店)からの回答

こんにちは。
とても進行した状況で、心配ですね。
この状況だと確かに、根本の腫瘍に対する治療が攻めにくいと推察されます。
となると、いわゆる対症療法を行い、本人が苦しくないようにしてあげる治療をベースに考えていきます。
まずは腹水がなぜ溜まるかを考えてみたいのですが、何か理由は説明されていますでしょうか?
腫瘍から出血しているのか、腹膜炎なのか、門脈圧亢進なのか、低アルブミンなのか、その辺が状況としては考えられます。
たぶん治療薬から、出血か腹膜炎を予想しますが、そうなるとあとは針で抜去するほかないと思われます。
腹水がなくなると、本人の食欲や活動性も改善があるでしょう。
おなかの圧迫感から食欲や活動性が低下しているように見えます。
日々少量ずつ抜くことを推奨します。
後は、もっと積極的に行くのであれば抗がん剤の投与です。
効果の見込みは乏しいかもしれませんが、ひとつ肝細胞癌を想定するのであれば、注射もしくは飲み薬(パラディア)による抗がん剤の治療も検討する余地はあると思われます。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:狂犬病とワクチンの同時接種について

飼い主からの相談

相談者:新潟県 らなこさん
2023.5.30に生後4か月のゴールデンに狂犬病と5種ワクチンを同時接種しました。
私は狂犬病の後、1週間間をおいてワクチンをしようと思っていたのですが、同時でも大丈夫という事でお願いしました。
その日の夜になって、ごはんを一切食べなくなり、次の日の朝は嘔吐、下痢、元気がないという状態になりました。
同時接種の可能性はありますか?

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

狂犬病ワクチンの添付書類には、混合ワクチンの接種から1ヶ月間隔をあけるのが望ましいとされております。
狂犬病を先に受けた場合には1週間以上の間隔をあけて混合ワクチンを受ける事と記載されております。
これは絶対条件ではありませんが副反応や効果を考えて推奨されております。
健康な子であれば大多数の動物で同時接種をしても問題は無いでしょうが、少しでもリスクのあることは避けた方がよいでしょう。
今回が同時接種による副反応なのか、別の原因があるのか、或いはたまたま他の病気を発症したのかは判りません。
お大事にして下さい。

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相談内容:足のふらつきと子宮の炎症に関係性はありますか?

飼い主からの相談

相談者:静岡県 shiro5963さん
はじめまして。
うちには現在6才になるメスのゴールデンがいます。
ここのところ食欲がなく、
もう1ヵ月半ぐらい経ちます
最初は夏の暑さや、生理だったのでそれが関係しているのかなと思ったのですが、
生理が終わった後も同じです。
ちなみに生理も長く続き過ぎるので病院で診察していただいたところ、
子宮が炎症を起こしているとのことで抗生物質を処方されました。
薬を飲み続けてた後、出血はほとんどなくなりましたが、
現在も食欲はなく(好きなものなら食べる程度)そのうち足腰が立たなくなり、呼吸も荒いです(口臭もするような気がします)
そして水をがぶ飲みし、お腹も下しています。
このサイトで食欲不振や足腰が立たないといった質問も何個か拝見させていただきましたが、
そこでの回答は老衰による腎臓系の疾患等のものでした。
うちのはまだ6才ですが、内臓系の疾患も考えられるのでしょうか?
回答よろしくお願いいたします。

和泉谷 研 先生(マック動物病院)からの回答

子宮が炎症を起こしているという診断はレントゲンや超音波検査で診断されたのでしょうか??
ご質問の症状は子宮疾患でもでることはありますし、その他腎臓、肝臓、ホルモン疾患なども可能性はあります。これらは6才位でも出る事はあります。
血液検査、レントゲン検査などでそういった疾患の診断が必要になります。

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相談内容:あまりにも食べないので

飼い主からの相談

相談者:大阪府 ビッキーママさん
はじめまして。アドバイスを頂ればと思い質問させて頂きました。
ゴールデンレトリーバーの女の子10才 体重40kgです。
4月25日に嘔吐し、下腹部より出血があったので生理と思ったら
後に白い膿のような物が出てきて、4月28日動物病院に
受診したところ
エコー検査でも腫瘍の影もなく、抗生剤1週間投与で随分元気になったのですが…。ここ5日、食べるものといえば、ささみジャーキー2本
その他は水だけで、元気なく眠るばかりなのです。
もともと、よく食べる子なだけに心配で…。
犬は何歳ぐらいまで、生理があるのですか?
今までもそうでしたが、生理中は食欲不振になりやすいですか?
今回の食べないのは、今までよりひどいのでご相談した次第です。
どうか、よろしくお願いいたします。

野矢 雅彦先生(ノヤ動物病院)からの回答

こんにちは、心配ですね。
1ヶ月経っていますのでもう一度少なくともエコー検査と血液検査は行ってください。
出血と膿が陰部より出てきたのですから泌尿器系や生殖器系の病気を第一に考えることと抗生剤で少し改善がみられたという経過から子宮蓄膿症、膀胱炎、膀胱結石、膀胱がん、その他を鑑別し、それらとともに腎障害や貧血、腹膜炎なども考えていかなくてはなりません。早急に診察を受けられることをおすすめします。
おだいじに。

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相談内容:多飲多尿と食欲減退、足のふらつき等 気になります

飼い主からの相談

相談者:愛知県 mmkkmmさん
13歳半のメスのゴールデンレトリバーです。数日前から後ろ足がよろけて手助けしないと立ち上がれない状態になりました。元々股関節形成不全で以前から何度もビッコになったり痛そうにしていることはありましたが今回は足に力が入ってない感じでいつもの不具合とは違った感じです。多飲多尿にもなり食欲もあまりありません。真夜中に排尿のために外に出たそうにするので立つのを助けてやるのですが外へ出る扉とは反対の方へ行ったり壁にぶつかったり声をかけても反応がなかったりします。
食事はドッグフードにキャベツ、白菜、にんじん、鳥のササミなどを煮込んだスープ状のものを少しかけて与えています。
また、4ヶ月前に乳腺腫瘍が見つかり後ろ足側から2番目の乳がギョーザ1個分ぐらい腫れて毎日少しずつ出血(濃い血液だったり水分と混ざった薄い色だったり色々です)しています。病院では治療は手術で取るしかない、と言われましたが高齢のため手術は見送り、現在様子を見ているところです。4ヶ月経ちましたが腫瘍の大きさにはほぼ変化ありません。
今回は多飲多尿と食欲減退、足のふらつき等が気になるので腫瘍との因果関係も含めて病院で血液検査と尿検査をしました。
しかし結果は特に異常なしとのことです。1年前の血液検査と数値が大きく違うのは 白血球(去年)9300(今回)14300 血小板(去年)55.9(今回)7.4 総コレステロール(去年)134(今回)224 で基準値から外れているのが AST(GOT)65 ALT(GPT)75 ALP229 Na153 です。
ネット上で色々調べたところ腎不全の症状に当てはまるので医師に聞いてみましたが今回の検査の数値では特に病気の疑いはないとのことでした。異常なしとの結果で少しホッとしましたが明らかに以前とは様子が違うので心配です。急な老化現象でしょうか? 上記の事柄から考えられる疾患や気をつけること等、何かアドバイスいただけないかと思い投稿させていただきました。よろしくお願いします。

遠藤 薫先生(遠藤犬猫病院)からの回答

こんにちは。
後肢のふらつきはご質問内容からすると、中枢神経に異常があるかもしれません。(難聴や盲目症状などから)
多飲多尿については、腎不全の可能性もあります。その場合血液検査では見つからない異常も尿検査で発見できますので、尿検査をしてもらってください。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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