【猫の病気】肥満が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

肥満が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:コロナでしょうか?FIPの可能性は?

飼い主からの相談

相談者:島根県 みいたんさん
4〜5日ほど前から食欲がない
1日目 食欲なし 便なし 元気なし 吐く くしゃみ
2日目 食欲なし 便なし 元気なし 吐く くしゃみ しゃっくり? 発熱 (病院で点滴 吐き気とめ 抗生剤点滴)
帰宅後 お水を飲む チュール少し食べる
3日目 抗生剤 元気なし 食欲なし 便なし おしっこあり チュールも食べない 水飲まない (強制で食べさせた) 吐かなくなった くしゃみなし 熱なし(38.4など) (病院で点滴 ホルモン剤(食欲のため)
それでも食べない
4日目 抗生剤 食欲なし 便あり おしっこあり 元気なし
(病院で 点滴 注射(抗炎症)
帰宅後 おしっこあり チュール少し食べた
あとは強制ご飯を与えました
明日からは抗生剤をやめてみてと言われました。
ビクタスssです。
コロナなのかと思ってますが、FIPの場合は熱が抗生剤では下がらないと聞きますが抗生剤の後熱は下がりました。水も溜まってなさそうです。
血液検査の項目6種類は異常なしです。
少し肥満ぎみの糖尿病の数値高めだけど大丈夫なのと、BUNとCreが低めではあるとかいてますがこちらもさほど異常なし
なら原因はなんなのかわからなくて困ってます。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

FIPはウェットタイプのように特徴的な症状が出る場合もあればドライタイプや腫瘍が出来るタイプもあります。
もちろんそれ以外の不定愁訴のような場合もあります。
心配であればコロナPCR・抗体価・A/G比を検査してもらうと良いでしょう。
6項目に何が入っているのか判りませんが原因が判らなければさらに検査項目を広げると良いでしょう。
尚、あまりFIPにこだわらずに検討して頂く方が良いかもしれません。
お大事にして下さい。

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相談内容:食欲がありすぎる

飼い主からの相談

相談者:北海道 さとみさん
ただいま10か月で体重4.7gあります。
去勢手術後から急激にご飯を食べるようになり、キトン用をあげていたらどんどん体重が増えたので、ニューダードケアに変更したのですが、規定量では全く足りないらしく、一日中自動給餌器の前で泣き叫びます。
1日二回にすると、一気に食べ、時間が経って空腹で透明や黄色の液を吐くため、いまは1日6回くらいに分けてあげてます。
しかし、それでも足りないらしくずっと泣いております。
今は100gあたり344キロカロリーのものを85g〜90gくらいあげています。
動物病院では、50gに減らしなさいと言われましたが、あまりにも少なすぎるのではないかと思います。
ネットで餌の量を計算するサイトで調べると1歳までは、344キロカロリーの餌だと120gくらいあげても問題なしと書いてあるサイトもあります。
常に餌をくれーと泣き叫んでるため、かわいそうになってしまいます。
おもちゃで気を紛らしてもすぐ自動給餌器の前に行きます。。
餌の与えすぎ、または少なすぎて鳴いてるのでしょうか。

杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

猫は狩りをする動物なので、「ここでフードが手に入る」とわかるとそれをもらうためにいろいろなことをします。自動給餌器の前で泣き叫んでいるのは「空腹だから」というよりは「泣き叫ぶとフードが手に入る」とか「人間が来て構ってくれる:と思っているのではないでしょうか。
成長期(通常そろそろ終わる頃ですね)の体重増加は体格と共に増えている場合は問題ないでしょうが、肥満になってきている場合はやはり食事の摂取量が多すぎるのだと思います。猫の食欲を抑えるためには、狩りの本能を満たしてあげる必要があります。食器にフードが自動的に入るという生活は、食事を与えることができても「狩りの本能」を満たすことができないと言われています。
ではどうするといいか
・しっかり遊んであげる。猫じゃらしや、好きならボール投げなどでしっかり時間を取って遊んであげることで満足を得ることができます。
・フードは知育トイやペットボトルに穴を開けたものを使って、皿から食べるのではなく工夫して自分で手に入れて食べるようにします。慣れてきたらどんどん手に入れるが難しくなるように穴を小さくするなどの工夫をしてあげるといいでしょう。
動物病院で体格を確認してもらい(4.7kgで肥満の子もいれば標準の子もいるので)、最低週1回は自宅で体重を測定して増えないように(あるいは目標体重に向けて少しずつ減るように)食べる量と運動量を調整してあげてください。
人間が少食でも痩せなかったり、いくら食べても太らなかったりするように、フードの給仕量はあくまで「目安」です。
ぜひフードのあげ方を変えてみてください。

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相談内容:薬も効かない高脂血症について

飼い主からの相談

相談者:北海道 メガネさん
初めて質問させて頂きます。
まだ1歳のオス猫です。
5月に去勢手術を受ける際の血液検査で総コレステロール値450、中性脂肪値500オーバーの結果が出て、食事療法を開始しました。それから獣医さんの指示でヒルズのw/dを食べさせています。
その2週間後の再検査で総コレステロールは197と正常値におさまりましたが、中性脂肪はまた500オーバーでした。
さらに2週間後の検査では総コレステロールが294と、また少し高く、中性脂肪は相変わらず500オーバーでした。
総コレステロールの数値については獣医さんは初めから特に問題視しているようではありません。
食事療法をしっかり3ヶ月続けてみてもう一度検査をしましょう、と言うことで受けた10月の検査では総コレステロール145、中性脂肪500オーバー。
食事療法に効果がないため、サプリメントを試してみることになり、エネアラを3週間続けましたがそれも効果なく11月の検査でも中性脂肪は500オーバーでした。
病院では中性脂肪500までしか計測できないとのことでしたので、正確な数値を出すために専門施設で測ってもらうことになりましたが結果はそこで測れる上限の1000を超えていました。
この結果を受けて次に薬を飲むことになりフェノフィブラートを3週間試しましたがこれも効果なく、現在に至ります。
獣医さんによると体質、と言うことのようですが…
獣医さんからは薬を変えてみるか、大学病院を紹介するか…と言われています。
一番近くの大学病院でも1時間ほどかかり、車に乗ることが嫌いな子なので負担を考えると大学病院には行けないかな、と思っています。
今はまだ元気でご飯もよく食べ、よく遊び元気でおりますが、このまま薬も効かないと打つ手はもう他にないのか、また、甲状腺などの他の疾患が隠れている可能性はないのかをお伺いしたいです。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

もし肥満があるのであれば痩せることが一番です。それだけで改善することもございます。
糖尿病でも高脂血症になっておりますが糖尿病は無いのですよね。
肥満も糖尿病も無ければ甲状腺機能低下症などの内分泌疾患の可能性がございます。
これは血液検査で判断できますので、かかりつけの先生に検査をしていただきましょう。
お大事にして下さい。

杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

はじめまして。
まず血液検査についてはきちんと絶食をした上で実施しているのですよね?
また他の検査センターで測定しても高いので、機械的な問題ではなさそうですね。
1歳で高脂血症となると、他の病気からくるものの可能性は低そうですが、肥満などもありませんよね?
猫では甲状腺機能低下症はまれなのでそこからくるものの可能性は低いと考えられますが、その他高脂血症を起こす原因になる病気(で調べられるもの)を一通り除外した上でフェノフィブラートをやっていると思いますので、特別な対応は難しそうです。
先天性の高脂血症が猫ではあるということがわかっており、その場合の対処法は現在行われているようにフード変更やサプリメント・薬の投与などですが、猫ではあまり有効性が確立したサプリメントや薬がないのが現状です。
猫では動脈硬化やその他高脂血症に伴うとされている症状が出にくいと言われており、きちんと調べた上で対処法がなければ定期的にチェックをしていくのがいいと思われます。

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相談内容:猫のご飯の量と問題行動について

飼い主からの相談

相談者:新潟県 におすけさん
猫のご飯の量についてご相談させて頂きたいです。
猫(オス、8ヶ月)の食欲がすごく、本日目を離した隙にキッチンの生ゴミを漁って食べてしまいました。
ご飯は、成猫用の総合栄養食ドライフードの規定量(45g)を3回に分けてあげる+毎日では無いですがおやつもあげています。そのせいなのか、体重も家に来てから1ヶ月で2.2kgから2.8kgに増えました。
元々人間の食べ物には興味津々でした。家に来たばかりはそれでも満足していたはずなんですが… 生ゴミを漁ってまで食べてしまうのはやはり量が少ないのでしょうか? それとも、キッチン=ご飯のイメージになってしまっているからなのでしょうか?
1度旦那が間違えて1日分の量のご飯をあげたことがあるのですが、それは1回でそのままたべきってしまったようです。肥満が心配ですがあげられるだけあげてよいのでしょうか?それとも、子猫用の栄養のご飯に切り替えたほうがよいのでしょうか? 場所はキッチンではなく違うところでご飯の用意をすれば、キッチンに興味が無くなるものなのでしょうか?
生ゴミ漁りはこまめに処分して私たちが対策すればよいのですが…困っています。ご意見いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。

平片 修先生(アイラ動物病院)からの回答

はじめまして、アイラ動物病院  平片と申します。
>成猫用の総合栄養食ドライフードの規定量(45g)
 ねこさんの体重の記載がないので、パッケージの体重相当量という事でお話を進めさせて頂きます。
 
 パッケージに記載されている簡易の規定量は、おしなべて平均の活動量・死亡率・発育ステージの量です。
 そのため運動量が多く・エネルギー消費量が多いねこさんには足りないかもしれません。
 
 倍量はやりすぎですが、体重を測定しそれに相当する量の1.2倍量位に増やしてみてはいがかがでしょうか。
 また、その子が痩せ気味の場合 給餌量の基準となる体重が変わりますので、きちんと評価した上で体重を考えてあげて下さい。
>場所はキッチンではなく違うところでご飯の用意をすれば、キッチンに興味が無くなるものなのでしょうか?
 基本的には 一度そこに美味しいものがあった という成功体験から、キッチンでない場所でごはんを用意してもしばらくはキッチンを探しに行きます。
 ご飯を別の場所(食卓の上でやると今度は食卓の上に行きますので気をつけて)で用意するのは良いと思います。
 基本的にキッチンに侵入されない構造にするのが一番だとは思いますが、犬と違い立体的に侵入を試みるのでなかなか難しいですね。
 匂いがするとゴミ箱も倒して中を確認しようとすると思いますので、気をつけて下さい。
対策一例
 ねこさんがキッチンに入ろうとした瞬間に、一斗缶を叩くような大きな音をねこさんの視野外で発生させるのを繰り返して見て下さい。
 あとは… キッチンに入ってきた瞬間に 大きな音のなる物(事前に準備)を落とす。
 これを繰り返して、キッチンに入るとなんだかヤバそう と思わせることで侵入の機会は減ると思います。
 ただ、その音を出しているのは◯◯だ という事が確定判断されてしまうと、その人が居ない時に侵入を試みるので、天変地異感を醸し出して負の刺激を覚えさせる方が効果的だと思います。
誤食等の事故がないことを祈ります。

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相談内容:猫の皮膚型肥満細胞腫の切除について

飼い主からの相談

相談者:千葉県 ぶちさん
はじめまして。この度はどうぞ宜しくお願いいたします。
5か月ほど前に飼い猫、13歳の額に3ミリ程の白い粒状のできものを見つけ、かかりつけの獣医に見ていただきましたが悪いものではなさそうとの事で経過観察しておりました。
先日、大きさはほとんど変わっておりませんでしたがやはり気になり、細胞診をしていただき肥満細胞腫と判明しました。病理検査にも出して、ほぼ良性の挙動を示すタイプとされました。
超音波検査でも内臓に腫瘍等は見つかりませんでしたので今月末に全身麻酔での切除手術を予定しております。本猫はいたって健康で食欲もあり腎臓等の数値も比較的、良好です。
しかしながらその後、猫の身体を調べていました所、左足の付け根あたりに似たような白いできものを見つけました。
幅2ミリほどで額にあるもののように粒にはなっておらずわずかに指に触れるくらいのシコリです。
これが肥満細胞腫であった場合には多発性と呼べるものでしょうか?他には無さそうですが、これから出てくるかと心配です。
内臓からの転移ではなく、皮膚型であった場合も複数できることは通常、あることですか?
また、隈なく調べたつもりではあるのですが他にもあるかもしれない皮膚腫瘍を見落としてる可能性のある手術に疑問を持っています。
見落としの可能性を残したまま予定通り、今月末に切除手術をする事は意義のあることでしょうか?
(画像は新しく見つけた左足のできものです。まだ肥満細胞腫と判明した訳ではありません。)

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

皮膚型は一カ所だけのことが多いのですが複数箇所の場合も御座います。
複数箇所の場合には、原発が内臓に無いかどうかエコーで調べる必要が御座います。
脾臓にあれば脾摘が必要です。消化管型の場合には特に分子標的薬の選択も考えなければいけません。
今回は脾臓などの臓器に腫瘤が無いとい言うことですから、先ずは手術で摘出して下さい。
もちろん両方とも摘出することをお奨めいたします。
細胞診とは異なる結果が出る場合がありますから念のために病理検査を受けましょう。
皮膚型は良性の転帰をとり、再発しないことが多いものです。病理検査の結果を踏まえて主治医の先生とよく相談しましょう。
お大事にして下さい。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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