子猫期は遊ぶことが社会勉強!

特に、「社会化期」と呼ばれる生後2~12週は性格形成において大きなウエイトを占めます。この時期に親猫、兄弟猫と離れたり、コミュニケーションが少なかったりすると、相手との接し方、距離感がわからないまま育つことになります。結果として情緒不安定になり、問題行動を起こす猫になることも。
少なくとも生後8週くらいまでは親や兄弟と過ごすのがベストですが、この時期の子猫を迎えた場合は飼い主が代わりになって社会性を教える必要があります。そんなときに便利なアイテムが「おもちゃ」です。遊ぶ時間をたっぷり確保して、おもちゃで遊んであげましょう。
遊び方のコツは獲物の動きを再現すること

もともと猫は肉食動物で、狩猟本能を持っています。しかし、室内飼いで狩りをする機会はありません。そこで使えるのが「動くおもちゃ」。
飼い主さんは子猫が「疑似狩猟体験」できるように、おもちゃで獲物の動きを再現できるようサポートしてあげてください。子猫は本能や好奇心を刺激されるので夢中になって遊びます。狩猟体験は、成猫になったときに必要な動きの練習もできるので一石二鳥です。
ちなみに、猫が獲物を捕まえるときにする動きは
・獲物を狙う(様子を伺いながら忍び寄る)
・飛びかかる
・獲物にとどめを刺す(キバをむく)
です。
おもちゃが獲物に見えるよう、動くスピードを変えたり、床を這わせたり、さまざまな変化をつけてあげましょう。
子猫におすすめのおもちゃは、この3つ!

1.じゃらし棒(猫じゃらし)
遊びながら、瞬発力を鍛える
縦横無尽に動くじゃらし棒。猫は一瞬で仕留めようとするため、瞬発力を鍛えられます。遊ぶときは、じゃらし棒の先を子猫のまわりで上下左右に変化をつけながらちょこちょこと動かすことから始めます。じゃらし棒に慣れてきたら、ステップアップ。じゃらし棒の動きにも変化をつけてあげましょう。
・物陰に隠れるネズミのように、物陰から猫じゃらしの先だけ見せて、興味を引く。→猫が飛びついてきたら床の上を這うように逃げる。
・鳥の動きのように、空中でじゃらし棒を大きく動かす。
・葉っぱの下に潜む虫のように、布の下にじゃらし棒を入れて、モゾモゾと動かす。
など、獲物をイメージしながら動かしてみてくださいね。

まゆ玉のおかげで歯磨き効果が期待できるおもちゃ。持ち手があるので、使いやすく楽しく猫と遊べます。
2.ボール

こんなボールも
・中に鈴が入っているボール…音で子猫の興味を惹くことができます。
・中にキャットフードを入れられるボール…知育玩具にもなるタイプです。転がすとフードが少しずつ出てくる仕組みになっているので、猫はどうやってフードを外に出すか、考えながら遊ぶことができます。
・おもりが入ったボール…起き上がりこぼしのように、ゆらゆらと不思議な動きをするので猫は興味しんしんです。
留守中におすすめ
留守中は、猫が一匹でも楽しく遊べる仕組みのおもちゃを置いておくといいですよ。おすすめは、サーキット状のレールの中にボールが入っているおもちゃ。ボールが猫が予測できない動きをして、猫の狩猟本能を刺激するので猫も楽しく遊べます。

鈴が入った爪がひっかかりやすいボールのセットです。からふるとなちゅらるから好きなセットが選べます。

鈴入りやニットキャップ入りのボールなど猫の五感を刺激するおもちゃ。爪とぎもできます。取れそうで取れないボールに猫も夢中になることでしょう。お留守番にもおすすめです。
3.ぬいぐるみ(けりぐるみ)

猫好きを虜にした大人気アプリ『ねこあつめ』に登場するけりぐるみを完全再現! デザインだけでなく、シャカシャカフィルム入りで、嗜好性もばっちり。
手指で遊ぶと噛み癖の原因に

また、噛み癖がついたがゆえに飼い主との関係も悪化してしまうことも。子猫と遊ぶときは、くれぐれも手指は使わず、必ずおもちゃを使うようにしましょう。
まとめ


高所から獲物を狙っていた習性の名残から、猫は高いところに登るのが大好きな動物です。 そんな猫の生活を快適にしてくれるグッズが「キャットタワー」。 キャットタワーはさまざまな種類が販売されているので...
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