目指したのは究極の癒し!

自然界では天敵同士のような猫と鳥。そんな猫と鳥が過ごす様子を切り取った、写真集『こねことひよこ』が2016年10月18日に発売されました。価格は1080円(税込み)。

写真集は「究極の癒し」を目指して、クリエイティブチーム「SPMX」が制作しました。撮影は、関東を中心に野良猫の写真を撮り続ける写真家・黒木康隆さん。

子猫 VS ひよこ、勝利したのは…?

ページをめくれば、「隣にいて当然」という顔でそこにいる子猫とひよこたち。子猫の「興味津々」という顔に比べ、ひよこの「なにか?」とでもいいたげな顔がなんともいえないおかしさがあります。

写真集の編集を担当した成澤さんに、撮影時に大変だったことを尋ねると、「ひよこが思いのほか、強くて驚きました!」とのこと。子猫たちのほうがひよこに追いかけられたり、尖ったくちばしにビックリしたりする場面があったそうです。

子猫とひよこは少しずつ慣れてきて、撮影の休憩中に一緒に眠るほどの仲よしになりました。子猫とひよこが寄り添って眠る姿なんて、思わず顔が緩んでしまいそうですね。

睡眠時間2時間で子猫のお世話をする日々

この写真集を出版することになったとき、ペットのタレント事務所に声をかけることは考えなかったそうです。撮影を通じて、子猫が幸せな家庭にもらわれるようにと、動物保護センターに収容された猫を起用すると決めていました。

実際、写真集に登場した子猫は、生後3日ほどでセンターに保護された兄弟猫。保護されたときはへその緒がついたまま、目も開いていませんでした。

生まれたばかりの子猫は頻繁な授乳と排泄のケアが必要で、保温にも気を配らなければなりません。子猫の里親がすぐに決まり、保護センターの登録ボランティアをしているスタッフがいて子猫の世話ができたことで、撮影が実現しました。世話をしていたスタッフの睡眠時間が2時間などという時期もあったそうです。

「弱っていた子猫はミルクを上手に飲めずに危険な状態になってしまったこともありました。
そのたびに徹夜をして夜通し暖めたり、病院に駆け込んだりして、なんとか生き延びてくれました」

撮影したときは生後2カ月ほど。今は里親のもとで幸せに暮らしているそうです。

疲れたときに手に取ってほしい一冊

まったく違う生きもの同士、撮影中はなにが起こるのかと、スタッフ全員の気が張り詰めていました。しかし、当の子猫とひよこはそんなことを気にするそぶりも見せず、鼻をくっつける挨拶をしたり、互いの真似をしたり。

「どうぶつ萌え」する人なら癒されること間違いなしの写真集。疲れたり悩んだりしたとき、手に取ってパラパラとめくってみてはいかがでしょうか。
光文社『こねことひよこ』
 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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