相談内容:子宮蓄膿症由来の膵炎って存在しますか?
飼い主からの相談
8/25に子宮蓄膿症と診断され
8/27にお腹のエコーを受け胆嚢に泥があると言われました
その時には何も言われず、血液検査も子宮蓄膿症に伴う数値で
とりあえず子宮蓄膿症の治療に専念して
子宮蓄膿症の抗生剤と胆汁のお薬を処方していただきました。
多飲多尿と微妙な食欲のなさ、軟便、体重減少が気になるも
子宮蓄膿症のせいだろうと放置していました。
9/5に子宮蓄膿症の手術を受けるということで預けたら
膵炎ということが発覚しました。
あんなに検査をしたのに膵炎と診断されず
本日やっとわかったわけですが、
子宮蓄膿症による合併なのでしょうか?
気が動転していて…
この病院に預けていてもいいのか心配になってきました。
一刻も早く真相が知りたいです。よろしくお願いいたします。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

ご報告ありがとうございます。
無事、手術が終わり安心しました。
後はもろもろ正常値になればさらに安心ですね。
また経過に不安な点、不明な点がありましたらご相談下さい。
よろしくお願い致します。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
膵炎の診断については、概ね予測通りです。
改善傾向にあるとのことで、安心しました。
が、状況としては、思っていたより複数の疾患が絡んで複雑な状況のようですね。
お伺いできる範囲でお答えすると、わたくしも主治医の先生と同様の意見です。
このままリパーゼを下げて、落ち着いたら手術をし、術後膵炎が起きないよう点滴や内服を手厚く行っていく、という方針で良いように思います。
あとはスムーズに手術が終わり、予期せぬ合併症が起こらないことを祈りつつ、元気になったご報告を頂けるのをお待ち申し上げております。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

おはようございます。
追加のご質問ありがとうございます。
わんちゃんの状態を診ていない為、診断のフローに関して正確なコメントはできませんが、確かに膵炎であればその治療を行ってから手術に臨んだ方がベターでしょう。
子宮蓄膿症は手術の必要があるので、良くなったら手術する流れで良いでしょう。
手術が終わるまで、症状が続いてしまうのは納得がいきます。
が、血液検査の結果がご相談者様に正しく伝えられていないこと、子宮蓄膿症が何を根拠に(エコーだと思いますが)10段階中3段階と評価されているのか、理論的で無く少し疑問を感じました。
ともあれ、治療が上手く行って元気になってくれればそれで結果オーライだと思います。
次は血液検査などの各種結果とともにご相談頂けたらより良いアドバイスができるかもしれませんね。
オープンにしづらい情報があればプロフィールからFacebookにも飛べますので御活用下さい。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
前回のご相談に引き継ぎご回答させて頂きます。
まず、膵炎というのは、なかなか診断が難しいものであります。
今回の診断は、血液検査の項目の「リパーゼ」が高いから、という感じでしょうか?
近年、リパーゼは様々な疾患(恐らく子宮蓄膿症やクッシング症候群も含む)で上昇することが知られています。
わたくしは最低限、膵臓のエコー検査で、実際に膵臓に炎症が起きていそうか確認してから診断します。
子宮を確認した際に膵臓も確認していると思いますが、そこは先生に確認が必要ですね。
子宮蓄膿症から膵臓が二次的に起こる、という事象はあまり聞いたことはありません。
ありえないかと言われると、絶対に無いとは言えませんが。
仰る通り、失礼ですが診断が後手後手な感じは否めませんね。
適切な回答ができているか不明申し訳ありませんが、ご参考になれば幸いです。
相談内容:エコーの掛け方についてお聞きしたいです
飼い主からの相談
子宮の右側にある臓器が大きくなっているのと
ALPの数値が高いと言われ心配になり腹部エコーをお願いしました
「ALPの数値が高く副腎の肥大が気になるので
腹部エコーでの検査をお願いします」
と言ってしまったのですが、指摘されたのは胆嚢の泥でした
(副腎だと思い込んで副腎の検査をお願いしてしまいました…)
よくよく検索してみると
子宮の右側にある臓器は副腎ではなく、脾臓のようで…
ちゃんと見ていただいてるのか疑問に思い、急に心配になってきました
脾臓もエコーで見てくださっていると思いますか?
心配で心配で夜も眠れません
あと、心臓と肺の肥大も指摘されて心配になり
そちらのエコーもお願いしたのですが
見せられた動画は心臓だけでした
肺も見てくれていると思いますか?
(両脇の毛が剃ってありました)
説明途中で急患が入り、
中途半端な話し合いになってしまいました…
ご回答の程、よろしくお願いいたします。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんばんは。
タイミング悪く十分な説明が受けられなくて心配ですね。
こちらでの回答も、部分的な情報のみなので断片的な回答ですがご了承下さい。
まず、お腹の中の臓器の配列はさておき、お腹全体をエコーで診て頂いたのか、確認した方が良さそうだと思います。
獣医師側からすると、柴犬は毛の性質上エコーが見えづらくて、それで毛が一部刈られているのだと思います。
となると、胆泥は見えたけど、副腎含め細かいところまではエコーが届いてないこともあり得ます。
再度、お腹全体を見れたのか、確認をしてみたほうがいいと思います。
エコー検査は、必ずしも全身が診れる訳ではなく、特に骨や肺はエコー検査が苦手とする臓器です。
予想ですが、肺に関してはエコーは実施せず、胸の左右から毛刈りし、心臓のみを検査したのではないかと思われます。
非常に抽象的な回答ですが、ご参考になれば幸いです。
今本 成樹先生(新庄動物病院)からの回答

どこまでも心配なのでしょうね。そういうもんだと思います。そして、我々は、それに寄り添うしかないかなぁって思っています。
せっかく腹部の検査をしたんだから、いろいろと調べてみたら何か見つかったってことで、症状が出る前に対処できそうなものであればよかったと考えないといけないのかもしれませんね。今の時代、どんどん高度医療化されてきて、どこまでも検査もできる時代になってきましたが、どう生きるか、どのように医療を活かすか?は、個人差もあると思います。心配を一緒に解決できる主治医さんと、少しでも心安らぐ生活ができることをお祈りしています。
今本 成樹先生(新庄動物病院)からの回答

ご質問内容に対して、私自身が検査を担当していませんので、想像でお答えすることをご容赦ください。
まず、腹部に超音波を当てて検査したら、だいたいが全体を見て回るということをしていくと思います。
ただ、異常のない臓器に対しては、検査中に動画や静止画の記録をしないこともありますので、説明時に簡略化してしまうこともある可能性はあります。
どこまで検査されたか、どこが検査上問題なくてで、どこが気になったか?については、聞いてみてください。
きちんと疑問点は質問できるようになれたらいいですね。
あと、個人的には、超音波で肺の検査をするというよりは、レントゲン検査やCT検査がいいかなぁって思います。心配であれば、このへんも検査を追加していただいてはいかがでしょうか?
相談内容:9歳での避妊手術って主に何が危険ですか?
飼い主からの相談
先日、9歳の柴犬が子宮蓄膿症になりました。
幸い抗生剤で散らす事に成功しましたが、
開放型であるうちに子宮を摘出してしまった方が良いと手術を勧めていただき
体力が回復した2週間後に手術することを決めました。
年齢的にもリスクは上がるし
100%成功する手術でないことはご了承ください
と言われてとても不安です。どうしていいのかわかりません。
術前検査は良好で、
心臓エコーまでしましたが問題はありませんでしたし
先月は病理検査とスケーリングのために麻酔を掛けましたが
特に何も問題はありませんでした。
先月全身麻酔を受けてしてしまったので
今はやらない方がいいですか?
今本 成樹先生(新庄動物病院)からの回答

飼い主さんの不安を軽減させていただけるような病院に治療をやっていただけるようでよかったですね。
安心して、そしていい治療で元気になってくれたらいいなぁって思います。
今本 成樹先生(新庄動物病院)からの回答

麻酔をかけるときに年齢だけでリスクになるということは、現代では『ほぼない』とお考えいただいていいと思います。
先月麻酔をかけたのであれば、同じ麻酔を使えばいいんじゃないでしょうか?もしくは、現在の状態に合わせた麻酔になる可能性もありますが、
診察も検査もしてないので、その辺までは言及できません。
その先生にお任せされてはいかがでしょうか?
子宮蓄膿症は、とても危険な病気です。手術が最善と判断された主治医さんの意見が一番正しいのではないかと私は思います。
相談内容:クレアチンキナーゼについて
飼い主からの相談
クレアチンキナーゼの数値が高く
〜199のところ228もありました。
運動をしたり怪我をすれば高く出るようですが
運動は朝の散歩くらいですし怪我はしていません。
心筋梗塞になっている場合も出るようですが
エコーで検査をしていただいたのでこれも違うと思います。
一体なぜなのでしょうか…
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

お返事ありがとうございます。
子宮蓄膿症でしたか、とても心配な状況ですね。
クッシング症候群に関しては、高齢の犬でよく遭遇し、超音波検査にて副腎の大きさを確認するところから診断が始まります。
超音波をしているようなので、大丈夫だと思いますが仰る通り、ひとつの注意点ですね。
検査時の緊張、興奮にてCKが上がる、という情報は今のところ聞いたことはありません。
むしろ、個人的には子宮蓄膿症からCKが上昇してるのかな?とも思いました。
術後しばらくして再検査を行い、下がっていたら子宮蓄膿症由来の上昇だったのかな、という推察を立てることもできるかと思います。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんばんわ。
血液検査の数値が高く出ると心配ですね。
今回のご質問はなかなか難しいな、と個人的に思いました。
血液を専門的に勉強している者でもないので、参考までに聞いて頂けたら幸いです。
ご存じの通り、CKは骨格筋や心筋の障害を表す指標です。
なので、骨格筋であれば、外傷、中毒(例としてチョコレート)による横紋筋融解症、免疫疾患による筋肉の障害などで顕著に上昇します。
しかし、今回は数値が高いとはいえど軽度の上昇なので、病的なものではなく検査誤差のような雰囲気も感じます。
検査誤差が生じる原因として、ワンちゃん自身が筋肉量が豊富だったり、運動直後(直後というのが重要です)の採血が挙げられます。
今回のケースでは情報も少なくなかなか判断が難しいように思いました。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:血尿 ウミ(ザラザラしたもの)
飼い主からの相談
お願いします。
夕方頃おしっこが頻尿になり、少量のおしっこの最後に血が出てウミの様なものが一緒に出ました。
ウミのようなものはザラザラしていました。
その後2.3度頻尿をし、最後にきれいな血がつきました。
2年前ぐらいに膀胱結石になり膀胱炎をしましたが、良くなってからはずっとおしっこの状態が良かったのですが、また結石が出来て溶けて出てきたのでしょうか?
膀胱炎の可能性はありますでしょうか?
また、他に何か病気が隠れているとかありますでしょうか?
よろしくお願いいたします。
因みに、今日はドッグフード、ズッキーニ、じゃがいも、枝豆、歯磨きガム、オリゴ糖入りクッキーを食べました。
ここ最近から、オリゴ糖クッキーをあげています。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

膀胱炎・尿路結石・膀胱癌等が疑われます。
避妊手術をしていなければ子宮蓄膿症も疑われます。
頻尿は糖尿病・腎臓病・クッシング・甲状腺機能亢進症・脳下垂体腫瘍でも起こりえます。
高齢犬ですので、御記述の症状だけでは疑われる病気が多すぎて絞り込めません。
先ずは早急に動物病院を受診し検査を受けましょう。
新鮮な尿を清潔な容器に入れて持って行くと良いでしょう。お大事にして下さい。
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