【犬の病気】脳腫瘍が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

脳腫瘍が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:目を細め上半身ピクピク 睡眠時 口パクパク

飼い主からの相談

相談者:大阪府 まみりんさん
ご相談です。今年に入り、初めててんかん発作起こしました。とっさのことで、大変驚きました。
日曜日たったので、空いてる病院探して病院へ行き、採血してもらいました。
BUNの数値以外は異常なしでした。
脳だけは何も検査していません。
又発作起こった時はと、注射器見入ったお薬、鼻に入れてと言われました。その後まだてんかん発作は起きていません。
BUNの数値が高く週一で皮下点滴いっています。
数値は50くらいさがってます。
高い時で78くらいでした。(一年位前)
ここ2、3日、チック症状がひんぱんに起こり、倒れる時もあります。が、すぐに立ち上がります。
いつも行く病院の先生に話すと『その程度なら大丈夫や』と言われましたが、回数も増えてるので、気になります。散歩中も光や日差しで、トラックが通ったりすると、症状おこるので、散歩ためらったりしますが、行きたがるので、ゆるりと行っています。
MRIは高齢なので、リスクあるから、難しいかな?と言われてます。
ご飯は、しっかり食べます。
晩には毛布など、ほりほりして何度も目をつぶって、顔を後ろにさげるチック症状が見えます。
てんかん起こしてるので。とても心配です。
ハーブやアンチノールは飲ませておりますが、
仕事の時は、とても気になります
話が前後してしまいすみません。
何か気を付けることとかあれば、お話し聞きたいです。
長文になり、すみません。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは、とても心配な状況ですね。
さて、今回は、高齢になっての初発の発作、そして続くチック様症状、血液検査で異常がないというところから、やはり脳の病気を疑います。
初発が高齢ということで、いわゆる特発性てんかんより、脳炎や脳腫瘍などの病気を疑います。
これはMRIを撮らないと確定はできないでしょう。
ただ、個人的には脳の病気と仮定して治療をしてあげても良いと思います。
具体的にはステロイドと発作を止めるお薬になります。
かかりつけの先生が治療に積極的でない場合は、脳神経を積極的に扱っている病院へセカンドオピニオンに行くのも良いでしょう。
なかなかお薬以外の対策がなく、また急な体調変化もあり得る状況かと思います。
お仕事中、心配であれば留守番カメラを設置するなどして、日頃体調を細かく見てあげるくらいかなと思いました。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:痙攣と内蔵疾患

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 もかさん
10歳 チワワ(女の子)1.2キロです。
皮膚疾患で通院中、アポキルを服用してます
今年の4月に初めて痙攣をおこしました。薬は皮膚の状態が酷くなったので アポキルと抗真菌薬を服用してました。
救急病院に行き、採血した時は薬の影響もあって 肝機能の数値が異常に高くなっていました(3000台)
主治医の先生に相談して抗真菌薬は服用中止、 ウルソを処方してもらい 肝機能の数値も戻ったのでウルソもやめました。
その後 痙攣はなかったのですが、11月21日深夜 再び痙攣
その時は3回痙攣がおこってしまいました
今回の採血結果で高値だったのが、グルコースが212、BUNが33、ALTが735、GGTが61でした
胸部レントゲンは肺が少し白くなっていると言われました
脳疾患を疑われたのですが 前回、今回とも内蔵の数値が異常に高かったのでそれが原因じゃないかと思ってます
MRIやCTを撮らないと脳疾患の確定病名がつかないとのことですが 麻酔は呼吸器の心配があるのでやりたくないので 痙攣の原因が何とかわかればと思ってます
つたない文章で申し訳ありませんが 肝機能低下で痙攣が起こる可能性があるかご教授頂ければと思います 宜しくお願い致します

浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
そうですね、血液検査的には内臓からの可能性は低いと思われます。
他、お話頂いた範囲で痙攣発作に関係がありうるものとしては、血糖値が軽度に高いのは、発作によるアドレナリンの放出によるところと推察されます。
胸部レントゲンでの肺の白さも、もしかしたら神経原性の肺水腫に近いものかもしれません。
あとは、痙攣発作の「型」が脳神経学的な発作のような感じがすれば、ほぼ脳の疾患だと思われます。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんばんは。
繰り返す痙攣で、とても心配ですね。
仰る通り、痙攣には脳神経から来るもの内臓から来るものと、二パターンあります。
脳神経に関しては、MRIを撮らないと判断がつきにくいです。
原因としては、年齢的には脳腫瘍・脳炎が挙げられます。
内臓から来るものに関しては、尿毒症、アジソン病、低血糖、電解質異常などがあり、肝臓でいうと「高アンモニア血症」で痙攣が起こります。
ATL,GGTは肝酵素値であり、実際の機能は示しておりません。
肝機能を推察する数値は、BUN、ALB、GLU、T-chol、T-Bil、HN3(アンモニア)、TBA(総胆汁酸)です。
これらの項目はすべて測定していますでしょうか?
そこに異常がある場合、慢性肝炎などによる「後天性門脈シャント」が形成され、痙攣をおこしている可能性があります。
追加のご質問があれば宜しくお願い致します。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:下肢麻痺の日内変動について

飼い主からの相談

相談者:東京都 くぅさん
2ヶ月ほど前から時折右後脚の力が入らなくなることがありました。しかし30分以内に戻ることや下肢、腰部の骨折所見や疼痛がないことから様子見になってました。(触診)
18日の夜中1時半頃より再び急に右足に力が入らなくなり自力では起きていられないほどで様子を見ていると3回嘔吐をし、その数分後にいきなり前足をピンッと伸ばし後ろ足はどちらもギュッと曲げた姿勢で背中をそらせて体を真横の向きでグルングルンと何回転もさせ始めました。ローリング?と医師はカルテに記載しておりました。2分ほど続き医者に連れて行ったところ採血では内臓疾患は見当たらないということで頭の何かしらの異常で起きたかもしれないと言われました。
既往に軽度腎不全があること(クレアチニン1.6)、心雑音があることから全身麻酔でのMRI検査は迷っているので、確定診断には至っておりません。
右足の麻痺様症状に関しては、自力では起き上がることができなくなるほど力が入らないこともありますが、少しフラフラはしながら普通に歩いてることもあり変動があります。
脳腫瘍を疑うと言われましたが、このような日内変動はあるものでしょうか?また水頭症などほかの可能性に関しても分かる範囲でいいので見解を教えていただきたいです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
詳細に情報、ありがとうございます。
今回の症状としては、右後ろ足に限局し、または全身的に播種し、短時間で収束する発作的な症状という解釈で宜しかったでしょうか?
確かに、この症状で血液検査で異常がないとなると、「部分(焦点)発作」を想像します。
年齢的には確かに脳腫瘍、脳炎が疑われます。
仰る「水頭症」は概ね幼少期に発症することが多いです。
が、あとは右後肢の整形外科的な疾患(膝蓋骨脱臼など)は可能性は無さそうでしょうか?
脳神経学的な疾患以外が除外されたら、試験的に発作を抑える薬を投与し、症状が起きなくなれば、やはり脳の病気だなと推察される状況かなと思いました。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:一時的歩行不可

飼い主からの相談

相談者:大阪府 hmco4さん
つい先ほど、運動神経の抜群なチワワの11歳の女の子が急に一時的に歩行不可になりました。
いつものようにペットドームへ入ろうとしていたようなのですが、急にバタバタとし彼女を見ると右後ろ足をあげたままふらつきながら歩きへたりつきました。さわっても痛そうではなかったのですが、年齢も年齢でしたので、あわてて夜間救急に向かおうと段取りをしていたら、何もなかったかのようにいつも通りしっかりを歩き、走り回り始めました。
その間時間にして5分も経っていないくらいでした。早急に病院にいくべきなのでしょうか。念の為今週日曜日にかかりつけ医にみてもらおうとはおもっています。が、それまでの間、きがかりです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
高齢ですので心配ですね。
文章のみから推察させることのみの回答となりますがご了承ください。
今回は、急に、バタバタと、右後肢を挙上し、かつふらつきながら歩行ができなくなった、ということでよろしいですね?
ここから考えうるのは「関節疾患」か「脳神経疾患」かと思われます。
関節疾患であれば、右後肢ということなので、チワワなら膝蓋骨脱臼が一番容易に想像できます。
一時的に膝蓋骨が脱臼して、歩行とともに自然と整復されたことも考えられます。
それであれば日曜日の受診で結構かと思います。
次に「脳神経疾患」となると、一番は「発作」のようなものを考えます。
ただ、今回はいわゆる全身的な「けいれん発作」ではなく、特に右後肢を中心とした「部分発作」になるのかなと思われます。
5分ほどで終息する短い発作だったことも考えられると思われます。
高齢で初発の発作であれば、脳腫瘍や脳炎を第一に考えます。
その場合は、短期的に再度同じ症状、または更なる強い症状が認められる可能性はあります。
早めの受診を推奨します。
その他、似たような疾患を示す内臓の疾患、整形疾患などは考えうると思いますので、検査の際は血液検査、レントゲン検査、超音波検査など包括的な検査を推奨します。
ご参考になれば幸いです。
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相談内容:からだの痙攣?ぴくぴくについて

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 ちいなさん
よろしくお願いします。
ここ3か月前くらいからですが、起きてるときに体がビクッビクッ、と動きます。本人もどうしていいか分からないような感じで動こうとします。
てんかんのようなのたうちまわったり意識がないとかはないのですが、だっこしてるときもビクッビクッとなります。
特にこの夏の暑い日、ずっとエアコンの室内にいましたが、少し散歩がてら涼しい場所や日陰ですが少し歩いたあとはぁはぁと息したときに、体がビクッ、ビクッとなりました。
昨日も散歩して落ち着いたときとかに症状が出たり、車の中でだっこしてるとビクッビクッとなりました。体に少し負荷がかかるとなる感じはします。
安静にして伏せした状態だとなる回数も少ないようですが、たまになります。
食欲はあり、水も飲みます。
病院に、相談したところ、そのビクッというのは別の診察時に先生が気づき、先生これです、といって、脳の伝達の、なんとかといってまして、
のたうちまわったり意識がないとかあったらすぐ連れてきてくださいと言われました。
特に検査はされませんでした。
参考に今現在、前足関節の痛みがありますがなんとか歩けてます。
また、肝臓数値が高かったので数年ウルソを1日一粒飲んでいます。
アンチノールも1日一粒あげています。
体重は8キロほどです。
からだのびくつきが、本人もいやみたいで、
私も見ていて何とかしてあげたいですが、
どうして良いか分かりません。
悪くならないうちに何とかしてあげたいのですがどうしたら良いでしょうか。
よろしくお願いします。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
プレビコックスは非ステロイドの消炎鎮痛剤ですね。また、その副作用としての胃腸障害を予防するために、サイトテックを使用しています。
ある意味これも痛みに対する治療ですが、比較的弱めの治療です。
例えば頸部の椎間板ヘルニアであれば、また違ったお薬を使用すると思われます。
また、脳の疾患に対する検査は、概ねMRIになります。
椎間板ヘルニアの検査もMRIとなりますので、推奨される検査ですが、基本全身麻酔で高額な費用がかかります。
検査なくして治療を行うことも可能ですが、その際はステロイド剤や、もし本当に部分発作であれば発作を止める薬を使用します。
いかんせん今回は文章のみのご相談なので、上記の方針は正しくないかもしれません。
まずは血液検査やレントゲン検査など、基礎的な検査を積み重ねて診断を進めていくことを推奨致します。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
高齢ですし心配ですね。
現状、治療はされていないという認識で宜しいでしょうか?
このビクッという症状から、文字だけですが想像されるのは、痛み、もしくは脳の疾患(かかりつけの先生が言う脳の伝達)になります。
具体的に言うと、痛みであれば頸部の椎間板ヘルニア、脳の疾患だと脳炎や脳腫瘍による部分発作が考えられます。
前肢の関節炎もあるとのことでしたが、そちらの症状は落ち着いてますでしょうか?
頸部の椎間板ヘルニアだと前肢に何か症状が見られる事もあります。
本人もつらいでしょうから、その辺を含めて検査を進めてみてはいかがでしょうか?
追加のご質問があれぼご相談下さい。
ご参考になれば幸いです。
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 執筆者プロフィール
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