【犬の病気】変形性関節症が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

変形性関節症が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:口が開き辛い

飼い主からの相談

相談者:兵庫県 ムックさん
9月29日
口を開け辛くしてる、歯磨きをいやがるので受診しました
口の中を診ていただき特に異常はなく様子見になりました
10月3日
アクビをした時に泣くようになったので受診
痛み止めの注射接種と痛み止めの薬を処方していただきました
10月6日
やはり口を開ける動かすと泣く受診
痛み止めの注射リブレラを接種
今日で6日目ですが少しは良くなってるがまだアクビをすると泣く、口を開けにくいのが続いてます、注射の効き目に時間がかかる様なので仕方ないのかなと
食欲はありご飯も食べます
薬が効いてくるのを待つしかないのでしょうか
他に治療法はあるのでしょうか
よろしくお願いします

浅川雅清先生(ペット家族動物病院成城店)からの回答

ご返答ありがとうございます。
改善傾向にあるようで、とても安心しました。
リブレラはご存知の通り、今年発売となった変形性関節症に向けた抗体薬です。
簡単に申し上げると、関節炎に伴う痛みシグナルを抑制する注射薬です。
発売されて日が浅い為、効能以外の隠れた薬効があるかもしれませんが、今回のケースは、顔周りの関節のどこかに炎症があったのかもしれませんね。
あまり顔の痛みに使った症例は聞いたことがないので、効果の程はなんとも言えませんが…
引き継ぎ慎重に経過を見ていきましょう。
宜しくお願い致します。

浅川雅清先生(ペット家族動物病院成城店)からの回答

こんばんは。
症状の改善がなく心配ですね。
さて、今回は「開口時の痛み」という症状かと思われます。
これだけ痛いとなると、レントゲンで異常が確認できそうな気がするのですが、検査はおこなっていますでしょうか?
予想としましては、顎または周囲の神経のトラブルを予想しています。
具体的に申し上げると、歯周病からの顎骨骨折や根尖膿瘍、口腔内または顎骨内の腫瘍、顎関節の関節炎または神経のトラブルが考えられるのではないかと思われます。
痛み止めの効果が見られないので、一度レントゲンでしっかり診断をつけた上、治療を行うことを推奨致します。
ご参考になれば幸いです。
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皆様からの応援メッセージ、お待ちしております!
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相談内容:薬の副作用

飼い主からの相談

相談者:茨城県 ももりんさん
数年前から、僧坊弁閉鎖で薬を服用、6月下旬から、頻繁に下痢が7月まで続き食欲は低下していました。その時に服用のお薬は、ピモベタン、シブロプタジン、プレドニゾロン、テモカプリル、テオフィリン、シルデナフィル、アムロジビン、ミルタザビン、COQ,トラセミドになります。で、今はピモハート2.5を一日三回飲んでいます。
8月に血液検査の結果ALP 970シスタチン1.17
クロール93クレアチニン2.0、尿素窒素93と赤丸をさるました。先生は、腎臓、胆嚢が悪いとのこと、で、お薬は、ピモハートと、名前はわからないんお薬を服用とのことを言われたので、そのお薬を服用していましたが、お薬を飲みますと、食欲低下、嘔吐、下痢になってしまいます。お薬を飲まないと、食欲もあり、嘔吐、下痢にも、なりません。何が原因でしょうか?病院を変えたほうがよいでしょうか?よろしくお願いいたします。

平片 修先生(アイラ動物病院)からの回答

ALPの高値の原因について
ASTやALTと違い 細胞が分泌する酵素 なので、刺激を受けている細胞から分泌されます。
中でも 骨質を破壊する 破骨細胞 と 肝・胆管系の細胞から分泌される割合が多いです。
よって 肝障害(胆汁うっ滞・肝炎等)でもあがりますし、変形性関節症等の関節疾患があっても上昇すると思います。
ただし… 心臓からの肝臓うっ血でも上昇します。
また、ホルモン疾患でも上昇します。
ここに上げられている情報では判断ができかねます。
食欲に関しては、BUNの上昇でも減退から消失します。
一番その子の情報を持っているのは、実際に診察している獣医師です。
しっかりとコミュニケーションを取ってください。

平片 修先生(アイラ動物病院)からの回答

ももりん様
はじめまして、アイラ動物病院  平片と申します。
7月に飲んでいた薬から想像すると
 僧帽弁閉鎖不全症(肺高血圧症を伴う もしくは 三尖弁逆流を伴う)
→ ピモベンダン・テモカプリル・シルディナフィル・トラセミド
 食欲不振
→ シプロヘプタジン・ミルタザピン
 咳
→ テオフィリン・プレドニゾロン
があったみたいですね。
現在はピモハート(ピモベンダンのジェネリック)のみの投与 とのことですので、心臓の状態は安定してるという投薬内容での印象です。
ピモハートのみでは消化器症状を呈さない事を鑑みると、その 名前がわからない薬 に原因がある可能性はあります。
ただ、心臓疾患での症状が消化器症状のみの場合もありますので…
かかりつけの先生に、現在使っている薬の副作用等を確認の上 相談してみてください。

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相談内容:うまく歩けません。

飼い主からの相談

相談者:愛知県 メイプルワンさん
初めて質問させていただきます。
ゴールデンレトリバー10才のメス29kgです。
3月上旬大変そうに立ち上がっていて3月21日(日)に公園で結穀キい距離を散歩し23日から自力で立ち上がれなくなってしまいました。
動物病院で両足後ろ足をレントゲンを撮った結果、股関節は問題なく老化による両膝に軽い炎症があると言われました。
特に治療もなく栄養補給のサプリメント(20日分)と痛み止め(5日分:RIMADYL)を処方されました。歩行についても動かないと本当に動けなくなると言われオシッコするため歩行させようとしますが無理に動かそうとすると前足に負担がかかるのかつんのめってしまったり、動かずそのまま座ってしまいます。
薬に関してですが、ネットで痛み止めのRIMADYLは賛否両論です。
心配なのは痛み止めを飲ませて大丈夫なのか?と無理に歩行させたほうが良いのか?どうなのでしょうか?
また、症状を改善させるためにはどうしたら良いのでしょうか?
アドバイスよろしくお願います。

中津 賞先生(中津動物病院)からの回答

脊髄の圧迫による後躯麻痺を推察させる症状に良く似ています。脊椎特に腰椎の加齢現象による変形性関節症あるいはその結果起こる椎間板ヘルニアについて検査が必要な様に思われます。神経の障害であれば、早いうちに治療を開始しないと圧迫による酸素不足で神経の変性が進むかもしれません。特に7日以内の濃厚な治療で少しでも回復出来れば、その後の経過も良い傾向があります。リマダイルは獣医師の処方に従って投与しているなら、何ら問題はないです。

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相談内容:股関節形成不全の治療について

飼い主からの相談

相談者:兵庫県 ANDYままさん
はじめまして。ボーダーコリー3歳♂の飼い主です。1年程前、(遊びの中での)フリスビーキャッチ後の着地の乱れが気になり検査を受けた所、重度の股関節形成不全(変形性関節症が進行)と診断されました。運動制限&療法食&サプリで内科的治療を進めてきました。一年掛けて、薄かった後肢の筋肉にも厚みが増し、かなりの距離を歩けるようにもなり、症状は安定しています。この方法で、無理をさせなければ痛みもなく犬生を全うできるものと安心していた矢先、整形外科専門の獣医師のセカンドオピニオンを仰いだ所、今が安定期にあるだけで2~3年後には痛みがでるので、時期は問わないが(早いほうがよい)、人工関節または骨頭切除の手術を受けるのがBESTと説明を受けました。
一方で、かかりつけの獣医師は、手術は痛みの出現頻度が高くなったとき、または脱臼してしまった場合と考え、今はこのまま様子を見ましょうとのことです。
どちらを選択すべきかは飼い主が最終的に決定することなのですが、その時々、入ってくる情報に気持ちが揺れ動き悩んでいます。
個々の症状、体重などで治療法は異なるとは思いますが、一般的に中型犬については、主にどちらの治療を勧められるのでしょうか?
また、骨頭切除の手術は大学の実習でも扱う手術なのでどの獣医師でも可能な手術と聞きましたが、一般的な動物病院の設備&技術で可能な手術なのでしょうか?
手術に100%成功ということはないと思いますが、術後に今以上に悪い状態になってしまう心配はないのでしょうか?
ご回答をいただけば、またそれで悩むのかも知れませんが、一人でも多くの獣医師の方のご意見を伺いたく質問をさせていただきました。

遠藤 薫先生(遠藤犬猫病院)からの回答

こんばんは。
回答が遅くなりました。
この子の場合は、掛かりつけの先生がおっしゃっている事に賛成です。もっと早い段階で見つかっていれば、臼蓋形成術(3点骨切り術)が適応になっていたと考えられますが、今では時すでに遅しです。ここまできたら、症状が安定しているので、あえて手術の必要は無いと思われます。
手術は骨頭切除がベストでしょう。人工関節はいろいろな理由で個人的にはお勧めできません。骨頭切除そのものは難しい手術ではありませんが、慣れていない先生ですと、股関節に到達する時に筋肉をズタズタにしてしまうことがありますので、必ず慣れている先生にお願いしてください。

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相談内容:愛犬が突然びっこをひくようになりました

飼い主からの相談

相談者:東京都 chinaloveさん
こんにちは。突然ですが、どうしてよいのか分からずここに質問させて頂きます。
昨日からうちの犬(小型犬・シルキーテリア)が断続的に震えだし、食餌も吐いてしまいました。
それで今朝、病院へ連れて行ったところ 検便の結果「菌がある」と診断され、抗生物質を処方され、その後しばらくして下痢は回復したのですが、
今度は夕方頃に突然、後ろ足を床につけず びっこをひくようになりました。
症状としては、
・歩くときにびっこをひく
・触ると過度に痛がる(特に股関節あたり)
です。
ただ、座ったり、痛がるほうの足を下にして眠ることは出来ます。
既往歴としては不定期な痙攣(心臓病)、先天性の腰の脱臼があります。過去にした手術は去勢手術と肛門のヘルニア手術です。ちなみにオス、17歳と高齢です。
もしどなたか鑑別がつけられる方がいらっしゃいましたら、ご回答下さいませんでしょうか。本当に心配です。宜しくお願い致します。

田村 兼人先生(たむら動物病院)からの回答

こんにちは。
17歳のワンちゃんのびっことのことで、ご心配のことと思います。歩くときにびっこを引き、触ると痛みを訴えるとのことから、まず考えなければいけないのは椎間板脊椎炎という感染症が上げられます。かかりつけの病院でレントゲン検査をしていただくことで診断がつく場合があります。原因としては、皮膚の感染症、膀胱の感染症などから細菌が脊椎に移行して引き起こされます。そのほかの可能性として、股関節の変形性関節症が疑われます。いずれもレントゲン検査で診断がつきますのでかかりつけの先生にご相談下さい。
 おだいじに。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 関節の問題・脊髄の問題・末梢神経の問題・感染症・糖尿病・筋肉や靭帯の問題・など症状だけでは、考えられる病気はかなりございます。
 最低限レントゲン検査と血液検査は必要だと思います。病名によっては高齢でも十分治療に反応する疾患もございます。

松倉 源太郎先生(洋光台ペットクリニック)からの回答

 こんにちは
現在は下痢や嘔吐は治まっているのですか。現在のびっこを引くことと関係があるかは分かりませんので、もし治まっているのでしたら、そちらは様子をみて、痛みに対しての対処をした方がよいと思います。
 おそらく年齢からくる脊椎の痛み、あるいは過去の脱臼のあたりが関節炎を起こしてきている可能性があります。レントゲンでの判断となると思いますが、どちらにしても年齢的にも手術を行うよりは、痛み止めを処方してもらい痛みの軽減を目的とした治療になるかもしれません。

橋本 祥男先生(シンシア・ペットクリニック)からの回答

たぶん、どの先生も同じ事を考えていると思いますが、
このような場で鑑別を期待されるのは問題だと思います。
股関節の辺りに痛みが有るのですから、
そこに問題が有るだろうとは推測できますが、
鑑別するにはレントゲン検査も必要ですし、
その前に歩き方を見たり(視診)
触って痛みを確認したり(触診)
様々な証拠を積み上げていく事で、診断がつくのです。
それらが無い状況で、期待されているような返答は、
出来る先生は居ないと思います。
幸い、主治医の先生がいらっしゃるのですから、
可能な限り早く診察を受けていただいたほうが、
良いと思いますよ。
祝日をはさみますから、もしかして、
主治医の先生と連絡がつかないために
不安に思われているのかもしれませんが、
それでしたら、ネット等を利用して、
祝日診療を行っている病院を探して、
しっかりと診察を受けてください。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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