犬がせきやたんが出る症状に関する獣医師さんへの相談内容

犬がせきやたんが出る症状に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:弁膜症と診断されました

飼い主からの相談

相談者:東京都 りいさん
弁膜症B2の診断され現在ピモベハートを飲み始めました。
薬の効果を調べる為1週間後に血液検査(NT-proBNP)をすると言われたのですが既に基準値を大幅に超えています。
ちなみに腎臓の数値も悪いです。
今後もマーカー検査をする必要はあるのでしょうか?
私的には血液検査の方が負担があると思っているのですが、先生は心電図や超音波は犬に負担があるので1週間後にはしない方が良いとの事でしたがマーカーより確実な判断材料になるのではないでしょうか?
色々な先生のお考えを知りたいです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
是非、率直にご相談者様のご意見をかかりつけの先生に提案してみても良いと思いますよ。
検査の間隔に関しては、弁膜症の進行具合、またどの検査を用いるかにより変わると思います。
BNPに関してはあまりエビデンスはありませんが、エコーに関してはB2であればガイドライン上は半年から1年だった気がします。
わたくしの場合は、投薬開始直後でB2であれば2から4週あけて再度エコーをすることが多いです。
が、心臓専門でやられている先生は割と短いスパンで検査されている印象です。
また、BNPで確認するなら一週間でも悪くはないかなという印象です。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
弁膜症と腎臓病とのことで、とても心配ですね。
弁膜症にはいくつか種類がありますが、ここではチワワによく見られる僧帽弁閉鎖不全症についてお答えさせて頂きます。
見当違いの回答でしたら申し訳ありません。
僧帽弁閉鎖不全症については、ACVIMにおいてステージ分類がされており、その基準に沿ってB2と診断されたのかと思います。
基本的にはその分類は画像検査(レントゲン、エコー)にて行われています。
ですので、薬の効果判定も画像検査で測定値の変化から判定することが多く、わたくしもそうしています。
ただ、エコー検査は主観的であり、多少の誤差が生じます。
反面、血液検査は誰がやっても誤差が少なく、数値という客観的な数字で評価が可能です。
また、腎臓病とのことで、その程度によりBNPも高値を示すことがあります。
ともにメリット、デメリットがある検査だということをご理解いただくと良いでしょう。
検査の負担は、正直わたくし個人的にはあまり大差ないと思います。
どの検査で評価を行うかは、獣医師の好みになるように思います。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:僧帽弁閉鎖不全、せき

飼い主からの相談

相談者:山口県 トトロさん
僧帽弁閉鎖不全、投薬中、いつも咳は動くとでていましたが、、3日前くらいから徐々に咳ひどく、呼吸音が隣にいても聴こえ、肺?の音かボコボコ、鼻息もふんふん荒く
咳、だんだんひどく呼吸が早く40回くらいになり
病院へ、レントゲンてわは肺に水は溜まっておらず
気管支の分泌物だろうとカルボシステインをもらいましたが、呼吸は、28から40くらいで、、今まで22から30までが上がってきました、、
肺水腫でもないので、、よくわからず
ビクビクです。まだ、横になり眠る時は咳もあまりせずにいます。
薬フォルテコール、一日1錠
スピロノラクトン半錠
カルボシステイン2回1/6
ネオフェリン2回1/4
今はアプガード半錠を。
少しまえ、悪化してるのでフォルテコールをアピナック一日2回1錠づつに変えてみたところ咳はいいけどご飯たべす、元気がなくなり、半錠づつにしました。が、、
咳は同じように出るため、元の薬にしました、
心臓病悪化の症状でもう薬コントロールは出来ない状態でしょうか?他、、できる事は?どうでしょうか?よろしくお願いします

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

お返事ありがとうございます。
長い間頑張ったと思います。
わんちゃんも幸せだったと思います。
御冥福をお祈り申し上げますが

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
前回の質問が期限切れで回答できず申し訳ありません。
今回は、肺水腫で無いのに咳が酷い、ということですね?
となると、季節的にも呼吸器のトラブルなのではないでしょうか?
すなわち、(前回も書いたかもしれませんが)気管支拡張症や気管支炎などで咳が出ていることが考えられます。
試験的に、抗生剤や少量のステロイド剤、ネオフィリンをテオフィリンに変えてみる、などは如何でしょうか?
また、最近は手軽にネブライザー療法(吸入)も行えます。
人医療の都合で吸入剤が手に入りにくいですが、ステロイドと気管支拡張薬の合剤の吸入もありだと思います。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:咳が2ヶ月治りません。

飼い主からの相談

相談者:千葉県 ちびちびさん
うちに迎えたのが10月12日。
その日から咳が出ていて、病院へ。
ケンネルコフと診断を受け、抗生物質、気管支拡張薬、ネブライザーなとずっと治療してます。留置針の治療も受け、消炎剤も飲みました。
しかし、2ヶ月過ぎたのに
未だに咳が治りません。
レントゲンも撮って気管も潰れてなく
正常範囲でした。
いつになったら治るのか…
ワクチン3回目も狂犬病も受けてなく
お出かけも出来ません。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
こちらはなかなか難しいお話ですね。
現状の咳はどの程度でしょうか?
たまにする程度でしょうか?しょっちゅうする程度でしょうか?苦しくて夜も眠れない程度でしょうか?
実際、わたくしもペットショップ併設の病院で、ケンネルコフと思われる症状が治りきらないケースにはよく遭遇します。
恐らく、気管よりももっと細い気管支や、その他空気の通り道の細かいところに異常があるのだと思います。
透視レントゲンやCT検査、気管支肺胞洗浄をすれば分かるかもしれません。
が、そもそもその咳は、そこまて追求して治さなきゃいけない咳なのかを考えていくことが大切です。
すなわち、最初の質問に戻りますが、その咳がもし「時々する程度」で気にならないようであれば、咳と付き合っていく方法を考えるように、思考をシフトしたほうが良いと思います。
確認しないと分かりませんが、2ヶ月も抗生剤を飲めば、感染性の咳には思えません。
この子はひょんな刺激でむせやすい子なんだ、ぐらいに思ってもらい、咳が出にくい環境(飲水、運動、リード、温度湿度管理など)作りに時間と費用を費やしてあげましょう。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:おちんちん周りの皮膚が黒ずんでる気がします。

飼い主からの相談

相談者:千葉県 ちびちびさん
今日の朝、見た時におちんちん周りが黒ずんで見えました。
今、抗生剤、気管支拡張薬、整腸剤を飲んでます。
咳が3週間前から治らず通院中です。
写真1枚目は、今撮ったものです。
2枚目は、朝撮ったものです。
3枚目は、10月22日、膿が溜まって病院へ行った時に撮ったものです。この時はピンク色で綺麗な皮膚の色でした。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
これはなかなか難しいですね。
皮膚が黒ずむのは、生理的な現象としてシミができることはあります。
ですが、ペニスの周囲に限局し、円形に黒ずむのは、何か背景に原因がありそうですね。
また、日頃多く子犬を診ていますが、三枚目のように皮下に膿?が溜まるのは見たことがありません。
直感ですが、ただならぬ雰囲気を感じます。
慢性的に皮膚に炎症があると、皮膚が黒ずむこともあります。
膿は治ったようですが、ペニス周囲に慢性的に皮膚炎があったりしましたでしょうか?
一度かかりつけの先生にもご相談頂いたほうがよいと思います。
ご参考になれば幸いです。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■以下のいずれかで評価をお願いいたします!応援していただけると大変な励みになります!
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
写真を拝見いたしました。
確かに黒ずんでみえます。
ただ、これは、おそらく色素沈着というもので、悪いものではなさそうです。
年齢の変化や皮膚炎のおさまった跡などに色が黒く残ることがあります。
そういうことなのかなとは思いました。
痛がったり、痒がったりしなければ大きな問題はありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
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■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

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相談内容:咳き込む事が多々見受けられます

飼い主からの相談

相談者:沖縄県 olafcocoさん
興奮して走り回ると必ず咳き込みをします。また、大人しくしていても突然咳き込んだりえずいたり、嘔吐も週一の頻度であります。長年のため正確には覚えていませんが、3、4年前からこのような症状がよく出るようになったと思います。母が愛犬の通院は管理しており、愛犬は皮膚疾患を患っているのでよく病院に通っているのですが、咳のことを病院に相談した事はないと言っていました。
何の病気が疑われるか教えて欲しいです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
長らく咳が出ているとのことで、心配ですね。
さて、犬の咳というのは、概ね「呼吸器」または「心臓」からでることが多いです。
高齢に差し掛かったところで考えうる病気としては気管虚脱や気管支拡張症、アレルギー性気管支炎などが考えられると思います。
心臓の病気も、進行してくると気管を圧迫し咳が出ます。
僧帽弁閉鎖不全症が有名ですが、他、地域によりフィラリア症などの寄生虫も考えます。
今回は経過が3、4年とのことなので、心臓より呼吸器を疑いますが、一度レントゲン検査を行うと、両方とも評価でき安心かなと思います。
ご参考になれば幸いです。
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皆様からの応援メッセージ、お待ちしております!
https://ofuse.me/ceb1bc10
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