【犬の病気】血管肉腫が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

血管肉腫が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:食べたり食べなかったり変化します

飼い主からの相談

相談者:愛知県 盲導犬使用者さん
貸与されていた盲導犬を引退させた後、犬を出身協会さんの方に変換して高齢になった引退犬は引退犬ボランティアさんの方に引き取られて、新しい飼い主さんと引退後の生活を始める流れになるのが一般的なんですが、家族皆で高齢になった引退犬を家庭犬扱いで引き取って引退後の共同生活を犬の意思を尊重する形で始めました。
肥満犬用 高齢犬用と商品ページに書いてあるアボダームライト4kgの袋をインターネット通販を利用してペット用品を取り扱っているお店で購入して、毎日朝と夜の2回、適量を計量して常に綺麗に洗ってある乾いている空になっている食事用の容器に、計量カップで一食分の適量のドライフードを計量カップで袋の中から掬って、容器内に最初に投入した後にドライフードが適度に湿って芳醇な良い香りが広がるくらいの少量の水道水を上から載せます。
芳醇な良い香りが空腹と嗅覚を適度に刺激するので食べたくて空腹を満たして満足感でいっぱいになりたい欲求は少しずつ高まっていって食事を与える準備が整った後で犬を居室の床に座らせて容器を床の上に置いて食事を許可した場合、喜んで食べ始めて数分で完食してしまって食べ終えてしまった後は容器の底をいつまでも舐めているのが常だったのですが、一時的に食への反応が悪くなる症状が二回連続して発症してしまったので、早めに動物病院を受診して診ていただいた結果、血圧が低下してしまって貧血症状を発症した後と同じ状態だと言われて、点滴の投薬治療を施してもらって飲み薬を処方してもらって日帰りで帰宅できました。
4月の誕生日で年齢は11歳になりましたが、老いに伴う症状は出ていなくて8月に行なった血液検査では異常は指摘されなかったのですが、似た症状を発症したので再受診した時に検査した結果、色々と異常を指摘される数値の異常が出てきてしまっているのが現実です。
薬が効果を発揮してくれて一時的に悪くなっていた職への反応も少しずつ改善する方向に動き始めていて、少なかったり食べられない状態から少しずつ食べる量は適量を食べられる状態に戻ってきているのですが、食べられる時間を正確に覚えていて少し前になると「早く欲しい」と言って、飼い主の体に鼻を押し当ててきたり、細い尾を激しく振って音を出して餌を催促します。
上に書いた手順でドライフードに水分を含ませて与えるのですが、食いつきが悪く食べ残す場合もありますし喜んで食べる場合も両方出てきてしまって振り回されてしまっている状況です。
体調不良だった時は、オーブントースターのトースター機能で香ばしく焼いたり電子レンジで軽く温めたさつま芋をや種菌を買ってきてお水と牛乳を混ぜて手作りするカスピ海ヨーグルトを冷やした塊を少しだけお試しで食べさせると美味しくてお気に入りになって新しい味を覚えたようなので、ドライフードを意欲的に欲しがらない場合はさつま芋の方を軽く勧めた場合、喜んで少しだけ食べてくれました。
ライト一択で一色でドライフードを与えていて食事後の嘔吐や便の崩れも一切ありませんが、発症してしまっている症状の核になっている原因がまだ分からなくて不確定な状況なんですが、高齢犬用と書いてあるドライフードから他の色の別の銘柄に切り替える必要ってあるのでしょうか?
食べ残した後、しばらく時間を空けた後で残りのフードを食べ始めます。
歯が抜けてしまって失ってしまっているわけでもないしかかりつけの獣医師さんから変更を指示されたり提案されてないと家族は言います、介護に関しては無知なのでインターネットでネット記事を検索して読んでみるのですが、一般論しか書かれていなくて高齢犬の面倒を見たりお世話をされて命と向き合っておられる方のブログはまだ探せていなくて読めていない状態なので、こちらのサイトに質問させていただいた次第です?

浅川雅清先生(ペット家族動物病院成城店)からの回答

こんにちは。
食べむらがあると心配になりますよね。
可能であれば現在の疾患についても、病名と治療をお伺いできたらより正確にご回答できると思いますが、その点ご了承下さい。
読み取れたものとして、貧血と血圧低下、その他血液検査の異常値がある、というところでご回答させて頂きます。
年齢、犬種的には、上記検査結果より甲状腺機能低下症と腫瘍を疑います。
腫瘍であれば、脾臓の血管肉腫のような、出血して貧血になるようなものを想像します。
もしそちらについて、精査や治療がお済みでしたら申し訳ありません。
これら疾患は、日によって調子の良し悪しがあり、よくよく食べむらが出ます。
まずはそれら考えうる疾患の診断、治療をオススメします。
何も無い状態でご回答すると、ウエットフードのようなものを併用すると、より食事が美味しくなるでしょう。
あとは、半生タイプのフードも指向性が高いです。
まだ試されていないようでしたら、手頃なものから試してみましょう。
個人的なおすすめは、「Butch」と「ピュアロイヤル」です。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:腹水

飼い主からの相談

相談者:宮城県 エリさん
13歳オスです。
半年前から心臓が悪いと言われてて、薬を服用していました。心エコーはしてないです。
心臓が少し肥大しているとのことでした。
ここ半月くらいで急に太って、心エコーで腹水だと言われました。血管肉腫と言われ、心膜に水が溜まって、右心不全みたいな状態だそうです。
あまり長くないとも言われました。
利尿剤も飲み始めましたが、夏のせいもあるのか、とにかく水をのみます。飲みたいだけ飲ませていいのかとも思いますし、腹水があるため歩くのも大変そうです。
今は元気で食欲もあるし、散歩にも行きたがりますので、無理のない範囲で行ってます。腹水は全く無くすことはできませんが、少し抜いてもらうことは可能でしょうか?
それともそのままにしてる方がいいのでしょうか?

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

少しでも役に立ててよかったです。
でも心臓病というのは突然死が起こり得るものなので、注意してみておいてあげてください。
特に飲食後や、排泄後などは気をつける必要がありますね。
どうぞよろしくお願いします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

腹水がたくさんたまっているときに、太めの針をさしたりすると、腹水が漏れてくることがあります。
私自身も何度も経験があります。
いずれは必ず止まります。
1~2日くらいかかるかもしれませんが、止まります。
なので大丈夫です。
なお、水を飲んでいれば脱水にはなりません。
そういうものです。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

私自身も大学では腹水は抜くべきではないと教わりました。
ただ、実際に獣医師となり、腹水を抜いてあげると、呼吸などが楽になる子がたくさんいて、飼い主様に多く依頼をいただくことも事実です。
おそらく抜き過ぎはよくないということだとは思っています。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■評価をお願いいたします
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
腹水を抜くことは十分に可能です。
ただ、血圧の低下を招くため、腹水の抜き過ぎは注意が必要とされます。
私の場合は、心臓病が原因の場合に抜くことはありますが、半分程度にしています。それで体調が良くなるようであれば、定期的に抜くことを検討します。
利尿剤でコントロールができれば一番なのですが、なかなか難しいことも多いですね。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
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MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

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相談内容:入院中の犬の様子が心配です

飼い主からの相談

相談者:岡山県 andore7さん
高齢犬(16才4ヶ月、オス去勢なし、5.6キロ、チワワパグのミックス)の脾臓摘出手術について悩んでいます。
3ヶ月前にA動物医療センターで血液検査とエコー検査で脾臓の血管肉腫、脾臓腫瘍の疑いと診断されました。
昨日、別の医療センターでも直径3センチの腫瘍があると診断されました。
両病院とも評判の良い信頼できるCTなどの設備もある大きな病院です。
脾臓腫瘍についてはネットでだいぶ勉強したので予後の悪さも理解しています。
他に以前から気管支虚脱の症状があります。
手術するか、このまま自然に任せるか判断がつかず悩んでします。
前出の通り、二箇所の設備の整った動物医療センターでエコー検査を受けました。A病院では年配の院長先生が「もう平均寿命も超えています。噎せる(むせる)ことがありますね?」と聞かれ、あまり手術には前向きでない様子でした。
B病院では40才前後の若い先生で「自分の犬なら手術します」と前向きでした。
両病院とも、夜間は無人になると知り不安になりました。
我が家の老犬は臆病な性格で今まで一晩、孤独に過ごしたことがありません。
一般的な入院中の犬の様子をご存知なドクターにお聞きしたいです。
初めての入院、高齢、気管支虚脱、などは、どの程度のストレス、リスクでしょうか?
このような条件下で手術するべきか、このまま自然に任せるか、ご意見をお聞かせ下さい。
また今年中に引っ越しを考えています。引越し先には「飼い主も付き添って泊まれる動物病院」があります。手術を受けるならそのような病院を選びたいですが半年以上先になります。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
初めての入院のストレスというのは個体差があるので、なんともいえませんが、ストレスがあるのは間違いありません。
しかし、手術なので、入院が必要なのは当たり前ということになります。
ストレスに関して悩むのであれば手術しない方が良いと思います。
高齢や気管虚脱のリスクですが、16歳という年齢は相当なリスクにはなります。
気管虚脱は程度によりますが、そちらはあまり問題ありません。ただ、術後に気管虚脱が悪化することはあります。
ただ、高齢であっても、持病をもっていても必要な手術というのは確実にあります。
たとえば、今回でいえば、脾臓の血管肉腫が破裂して、腹腔内出血を起こしているような場合です。
出血している場合はリスク覚悟で手術に踏み切ることが多くあります。
私個人の意見としてはまずは経過をみる必要性がありそうです。
脾臓の腫瘍というのはかならずしも血管肉腫というわけではありませんし、出血を伴うことも絶対ではありません。
2週間や1カ月ごとにエコー検査をして、大きさの変化をみていくというのはどうでしょうか。
3cmだったものが5cm、6cmと大きくなれば摘出を検討したほうがよいかと思います。
反対に3cmのものが1カ月経過しても変化なければ、そのままにしておいても急変する可能性は低いものととらえることができます。
腫瘍というのは一般的に高齢なほど、進行がゆっくりであることが多いです。
なので、焦って、急いで摘出手術をする必要はありません。
病気を無視して放置するのも良いことではありませんが、定期健診をしていくという形が一番納得のいく方法なのではないでしょうか。
なお、脾臓の摘出手術というのは手術の難易度としては、かなり低い方で、ダメージもそこまで大きくない手術です。
「自分の犬なら手術します」という気持ちもわからなくはないです。
でも「先生自身ならどうでしょうか?」ということに対しては手術しますとは即答できないと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:お腹の膨らみ、脾臓腫瘍について

飼い主からの相談

相談者:大阪府 かずさん
1ヶ月ほど前よりお腹の膨らみがあり、腹水?かと思い、かかりつけ医ではない動物病院受診。
血液検査、エコー、レントゲンにて脾臓腫瘍の疑いありと診断されました。
8月にかかりつけ医に予防接種時には異常なし。
近日中にかかりつけ医予約済で再度診断受けますが、もし脾臓腫瘍だった場合、この年齢で手術できるものでしょうか。
食欲もあり、元気に走り回ってますが、手術した場合やしなかった場合、余命も気になります。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
脾臓腫瘍にもいろいろタイプがあります。
過形成と呼ばれる腫瘍であれば手術の必要はありませんが、血管肉腫とよばれるものであれば早期の摘出を考慮するべきです。
19歳という高齢であることを考えると、正直、手術はオススメはできません。
手術をしてもしなくても寿命は変わらないのではないかと思います。
ただ、脾臓の摘出自体はかなり簡単な手術の部類になります。
手術後のダメージも少ないことが多いです。
最終的には飼い主様の判断ですが、簡単な手術ですが、寿命を左右しないのであればオススメではありませんね。

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相談内容:脾臓の血管肉腫は首に転移しますか

飼い主からの相談

相談者:新潟県 しまさん
ミニチュアダックス(ロング)12歳、オス(去勢)
さきほど撫でていたら首に直径3センチくらいのポコッとしたしこりを触れました。
皮膚表面には何もありません。
脾臓の血管肉腫は首のリンパ節?にも転移するのでしょうか?
血管肉腫ではなくリンパ腫でしょうか?
(手術していないので診断の確定はできていません)
呼吸していると喉からいびきのような痰が絡んだような音が時々しています。
リンパ腫だとしても、ここまで全身症状が進んでいる状態で抗がん剤治療をすることは無理がありますでしょうか?
ご回答お願い申し上げます。
以下、前回の質問内容を引用して加筆しました。
1月初旬に元気がなく食欲不振で嘔吐、尿がオレンジ色になる症状が出たため受診しました。
脾臓に腫瘍があり出血しているので摘出の予定でCTを撮ったところ肝臓の取ることのできない所に転移がみられるため手術はとりやめ、DICも発症していたので余命は数週間と言われました。
普段6.5kgほどだった体重が7kg以上になっていました。出血のせいかなと思います。
二日間の入院中、プレドニン、ミニヘパ、抗生物質、リンゲル、セレニア、プリンペランを点滴してもらいました。
診断はおそらく血管肉腫であろうとのことでしたので抗がん剤はしていません。
帰宅後1週間程で尿が普段の色になり食欲も戻ってDICの症状も治まり、ゆっくりのお散歩やボール遊びができるまでになりました。
錠剤のプレドニン、クロピドクレル、アモキクリア、ボミットバスター、ファモチジンを処方されて継続しています。
1.5ヶ月は調子がよかったのですが、1週間ほど前から元気がありません。
食欲が無くなり1日にささみ一本(乾燥させたもの)くらいしか食べません。
歯茎がかなり白く貧血がひどいのでヘモテクトをあげています。
3日前及び昨日は下痢でした。
お腹は前よりふくらんでいます。
今日は1日何度もおならが出ています。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

亡くなる数日前には大好きなジェラートを食べに車で連れ出し、当日の朝も好きなリンゴなどを食べました。そのことをよかったと思えばいいのかなと思います。
→素晴らしい出来事だと思います。乱暴な書き方になってしまいますが、治るか治らないのか、治せたか治せなかったかは実は大きな問題ではありません。(獣医療者にとってはもちろん大きな問題ですがね)
最後に近い時間を楽しい思いをして過ごし、飼い主様と共に生活し、安心できるお家のベットで旅立つことが最も大切なことだと思います。
犬は犬社会で生活する本能を持つため少々の体調の変調があっても隠そうとします。群れの中の順位が落ちないようにするための本能であると言われています。本人が隠そうとしていた事柄を気づけなかったことでご自身を責める必要があると僕は思いません。12歳はたしかに少しだけ短めですが、結果としてお家で旅立てたことが最良であったと僕は確信します。ご冥福をお祈りします。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

はじめまして、よろしくお願いいたします。僕が該当動物を診察させていただいたわけではありませんので、的はずれなことを書いてしまうかもしれません。一般論に終止してしまう場合もあるかもしれません。ご了承ください。
僕は飼い主様の投稿文をコピー・アンド・ペーストして、文中の意見に矢印を書いてコメントすることにしています。読みづらいかもしれませんが投稿文を見逃さないようにするための個人的な工夫ですのでご理解ください。
ミニチュアダックス(ロング)12歳、オス(去勢)
さきほど撫でていたら首に直径3センチくらいのポコッとしたしこりを触れました。
皮膚表面には何もありません。
脾臓の血管肉腫は首のリンパ節?にも転移するのでしょうか?
→可能性としては低いと思いますが、ないとはいい切れません。顎のあたりではなく首にできたのであれば、恐ろしいのであれば局所麻酔で切除も考えられてもいいかもしれません。
血管肉腫ではなくリンパ腫でしょうか?
(手術していないので診断の確定はできていません)
→リンパ腫か否かは針生検でも判別が可能ですが、血管肉腫の可能性がある以上、切除のほうが安全かと思います。
呼吸していると喉からいびきのような痰が絡んだような音が時々しています。
リンパ腫だとしても、ここまで全身症状が進んでいる状態で抗がん剤治療をすることは無理がありますでしょうか?
ご回答お願い申し上げます。
→現状全身にどの程度の腫瘍があるのかはわかりかねますので、その質問は担当の先生とよく話し合われるのが良いと思います。
以下、前回の質問内容を引用して加筆しました。
1月初旬に元気がなく食欲不振で嘔吐、尿がオレンジ色になる症状が出たため受診しました。
脾臓に腫瘍があり出血しているので摘出の予定でCTを撮ったところ肝臓の取ることのできない所に転移がみられるため手術はとりやめ、DICも発症していたので余命は数週間と言われました。
普段6.5kgほどだった体重が7kg以上になっていました。出血のせいかなと思います。
二日間の入院中、プレドニン、ミニヘパ、抗生物質、リンゲル、セレニア、プリンペランを点滴してもらいました。
診断はおそらく血管肉腫であろうとのことでしたので抗がん剤はしていません。
帰宅後1週間程で尿が普段の色になり食欲も戻ってDICの症状も治まり、ゆっくりのお散歩やボール遊びができるまでになりました。
錠剤のプレドニン、クロピドクレル、アモキクリア、ボミットバスター、ファモチジンを処方されて継続しています。
1.5ヶ月は調子がよかったのですが、1週間ほど前から元気がありません。
食欲が無くなり1日にささみ一本(乾燥させたもの)くらいしか食べません。
歯茎がかなり白く貧血がひどいのでヘモテクトをあげています。
3日前及び昨日は下痢でした。
お腹は前よりふくらんでいます。
今日は1日何度もおならが出ています。
→脾臓にできた腫瘍は破裂するとごく短時間で死に至るため、摘除を考えます。肝臓への転移も現時点で確定でないのであれば、脾臓の摘除と肝臓の組織検査が最も積極的な治療になります。一方、全身状態が芳しくない場合全身麻酔が「決め手の一撃」になってしまう可能性も考慮しなければいけません。積極的検査や治療をお考えでないのであれば食べるもの、美味しいものを用意してあげ極力長いこと動物とともに豊かな時間を過ごしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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