【犬の病気】皮膚糸状菌症が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

皮膚糸状菌症が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:左お尻に10円ほどのハゲ

飼い主からの相談

相談者:北海道 ポロさん
はじめまして、お世話になります。生後3ケ月のフレンチブルドッグ雌です。気に入りましたので、最近購入を決め手付金も支払いました。予防接種がまだ全部済んでないとのことで、まだ手元にはきていません。チョコチョコお店に見に行ってます。お尻に10円ほどの脱毛が有ることに気付きました。店員さん曰くには、座っていることが多かったり、ダニでこうなることもあると言われました。治療で完治してからではなく、このような状態のままお店では販売、或いは引きとっても特に問題ないのでしょうか。アドバイス宜しくお願いいたします。

浅川雅清先生(ペット家族動物病院成城店)からの回答

お返事ありがとうございます。
只今気づきましたが、他の方への回答が紛れていました…申し訳ございませんでした。
またどうぞ宜しくお願い致します。

浅川雅清先生(ペット家族動物病院成城店)からの回答

こんにちは。
詳細にお写真ありがとうございます。
残念ながら、全体像の確認はできますが、箇所の皮疹(皮膚そのものの状態)が確認できない為、憶測になりますことをご了承ください。
部位的には、もしかしたら脱毛ではなく「もともと毛が薄い部分」である可能性もひとつあります。
が、もし本当に脱毛し、かつカサカサしていたりすると、複数場所に脱毛がある場合は一番に「皮膚糸状菌症」を疑います。
残るは、仰る通りニキビダニをはじめとする外部寄生虫、細菌感染による膿皮症なども鑑別に挙げられます。
もし同居のわんちゃんがいる場合、もしくはご家族に幼い子供さん、免疫力が弱い方がいる場合は、皮膚糸状菌症は人獣共通感染症になりますので、ちゃんと完治してから購入した方がよいでしょう。
いづれの疾患にせよ、きちんと診断をつけて、治ってからの購入を推奨します。
ご参考になれば幸いです。
こんにちは。
高齢ですし、食餌量が減っていていて心配ですね。
さて、咳ということなので、こんかいは「呼吸器」ないし「心臓」から症状ができてきていると推察されます。
かつ、食餌量が減っている、すなわち全身に影響が出ているということで、早急に受診を推奨します。
可能性として疾患を挙げると、
呼吸器疾患であれば、肺の腫瘍、猫喘息など、
心臓の疾患であれば、肥大型心筋症(メインクーンは猫種的に心筋症が多いと言われています)、
もしくは、咳という症状と食欲は関係なく、慢性腎臓病などで食欲が落ちている可能性もあります。
いずれにせよ、血液検査、レントゲン検査、超音波検査から全身の精査を推奨します。
ご参考になれば幸いです。
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相談内容:何の皮膚病なのか教えてください

飼い主からの相談

相談者:山梨県 ともさん
はじめまして。
13歳のアメリカンコッカースパニエル 9歳の時にブリーダーから保護をした保護犬です。
いろんな場所に問題のある子なのですが今回
腰から下脚にかけて 皮膚病となってしまいましたはじめ 皮膚の状態や抜け毛がありましたので相談をした 動物病院の先生は特に問題がありませんよということで なら大丈夫かと気にせずに過ごしておりました。
相談したのは 7月でしたがその時期 この子は 熱中症にかかっていました。
我が家は4階に部屋がありますので
熱中症対策で 遮光カーテンを閉め 部屋を涼しくし シャワーは毎日のように かけておりました。
熱中症がひどかったのでドライヤーで乾かすのではなく自然乾燥させていました。
そのようなことで カーテンはいつも閉めてましたので 明るいところで しっかりと皮膚を見てあげられませんでした。
皮膚の状態に数日前に気付いた時には とても酷い状態になってしまっておりました。
忙しい ところだと思いますがこのようなネットでご相談ができるということで 送信させていただきます。
ご回答をよろしくお願いいたします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

一般的には抗生物質・抗真菌薬・IVM系の製剤を使います。
猫の体調や単一の皮膚病なのか二次感染で複数の皮膚病の複合状態なのかにより治療方法は異なります。
治療期間は内服薬で一ヶ月以上に及びますが、肝不全や腎不全のあり得る年齢ですので慎重な治療が必要になります。
実際の治療方針は診察の上で決まることでしょう。お大事にして下さい。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

一番には膿皮症のうち表在性化膿性皮膚炎が考えられます。
あるいは皮膚糸状菌症(真菌症)も考えられます。
希ではございますが毛包虫(デックス)でもこの様な見た目になることがございます。
鑑別は見た目だけでは無理ですので、検査が必要です。
お大事にして下さい。

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相談内容:丸い黒縁

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 みぃさん
2~3ヵ月前から画像のようなものが背中にあります。
以前はもう少し小さい丸だったと記憶していますが、発赤は見られていません。
まだかかりつけの獣医さんには診ていただいていませんが、画像から推測される病気などがありましたら教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

本来、培養や顕微鏡検査で判断しないと判らないのですが・・・
おそらくは表在性化膿性皮膚炎(膿皮症)・真菌症(皮膚糸状菌症)・アカラス(毛包虫症)だと思います。
可能性は列記した順番で高いと考えてください。

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相談内容:数カ所の小さな脱毛

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 pp443さん
はじめまして。ビーグル1歳半の女の子の症状について、アドバイスいただきたく質問させていただきました。
3ヶ月ほど前から口のまわりやマズルに小さい脱毛がいくつも見られるようになりました。3日前にはそのうちのひとつが直径5mmくらいまでに大きくなり、見えた地肌は少々うっ血しています。時々後ろ足で掻いたりしてますが、犬のごく普通の仕草の範囲ですし、特に食欲がないとか下痢をしているわけでもなく、いたって元気で散歩も毎日しています。ただ、何もしなければこのままこのいくつものハゲが大きくなるんじゃないかと心配しています。これは病気なのでしょうか。お忙しいところ大変申し訳ありませんが、アドバイスよろしくお願いいたします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

今晩は。皮膚病であるかどうかとの事ですが、脱毛と炎症という症状があるわけですから、おそらく何らかの皮膚病にかかっているものと思われます。
 特殊なものを除きますと年齢から考え、①細菌感染による化膿性の疾患・②外部寄生虫による皮膚炎・③真菌の感染による皮膚糸状菌症などが考えられます。
 
 ①一般的に皮膚の表面に居る球菌類が日和見的に感染しておこる表在性化膿性皮膚炎が一番多くみられます。抗生物質の3週間程度の長期投与で治療することが多いです。
 ②カビが原因の皮膚炎です。培養などの検査をしないとなかなか診断しにくい病気です。抗真菌薬の内服・外用・シャンプーなどで治療していきますが根気のいる治療になります。
 ③外部寄生虫と申しますとノミやマダニを思い浮かべることと思いますが、ここで問題となるのはカイセンやデモデックス(アカラス)と言われる顕微鏡でしか見えない小さな寄生虫です。市販の駆除薬では絶対に治りませんので、正確な診断と治療計画が必要になります。
 皮膚病は全身に広がると治療が困難になります。早期発見早期治療が大事です。時には人間にうつる種類もございます。
 早目に動物病院へ行って検査を受けてください。
 お大事にしてください。

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相談内容:皮膚病について質問します。

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 bettybettyさん
 はじめまして、皮膚病について質問します。
ラブラドールレトリバー(♀)を親子で飼っています。
9歳の母親(黒)と7歳の娘(イエロー)です。
 母犬が2ヶ月前から体中痒がりだし脱毛がひどくなりました。顔、耳、わき腹(広範囲)後ろ足です。外陰部も腫れ乳腺も腫れて母乳のようなものが出だしたため病院に行きました。生殖器に病気があるとこのような症状が出るとのことで避妊手術をしました。術後もかゆみは増すばかりで壁やソファーに頭を擦り付け出血もありました。術後2週間たってからストロイドの内服を開始しています。1日にプレドニン30mg内服しています。内服後4~5日たったころからかゆみがおさまり、皮膚の赤みも消え落屑がおこりましたが、10日を過ぎた頃からまた痒がり出しました。今もプレドニン内服は継続しています。手術の際、麻酔がかかっている時に皮膚の深い部分を採取してダニの検査もしましたがダニは検出されませんでした。
 同時期に子供の方もかゆみが出たのですが症状が軽かったので抗生剤とクロコデミンを2錠内服で様子見ていました。脱毛も軽いものでした。ところが抗生剤を中止したとたん赤い湿疹様が全身に出てかゆみがひどくなりました。避妊手術はしていません。
 犬の皮膚病とは関係ないかもしれませんが、同時期に私も顔以外の全身が痒くなりました。発疹等は出てませんがかゆみが強いです。
 質問はこのままアレルギー性皮膚炎の治療をしていていいのかどうか、他に考えられる皮膚病があるのかどうかということと、犬から人間にうつる皮膚病があるのかということです。
アドバイスよろしくお願いします。

今道 昭一先生(きたのさと動物病院)からの回答

まずは人に感染する皮膚病についてお話します。
人に感染する皮膚病として、最低限知っていてほしいのは、
皮膚糸状菌症、疥癬、ノミです。
これらは人に感染すると、かゆみを見せたりもしますが、おそらく何らかの皮疹を見せるはずです。小さな赤い丘疹であったり、赤い斑であったりします。また、手足やおなかにでやすいように聞いています。
次にワンちゃんたちの状態について考えてみましょう。
先にあげた病気は人への感染はもちろん、ワンちゃん同士でも感染します。
これらの病気はしっかりと調べてあげましょう。
また、ステロイドの効果から、アレルギー性疾患も考慮しておきましょう。
ただ、フケがでるという点は気をつけておいてください。この場合は何らかの感染症を疑う必要があります。
最近はここに記載しなくなりましたが、皮膚病の診断は必ず一定の過程を踏んで診断するのが早道です。私はそのような診断のための基礎を怠ることはありません。やはり、正確に皮膚病を診断するには時間がかかります。しかし、漠然と治療しているときと比べて必ず半年後にはいい結果が得られるはずです。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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