【犬の病気】膀胱結石が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

膀胱結石が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:腹水で通院しています。

飼い主からの相談

相談者:東京都 はむっちゅさん
初めまして。
0歳2か月弱くらいに我が家へ迎えてから、ずっと健康で暮らしていました。7歳からシニア期に入るので、健康診断を受けてみたところ、エコーで腹水が見つかりました。
血液検査の結果、アルブミンの数値が低いと言われ、高タンパク低脂質のフードを勧められました。ゆで卵を1日1つあげるといいと言われて、それから、毎日与えています。
その時は、利尿剤・フラジール・ステロイドなどの薬が処方され、腹水はすぐに全く無くなり(一気に体重が1.5キロ位減りました)、それからは、ほんの少しの利尿剤とフラジールのみを毎日2回服用していました。
薬がなくなるたびに通院し、数か月に1度血液検査をしていましたが、アルブミンの数値はあまり変わりませんでした。
昨年の夏位?から、少し便が柔らかくなり、フードの種類を変えたからかな?と思ったりしていました(下痢というほどではなかったので)。
そして、8歳になり、また、健康診断を受けてみたところ、膀胱結石が見つかりました。
尿検査で、結石の種類を調べていただいたところ、シュウ酸カルシウムでした。
あまり大きいものではないので、予防しましょうと、尿コントロールのフードに替えました。
それから1月位したころ、血尿をし、病院へ行くと、膀胱炎と言われ、薬を処方されましたが、1週間しても血尿はよくならず、痛いのか、オシッコもあまりしなくなってしまいました。
そして、また腹水がたまってしまい、元気も無くなり、食欲も無くなってしまいました。
結石は、尿道には降りてきてはいないようでしたが、先生と相談し、膀胱結石の手術をしてもらいました。
先生は、正直、腹水の原因がよくわからないと言っていました。
術後、腹水も全部なくなり、食欲も出て、みるみる元気になっていきました。
抜糸も終わり、ちょうど混合ワクチンの時期だったので、相談したところ、大丈夫でしょうと、接種してもらいました。
数日後、また腹水が溜まってきてしまいました。
先生は、ワクチンのせいかもしれない・・・と。それから、また、抗生物質の注射を打ってもらったり、ステロイド・フラジール・利尿剤をずっと服用しています。
しばらくすると、激しく下痢をするようになりました。
食欲もまた、段々なくなってきてしまい、元気も無くなってきてしまいました。
薬を上手に飲んでくれなくなり、先生に相談したところ、しばらく点滴(皮下点滴)をしましょうと、薬も混ぜてもらい、それからしばらく薬を飲まなくてよくなりました。
食欲も戻り、元気も出てきましたが、下痢は治らず、腹水もなかなかなくなりませんでした。
ひどい下痢がしばらく続きました。
ディアバスターも飲んでみましょうと、飲み始めましたが、相変わらずで・・・毎日毎日、点滴に通いました。
毎日、下痢が治りませんと、言っていました。
ビオイムバスターも飲んでみましょう。と合わせて飲むようにしました。
それから、少しずつ下痢は回復していき、軟便状態に戻りました。
点滴治療は、24日間毎日通いました。
腹水も、なくなりはしないものの、かなり減ったので、飲み薬に変更しました。
すると、今度は、右目の白目が赤く充血して、ショボショボして、目を開けづらい感じになってしまい、みてもらいました。強膜炎ですね。と目薬をもらいました。
しばらくすると、目はいい感じになっていたのですが、今度は、右目の黒目に白い点をみつけました。角膜ジストロフィーと言われました。
角膜を保護する目薬をもらいました。
ステロイド(2分の1サイズ)をもう2カ月位服用しています。
腹水は、今の所、少しだけのようですが、お腹がポッコリと膨れていて、身体はやせ細り、背骨や足の付け根の骨が触れる感じです。
お水を異常なほど飲み、体力は日々なくなっているようで、ジャンプも出来なくなり、足腰が弱っているようで、ウンチも踏ん張りきれず、お尻に残るので、直接トイレットペーパーでつまんで取ってあげています。
先生に、ステロイドの量を減らせないかと、相談したら、簡単に減らせる病気ではないから、もう少し様子を見ながら・・・と言われました。
ハッキリとした病名は、わからないのか、聞いていません。
ネットで調べた感じでは、IBDなのかなぁ?と思ったりしていますが・・。
我が家には、車がなく、遠方の病院に通うのは、ちょっと厳しいです。
今の病院は、家から徒歩15分程度で近く、年中無休なので、通いやすく、先生たちもとても優しくて、人気のある病院のようで、毎日凄く混んでいます。
ちなみに、狂犬病の予防接種は、受けていません。相談したところ、病気が病気だから、打たなくていいといわれました。
今現在、食欲もあり、元気です。
腹水は少し、軟便です。
服用している薬は、ステロイド(1/2)フラジール(1/2)ディアバスター(1)を1日2回と、利尿剤(1/2)を1日3回です。
薬がなくなる頃に、診察してもらいに行く感じです。診察では、エコー、体重計測、問診です。
なにか、アドバイス等ございましたら、お願いしますm(__)m

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■評価をお願いいたします
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
今の状態であきらかな間違いはないように思えました。
病気によってはもちろん治りにくいものもあります。
その時々で、対処していくしかありません。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
経過が長く回答がしにくい感じです。
①腹水に関しては、なくなったり、出てきたり、していても現状少しであれば、悪くないと思います。
②眼は必要に応じて治療をされているように思えます。
③予防については獣医師の先生が打つべきでないと判断すれば、そのようにすればよいはずです。
④家に車がないことや今の病院が混んでいるといった情報は治療にはつながりません。
アドバイスを希望されているようなのですが、どういった悩みなのでしょうか?
症状に対して、治療をして、それなりの効果が出ているなら、言うことはないように思えます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
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相談内容:尿の異常について

飼い主からの相談

相談者:福岡県 まいまいさん
昨日から犬のおしっこの臭いが強いような気がしています。
今朝はおしっこシートに透明の小さなゼリー状の粒が付いていました。
数週間前からかなり頻尿で、ジャーッと出るときもあればほとんど出ないときもあり、病院を受診しましたがジャーッと出るときもあるなら膀胱炎ではないと言われました。
膀胱炎以外に頻尿になる病気はあるのでしょうか?
ひどいときは15秒置きにおしっこを10回くらい繰り返します。
ちなみに年齢は15歳です。
膀胱炎を疑い受診したその時に肺水腫になっていることが分かり即入院。(2週間ほど前です)
退院する頃に血液検査で炎症の値が高いけど原因不明と言われました。
腎臓は片方の形が崩れてきているけどそこまで悪い状態ではないとの事でした。
今服用している薬は心臓の薬二種類と気管支拡張剤、食欲増進剤です。
よろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
膀胱炎以外に頻尿になる病気は、、、たくさんあります。
膀胱の問題であれば、膀胱結石、膀胱腫瘍など
神経の問題であれば、自律神経失調症など
ホルモンの問題であれば、クッシングや糖尿病など
その他に、前立腺、尿道およびその周囲の問題
となります。
ただ、尿の臭いがきついのであれば膀胱炎でよいような気がします。
顕微鏡で確認すれば細菌の繁殖が確認できることがほとんどかと思います。
食欲増進剤というのは何でしょうか?
ちょっとそれが気になります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:飲み水の量と与え方(クッシング症候群グレー状態)

飼い主からの相談

相談者:静岡県 たっきぃさんさん
2週間前に健康診断をした結果、下記異常が見つかりました。
・エコー検査にて膀胱に2mmくらいの結石
・血液検査にてALPとLIPの数値が異常に高い
(ALPは1981,LIPは661)
結石はストルバイトが原因かシュウ酸が原因か、この時点でハッキリしなかった為に、餌をロイヤルカナンのユリナリーS/Oライトに変更となりました。
(先日クッシング症候群の検査時に検尿を病院に持っていった際はストルバイトの数値はPH7以外であることから、シュウ酸が原因の可能性が高いとのこと)
ALPとLIPは普段から飲み水の量やおしっこの回数&量が多いこともあり、クッシング症候群の疑いで先週検査を行いました。結果は数値としては22でグレーゾーンと言われ、薬の投与は行わずに様子見となりましたが、血液検査は1〜2ヶ月周期で行うこととなりました。
(検査日当日の血液検査ではALPは1755,LIPは199)
前置きが長くなりましたが、普段から多飲多尿状態でしたが、餌を変えてからは更に多飲多尿が増しています。
体重は約10kgですが、飲み水は軽く1L以上は飲んでおり、餌を変えてからは午前中だけでも600〜700mlは飲んでいます。
おしっこも1日5〜6回程で、1回の量も通常サイズのおしっこシートが軽く半分以上占める状態です。
飲み水を無理に制限するのは良くないことは承知していますが、少しずつ与えてもすぐに完飲する状態です。
間隔を空けて少量ずつ与えるのがベストなのでしょうか?
長文となりましたが、宜しく御願い致します。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
膀胱結石による膀胱炎でも多尿にはなりますし、クッシング症候群でも同じように水をよく飲みます。
グレーゾーンとはいえ、たくさん水を飲むと臨床症状が明らかであり、ALPやLIPが高値であれば、もうクッシングと断定して治療を開始してもよいような気もします。そこまで大慌てする必要もないといえばないですが、治療しても問題ないレベルかと思います。
水はしっかり与えないといけません。そうしないと腎機能が低下してしまう恐れがあります。
少量ずつにする必要はありません。しっかりたくさん飲ませるべきです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
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小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

それは多飲多尿です。飲水を制限することは問題が起きやすくするだけなので水は自由に与えてください。
クッシング症候群の検査はACTH負荷試験が全てではありません。確定を取るための検査もありますので
別の検査を行うよう提案し、難しいようでしたら内分泌疾患に強い他院を受診されることをおすすめします。

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相談内容:膀胱結石について

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 deaさん
はじめまして、こんにちは。
現在の状況をご説明するため大変申し訳ありませんが長文になります。
11歳オスのトイプードル(2.7kg)です。
2歳頃より尿に結晶ができ、結石になりやすい体質との事で当時からロイヤルカナンPHコントロールとヒルズu/dを混ぜて食べさせています。
4月11日膀胱結石の手術をしました。(1mmと4mm程度の石2つ)結石の分析結果はシュウ酸カルシウムです。術後の説明で手術中、誤って石が移動してしまったのでカテーテルを入れました、また腎臓に1mm程度の石が見つかりましたが手術ができない場所ですと言われました。血尿は術前も術後も出ていません。
ただ、術後、尿が出たり出なかったり、1度排尿すると続けて3~5回トイレシートへ行って排尿しようとするも2回目以降は出ない、排尿後動きがスローになる、という状況が4月25日現在も続いています。
退院の際、傷口に消毒はせず術後の回復食のみ渡されました。後からお願いしてつけていただきましたが退院時は必要ないとの事でエリザベスカラーをつけてもらえなかった為、傷口をかなり舐めていました。
以前より鼻に何か入ってしまったような感じで鼻を吹くと言いますか鼻で息を吐くようにしたり、ひどい時は呼吸がしづらいようで苦しそうにすることがたまにありました。それが術後、頻繁になり鼻の中に入った物を出すかのようにクシャミをよくするようになりました。またここ1年くらい寝ている時イビキとは違う音をブヒブヒと出すようになりました。
4月21日、朝からご飯を食べず様子がおかしく、立っていると後脚がガクガクするほど震えるようになりました。抜糸をする日だったのですぐに病院へ行きましたが、震えと呼吸の事も含め診ていただきましたが全て異常はなく順調ですと言われました。21日は何も食べず22日の朝も食べない上、やはり呼吸が気になったのと、抜糸後に手術で切った所が膨れていたので病院へ連れて行きました。血液検査の結果はWBC白血球が27700/μL、イヌ炎症マーカー20.0mg/dlで、中で炎症を起こしているとの事でした。痛いため食欲がなくなっていると。注射を打ってもらい消炎鎮痛剤を6日分処方していただき1週間様子をみる事になりました。症状が良くならない場合は入院し点滴を行い、それでも良くならない時は再手術と言われました。
22日の夜は注射が効いたのか通常の3分の2量のご飯を食べましたが23日の朝は食べていません。水は飲みます。25日現在は、健康な頃と比べると量は少ないですが食べるようになっています。
以下、教えていただきたいことになります。
①カテーテルによって炎症が引き起こされたのでは?術中、術後の対応が不十分だったのでは?と考えてしまうのですが炎症を起こすような事はよくある事なのでしょうか?
②個体差はあると思いますが、術後どのくらいで通常の排尿にもどるのでしょうか?
うちの子のような排尿時の状態はよくあることなのでしょうか?
③3kg未満の身体に短期間の間に全身麻酔は大丈夫なのでしょうか?年齢を考えると負担になるのではと心配です。
●麻酔について
小さい身体に麻酔は負担がかかり目を覚まさない子がいると聞いた事があります。うちの子は体重が今より小さかったため当時のかかりつけ医の判断で去勢手術をしていません。数年前、今の病院で歯の治療の為、全身麻酔をしています。再手術となると3回目、しかも間を空けずに行うことになります。
④鼻に何か入ってしまったような呼吸をしたり、寝ている時に鼻を鳴らすのは他に考えられる病気はありますでしょうか?
⑤炎症をおこしたことによって今後、何らかの影響、それが元で今後何かの病気になったりしないでしょうか?
かかりつけ医にも確認はしていますが、異常がないと言われた翌日、炎症を起こしてると言われたり、気になる症状を診ていただいてもいつも異常ないと言われるためセカンドオピニオン的に他の医師の考えもお聞きしたくこちらへ質問させていただきました。
お忙しい中恐れ入りますがどうぞよろしくお願い致します。長文、失礼致しました。お読みいただきありがとうございました。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

はじめまして、よろしくお願いいたします。
僕が該当動物を診察させていただいたわけではありませんので、的はずれなことを書いてしまうかもしれません。
一般論に終止してしまう場合もあるかもしれません。ご了承ください。
僕は飼い主様の投稿文をコピー・アンド・ペーストして、文中の意見に矢印を書いてコメントすることにしています。
読みづらいかもしれませんが投稿文を見逃さないようにするための個人的な工夫ですのでご理解ください。
はじめまして、こんにちは。
現在の状況をご説明するため大変申し訳ありませんが長文になります。
11歳オスのトイプードル(2.7kg)です。
2歳頃より尿に結晶ができ、結石になりやすい体質との事で当時からロイヤルカナンPHコントロールとヒルズu/dを混ぜて食べさせています。
4月11日膀胱結石の手術をしました。(1mmと4mm程度の石2つ)結石の分析結果はシュウ酸カルシウムです。術後の説明で手術中、誤って石が移動してしまったのでカテーテルを入れました、また腎臓に1mm程度の石が見つかりましたが手術ができない場所ですと言われました。血尿は術前も術後も出ていません。
ただ、術後、尿が出たり出なかったり、1度排尿すると続けて3~5回トイレシートへ行って排尿しようとするも2回目以降は出ない、排尿後動きがスローになる、という状況が4月25日現在も続いています。
退院の際、傷口に消毒はせず術後の回復食のみ渡されました。後からお願いしてつけていただきましたが退院時は必要ないとの事でエリザベスカラーをつけてもらえなかった為、傷口をかなり舐めていました。
以前より鼻に何か入ってしまったような感じで鼻を吹くと言いますか鼻で息を吐くようにしたり、ひどい時は呼吸がしづらいようで苦しそうにすることがたまにありました。それが術後、頻繁になり鼻の中に入った物を出すかのようにクシャミをよくするようになりました。またここ1年くらい寝ている時イビキとは違う音をブヒブヒと出すようになりました。
4月21日、朝からご飯を食べず様子がおかしく、立っていると後脚がガクガクするほど震えるようになりました。抜糸をする日だったのですぐに病院へ行きましたが、震えと呼吸の事も含め診ていただきましたが全て異常はなく順調ですと言われました。21日は何も食べず22日の朝も食べない上、やはり呼吸が気になったのと、抜糸後に手術で切った所が膨れていたので病院へ連れて行きました。血液検査の結果はWBC白血球が27700/μL、イヌ炎症マーカー20.0mg/dlで、中で炎症を起こしているとの事でした。痛いため食欲がなくなっていると。注射を打ってもらい消炎鎮痛剤を6日分処方していただき1週間様子をみる事になりました。症状が良くならない場合は入院し点滴を行い、それでも良くならない時は再手術と言われました。
22日の夜は注射が効いたのか通常の3分の2量のご飯を食べましたが23日の朝は食べていません。水は飲みます。25日現在は、健康な頃と比べると量は少ないですが食べるようになっています。
以下、教えていただきたいことになります。
①カテーテルによって炎症が引き起こされたのでは?術中、術後の対応が不十分だったのでは?と考えてしまうのですが炎症を起こすような事はよくある事なのでしょうか?
⇒腹腔内手術を行えば炎症はもちろん起こります。カテーテルの設置期間が何日間かは分かりませんのでコメントできませんが、長期設置による膀胱炎の誘発はあり得る出来事です。最終的に膀胱内結石は全て膀胱外に出せたのでしょうか?
②個体差はあると思いますが、術後どのくらいで通常の排尿にもどるのでしょうか?
うちの子のような排尿時の状態はよくあることなのでしょうか?
⇒膀胱切開後の排尿であれば、多くの場合1から2週間程度で尿回数は術前に戻ると思います。排尿後に残尿感から再度排尿姿勢を取るということは膀胱炎がまだあるのではないかと思います。
③3kg未満の身体に短期間の間に全身麻酔は大丈夫なのでしょうか?年齢を考えると負担になるのではと心配です。
●麻酔について
小さい身体に麻酔は負担がかかり目を覚まさない子がいると聞いた事があります。うちの子は体重が今より小さかったため当時のかかりつけ医の判断で去勢手術をしていません。数年前、今の病院で歯の治療の為、全身麻酔をしています。再手術となると3回目、しかも間を空けずに行うことになります。
⇒一般に1ヶ月間隔があれば前回の麻酔の影響はないと考えて差し支えないかと思います。体が小さいと時間あたりの熱放散が大きいことは事実ですが、通常手術時には保温を行うものです。麻酔自体の危険性はどの病院でも0にはなり得ませんが、動物の現状を考慮した麻酔の種類や量を選択することでその危険性は低くすることができます。
④鼻に何か入ってしまったような呼吸をしたり、寝ている時に鼻を鳴らすのは他に考えられる病気はありますでしょうか?
⇒CRPが20あることは、現在体内は厳戒態勢に入っており、普段ならば問題にならない小さな炎症でも大きくなりがちな状態です。CRPが落ち着いた時点での鼻の症状によって再度評価したほうが良いかと思います。
⑤炎症をおこしたことによって今後、何らかの影響、それが元で今後何かの病気になったりしないでしょうか?
⇒今の鼻炎様症状が炎症による場合や、炎症によって上昇した体温によるものの可能性があります。
今後起こりうる疾患については多すぎるためコメントできません。
かかりつけ医にも確認はしていますが、異常がないと言われた翌日、炎症を起こしてると言われたり、気になる症状を診ていただいてもいつも異常ないと言われるためセカンドオピニオン的に他の医師の考えもお聞きしたくこちらへ質問させていただきました。
お忙しい中恐れ入りますがどうぞよろしくお願い致します。長文、失礼致しました。お読みいただきありがとうございました。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

2.7kgの去勢オスであれば1日の最低維持カロリーが147,生活係数をかけて236kcalです。
半分の118kcal分を加熱皮付き胸肉で53g、一般ドライフードで30gとなります。
ただし突然変更すると腸の負担になりますので1ヶ月ほどかけて移行してあげることがおすすめです。
お肉の種類は別に何でも構いません。どの獣肉でも非加熱・加熱後の吸収率は100%ですので。
g当たりの単価が安いので鶏肉を勧めることが多いです。ついで豚肉、牛肉ですかね。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

はじめまして。こんばんは。
お忙しい中、ご丁寧な回答を下さいましてありがとうございました。本日、仕事だった為お礼のご連絡が遅くなってしまいました。申し訳ありません。
カテーテルの設置期間はわからないのですが、膀胱内の結石は全て取り出せたと聞いています。ただ腎臓内にも、まだ小さいけれど結石が見つかりましたと言われています。
⇒確認しうる全ての結石が摘出されていることは良い情報です。腎臓内の結石は摘出後の治癒がうまく行かなかった場合のリスク(片側腎臓の機能消失)が大きすぎるためよほどでなければ選択されません。再発予防の食事療法が現実的な線で、フード以外のお肉の給餌をお勧めします。
薬もなくなったので昨日、病院へ行き再度血液検査とエコー検査をしていただきました。
結果はWBC白血球もイヌ炎症マーカーも正常値内になっていました。
小野寺先生の仰るように数値が落ち着いてからだと思いますが、そういえば鼻で息を吐くようなことはなくなっています。
今のところ食欲も戻り元気もあるのですが、排尿の際のスローな動きをすることだけが気がかりです。現在(4/30)も排尿時の様子は変わっておりませんが、これは膀胱炎によるものなのでしょうか?
⇒膀胱炎が原因化を断ずることはできませんが、普段と違った排尿行動があるということは動物が違和感以上の自覚症状を感じているということになります。もしかしたら現在内服中の抗生物質の効果が低い可能性もありますので尿の細菌培養や他の薬剤の診断的治療などが功奏する可能性があります。
かかりつけ医は、膀胱結石の手術は何度もしているけれど、今回のような事が初めてなので手術後のエコー検査の画像を見ても正直、何が起きているのかわからないと言われました。
昨日のエコー検査では炎症により厚くなっていた膀胱の壁が先週より薄くなっていたのですが、その横の部分に写るものがあるそうなのですが、それは開腹してみないとわかりませんと言われました。
⇒エコーで確認できるほどの変化があることは稀ですが良化所見があることは良いことです。膀胱は内容量によって膀胱壁の厚みが10分の1まで変化する特別な臓器ですので…
とりあえず、血液検査の結果はよくなっているので、このまま様子を見ましょうという事になりました。同じ消炎鎮痛剤を2週間分処方していただいてまた2週間後に診ていただくことになりました。
また、長くなってしまい申し訳ありません。
この度はご回答いただき本当にありがとうございました。
⇒趣味ですのでお気になさらずに。回復を願います。

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相談内容:膀胱炎について

飼い主からの相談

相談者:群馬県 健康第一さん
2016年11月→おしっこの回数が11回位で回数が異常なのと失禁をしたのに合わせ赤い粘液の様なものがシートに付着していた為近くのA動物病院で診察を受ける
診断名→膀胱炎→一週間投薬→菌が消えたとの事で治療終了
薬を切り3日程で赤い粘液が再び付着
A動物病院にて再度診察薬は飲まなくても良いとの事
おしっこの回数も多くこのままでは不安な為B動物病院にて受診→膀胱炎再発との事→アモキシクリア錠を服用→改善されない為→耐性菌検査を受ける→セファレキシンを服用開始→2週間服用→尿が菌も消え非常に綺麗な状態になる→しかし3日程で再発→また2週間服用とこの繰り返しをし約1年間セファレキシンを服用し続ける
再び耐性菌の検査を受け2017年11月バイトリル錠を4週間服用→菌が1種類になるが桿菌が消えず→再び耐性菌検査→ビクタス錠を4週間服用→他の菌は消えるがやはり桿菌が消えず
とこの状態を繰り返しています
一旦薬を切りましょうとの事で8日間切っていますが大変不安です
食事は数ヶ月前からドックフードをひたひたになりらまでお湯を入れ摂取させています
最近はウロアクトやヨーグルトを摂取させ始めています
膀胱炎になってからは特に排尿後シャワーで綺麗にする様にしています
①この様な状態の場合圧迫排尿は必要でしょうか(おしっこが出切ってないとの事)
②耐性菌検査の検査機関は人間用と犬用で結果が違いが出ますか(C病院で人間用検査と言う話が出た為と人間用検査と犬用検査は違うと聞いた事がある為)
③この様な状態を打破する為に何か少しでも良いのでアドバイスを頂きたいです
家族の一員だけでは無くあまりにも膀胱炎が長過ぎるのと一度綺麗になったおしっこが投薬も指示通りにやっているのに治らないのが可哀想です
本当少しでも構わないので是非アドバイスを頂きたいです
宜しくお願いします

早乙女 真智子先生(マリーナ 街の動物病院)からの回答

こんばんは
長引いて、飼い主様も困惑のご様子ですね
当院で長年診ていたシーズー(避妊メス)のお話を少し。
他院にて膀胱結石を発見され手術しても無駄とのことで来院されました
一度膀胱切開にて膀胱いっぱいに入っていた石を取り除き、処方食と抗菌剤併用
1か月に1度エコーやレントゲンで確認していたもののまた小さなものができ始めた
膀胱から直接的に尿採取し培養検査したところ複数の菌が検出され、それに合う薬剤を数種類出してもらった
1種類の薬ではだめだったため、その内の2種類をチョイスし+止血剤を投与。
処方食も欠かさず、おやつ等は無しを徹底
石は消え、ただ薬をやめると細菌増殖と尿PHの変化が起きるため、永眠までの数年間はずっと投薬し続け
難治性膀胱炎でした
女の子で陰部を舐めることも悪化させる要因であったかとは思いますが、このように長いケースもあり、すぐ治るものとは限りません
病院で扱っている処方食も『A社製品でだめならB社製品に切り替える』だけで効きの良いケースもあります
処方食を使うならば、それ以外のものを一切食さないなど、先生の指示通りで行いましょう
また、排尿後のシャワーは毎回ですか?
初めは良いのですが、洗い過ぎは自浄作用が働かなくなり、もっと菌に対し過敏になるかと想像します
参考になればうれしいのですが。
お大事になさってくださいね

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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