犬好きなら誰だってドッグショーを楽しめる!

「ドッグショー」という言葉は知っていても、実際に何をするのかはご存知ない方も多いのではないでしょうか。

犬種にはそれぞれ「スタンダード(犬種標準)」が定められていて、ドッグショーの審査はそれに沿って行われます。単純に美しい犬を決めるコンテストではないんですよ。
スタンダードには犬種の性質やサイズなどが細かく記され、言わばその犬種の理想形。ブリーダーはスタンダードを目指して犬を繁殖させています。ドッグショーはスタンダードに近い犬を評価するとともに、ブリーダーの繁殖方法の正しさを評価する場でもあるのです。

ドッグショーはショーの規模や種類でルールが違います。犬の名前が読み上げられるわけでもなく、大きな発表もなく、気付いたときには「あれ? 審査終わってる?」なんてことも。複雑で敷居が高そうなイメージがある人も多いでしょうが、しかし、ドッグショーの楽しみ方は人それぞれ。
ドッグショーは犬好きなら誰でも楽しめるイベントなのです!

覚えると楽しみが広がる? ドッグショーの知識

ドッグショーのルールはさまざまですが、一般的なものをご紹介しましょう。
基本的に犬は性別、犬種別、年齢別でクラス分けされます。そこから年齢別で一位の犬を選出、そこからさらに犬種で一位の犬を選びます。犬種で一位の犬がグループで集まって、次は一位の犬を選出……と、トーナメント方式で審査は進み、そのショーで一位のオス・一位のメスがそれぞれ選ばれます。
その2頭で最終審査が行われ、ショーの頂点に立つ犬が選ばれるのです。

犬を審査する人を「ジャッジ」といい、ジャッジは以下の6つのポイントで犬を判断します。

タイプ…犬種の特色
クオリティー…犬種の質の充実度・洗練度
コンディション…健康状態や精神状態
サウンドネス…精神の安定性や肉体的な健全性
バランス…全体的な調和が取れているか
キャラクター…その犬の魅力

また、犬をより魅力的に見せるために欠かせないのが「ハンドラー」の存在。ハンドラーは必ずしも犬の飼い主ではなく、犬の調教とエスコートを生業とするプロも多いです。さらに、会場には「トリマー」や「グルーマー」などもいて、ハンドラーとともにブリーダーや犬のオーナーなどとチームを組み、出場する犬をより魅力的に見せる努力が行われています。

ちなみに、よく「チャンピオン犬」という言葉を聞きますが、一度ショーで入賞した程度ではチャンピオンになれないって知っていましたか?
チャンピオンになるためには、ショーである程度以上の成績を収めると付与される、「CCカード」と「MCCカード」を合計4枚獲得しなければなりません。チャンピオン犬になるための道のりは、長く険しいのです。

ドッグショーの見どころは?

ドッグショーの見どころは、やはり出陳される犬の美しさ。ショーに出るような骨格や毛並みが優れた犬たちが、さらにこの日のために手入れされ、その姿は威厳を感じるほど。しっかり訓練された動きはとても優雅です。
犬種図鑑でしか見たことがないような、珍しい犬に会えるのも楽しみですね。

おすすめは、早い時間に会場入りし、「出陳目録」を購入して計画を立てること。だいたい1,000~2,000円で販売され、出場するすべての犬の名前や生年月日などが掲載されています。たくさんの犬種が出場するショーの場合、同じ時間に複数の場所で審査が行われるため、事前に出陳目録で見たい犬種の審査時間や場所をチェックしておくといいですよ。
審査中に気になった犬がいた場合、番号からその犬を調べることもできるので、ぜひ出陳目録は手に入れたいところです。

審査中に応援したい犬がいる場合、拍手で盛り上げましょう。

ドッグショーの楽しみ方は審査だけじゃない

ドッグショーでは、出陳された犬を見る以外にも楽しみがたくさんあります。
大規模なドッグショーはさながらお祭りで、アジリティやトリミングなどの競技会が同時開催されたり、企業の展示ブースもあります。

なかでも人気なのは、ここでしか買えないグッズの販売。犬の服やおやつ、プロ仕様のトリミング用品など犬に関連するグッズがずらりと並びます。

飼い主やブリーダー、犬同士の交流も楽しみのひとつですね。ドッグショーは犬の同伴が可能なので、犬連れで見学している人も多いです。愛犬と同じ犬種だったり、憧れの犬種がいたりした場合は気軽に話しかけてみましょう。

これだけは押さえて! ドッグショーのマナー

①出場者の邪魔にならない
出場する犬もハンドラーも、この日に向けて最高のコンディションに仕上げています。集中を崩さないよう、審査前にみだりに触れたり声をかけたりするのはやめましょう。

②撮影はTPOを考えて
審査中の撮影は禁止されていませんが、フラッシュは厳禁です。光ることで出場犬の集中を欠くという懸念がありますが、それ以前に犬の目にフラッシュは悪影響があるので、使わないようにしてください。

③許可を取っておこう
一般の来場者の犬と触れあいたいとき、「なでていいですか」「写真を撮ってもいいですか」などの声がけは忘れないでください。撮った写真をSNSなどに掲載したい場合も、たとえ犬の写真であっても一声かけておくのが礼儀です。

④愛犬同伴の場合は
愛犬と一緒にドッグショーへ行くのは楽しいものです。しかし、愛犬がほかの犬と仲よくできない場合や飼い主の指示でおとなしくできないなら、連れて行くのはやめましょう。また、慣れない場所で興奮して、愛犬が思わぬ行動を取ることがあります。必ずリードを付け、粗相したときのために片付けできるグッズを持参してください。マナーベルトもあると安心ですね。
ヒート中やワクチン未接種の犬を連れてくるのはやめましょう。

⑤通路をふさがない
個人的に一番気になったのがこれです。審査の様子が気になったり、すれ違う犬がかわいくて話しかけたり、気持ちはよくわかりますが、通路をふさいでしまっていることがよくあります。出場する犬やオーナー、ハンドラーは真剣勝負。行き交う通路はできるだけ広く開けましょう。

ドッグショーっていつやってるの?

ドッグショーの規模はさまざまで、世界中から2,000頭以上の犬が集まるものもあれば、ひとつの犬種だけでこぢんまりと開催されるものも。大小合わせて年間300以上のドッグショーがあり、年末年始やお盆前後でなければ、毎週末日本のどこかでドッグショーは開催されています。

まずは近くのドッグショーを観覧してみるのがいいのではないでしょうか。
スケジュールはJKCのホームページなどで紹介されています。8:30から審査開始のことが多いですが、念のため時間は主催者や会場に問い合わせるといいでしょう。

JKCのドッグショーの日程はJKCのホームページで確認できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ちょっとドッグショーに興味が沸きましたよね!
敷居が高そうに感じるかもしれませんが、実は誰でも見学可能なんです。しかも、血統書のある犬なら、出場するのも意外と難しくありません

審査の方法やルールは複雑ですが、わからなくたって楽しめる部分はたくさんあります。まずは軽い気持ちでお近くのドッグショーを探し、足を運んでみてはいかがでしょう。
ドッグショーの魅力にはまってしまうかもしれませんよ!

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