【犬の病気】慢性腎不全が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

慢性腎不全が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:リン吸着剤とフィラリア予防薬について

飼い主からの相談

相談者:熊本県 はるままさん
ミニチュアダックスフンド(5.8㎏)
・13歳
・慢性腎不全と診断
慢性腎不全と診断されているため、リンの吸着剤を与えています。今年もフィラリアの予防薬を始めたのですが、吸着剤摂取の約1時間後にフィラリアの予防薬(パナメクチンチュアブル)を飲ませてしまいました。通常、リンの吸着剤を飲ませている場合は他の薬剤を使用する場合2~3時間おいてからの服用が望ましいとされていると思いますが、フィラリア予防薬も同様でしょうか。
今月は改めて追加でお薬をのませた方が良いのでしょうか。その場合1ヶ月内に2回薬を飲ませることでの悪影響も心配です。
どうかご回答よろしくお願い申しあげます。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

よろしくお願いいたします。
僕が診察したわけではないので回答が担当の先生と重複したり、一般論に終止してしまう場合があります。
ご不明な点があれば質問を重ねていただければお答えいたします。
僕は投稿者さんの文章をコピペして、⇒にて回答を記す方法をとっています。
読みにくいかもしれませんが文章の見逃しを減らす個人的な工夫ですのでご理解ください。
・ミニチュアダックスフンド(5.8㎏)
・13歳
・慢性腎不全と診断
慢性腎不全と診断されているため、リンの吸着剤を与えています。今年もフィラリアの予防薬を始めたのですが、吸着剤摂取の約1時間後にフィラリアの予防薬(パナメクチンチュアブル)を飲ませてしまいました。通常、リンの吸着剤を飲ませている場合は他の薬剤を使用する場合2~3時間おいてからの服用が望ましいとされていると思いますが、フィラリア予防薬も同様でしょうか。
⇒どのリン吸着剤を使用しているのかわからないため断言はできませんが、通常吸着剤は他の薬剤と積極的に結合する性質はありませんのであまり問題はないかと思います。
今月は改めて追加でお薬をのませた方が良いのでしょうか。その場合1ヶ月内に2回薬を飲ませることでの悪影響も心配です。
どうかご回答よろしくお願い申しあげます。
⇒フィラリア症予防薬はノミ・ダニ感染予防薬と違い、効果が長期間持続するものではありません。投与後2日で大半の薬剤は大概に排出されます。
フィラリア症予防薬とはフィラリア感染仔虫駆虫薬ですので、投与後数日経てば再度内服しても問題となる可能性は引くかと思います。

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相談内容:慢性腎不全犬の対応について

飼い主からの相談

相談者:熊本県 はるままさん
・ミニチュアダックスフンド(オス、13歳、5.6kg)
・慢性腎不全の診断(CRE 3.3、BUN 49、HCT29.6%、ナトリウム 140、カリウム 5.5)
・治療内容(毎日自宅点滴 生理食塩水200ml/日、血管拡張薬)
2019年3月に慢性腎不全と診断され、上記の治療を継続しています。当初(CRE 3.1、BUN91)。
一時はCRE 2.5くらいでしたが、療法食はドライもウェットも一切食べなくなってしまった為にトッピングし始めた頃から数値がじわじわと悪化し、現在上記のような検査結果です。なるべくトッピングを少なく療法食を食べてくれるように試行錯誤中です。毎日の様子は眠っている時間が長いですが、嘔吐・下痢はなく短時間の散歩はできています。歯周病がありますが麻酔が使えないので治療はしていません。
かかりつけの病院で吸着剤や貧血対策(EPO注射)などについて相談しましたが、積極的にはすすめられませんでした。客観的に見て今の状態は吸着剤などを使う段階は過ぎてしまっているのでしょうか。慢性腎不全が治るものでは無いことは理解しておりますが、穏やかに過ごす時間を長く続けるためにこういった対策はとれないのでしょうか。はっきりとした説明をされないので是非別の先生のご意見もお伺いしたいと思います。
また、腎性貧血は鉄剤等を服用しても治るものではないことは理解していますが、医師によってはペットチニック等のサプリを勧められる方もいらっしゃると聞きました。こういったものは腎不全患者にとってメリットとデメリットどちらが大きいと思われますか。是非、ご意見をお聞かせください。よろしくお願い致します。

縄田 龍生先生(くすのき動物病院)からの回答

ここまで言っていいのかどうか分かりませんが、分子量の大きい薬用炭、ネフガードは消化酵素等も吸着してしまうため、使用する場合はクレメジンやコバルジンをお勧めします。
リンは4.5以下には抑えておきたいですので、数値が上がるようならリンの吸着剤等も考慮してもらって下さい。
動物の血圧測定は人間ほど簡単ではない(興奮してうまく測定できない、機器が高価なため持っていないなど)ため、なかなかうまくできない場合もありますのでご理解ください。
タンパク尿や高血圧の無い子への血管拡張薬の投与が悪化の予防になるかどうかは疑問です(使用した方が良いというデータは無いはずです)。

縄田 龍生先生(くすのき動物病院)からの回答

記述されていませんが、食事管理で最も大事な事は、リン(P)の数値を管理する事です。
腎臓病用食であればリンは制限されてますが、一般食であればリンの吸着剤も考慮する必要もあいます。
(リンの数値によっては腎臓病用食でも吸着剤が必要です)
タンパク制限はやりすぎると筋肉量も低下し、死亡率も上がりますので、あまり食べない療法食にこだわり、体重が減っていくのは避けて下さい。
但し、蛋白尿がある場合はコントロールが必要です。
現在血管拡張薬を投与しているという事ですので、蛋白尿(もしくは高血圧)があるものだと理解してますがよろしいでしょうか。
吸着剤は尿毒症症状(食欲不振や胃腸障害など)があるのなら使ってもいいと思います。
現在のHCT値では貧血に対する治療は必要ないと思われます(ペットチニックの鉄量は微量ですのでどちらにしてもあまり意味は無いかと思います)。
余談ですが、気になるのは毎日の点滴です。
脱水しないようにすることは最重要ですが、脱水してない子に対する過度の点滴は高血圧をもたらし、逆効果になる可能性がありますので注意してください。

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相談内容:食事、栄養について

飼い主からの相談

相談者:富山県 デブッチョさん
今年に腎不全と診断され、食事について色々と調べたりしてるのですが、何を食べさせていいかわかりません。前に食べなくて、食事のアドバイスを頂き、少しずつですが食べてくれるようになったのですが、また食べなくなりました。かかりつけの獣医の先生に診て頂いて、流動食とブドウ糖を処方してもらいました。針のない注射器で与えたら、しばらくは舐めてくれてましたが、また食べなくなりました。どうしたらいいかわからず、ペットショップで少しでもと思い、ビタミンウォーターと、アクエリアスみたいなものを買ってしました。でも腎不全には、やり過ぎてはいけない成分があるとネットで書いてあったので、ちょっと心配になってきました。アドバイスよろしくお願いします。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

はじめまして、よろしくお願いいたします。
僕が該当動物を診察させていただいたわけではありませんので、的はずれなことを書いてしまうかもしれません。
一般論に終止してしまう場合もあるかもしれません。ご了承ください。
僕は飼い主様の投稿文をコピー・アンド・ペーストして、文中の意見に矢印を書いてコメントすることにしています。
読みづらいかもしれませんが投稿文を見逃さないようにするための個人的な工夫ですのでご理解ください。
今年に腎不全と診断され、食事について色々と調べたりしてるのですが、何を食べさせていいかわかりません。前に食べなくて、食事のアドバイスを頂き、少しずつですが食べてくれるようになったのですが、また食べなくなりました。かかりつけの獣医の先生に診て頂いて、流動食とブドウ糖を処方してもらいました。針のない注射器で与えたら、しばらくは舐めてくれてましたが、また食べなくなりました。どうしたらいいかわからず、ペットショップで少しでもと思い、ビタミンウォーターと、アクエリアスみたいなものを買ってしました。でも腎不全には、やり過ぎてはいけない成分があるとネットで書いてあったので、ちょっと心配になってきました。アドバイスよろしくお願いします。
⇒万が一、写真1の血液検査しかしていないのであれば腎不全である可能性を示唆するのみで証拠にはなりにくいかと思いますのでもう少し詳細に検査する病院にかかられることをお勧めいたします。(もしも飼い主様の希望によりこの少項目ならば話は異なりますが。)
例えば茹でたバラ肉や鶏皮などは好みませんか?タンパク質が制限され十分な脂質が補給される食餌が慢性腎不全の動物には推奨されます。炭水化物に偏る方法もありますが本人が食べる気になる食事が適しているかと思います。よろしくお願いいたします。

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相談内容:腎不全ステージ3の犬のケア

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 プリンママさん
はじめまして。若い頃は5キロ、現在4.5キロの16歳9か月の腎不全ステージ3のミニチュアダックスフンドの女の子です。
腎不全の子は最期に苦しむ事が多いとネットで知った為
高齢であり不治の病を持っているため死は避けられないものとは分かっておりますが
17年近くを過ごした可愛い娘ですので
よいお世話をしてなるべく穏やかな最期を迎えて貰いたいと願って質問させて頂きました。
お世話や治療のアドバイスをお願いいたします。
3年前の、13歳8か月の時の血液検査で腎不全と診断され、それ以降療法食を食べさせてきました。(この3年間血液検査はしていません)
今年1月末の血液検査で腎不全ステージ3と診断され3日に一度の自宅点滴を開始しました。1回120ccです。貧血もあり赤血球数は377、ヘモグロビン量は4.6、ヘマトクリットは25.4です。貧血で倒れた事はありません。
この3年間は寝ている事が多かったですが現在まで下痢嘔吐はありません。しかし歯周病もあり少しずつ食が細くなって若い頃は5キロあった体重が2月には3.8キロまで落ちてしまいました。
全くお皿から食べなくなった為、この2か月間は療法食をふやかした物をシリンジで強制給餌して体重は4.5キロまで戻りました。
自力で水も飲みませんので既定量の療法食を3回に分け、1回150-200ccになる様に水を入れています。
少しでも楽になればと主治医と相談の上で、療法食に鉄分のシロップ(ペットチニック)リン吸着剤(カリナール1)モエギタブ(アンチノールのジェネリック)を混ぜて与えています。
腎臓の数値は  3月  2月  1月  基準値
尿素窒素   82.5 53.2  98.5  9.2-29.2
クレアチン  2.54 2.4  2.7   0.4-1.4
獣医師の先生が必要な情報を書いているか自信がありません。
また読みにくい文章で申し訳ありませんが
どうぞ宜しくお願いいたします。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

砂糖などの糖分子の少ない糖類は吸収が早く、血糖値の鋭い上昇により膵臓への負担が心配です。
狼と違って糖類を分解しやすい体質ではありますが食肉目である以上やはり脂質とタンパク質を食餌の主体においたほうが消化器系へのストレスは少ないと思います。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

その通りです。
ただし、脂質の割合は多ければ多いほど良いというわけではありません。
生物が生きていくためには窒素源は必要だからです。
今後は血液検査の数値を追いながら調整していく必要があると思います。
私見ですが、良質なタンパク質(僕のオススメは人間向け食肉を加熱したものです)の摂取が良いと思います。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

脱水・腎前性(心臓弁膜症など)・食餌性に尿素窒素の値が高値を示しているという解釈の意味がよくわかりませんでした
なぜこの場合現在の食餌と給水量では尿素窒素の数値が高いままになってしまうのでしょうか?
またこれらは食餌中の脂肪割合を増やすと良くなるのでしょうか?
これは一解釈であり、だいぶざっくりとした説明ですのでこの考えが全ての腎疾患などに適応できるものではないことを前提としてください。
体内で作られた老廃物は主に肝臓と腎臓から排泄されます。特に窒素系化合物は腎臓から排泄されるのですが、腎機能が低下(すなわち腎単位の数が減ってしまっている)している動物はその排泄速度が遅くなります。これが慢性腎不全の状態で、結果として体内に老廃物が溜まってしまい尿毒症(≒高窒素血症=高BUN血症)を起こします。
クレアチニンは体内の筋肉由来の老廃物であり、その発生量は時間経過であまり変わりません。
体内の物質のやり取りが十分成立している場合、BUN:クレアチニンは20:1程度に落ち着きます。
標準値の逸脱がクレアチニンでは軽度、BUNで重度である場合体内に入ってくる窒素源が多いか、脱水のため濃縮されているか、腎臓が働きかけるべき血液が十分に腎臓に届いていないか、が主たる理由である場合が多いと思います。
この中で、脱水は腎不全の結果起こるものであるので不可避ですし、循環不全は記載がないためコメントできませんでした。ゆえに食事中の窒素源の割合を減らす方法をコメントした次第です。

小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

はじめまして、よろしくお願いいたします。
僕が該当動物を診察させていただいたわけではありませんので、的はずれなことを書いてしまうかもしれません。
一般論に終止してしまう場合もあるかもしれません。ご了承ください。
僕は飼い主様の投稿文をコピー・アンド・ペーストして、文中の意見に矢印を書いてコメントすることにしています。
読みづらいかもしれませんが投稿文を見逃さないようにするための個人的な工夫ですのでご理解ください。
はじめまして。若い頃は5キロ、現在4.5キロの16歳9か月の腎不全ステージ3のミニチュアダックスフンドの女の子です。
腎不全の子は最期に苦しむ事が多いとネットで知った為
高齢であり不治の病を持っているため死は避けられないものとは分かっておりますが
17年近くを過ごした可愛い娘ですので
よいお世話をしてなるべく穏やかな最期を迎えて貰いたいと願って質問させて頂きました。
お世話や治療のアドバイスをお願いいたします。
3年前の、13歳8か月の時の血液検査で腎不全と診断され、それ以降療法食を食べさせてきました。(この3年間血液検査はしていません)
今年1月末の血液検査で腎不全ステージ3と診断され3日に一度の自宅点滴を開始しました。1回120ccです。貧血もあり赤血球数は377、ヘモグロビン量は4.6、ヘマトクリットは25.4です。貧血で倒れた事はありません。
⇒皮下補液した液体はだいたい半日程度で完全に吸収されて排出されてしまいます。経口摂取できない個体への水分・電解質補給としての側面が強いのですが以下に書かれているように強制給餌ができているのであれば最重要な治療ではないと僕は思います。もしも皮下補液が飼い主様・動物双方のストレスになっているのであれば経口投与を強化することで代替が可能です。もちろん皮下投与自体は腎臓の負担を減らすことに有用ですのでご負担でなければ続けてください。
この3年間は寝ている事が多かったですが現在まで下痢嘔吐はありません。しかし歯周病もあり少しずつ食が細くなって若い頃は5キロあった体重が2月には3.8キロまで落ちてしまいました。
全くお皿から食べなくなった為、この2か月間は療法食をふやかした物をシリンジで強制給餌して体重は4.5キロまで戻りました。
⇒給餌カロリーを増やすことで体重が増えるということは、体内の脂肪生成系がしっかり機能しているということです。良い情報ですね。
自力で水も飲みませんので既定量の療法食を3回に分け、1回150-200ccになる様に水を入れています。
少しでも楽になればと主治医と相談の上で、療法食に鉄分のシロップ(ペットチニック)リン吸着剤(カリナール1)モエギタブ(アンチノールのジェネリック)を混ぜて与えています。
腎臓の数値は  3月  2月  1月  基準値
尿素窒素   82.5 53.2  98.5  9.2-29.2
クレアチン  2.54 2.4  2.7   0.4-1.4
獣医師の先生が必要な情報を書いているか自信がありません。
また読みにくい文章で申し訳ありませんが
どうぞ宜しくお願いいたします。
⇒クレアチニンの数値が2台で推移しているということは、腎機能がある程度残っているが、脱水・腎前性(心臓弁膜症など)・食餌性に尿素窒素の値が高値を示しているという解釈になるかと思います。(通常尿素窒素対クレアチニンの比は20:1程度であるため)
今は十分量強制給餌・補液が行われ、心不全がないという仮定でお話しますので、必然、食事内容について書かせてもらいます。
現在の食事内容は腎臓用療法食のみでしょうか?現在の食餌と給水量では尿素窒素の数値が高いままになってしまい、尿毒症のため悪心・食欲不振があっても不思議ではありません。食事内容に動物性脂肪(ラード・ヘット)、もしくは油脂(オリーブオイル・アマニオイル・シソ油)などを追加し、食餌中の脂肪割合を少しずつ増やしてみてはいかがでしょう?
また、突飛な意見に聞こえるかもしれませんが、僕であれば牛か豚のバラ肉、特に脂の多い部分を食餌に用います。まずは自分から食べてくれるようにすることは、飼い主様にも動物にも幸せなことだからです。

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相談内容:慢性腎不全で処方されたフォルテコールについて

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 ハウスさん
初めてお伺いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
13歳5ヵ月のトイプードルの子ですが、慢性腎不全の初期と診断されました。
CRE 2.1 BUN 41.6 尿は少し薄めとのことです。
多飲多尿の症状はありますが、年齢的に寝ていることは多いですが、食欲も変わらず、お散歩も喜び、元気です。
体重は27.5キロでやせがたです。
食事はロイヤルカナンの療養食に変更し、量は少ないですが(もともと食が細い方です)食べてくれます。
今回、フォルテコールを処方されるにあたって、降圧剤という説明でいただきました。
高血圧になると腎臓に負担がかかるという説明も伺いましたが、血圧は測っていませんのでほんとうに高血圧なのかは判らない状況で、現在の元気で体型もやせがたの状態で、降圧剤を飲ませるのに不安があります。
昨日から飲ませているのですが、夜中、部屋やベランダをうろうろして、いつもと違う様子があり、大丈夫か心配になっております。
とてもよい先生で、今後もお世話になって行きたいと思っておりますし、先生のお考えがあって出していただいてると思いますが、こちらでもお伺いしたく質問させていただきました。
よろしくお願いいたします。

若山 正之先生(若山動物病院)からの回答

腎臓は、血液中の老廃物など「体に不要なものをろ過し」体の外に尿と一緒に排出する働きをしています。この働きをしているのが腎臓の中の、糸球体という組織です。
腎臓病になると、この糸球体に入っていく血管が広がり、多量の血液が糸球体に流れ込み糸球体の中の血圧が上がってしまいます。そうなると、その圧力で糸球体の細胞が壊され腎臓病は悪化の方向に進んでいってしまいます。
それを防ぐのが、フォルテコールです。
フォルテコールは糸球体の出口の血管が広げ、腎臓の糸球体の中の血圧が下げる働きを持っいるため腎臓の障害を防ぐ薬でもあります。
先生は、こう言う意味を含めた血圧を下げる薬と言ったのだと思います。
また全身の血圧も下げてしまうため「何かいつも違うかも」と感じてしまうこともありますので、先生と相談してみて下さい!

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だいじょうぶ?マイペットで
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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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