【犬の病気】脳腫瘍が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

脳腫瘍が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:肺に水が溜まってしまう

飼い主からの相談

相談者:愛知県 にゃんさん
初めまして、先日亡くなってしまった犬の件でのことです。死後になりますので迷っていましたが、自分の至らなさが結果として苦しめてしまったのではないかと思いがとれずに質問させて頂きます。
まずMRI検査で脳腫瘍か炎症 同時に脳圧亢進があるとのことで亡くなる一か月半ほど前からイソバイト、ステロイド、ファモチジン、ビタミン剤、ウルソ酸(これは以前から胆泥症があったため)の処方で治療が始まりました。
検査後、一か月で初めて発作がありました。この際ステロイドを少し減量したタイミングでしたので、かかりつけ医に話して二日後にステロイドを元の量に戻しました。
発作の動画を撮ってほしいとの要望が医師からありましたので初めて発作が起きた日から10日後の二回目の発作の動画を撮り見せました。その日からエピレスと、ダイアップという坐剤を処方されました。エピレスが血中濃度が上がるまで一週間はかかるという説明を受けたので少し不安ではありましたが、指示通り飲ませました。
その診察日の翌日午後10時、翌々日の午後1時 2時とおよそ15時間の間に三回も発作が起きました。いずれも坐剤を使用しましたが嘔吐もあり医者に駆け込みました。その後預かりとなり夜迎えに行ったところ医師より(これ以上何もできることはない、今日山場です。夜中に発作が起きれば夜間緊急病院に行ってください)と言われてその日は静脈点滴500ミリリットル、とファモチジン 皮下注射でフェノバール セレニアというところの処置でした。
山場を越えた次の日の朝(ガホガホ)といういつもと違う様子があり、夕方の定期の通院予約がありましたので鼻から水を出したりして苦しそうでしたが夕方連れて行きました。すると「朝から連れてきてもらいたかった、朝からなら様子が見れた」と言われました。こちらは昨夜これ以上できることはないと言われていたので何ともしようがないと思っていたのが仇になりましたが、結局連れて行った時には瀕死の状態で、ステロイドの注射を打ち(なにもできないが強いステロイドを打ってみますか?と言われ承認しました)その場で息が止まりました。
素人には肺に水が溜まっている呼吸音だと気が付かず命の期限は変わらずとも命を落とす瞬間まで呼吸を苦しくさせてしまったこと(およそ四時間ぐらい)に飼い主としてすごく悔やんでいます。
ここからが質問です。肺に水が溜まることは急に起こることでしょうか? 徐々に溜まっていくものでしょうか? 除々に溜まるのなら前夜の預かりで医師も気が付かれたはずだとも思いがあります。
今後また動物を一緒に暮らす際にはきちんと知識等を持っていないと大変な思いをペットにさせてしまうと考えるときちんと知っておきたいと思いましたので質問させていただきました。
付け加えますが訴えようとかそんな考えはありませんのでよろしくお願いします。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

肺水腫を始め、呼吸が苦しいときにご自宅でできることは限られています。
予め予測される場合は、レンタルの酸素を用意することができますが、それ以外は早期に病院に行くほかないと思われます。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
詳細に経過をありがとうございます。
端的に回答いたしますと、こちらは恐らく「神経原性肺水腫」と思われます。
発作後、しばしば肺水腫を起こします。
ご参考になれば幸いです。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■以下のいずれかで評価をお願いいたします!応援していただけると大変な励みになります!
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
肺に水が溜まることは徐々に生じることもありますが、
ほとんどの場合が急激です。30分程度で大きく症状が変わることもありえます。特に心臓や弱っていたり、高齢な子、食べすぎたり飲みすぎたりしたような時には注意が必要です。
水分が多かったりするとなりやすいので、もしかしたら、点滴の量が多かったりしたのかもしれません。ただ、これは本人の内臓の状態次第ともいえるので、どの程度の点滴量が最適かは判断が難しいところです。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

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相談内容:目を細め上半身ピクピク 睡眠時 口パクパク

飼い主からの相談

相談者:大阪府 まみりんさん
ご相談です。今年に入り、初めててんかん発作起こしました。とっさのことで、大変驚きました。
日曜日たったので、空いてる病院探して病院へ行き、採血してもらいました。
BUNの数値以外は異常なしでした。
脳だけは何も検査していません。
又発作起こった時はと、注射器見入ったお薬、鼻に入れてと言われました。その後まだてんかん発作は起きていません。
BUNの数値が高く週一で皮下点滴いっています。
数値は50くらいさがってます。
高い時で78くらいでした。(一年位前)
ここ2、3日、チック症状がひんぱんに起こり、倒れる時もあります。が、すぐに立ち上がります。
いつも行く病院の先生に話すと『その程度なら大丈夫や』と言われましたが、回数も増えてるので、気になります。散歩中も光や日差しで、トラックが通ったりすると、症状おこるので、散歩ためらったりしますが、行きたがるので、ゆるりと行っています。
MRIは高齢なので、リスクあるから、難しいかな?と言われてます。
ご飯は、しっかり食べます。
晩には毛布など、ほりほりして何度も目をつぶって、顔を後ろにさげるチック症状が見えます。
てんかん起こしてるので。とても心配です。
ハーブやアンチノールは飲ませておりますが、
仕事の時は、とても気になります
話が前後してしまいすみません。
何か気を付けることとかあれば、お話し聞きたいです。
長文になり、すみません。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは、とても心配な状況ですね。
さて、今回は、高齢になっての初発の発作、そして続くチック様症状、血液検査で異常がないというところから、やはり脳の病気を疑います。
初発が高齢ということで、いわゆる特発性てんかんより、脳炎や脳腫瘍などの病気を疑います。
これはMRIを撮らないと確定はできないでしょう。
ただ、個人的には脳の病気と仮定して治療をしてあげても良いと思います。
具体的にはステロイドと発作を止めるお薬になります。
かかりつけの先生が治療に積極的でない場合は、脳神経を積極的に扱っている病院へセカンドオピニオンに行くのも良いでしょう。
なかなかお薬以外の対策がなく、また急な体調変化もあり得る状況かと思います。
お仕事中、心配であれば留守番カメラを設置するなどして、日頃体調を細かく見てあげるくらいかなと思いました。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:痙攣と内蔵疾患

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 もかさん
10歳 チワワ(女の子)1.2キロです。
皮膚疾患で通院中、アポキルを服用してます
今年の4月に初めて痙攣をおこしました。薬は皮膚の状態が酷くなったので アポキルと抗真菌薬を服用してました。
救急病院に行き、採血した時は薬の影響もあって 肝機能の数値が異常に高くなっていました(3000台)
主治医の先生に相談して抗真菌薬は服用中止、 ウルソを処方してもらい 肝機能の数値も戻ったのでウルソもやめました。
その後 痙攣はなかったのですが、11月21日深夜 再び痙攣
その時は3回痙攣がおこってしまいました
今回の採血結果で高値だったのが、グルコースが212、BUNが33、ALTが735、GGTが61でした
胸部レントゲンは肺が少し白くなっていると言われました
脳疾患を疑われたのですが 前回、今回とも内蔵の数値が異常に高かったのでそれが原因じゃないかと思ってます
MRIやCTを撮らないと脳疾患の確定病名がつかないとのことですが 麻酔は呼吸器の心配があるのでやりたくないので 痙攣の原因が何とかわかればと思ってます
つたない文章で申し訳ありませんが 肝機能低下で痙攣が起こる可能性があるかご教授頂ければと思います 宜しくお願い致します

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
そうですね、血液検査的には内臓からの可能性は低いと思われます。
他、お話頂いた範囲で痙攣発作に関係がありうるものとしては、血糖値が軽度に高いのは、発作によるアドレナリンの放出によるところと推察されます。
胸部レントゲンでの肺の白さも、もしかしたら神経原性の肺水腫に近いものかもしれません。
あとは、痙攣発作の「型」が脳神経学的な発作のような感じがすれば、ほぼ脳の疾患だと思われます。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
繰り返す痙攣で、とても心配ですね。
仰る通り、痙攣には脳神経から来るもの内臓から来るものと、二パターンあります。
脳神経に関しては、MRIを撮らないと判断がつきにくいです。
原因としては、年齢的には脳腫瘍・脳炎が挙げられます。
内臓から来るものに関しては、尿毒症、アジソン病、低血糖、電解質異常などがあり、肝臓でいうと「高アンモニア血症」で痙攣が起こります。
ATL,GGTは肝酵素値であり、実際の機能は示しておりません。
肝機能を推察する数値は、BUN、ALB、GLU、T-chol、T-Bil、HN3(アンモニア)、TBA(総胆汁酸)です。
これらの項目はすべて測定していますでしょうか?
そこに異常がある場合、慢性肝炎などによる「後天性門脈シャント」が形成され、痙攣をおこしている可能性があります。
追加のご質問があれば宜しくお願い致します。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:下肢麻痺の日内変動について

飼い主からの相談

相談者:東京都 くぅさん
2ヶ月ほど前から時折右後脚の力が入らなくなることがありました。しかし30分以内に戻ることや下肢、腰部の骨折所見や疼痛がないことから様子見になってました。(触診)
18日の夜中1時半頃より再び急に右足に力が入らなくなり自力では起きていられないほどで様子を見ていると3回嘔吐をし、その数分後にいきなり前足をピンッと伸ばし後ろ足はどちらもギュッと曲げた姿勢で背中をそらせて体を真横の向きでグルングルンと何回転もさせ始めました。ローリング?と医師はカルテに記載しておりました。2分ほど続き医者に連れて行ったところ採血では内臓疾患は見当たらないということで頭の何かしらの異常で起きたかもしれないと言われました。
既往に軽度腎不全があること(クレアチニン1.6)、心雑音があることから全身麻酔でのMRI検査は迷っているので、確定診断には至っておりません。
右足の麻痺様症状に関しては、自力では起き上がることができなくなるほど力が入らないこともありますが、少しフラフラはしながら普通に歩いてることもあり変動があります。
脳腫瘍を疑うと言われましたが、このような日内変動はあるものでしょうか?また水頭症などほかの可能性に関しても分かる範囲でいいので見解を教えていただきたいです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
詳細に情報、ありがとうございます。
今回の症状としては、右後ろ足に限局し、または全身的に播種し、短時間で収束する発作的な症状という解釈で宜しかったでしょうか?
確かに、この症状で血液検査で異常がないとなると、「部分(焦点)発作」を想像します。
年齢的には確かに脳腫瘍、脳炎が疑われます。
仰る「水頭症」は概ね幼少期に発症することが多いです。
が、あとは右後肢の整形外科的な疾患(膝蓋骨脱臼など)は可能性は無さそうでしょうか?
脳神経学的な疾患以外が除外されたら、試験的に発作を抑える薬を投与し、症状が起きなくなれば、やはり脳の病気だなと推察される状況かなと思いました。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:一時的歩行不可

飼い主からの相談

相談者:大阪府 hmco4さん
つい先ほど、運動神経の抜群なチワワの11歳の女の子が急に一時的に歩行不可になりました。
いつものようにペットドームへ入ろうとしていたようなのですが、急にバタバタとし彼女を見ると右後ろ足をあげたままふらつきながら歩きへたりつきました。さわっても痛そうではなかったのですが、年齢も年齢でしたので、あわてて夜間救急に向かおうと段取りをしていたら、何もなかったかのようにいつも通りしっかりを歩き、走り回り始めました。
その間時間にして5分も経っていないくらいでした。早急に病院にいくべきなのでしょうか。念の為今週日曜日にかかりつけ医にみてもらおうとはおもっています。が、それまでの間、きがかりです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
高齢ですので心配ですね。
文章のみから推察させることのみの回答となりますがご了承ください。
今回は、急に、バタバタと、右後肢を挙上し、かつふらつきながら歩行ができなくなった、ということでよろしいですね?
ここから考えうるのは「関節疾患」か「脳神経疾患」かと思われます。
関節疾患であれば、右後肢ということなので、チワワなら膝蓋骨脱臼が一番容易に想像できます。
一時的に膝蓋骨が脱臼して、歩行とともに自然と整復されたことも考えられます。
それであれば日曜日の受診で結構かと思います。
次に「脳神経疾患」となると、一番は「発作」のようなものを考えます。
ただ、今回はいわゆる全身的な「けいれん発作」ではなく、特に右後肢を中心とした「部分発作」になるのかなと思われます。
5分ほどで終息する短い発作だったことも考えられると思われます。
高齢で初発の発作であれば、脳腫瘍や脳炎を第一に考えます。
その場合は、短期的に再度同じ症状、または更なる強い症状が認められる可能性はあります。
早めの受診を推奨します。
その他、似たような疾患を示す内臓の疾患、整形疾患などは考えうると思いますので、検査の際は血液検査、レントゲン検査、超音波検査など包括的な検査を推奨します。
ご参考になれば幸いです。
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皆様からの応援メッセージ、お待ちしております!
https://ofuse.me/ceb1bc10
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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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