【犬の病気】急性肝炎が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

急性肝炎が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:皮下点滴後の背中のぷよぷよ

飼い主からの相談

相談者:滋賀県 まゆさん
1週間前に病院にて急性肝炎と言われ、(金)より毎日点滴を受けています。
今日気づいたのですが、何気に背中を触ったら、まるで空気が入ってるかのような感触があります。
食欲もあり、元気なのですが、この空気は大丈夫でしょうか?

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
急性肝炎ということで、大変でしたね。
皮下点滴を行うと、少なからず少量の空気が入ります。
概ね問題になることはありませんが、あまりに大量に入ったり、感染していたりすると問題になります。
不安に感じたら、かかりつけの先生に相談しましょう。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:リンゲル液とブドウ糖液

飼い主からの相談

相談者:愛知県 おはむささん
【既往病】
僧帽弁閉鎖不全症
洞不全症候群
徐脈頻脈性不整脈
【処方薬】
ベトメディン
エナカルド
スピロノラクトン
シロスタゾール
ウルソ
【二週前の血液検査】院内検査
総コレステロール 461
GPT 計測不能
GOT 418
CRP 2.7
ビリルビン4.1
ALP 1961
【一週前の血液検査】モノリス
総コレステロール 1000
GPT 2000over
GOT 235
CRP 1.7
ビリルビン 7.3
ALP 6837
リパーゼ 364
ここ数日食欲がなく、急性肝炎から慢性肝炎になった診断で、皮下点滴を自宅で行っています。
その皮下点滴の内容で質問です。
お世話になっている2人の獣医師さんで内容が異なり、どうしたものかと悩んでいます。
A医師はリンゲル液+ビタミン
B医師はブドウ糖液+ビタミン
どっちがご飯を食べなくなった子に良いのか、16歳と高齢なため悩んでいます。両方ともやっちゃってもいいんでしょうか?第三者の意見が聞きたいです。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

どちらが良いかは血糖値や電解質を拝見しないと判りません。
ですので、ネットでどちらが良いかは相談に乗れないのです。
どちらせよ皮下補液は等張液しか注射出来ませんので、リンゲル液にさらにブドウ糖を足すわけにはいきません。
AとBを交互に行うか、ソルデム1号のようにリンゲルから塩分を少し減らしたものに等張になるようにブドウ糖を入れたものを使用したり、さらに低カリウムになっていればカリウム液を足したりします。カリウムは高値になると危険ですので量は慎重に決めていきます。
ただ、当院でも毎回血液検査をするのは現実的ではないので、飼い主の訴えや視診聴診から判断して決めることもままございます。
回答できず、申し訳ございません。お大事にして下さい。

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相談内容:急性肝炎

飼い主からの相談

相談者:愛知県 ラブピィさん
初めまして、よろしくお願いします。
1月29日の夜 ブルブル身体が震えて様子がいつもと違っていたので いつも、救急に診ていぢく 24時間対応の獣医さんに連れて行きました。熱は無く、触診で脊髄から触ったところ腰の辺りが こわ張りがあるので軽いヘルニアと診断され、糖尿病でインスリンを毎日うっていること、肝臓薬ウルソ、フオルテコールを飲ましているを考えて、非ステロイド性抗炎症薬を注射し、1日1回 オンシオール
を処方され帰って来ました。
帰宅後、メリーのオシッコの色が今迄 見たことも無いほど 黄色が濃く 驚きました。
翌朝、名前を呼んでもあまり反応が無くボーッとしていましたので、かかりつけ医の先生に相談し薬の副作用は、直ぐには出ないから
先生の処方している薬とよく似た成分の薬だけど副作用は解らない。といわれ夜にのませました。やはりオシッコの色はすごくて
31日の朝、自分でエサを食べることができなくなり受診し血液検査をしたところALP1218
ALT1000 AST364 TC400 T-Bil2.7 で黄疸
が出ていました。直ぐにオンシオールをやめ
注射を2剤うち ラクツロースを処方して頂きました。オンシオールをやめたらオシッコの色は普通になりましたが、少しボーッとしてるのが気になります。今日の朝もエサを食べないので診察に行きました。黄疸はまだ残っているとの事でしたが、通院より入院し治療していただいた方がいいのではないかとおもうのですが、14歳ということで治る見込みがないのでしょうか。
長々と申し訳有りません。
御回答 よろしく お願い致します。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 非ステロイド系抗炎症剤や鎮痛剤は今はほとんどの場合NSAIDSと言われるタイプの薬剤が使われております。一番多い副作用は胃腸障害で、腎不全や肝不全は起こりえますが稀です。ただ、起こる場合には服用して1日で茶褐色の尿・黄疸が起こる事がございます。
 実はそういう私自身も服用した翌日に茶褐色の尿と異常なダルさに襲われ緊急治療になったことがございます。をの時は死ぬかと思いましたが今は全くの健康体です。
 急性期を乗り越えれば肝臓は非常に再生能力の高い臓器ですので、一定量の健康な肝細胞が残っていれば治療でどんどん再生していきます。落ち着いたら肝酵素の検査だけではなくもう少し詳しい肝機能の検査を行うとある程度予後の予測が出来ますので、主治医の先生と相談いただくと良いでしょう。
 ただし、14歳ともなるとやはり再生能力が衰えますので予断は許せない状況だと思いますが、望みを持って治療を続けてください。食欲がないのであれば点滴治療が必要でしょう。必要な治療が終わったら毎晩自宅に帰って朝また入院する方法もあるのではないでしょうか。飼い主の方が時間を作れるのであればその方がワンちゃんは幸せでしょう。
 お大事にしてください。

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相談内容:急性肝炎と診断されて・・・

飼い主からの相談

相談者:千葉県 パピヨン大好きさん
はじめまして。
アドバイスを頂きたいと思いまして、質問させていただきました。
パピヨン、オス、5歳です。
12月4日、仕事から帰ると嘔吐した跡あり。
たまに嘔吐することもあるので、そんなに気にしていなかったのですが、夜から少し元気がないかな?という感じ。(食欲はあり。)
どうやら伏せをするのが辛い様子で、ずっとお座りをしたまま左右の
手を上げ下げしていました。
翌朝も様子が変わらないため、かかりつけの病院へ行き血液検査とレントゲンを撮っていただいた結果、『急性肝炎』と診断されました。
数値は、T-BILL:2.3/ALB:2.3/GOT:403/GPT:891/GGT:25/ALP:573/
CRP:3.8という状態。(基準値越えしてるもののみ記載しました)
また、血液検査を遠心分離?したものが、すごい黄疸が出ていて
おしっこもけっこう黄色いようでした。
(ちなみに、数日後の膵炎の検査結果が出て、膵炎は異常なしでした)
その日から即入院で、点滴治療をしてもらっています。
食欲も元気もあり、おしっこの色も翌日くらいからは薄くなり
先生も『こんなに良くなるのが早いということは一過性の肝炎だった
ということで間違いないでしょう』とおっしゃっていました。
ただ、原因がわかりません。
また同じことを繰り返すことのないよう、原因を探りたいのですが、
怪しいかな?と思っているのは下記の4点です。
① 11/17から、胆泥症の治療のためお薬を飲み始めた。
(多分、ウルソ)
② 元々、とっても甘えん坊な性格なのですが、
前日と前々日、主人が出張で家を空けていた。
これがかなりストレスになっていたようで、あまり寝れなかった様子。
③ 12/1の夜、ドッグカフェで外食をして、普段あまり食べないもの
を食べた。(白身魚のリゾットのようなもの?
魚は冷凍したものを使っていた様子でもしかして古かった?と思う。)
④ お散歩の時に電柱などをクンクンして、たまにペロっと
してしまうことがあります。
何かを拾い食いはしていないとは思いますが、気が付かない内に
してしまった可能性は否定しきれない。
かかりつけの先生からは『②と④は関係ない』と言われたのですが、
本当に関係ないのでしょうか?
また、①については先生に聞きづらくて、お聞き出来なかったのですが
①が原因になっている可能性はありますでしょうか?
アドバイスのほど、よろしくお願いします。

山下 拡(かく)先生(かく動物病院)からの回答

はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
黄疸と肝酵素の上昇、嘔吐の症状があったようですが、胆管の閉塞がないのであれば、ウルソが原因ということは考えにくいと思います。もし閉塞があれば内科治療でこんなに早くよくなることはないでしょうし。
この状態であれば、ウルソはメインの治療になってくると思います。今後もウルソの投薬は必要だと考えます。
かかりつけの先生がおっしゃるように②と④はあまり関係ないでしょう。
主に肝臓の酵素が上昇する場合、食事は大きく関係していることが多く、③は可能性があります。ただカフェの食事の質に問題があるというより、普段食べないかわったものを食べたことに問題があるのかもしれません。
今後の食生活について、またかかりつけの先生とよく相談したほうがいいと思います。
早くよくなってよかったですね。お大事に。

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相談内容:僧帽弁膜症:夜中の発作

飼い主からの相談

相談者:滋賀県 ももりんごさん
お世話になります。
11歳シーズー(雌)、1年前に肺水腫を起こし現在も投薬中です。ステージはIIIaといわれています。 べトメディン、ACE阻害薬、利尿剤を飲ませていましたが失神が頻繁に(興奮すると、2日・3日に一回程度)なってきたのもあり、先月には硝酸イソソルビドを1日1回処方されるようになりました。 
通常の失神(興奮時、座り込んだ後パタンと転ぶ)は興奮して走り回る前に抱っこをしたりして前より気をつけているのもあるとは思いますが、最近は起こっていません。しかし、寝ているときや安静時に、今まで聞いたことのないような叫び声(ギャイーンのような)をあげて反り返っている(見た目は失神)ことが起こりました。ここ3週間に2度ほどです。一番最近は昨晩で、失禁までしてしまいました。 
安静時に起こっている、また通常の失神とはなんとなく雰囲気が違う、といったことで獣医師に相談しましたが、この歳になって脳が原因での癲癇がいきなり起こるのは考えにくい。検査すると言っても麻酔に耐えられる子ではないので、脳の方を疑って検査するのも難しい。恐らく、心臓のほうが原因ではないか、ということでした。通常はケロッとしているし食欲もあるので今のところは様子を見ましょうと言う事です。
そこで質問ですが、通常の弁膜症からの失神では興奮時になるということですが、このように活動時はOKでも、逆に安静にしている時に失神が起こるようになるのは良くあることなのでしょうか? また、このような変な鳴き声を発することもあるのでしょうか? 
もうひとつ、現在の状態として獣医さん曰く咳が結構でるのではないか、ということですがは、そこまで頻繁に出ていません。(1週間に2回くらい飼い主が気付くくらい)代わりにといってもなんですが、欠伸を頻繁にします(通常より興奮しているときは特に頻繁に)。これも心臓に関係しているのですよね?
補足として、ここでも質問をさせて頂きましたが、昨年は急性肝炎のような症状でALTなどの数値が規定の何百倍もを超えており、3ヶ月経ってだいぶ落ちてきました。(といっても正常からは6ヶ月たった今も規定からはオーバーしています)食欲もあり過ぎるほどあります。

岩田 賢一先生(いわた動物クリニック)からの回答

はじめまして
心臓が悪くて安静時にでる咳は「心臓喘息」といい、肺のうっ血
気管支の粘膜の腫脹等によりひきおこされます。
心臓以外に肝臓も悪いということなのでいまいちど血液検査しておく必要があると思います。特に腎臓の状態も調べておく必要がありそうです(血液検査でわかります)
心臓が悪いため血液の循環が悪くなり失血状態で痙攣することもありますが肝臓、腎臓が悪い場合は例えば尿毒症から痙攣をおこすことも考えられます。

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