相談内容:適切な処置だったのでしょうか?
飼い主からの相談
小さい頃から時々咳をしていまして、病院では心配ない程度の喘息だと言われていて、歳を取る毎に頻度は増えましたが老化が原因、老化だから気管支が弱いだけと言われてました。毎年の軽い健康診断は何も問題ありませんでした。
運動、食欲、便は問題なく1ヶ月程前から夜だけ咳がとても酷くなる日々が続き、先日今までで一番酷い咳をし、止まらなくなったのを見て夜間に病院へ連れて行きました。
車中では咳も止まり、外を見て尻尾振って元気そうに見えました。
病院に着いてから咳がまた酷くなり、レントゲンを撮った結果、心臓肥大、肺も悪い、気管支がかなり細い状態でした。先生は酷い状態だが、手の施しようはあると仰られていました。
その時にして頂いた治療は咳止め、気管支を拡げる注射、肺から水を抜く効果の注射等一気に計6本打ちました。心臓用の薬も飲ませました。
咳をする度に、血が混じった唾液を出すようになりました。
その後、少しして咳が落ち着いてきたような、疲労してるだけのような様子になり、最後にもう1本注射を打たれました。(動揺していたので何の注射かは覚えていません。領収証には特殊注射と一般注射の二種類が記載されていました)
治療を開始して1時間。最後の注射をしたその10分後です。激しく咳込み口から泡が出てチワワは亡くなりました。
すべては私が病院へ早く連れて行かなかった結果ですが、チワワに計7本の注射が良くなかったのでは、負担だったのでは、という思いも出てきます。
何種類もの注射を打ち過ぎている、という事はないんでしょうか?適切な処置だったのでしょうか?
専門的知識がないのに、勝手な事を言うと、一先ず気管支を拡げる注射だけを打ち、呼吸が落ち着いて状態が安定してから朝一に肺や心臓の治療でも良かったのではないかと、今更そう思ってしまうのです。
治療中の先生の手を止めて説明を聞く心の余裕がなかった事を後悔してます。
岩田 賢一先生(いわた動物クリニック)からの回答

はじめまして。
犬の疾患の筆頭が「心臓病」
それに伴う症状は心臓からくる咳で、咳がまらなくなる症状は「心臓喘息」とよばれています。
症状を抑えるために咳止めである気管支拡張剤、
心臓肥大による不整脈、および徐脈による症状を改善させるために抗不整脈薬や心はく出量を上げる薬等を。
肺に水がたまる(肺水腫)症状改善には利尿剤等を使用します。
これだけあげても5種ですが残り2種は肺炎予防のための処置で使う抗菌剤およびステロイド剤とかんがえられます。
この7種を投与するためにはある程度体力がないと危険な場合がありどのタイミングで投与したのかは記述されてませんのでわかりませんが
かかりつけの獣医師の判断で投与したのだと考えられます。
この判断は飼い主の判断50%、獣医師の判断50%のため、私の場合は飼い主の判断と理解の下投与します。
こうした問題は飼い主の理解を十分得ないと上記のように結果が得られなかった場合おこります。
獣医師もこの点の話し合いをもっと飼い主としていただければよかったのではないかと思います。
治療方法としては間違ってないと思いますが。。
相談内容:唾液腺嚢胞とアレルギー
飼い主からの相談
7月頃から左頬が膨らみ始めました。
シコリのような物はなくポヨンポヨンです。
触っても全く痛がりません。
食欲もあり元気いっぱいです。
10月にアレルギー性皮膚炎になり、ついでに頬もついでに見てもらったところ、唾液腺嚢胞だろうと言われました。
その時は様子見と言う事で、抗生物質をもらって帰りました。
服用後、頬の膨らみがみるみる小さくなり喜んでいたのですが、1ヶ月ほどしてまた少しづつ膨らんで来ました。
病院に薬をもらいに行った方が良いでしょうか?
病院が嫌いで、暴れるので注射で中の液体を抜く事も難しいと言われています。
散歩中は引っ張るの子なので、ハーネスに変えた方が良いでしょうか?
後、トマトとナスを食べると目の充血と喘息症状、コンニャクを食べるとアレルギー性皮膚炎を起こします。
この3品目でアレルギーが出る子は、他に何の食べ物に注意すれば良いでしょうか?
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

犬の唾液の中には人間と異なり消化酵素がほとんどございません。ですので人間の唾液腺のの崩壊による漏出と異なり炎症や疼痛を起こすことは稀です。ただ、皮下組織にとっては本来存在すべきものではないので、内科的に縮小できなければ根本的な療法を考えないといけません。
被毛の事ですが、動物には良く効く毛生え薬がございます。R&Uと言う酵母金製剤は怪しいサプリメントではなく、かなりの症例で発毛いたします。ただ、本当にアレルギーによる脱毛なのかは、クッシングや甲状腺機能減退症などの内分泌疾患と類症鑑別しないといけません。
また、アレルギーと思われる中で、真菌症や表在性膿皮症が含まれており、誤診されている場合も多々ございます。
お大事にしてください。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

症状を繰り返してしまうと心配になってしまう事と思います。しかし、内科的治療を数度行ううちに完治する事も経験しておりますので安心してください。ただし、根本的な治療は当該唾液腺の摘出です。左右を見誤らずに摘出すれば完治します。唾液腺旗にもたくさんありますので、生活の質は変わりません。
針を刺すには、あまりにも重要な血管や神経やリンパ管が多く走行するところなので、お勧めできません。そもそも軟部組織に浸潤するように液体が貯留しているので抜去は困難でしょう。
アレルギーには交叉性がございます。トマトアレルギーがあるとスギ花粉アレルギーも併発しやすいと言われております。また、同じ科の物にはアレルギーマーチを起こして行くのでトマト・ナス・ジャガイモ・ペチュニア・ホオズキ・・・などとナス科に次々と広がっていくこともございます。数万円かかりますが血液検査で詳しくアレルゲンを検索する事も出来ますので主治医にご相談ください。
お大事にしてください。
相談内容:呼吸困難からはじまりました
飼い主からの相談
はじめまして。質問させていただきます。
トイプードル2歳です。ここ5日間程、咳の様なくしゃみの様なものが頻繁にでて、ゼーゼーと喘息みたいな呼吸になるときがあり、様子がおかしいのでアドバイス頂きたいです。
3月1日の朝6時頃に突然飛び起き、呼吸困難になり、もがき苦しむように部屋中をかけて回っていました。鼻や頭らへんを床などに擦り付けるような仕草が続いてパニック状態。口は開けず鼻呼吸だけで、とても苦しそうでした。鼻からはダラダラと透明の鼻水が出てきましたが、2時間弱で落ち着いたのでしばらく様子をみていましたところ、昨日3月4日黄色い液体を飛び散るような感じで吐きまた、軽い呼吸困難になり、病院に連れていきました。エコーとレントゲンで検査しましたとろ、胃に白い影がみえるけれど心配ないといわれ、脱水症状を抑えるための点滴と胃薬をもらい帰宅しました。
が、また今日になり、朝4時、昼2時に黄色い液体を吐き、とても苦しそうで、深刻なのでは?と、心配です。今はぐったり寝ています。
ps,
食欲はあります。。。便もオシッコも問題なく見えます。
村山 敦浩先生(エヴァ動物病院)からの回答

ワクチン接種は定期に行っていますでしょうか?
この時期、空気が乾燥し、ウイルス感染症が猛威をふるっています。
細かな症状については、診察していませんので、何とも言えませんが、ウイルス性の鼻気管炎やウイルス性の胃腸炎のような気がします。
ウイルス感染症は、人間と同様に特効薬はありません。
(人の治療でも症状の緩和療法とビタミン剤などの栄養補充療法が主となっています。)
かかりつけの先生とよく相談してもらって、治療してもらえばと思います。
お大事に。
相談内容:咳が出る 呼吸が早い 肺に影
飼い主からの相談
はじめまして。
アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。
9月末くらいから咳が1日1~2回くらい出ます(首を伸ばしてヘェッヘェという感じです)
呼吸は苦しそうではないですが常に早いです。
レントゲンでモワッとした影が肺・気管あたりに出ています。
熱はなし 食欲旺盛 体重の減少なし 元気はあります。
病院での診断は肺炎 抗生物質の飲み薬 抗生物質の注射 消炎剤 先生いわく全種類を試しましたが 咳、肺の影ともに改善しません。咳は抗生物質を飲んで いる間ほんの少し減ります。
病院に通い始めて1ヶ月半くらい立ちますが、悪化はしていません。
今後は 悪化しなければ様子を見るか 2日くらい入院し 点滴でしか使えない抗生物質を使うか と言われております。
病院嫌いの子なのですが 入院して点滴をしてもらったほうが良いのでしょうか??
様子を見ていても大丈夫でしょうか?
他の病気の可能性はあるでしょうか?
喘息の可能性は レントゲンの影の出方とステロイドの薬で咳が止まらなかったことにより ないそうです。
アドバイス宜しくお願いいたします。
杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

はじめまして。
呼吸器の症状は心配ですね。
咳が早いのは寝ている時もなのでしょうか。
寝苦しい感じはありませんでしょうか。
実際のレントゲンを見ていないので詳しい診断については難しいのですが、肺炎という診断が間違いないのであれば、治療をきちんとしなければ命に関わります。抗生物質などへの反応が悪いようなので、それが「肺炎なのか肺炎ではないのか」「肺炎ならなぜ抗生物質への反応が悪いのか」というところが重要でしょう。
治療経過中のレントゲン写真も取られているようですが、全く変化がないのであればそもそも咳の原因が肺にあるのかどうかも含めて検討する必要があるでしょう。
症状があるので、出来る限りきちんと治療してあげる必要があります(特に肺炎であれば治療は必須です)。もう一度先生と相談して、点滴で投与する抗生物質を使うと今までの治療と比べてどのくらいの効果が期待できるのか、もしそれで変化がない場合はどうするのか、などといったことについてよく相談してみてください。診断過程ではっきりした診断がつかなくてもいろいろな薬を試験的に投与することで診断にたどり着く場合もあります。このあたりは実際に治療されている先生でないとわからない部分になります。
原因がはっきりして症状が軽減するといいですね。
相談内容:胸やお腹の痒みの原因
飼い主からの相談
いつもお世話になっております。
今回も、カノンのことでアドバイスをよろしくお願いします。
カノンはもともと敏感な肌のようで、リボンをつけたりするだけで
唸りながらすごく掻くような子です。
5年以上前にいつも以上に唸り、かきむしるので、おかしいなと思っていたら、胸の毛が薄くなってきて、皮膚が赤くなってところどころに
かさぶたというか、何かの汁がでて固まったようなフケのようなものがついていました。
その時の診断は、何らかの理由で皮膚に傷がついて、その皮膚を食べる元々耳にいるマラセチアが増殖して皮膚を悪くして脱毛になっていたということで、耳洗浄をつづけたら、どんどん治ってきました。
3年ほど前にも同じような症状がでて、耳洗浄でおちついたのですが、
それからは、少し良くなったと、ステロイド入りののみお薬をやめるとまた徐々に痒みがましていき、かさぶたのようなフケのようなものがでてくるという状態が続いています。
3年前から続いているこの症状は、脱毛はないのですが、すごくかゆそうで、胸や、お腹、前足の付け根等によくでます。
3年前に発症した時、引っ越していて、前回とは別の病院にかかったのですが、その際、皮膚の組織をとったりしていろいろ調べてもらったのですが、原因がわからず、アレルギーや、アトピーの検査まではしなくてもいいと思いますといわれたので、していません。
シャンプーは、エピスースで、10日から14日間隔で洗っており、フードもヒルズの低アレルゲンのz/dとz/dを食べている子用のビスケットだけしか与えていません。
家には1歳になる子供がいるので、空気清浄機もほぼ24時間つけ、できる限り家の中もカノンのベッド等も清潔にしているのですが、どういう病気が考えられるでしょうか?
今かかっている先生は、病名を特定しようとはされず、とにかく痒みをとってあげようと痒みがでたら、お薬をあげて楽にしてあげるということを繰り返しましょうとおっしゃっています。
今回、子供が喘息かもしれないと診断され、もし喘息なら、カノンのフケのようなものも原因になっているかもしれないと思い、本気ですっきり治してあげたいと思ったので、質問させていただきました。
長々とすみません、どうか、病名ではなくても、私がカノンにしてあげきれていないこと等がありましたら、アドバイスをよろしくおねがいします。
今瀬 覚先生(アン ペット クリニック)からの回答

こんにちは
経過も長いですし、殆どの検査をなさっているようですので、あとは皮膚科の専門医に受診した方が良いのではないでしょうか?
例えば、大学病院等です。
アレルギーの血液検査や皮膚生検の結果等を含めて、それを細かくチェックできる先生に診ていただくのが早道なように思います。
杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

こんにちは。
皮膚病は様々な原因で起こりますがその症状はかゆみやフケ、脱毛など似ており、実際に診察してみないとなんとも言えません。
その上で、いろいろな検査を行って引っかかるものがなかったということを前提にすれば、アレルギー性の皮膚炎の可能性は高いでしょう。残念ながらアレルギー性皮膚炎やアトピーは血液検査などで診断することができないため、他に考えられるものを一つ一つ除外していった上で診断にたどり着く事になります。
アレルギー性皮膚炎は、食べ物が原因で起こるものとその他環境中のものが原因で起こるものとあります。原因が特定出来ればそれを避ければいいわけですが、なかなかそれがうまくいきません。今たべている今の食事に変えてから2ヶ月以上経過していれば(そして、z/d低アレルゲンとz/d用のおやつと水以外何も口にしていなければ)、少なくともジャガイモがアレルギーを起こしていない限りは食べ物が原因とは考えにくい状態です(少しでもこれ以外のものを口にしている・・・例えば子供の食べこぼしなど・・・のであれば、まずはz/dのみを食べているという前提が大きく崩れてしまいます)。
食事性のアレルギーの可能性が低ければ、環境中のものに対するアレルギーを疑います。これはすべての原因を排除することが難しいですが、タバコや香水、お香、芳香剤などといったものを極力取り除き、空気清浄機をおき、こまめに掃除機をかけ、絨毯をやめてフローリングにし・・・などといった地道なことを続けて、刺激になるものを少しでも減らしていきます。同時に頻繁にシャンプーして被毛に付く刺激物質を減らしたり、皮膚に合うシャンプーや保湿剤でスキンケアをしたりといったことも必要になります。それらをすべて徹底的にやっても、残念ながら完治するということはなかなか無く、「できるだけいい状態に保つ」のが治療の目標になります。
食事の問題が確実にクリアになっているのであれば、上記の生活環境の中で当てはまるものをまず改善し、頻繁な(週1〜2回・・・ふけが出たら洗う)シャンプーをしたり、シャンプー後も改善がないようであれば薬用シャンプーの中でも種類を変えてみるということも必要かもしれません。
いずれにせよこれらの治療の前提として、アレルギー性皮膚炎のほかは考えられるものがないという状態になるようにいろいろな検査が必要になります。かかりつけの先生とよく相談されることをおすすめします。
ペット保険について

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