犬の尿の異常に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

犬の尿の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:飲水量がグレーゾーンなのでいろんな先生の意見を聞きたいです

飼い主からの相談

相談者:三重県 るなさん
今11.8kgのメスの柴犬(避妊済み)を飼っています。
体重1kgあたり590ml〜708mlの水分が必要とされていて
944ml〜1180ml以上の飲水で多飲多尿とされているようですが
愛犬は最近、トータル850〜950ml飲みます。
(※朝6時〜翌日6時の量です)
午前中は150〜220mlしか飲みませんが
午後から翌日にかけて700ml〜800ml飲みます。
柴犬で外でしか排泄をしないのですが
自らトイレをしたいとは訴えてきません。
これって多飲多尿でしょうか?

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

おはようございます。
仰る通り、ワンちゃんにおいても、コルチゾール分泌量は一日の中で変動します。
確か午前中がピークだったように記憶しています。
が、それが一日の飲水量のムラに繋がっているかは定かではないかなと思っております。
ちなみに我が家の子もクッシング症候群ですが、好き嫌いは激しいです。
その辺は例外も存在する可能性とあるんでしょうね。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
夜だけ飲水量が増える具体的な理由は、申し訳ありませんがわたくしも存じ上げません。
基本的に子宮卵巣全摘を行えば発情は来ません。
が、ステロイド剤同様、ホルモンが抜けきるまで時間がかかるように体感しております。
マウンティングも、時間とともに落ち着くのかもしれないし、クセになっているのかもしれないし、難しいところですね。
また、正確な情報は存じ上げませんが、発情と多飲多尿は関係あると予測されます。それこそ、ホルモンバランスで、という意味ですが。
ひとまず順次ホルモン検査を行いましょう。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
度々の回答失礼いたします。
わんちゃんの多飲多尿の定義は、各所体重当たりどれくらいとの情報があると思いますが、
わたくしが見聞きする限り、獣医師の皆さんは教科書的な情報よりも少ないぐらいの量でも「多飲多尿」と判断されています。
わたくし自身もそう解釈していますが、飲水量と併せて「尿比重」を参考にすることが多いです。
尿検査はされていますでしょうか?
概ね1.030を下回ると、腎機能低下または多飲多尿を疑います。
ご参考になれば幸いです。
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相談内容:手術の影響と膵炎の影響のどちらでしょうか?

飼い主からの相談

相談者:三重県 るなさん
子宮蓄膿症と診断された8/25の時点では
ALPが220(正常値は〜212)でした。
9/5 もう一度術前検査をしたら膵炎が発覚し
ALPは287とわずかに上昇しました。
9/7 膵炎が落ち着き、子宮蓄膿症の手術をしました。
血液検査をするとALPは337になっていました。
9/10までステロイドを投与して
ALP420〜500くらいを行ったり来たりしていました。
9/12
膵炎のことで検査をし、ブレンダを打ち
ALPは500に近いという状態でした。
多飲多尿も酷かったです。
【ここまではステロイドの影響かなと思うのですが…】
そして昨日9/19
(手術から12日目、ステロイド最終投与から9日目)
膵炎のことで血液検査をすると
CRPは0.8になっていてリパーゼも800台で
膵炎は落ち着いたかなという話ではありました。
が、白血球も正常値には戻らず貧血も残っていました。
ALPが580
一度も基準値を超えたことのなかったALTが174(正常値〜125)
ずっと0だったGGTは4(正常値0-11)
上記のように肝臓の数値に異変が見られました。 
子宮蓄膿症になってからずっと多飲多尿が続いていて
肝臓と関係あるのかも心配です。(12kgに対して1〜1.2L飲みます)
クッシング症候群の可能性も否定はできないということで
副腎をエコーで見てもらいましたが綺麗とのことでした。
(血液検査を行いたいのであれば来週やった方がいいと言われました)
胆嚢と肝臓にもエコーをかけてもらうと肝臓に小さくて複数ある病変が見つかりました。(胆嚢の泥もかなり溜まっていました。)
その病変は胆嚢と対照的なところで複数発生しているので
これだけあるならば手術が原因ではなく
以前からあったと思うと言われました…
攻めた検査をするならば生検という方法もあるけど
そこまで今は必要がないとのことでお薬で様子見になりました。
・だいじょうぶ?の先生方ならばどういう治療を行なっていくか
・この状況は一体何なのか
・レバーとキャベツを食べさせていることが数値と関係あるのか
どういった見解であるのか聞きたいです。
難しい話ですみません。よろしくお願いいたします。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
詳細な経過、ありがとうございます。
コルチゾールの結果は確かにアジソン病のようですね。
お力になれて幸いです。
治療を進めていけば、諸々の疾患のコントロールも上手くいくかもしれませんね。
残念ながらわたくしは機械には疎いもので…日頃別メーカー(日立)を使っているので、エコーの良し悪し、またどちらの獣医師の所見が正しいかはなんとも言えません。申し訳ございません。
どちらの獣医師にかかるべきかに関しては、ご相談者様のご意向にお任せ致します。
唯一アドバイス差し上げるとすれば、ご相談者様の気持ちを汲み取ってくれて、わんちゃんを大事に扱ってくれて、かつご相談者様のご意向に沿った検査治療を提案してくれて、院内で判断できない疾患は判断できる病院を紹介してくれるような獣医師にかかるべきかなと思いました。
拙い文章ではありますが、ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

おはようございます。
アジソン病でしたか。結論が出て良かったです。
肝臓のエコー検査にて認められた「病変」というのが、どんなものか文字のみでは推察できませんが、アジソン病で特異的な肝臓のエコーでの変化、というものは特別聞いたことはありません。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
獣医師により言うことが異なり困惑しますよね…
エコー検査を始め画像検査においては、その施設の機械の良し悪し、獣医師の腕の良し悪し、獣医師の主観がかなり反映されます。
薬の作用というより、評価する獣医師の違いにより、これだけ大きな意見の相違が出ているように思います。
お話だけ聞くと、今の主治医の先生の方が正確に判断されているように思いますが、なんとも言えませんね…
症状には波があると思いますが、ひとまず客観的なデータ(ホルモン検査)を集めていったほうがいいと思います。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
こうも獣医師により言うことが異なると、治療方針も迷ってしまいますよね。
私自身のアドバイスもしかり、かもしれませんが……
子宮蓄膿症に関しては、今までの経験上、手術してしまえば一週間ほどで、理論上も治ると思います。
膵炎に関しては、慢性膵炎という形でしたら完治することはなく、付き合っていくものとなります。
百歩譲って、慢性膵炎で各種肝臓の数値が高かったとして、なぜ徐々に上昇するのでしょうか……?
こればっかりは私としては理解ができず、慢性膵炎とはまた別の疾患があるのでは、と予測したくなります。
元の主治医の先生が点滴すれば治ると仰るのであれば、実際に点滴して治るか確認してみれば良いと思います。
治らなかったら、やはりホルモン検査含め精査が必要なのではないでしょうか…?
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
追加のご質問ありがとうございます。
貧血の検査は、一口に言っても多様な検査になりますもので、詳細は割愛させて頂きますか、まずは顕微鏡にて赤血球を確認し、再生性、非再生性、低色素性、正色素性、など様々に分類するところがファーストステップです。
そこから考えうる疾患の検査を行って行きます。
添付頂いた資料では「小球性低色素性再生性貧血」と機械が判断しているようですが、あてにならない気がします。
クッシング症候群の症状に関しては、よく勉強されているようで仰る通り、多飲多尿の他多食、脱毛、体重増加なとが認められます。
当てはまる症状が多飲多尿のみのようなので(12kgで1Lの飲水は多飲でいいと思います)、もしかしたらクッシング症候群では無い可能も残されてると思います。
肝臓胆嚢に関しては治療されていてもALPが上昇しているので、やはりホルモン検査に進むのが一番明確に治療方針が立てられるのではないでしょうか?
また、入院や食生活の変化のストレスが多飲に繋がる可能性はありうると思います。
が、それもやはりホルモン検査をしてしまえぱ白黒つきますよね。
是非、今後の経過もご相談下さい。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
度々失礼致します。獣医師の浅川です。
兼ねてから今回のケースはクッシング症候群を疑っておりまして、今回もまだクッシング症候群の可能性を否定はしていません。
意外と、エコー検査で副腎が大丈夫に見えても、ホルモンを測定して見ると高値を示すことはよくあります。
また、貧血に関しては検査が進められていないようですが、ホルモン疾患の子は貧血を伴うケースが多々あります。
さて、まずはALPのおさらいですが、ALPが上昇する原因は、肝臓胆嚢の疾患、骨の疾患、ホルモンの疾患、この3つです。
それを数値で確認する「ALPアイソザイム」という外注検査があります。
こちらをやってみても良いと思います。
予想としては、肝臓胆嚢の疾患またはホルモンの疾患を予想していますが、胆泥症に対して治療していますでしょうか?
もし、治療をしているのにも関わらずALPが上昇するのなら、やはりよりホルモンの疾患を疑いますよね。
ここまで来たらもうホルモンの検査をしてしまえば白黒つくのではないでしょうか?
すなわち、クッシング症候群の検査としてのACTH刺激試験、甲状腺機能低下症としてのT4FT4の測定をしてみてはいかがでしょうか?
そうしない限りは、「この状況は一体何なのか?」に答えを出すことはできないと思われます。
また、これでもホルモン検査が正常値であれば、生検が必要でしょうし、特発性空胞性肝障害とかになると思います。
ひとまず、子宮蓄膿症という危険な状態から脱したことがとても安心しました。
膵炎も安定した数値で落ち着いており、膵炎の影響はあまりないように思われます。
ご参考になれば幸いです。
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相談内容:透明な大量の尿と水の多飲について

飼い主からの相談

相談者:北海道 りつさん
お世話になっております。質問させていただきます。
15日の21時頃、かなりの量の透明な尿が排泄されました。散歩から帰宅して夕飯をあげたあとのことでした。
いつも夕飯のあとは散歩の後ということもあり、水をかなり飲むので透明な尿をすることもあったのですが、今回に関しては何度も水を飲んでは排泄するを繰り返していたので驚いてしまいました。
しまいにはトイレが終わったあとも歩きながら尿を漏らしてしまっており、心配です。
そろそろ10歳になるということもあるのか、最近力が入った時に尿が少し出てしまうことがあったのですがここまでダラダラと歩きながら出たのは初めてでした。
その後は1時間~1時間半おきに尿を大量に排泄しており、排泄したあとは水を飲むことを繰り返しています。日付が変わり16日の2時頃、眠たくなったのか就寝しようやく落ち着きました。
元々小さい頃から膀胱炎にかかりやすく、よく通院していたため膀胱炎かなとも思ったのですが水を飲んでは排泄するを繰り返しているため症状が少し違うと思い気になっています。7月に受けた半日ドッグ検査では全く異常がなく、尿検査も行いましたがpH6.0、比重1.020でした。
過去にストラバイトが尿中から検出されていましたがここ数年は特に何も言われていません(年に1度以上はは必ず尿検査を行っています)。
考えられる疾患としては腎臓病やクッシング症候群などではあると考えているのですが、7月の血液検査で腎臓の値は全く問題がなかったため慢性的なものではないと考えています。急性腎不全の場合は嘔吐などもあるとインターネットで見たのですが、症状が当てはまらないためこれも違うのではと考えております。
その日1日だけ多飲多尿になることはあるのでしょうか?
また、歩きながらおしっこが出てしまう原因はどのようなものが考えられるのでしょうか?
ご教授頂けますと幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
尿比重は上昇しておりしましたか。
であれば、7月の低下していた尿比重の方が検査誤差なのかもしれませんね。
一概に大丈夫とは言い切れないかもしれませんが、良い兆候だと思います。
甲状腺機能低下症も多飲多尿の鑑別のひとつと記憶しております。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
細かく観察、検査をしていて、とても素晴らしいですね。
さて、多飲多尿についてですが、今回のケースだと少し複雑かもしれません。
一日だけ多飲多尿、というのはそんなに多くはありません。
が、精神的なストレスのようなもので一過性に起こることは考えられます。
ですが、7月の健康診断で異常はなかったとのことですが、尿比重1.020は異常です。
何か、多飲多尿になる疾患が隠れていると思ってもらっていいのではないでしょうか?
特に、一般血液検査で測られない、腎臓病の早期マーカーSDMAや、甲状腺機能低下症としての甲状腺ホルモンは測定されていますでしょうか?
歩きながら排尿するのは、尿量が多く出し切れていないことも想定されます。
が、年齢的に筋肉の問題もあるかもしれませんね。
進展がない回答で申し訳ございませんが、ご参考になれば幸いです。
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相談内容:プレドニゾロンについて

飼い主からの相談

相談者:三重県 るなさん
入院していた9/5〜9/10までの6日間、
プレドニゾロンを打っていたみたいなのですが
9/11になっても多飲多尿が酷く、1日で1リットル近く飲みました。
プレドニゾロンの副作用でしょうか?

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
毎度回答失礼致します。
術後は順調でしょうか?
さて、ステロイド剤の副作用は犬でも多く知られておりまして、多飲多尿は有名は副作用です。
経験談ですが、投薬をやめて最長で2週間程度まで副作用が続いた経験もあります。
ですので、昨日の多飲多尿はプレドニゾロンの副作用も十分にありえるとわたくし個人は思います。
ただ、多飲多尿を起こす疾患が隠れている可能性は否定できませんので、子宮蓄膿症が治って、かつプレドニゾロンを中止してしばらく経っても多飲多尿が続く場合は、再度検査を推奨します。
ご参考になれば幸いです。
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相談内容:膀胱結石なのか?膀胱癌なのか?

飼い主からの相談

相談者:愛知県 ねーやんさん
16歳目前のオス、去勢済みです。
犬種はコイケルホンディエ、8.0kgです。
現在までの治療歴
10年ほど前、ストルバイト結石が尿道に詰まり、尿路変更術の手術をしてもらいました。
3年前頬粘膜悪性メラノーマを切除し、再発を繰り返しています。1年前アジソン病を発症しています。
腎数値が腎不全ほど悪くはないですが、BUN・CREが高めです。
3年前、膀胱内に膀胱結石1cmが発見され、特に治療はしていません(腎臓に負担がかかるということなので)
半年前、血尿が初めて出ました。エコー検査などしたところ、明らかな腫瘍はなく、膀胱炎の症状や尿沈渣も(-)でした。膀胱にある結石が膀胱の粘膜を刺激し、出血をしている可能性が高いと言われました。その時の内服などの処方はありませんでした。
先々週、生魚のような匂いのする尿が続き、血混じりの尿が出て、尿漏れがあったため、受診しました。
膀胱の結石は大きさに変わりはなく、明らかな腫瘍もありませんでした。抗生剤を処方され、飲み始めて現在2週間目に入ります。
膀胱の石が、膀胱の粘膜を刺激し、血が出ている可能性があると、再度の診断と、
今回は膀胱炎の診断でした。
また腫瘍は−だが、膀胱結石に腫瘍が隠れている場合、エコーではわからないと言われました。
タンパク2+
白血球3+
ブドウ糖、ケトン、ビリルビンはどれも−です。
UPCは±(プラスマイナス)です
pHは8.0
尿沈渣にはストルバイト+、桿菌+
比重は1.019
本日13時ごろ、普段行っている犬の整体で光線治療中に尿漏れ少量がありました。
また18時ごろ頻尿が始まり、血尿でした。
陰部を拭いたところ、米粒よりも小さな血餅がティッシュにつきました。
血尿は血尿ですが、鮮やかな赤色をしているのと、尿を見てみると血の後がサラサラ残るような血尿になっています。
血尿はそういったものでしょうか?
飲水量は400〜500ml/日 くらいです。
また、膀胱炎なのか、膀胱結石なのか膀胱癌の可能性はありますか?悪性メラノーマの転移も考えられるのでしょうか?
補足
膀胱炎の抗生剤ですが、飲ませることに本人にすごくストレスがかかっていたため、1度1週間半で薬をやめました。が、昨日から再度、飲ませ始めました。
アモキシシリンカプセルを飲んでいます。
また3日前からウロアクトプラスも飲ませています。
頻尿は目立ちますが、昨日(から今朝にかけて)夜から朝にかけてはしっかり大量のおしっこが出ていました。色はオレンジに少し近いような色です。また、昼前までは色の薄めのおしっこも出ていました(薄い黄色)
おしっこは真っ赤ですが、時間が経つと水分と血の部分(サラサラと砂というか振ったりすると舞い上がります)が分離しています

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

ご返答ありがとうございます。
恐らく、BRAF遺伝子の検査をされたものと推察致します。
あとは、本人がいかに快適に過ごせるか、先生と一緒に考えて行きましょう。
痛み止めの意味も含めて、非ステロイド性抗炎症薬が移行上皮癌の進行を抑える事例も報告されています。
またお困りの際はご相談下さい。
宜しくお願い致します。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
高齢の子でかなりの血尿とのことで、とても心配な状況ですね。
詳細な経過、検査結果ありがとうございます。
さて、今回は、膀胱の結石なのか?腫瘍なのか?というところにアドバイスさせていただきたいと思います。
まず、今回の症状(頻尿、血尿、尿臭、尿モレ)に関しては、「膀胱炎」というとこで良いと思います。
また、尿検査を確認すると、膀胱内の細菌と尿比重の低下が確認されます。
こちらに関しては、長期経過になるので、尿の培養検査を強く推奨します。
アモキシシリン耐性菌により、膀胱炎が治らないのかもしれません。
次に、今回の「膀胱炎」の背景には、膀胱結石または膀胱腫瘍(主に移行上皮癌)が存在する可能性がある、ということですね。
まず、メラノーマが膀胱へ転移する可能性はごく稀です。
そして、担当の先生が膀胱腫瘍の可能性をお考えの理由が、膀胱腫瘍は時々「石灰化」する為、エコー上結石のように見えて実は腫瘍でした、ということが事例として存在しているためだと思います。
しかし、結石と腫瘍は、体位を変えて(仰向け、立ったまま、など)エコーを行うと、結石は重力に従い膀胱内を移動しますが、腫瘍は粘膜に張り付いて移動しないのが一般的です。
もちろん、実際の診断は膀胱からそのものを回収してこないと確定できないのは事実です。
が、上記のように詳細は検査を追加することで、診断が一歩進むのかなと思います。
ご参考になれば幸いです。

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だいじょうぶ?マイペットで
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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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