優良ブリーダーとは

チワワ
ブリーダーについて、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。過去には利益優先の業者による悪質なケースがメディアで大きく報道され、ブリーダー全体に悪いイメージを持っている人も少なくありませんでした。

しかし実際には、犬を愛し良心的な経営をしているブリーダーがほとんどです。現在は愛犬家たちの口コミで優良ブリーダーの存在が知られるようになり、ブリーダーから犬を迎える人も増えつつあります。

信頼できる優良ブリーダーに出会い、健康で質のいい子犬を迎えることは、幸せなペットライフの第1歩となるでしょう。

そもそもブリーダーとは

ブリーダーとは、動植物を繁殖(栽培)する人を指す言葉。親犬となる雄と雌を交配させて子犬を繁殖し、販売する仕事をしている人たちが犬のブリーダーです。親犬の血統や健康状態、遺伝性疾患の有無を見極めた上で繁殖させるため、豊富な知識と経験が必要になる仕事です。

どういう人たちがブリーダーになるの?

ブリーダーは、愛情と労力、時間をかけて犬を大切に育てています。しかし、単純に“犬好き”なら誰でもブリーダーになれるというわけではありません。

特別な資格はないが専門的な知識は必須

ブリーダーになるために必須の資格や免許はありませんが、動物を扱う仕事ゆえ専門的な知識はマスト。

開業する場合は、「第一種動物取扱業」と以下のうちいずれかの要件を満たす「動物登録責任者」の登録が必要です。

【1】登録に必要な教育機関の卒業+常勤で半年以上の実務経験
【2】登録に必要な資格の取得+常勤で半年以上の実務経験または、取り扱おうとする動物の種類ごとに、実務経験と同等を認められる1年以上の飼養に従事した経験
【3】獣医師または愛護動物看護士免許の取得

個人経営者が多い

日本のブリーダーは、会社組織などが運営する大規模経営が全体の1~2割ほど。
多くは家族経営や兼業・副業でブリーダー業を営む小規模な経営者です。

私(筆者)の知り合いにも、副業でブリーダー業を営む人がいます。ブリーダーの自宅で飼っている犬はドッグショーなどでも受賞経験のある、しっかりとした血統の犬。その血統を絶やさず引き継いでいくため、「よい犬をよい飼い主に譲りたい」という思いからブリーダー業をはじめたそうです。

事業として営むからには利益は必要ですが“犬好き”という趣味が高じてブリーダーになるケースも多く、犬への愛情を優先させたいと考えるブリーダーの多いことが個人経営の多い理由の一つでしょう。

シリアスブリーダーって何?

皆さんは、「シリアスブリーダー」という言葉を知っていますか?  “serious”(シリアス)は、日本語で“まじめな”という意味。つまりはまじめに責任を持って犬と向き合っているブリーダーのこと。良好な飼育環境の中で犬種の品質向上に努め、無理のない繁殖を行う優良ブリーダーのことをいいます。

優良ブリーダーはこんな人

ブリーダー
愛情を持って犬を育てるのは、ブリーダーの第一条件。優良ブリーダー(シリアスブリーダー)と呼ばれる人は、愛情以上の条件を持ち合わせているのです。

①専門的知識を豊富に持ち、相談に応じてくれる

扱っている犬種のスタンダード、しつけや飼育法に関する知識を熟知しています。
問い合わせや見学といった相談には丁寧に応じてくれ、子犬の譲渡後も飼い主が不安や心配なことがあれば相談できるように連絡が取り合える手段を提供してくれます。

②無理のない繁殖、飼育をしている

親犬の健康状態に配慮し、交配は年に1~2回。一生涯で出産させる回数も調整しています。また、親犬・子犬ともに十分な世話ができるだけの頭数に限定して飼育しています。
そのため“いつでも子犬が購入できる”わけではありません。
かわいい子犬2頭

③犬舎が清潔に整えられている

毎日清掃を行い、臭いや汚れがなく衛生的に犬舎を保っています。犬舎を清潔に維持することは犬の健康維持はもちろん、感染症の予防にもつながります。ブリーダーから犬を購入する場合、犬舎見学が一般的。犬舎がきれいかどうかは、優良ブリーダーかどうかを知る上ではチェックしやすい項目です。

④犬たちがのびのびと過ごせる環境を作っている

ケージに入られたままでは、犬にとって大きなストレスを与えてしまいます。犬舎は飼育頭数に合わせて十分な広さを確保し、ケージのほかに犬が走り回れるスペースも用意しています。

⑤犬の健康と病気の予防に気を配っている

獣医による定期的な健康診断、健康な子犬を提供するための努力と情報収集を日々行っています。また徐々にではありますが、遺伝子検査を取り入れているかどうかも、ブリーダーの評価のポイントになりつつあります。遺伝性疾患の疑いがある親犬の交配を避ければ、防げる病気もあるからです。

⑥法律上の飼育環境の規制をしっかりと理解し守っている

血統証明書の発行や繁殖、登録の届け出を正しく行っています。動物愛護法を順守し、生後56日未満の子犬の販売や子犬の通信販売は行いません。

優良ブリーダーを探すには

手の中の子犬
環境省の調査によると日本全国にいるブリーダーの数は実に12,000件以上。そのなかから、優良ブリーダーを探すのはなかなか難しいですよね。そこで、ご紹介したいのが、ブリーダー直販の販売サイトです。

ブリーダー直販の販売サイトを探そう

全国の子犬の優良ブリーダーを探すなら、ブリーダー直販の販売サイトを利用すると便利です。なかでも成約件数15万件を誇る「みんなのブリーダー」は、実績のあるサイトで登録犬種も豊富です。

登録できるブリーダーは、サイト独自に設けた基準をクリアした優良なブリーダーのみ。購入側も仲介業者を通さずブリーダーと直接やり取りができるため、適正な価格で子犬を購入できることができます。
みんなのブリーダー

全国のブリーダーの子犬を紹介する国内最大級のブリーダーズサイト。
独自に設けた厳しい基準をクリアしている優良ブリーダーが、多数登録しています。

迎えたいエリア・犬種で絞り込もう

動物愛護法により、子犬を迎える場合には見学(現物確認)とブリーダーによる対面での説明が必要になります。「みんなのブリーダー」では、自分の住まいに近い場所や希望するエリアのブリーダー、犬種での絞り込み検索ができて便利です。

ブリーダーに問い合わせをしてみよう

気になる子犬が見つかったら、サイトを通してすぐにブリーダーへ問い合わせができます。ブリーダーそれぞれのページには、子犬の情報だけではなくブリーダーの紹介や取引保証についても明記されているので、必ずチェックしておきましょう。
ブリーダーから犬を購入した人に聞いた!ブリーダーの印象と犬舎見学

まとめ

さまざまな犬種
ブリーダーから犬を迎えたいと考えている方は今回紹介した“優良ブリーダー”の見極め方をチェックしておきましょう。子犬のビジュアルや値段に飛びつかず、成育環境やブリーダーのスタンスなどトータルで判断することが大切です。

「みんなのブリーダー」は、優良ブリーダーのみが登録できるブリーダー直販サイト。時間・場所問わず、好きなタイミングで犬を探すことができます。成約者の口コミも多数なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
 執筆者プロフィール
フリーのエディター&ライター。夫と小学生の息子、麦(トイプードル)の4人家族。
「犬と暮らす生活を知らないなんて人生、損してる!」という友人の言葉に背中を押され、2020年4月から念願のわんこライフを満喫しています。
一時も離れたくないくらい、麦が愛おしくてたまりません!

犬のブリーダーについて

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