ベンガルの特徴と魅力とは?

ベンガルは、野生の猫が持つワイルドな美しさを求める愛猫家によって人為的に作出されました。

アジアに住む野生のレパードキャットとイエネコが掛け合わされ、改良が重ねられてベンガルの基盤となる猫が1980年代に誕生。アメリカの猫種登録協会「TICA」に純血種として登録されたのは1986年と、比較的新しい猫種です。

体格
ベンガルは体重5.5~10kgが目安で、「ロング&サブスタンシャルタイプ」と言われるがっしりとした筋肉質な体をしています。

毛色
ベンガルの魅力はなんといってもヒョウのような美しい被毛。毛色はブラウン、シルバー、スノーの3種類、パターンは大きく分けて「スポテッド」と「マーブル」の2種類に分けられます。

目の色
ブルー、グリーン、ゴールド、カッパーなどさまざまです。

性格や習性
ワイルドな姿と優しくおちゃめな性格のギャップも人気です。「猫なのに水が好き」というおもしろい習性も持っています。

寿命
平均は12~15歳。丈夫な体質なので特別に注意する病気はあまりありません。

ベンガルを飼うときの注意

飼育環境
ベンガルを飼うときは、「運動量の確保」が最大のポイント。
アスリートタイプともいわれるベンガルは、遊びや運動、冒険が大好きです。縦にも横にも動きまわり、動くものを追いかけたり飛び跳ねたり、水で遊んだり、とにかく活発。
特に子猫や若い成猫のうちは、付き合っている飼い主のほうが疲れてしまうかもしれません。

十分な広さと、走りまわったり大きな声で鳴いたりしても大丈夫な飼育環境が必要です。多頭飼いもできますし、犬など他の動物と一緒に暮らすこともできるでしょう。さみしがりでもあるので、日中も人のいる環境で飼うことがおすすめです。

悪気なく障子や襖を破ってしまったり、家具をひっくり返したりすることもあります。だめなことは叱りつつ寛容な心で接し、イタズラされて困るものはしまっておくなど、人間のほうがベンガルに合わせる努力も必要です。

食事
猫にとってタンパク質は非常に重要な栄養素ですが、筋肉質な体のベンガルは特に配慮が必要。高タンパク・低脂肪・低カロリーのフードを準備してくださいね。

普段のお手入れ
短毛種なのでグルーミングは簡単です。1日1回のブラッシングと月1~2回程度のシャンプーでかまいません。
猫では珍しく、水が好きと言われています。水遊びなども喜びますが、お風呂場での事故などには十分注意してください。

まとめ

ワイルドな美しい姿と温厚で友好的な性格のベンガルは、世界でも日本でも高い人気を誇っています。
運動量が多いので住環境を整えるのが大変ですが、ベンガルを家族に迎えると明るく闊達な日々が送れそうです。

ワイルドな猫ライフを望む方はベンガルを飼ってみてはいかがでしょうか。
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 執筆者プロフィール
ドッグシッター/小動物看護士です。二人の娘に振り回されながら、記事を書いています。ミシンで子供達の服や布雑貨を作るのが趣味。ダルメシアンを多頭飼いするのが夢です。

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