【犬の病気】髄膜脳炎が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

髄膜脳炎が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:ふらふらして歩けず仰向けになり動けない

飼い主からの相談

相談者:静岡県 ayasanさん
7ヶ月の子犬が数日前からふらふら歩くようになり今はほとんど歩けず、歩こうとすると右側に倒れて仰向けになってしまいます。
病院に連れて行って血液検査をしましたが全項目以上なしで、脳に何か起きたのかもしれないけどうちにはMRIがないから詳しく調べられないと言われました。
MRIの検査をして原因がわかって開頭手術になる場合もあるかもしれないけど高額だからそこまでするかは飼い主次第と言われました。手術はしたくないと思っています。
吐き気を抑える注射をしてもらい、バチリオン、ファモチ、ビオフェルミンを10日分いただきました。
少し眼振があるそうです。
帰宅後いろいろ調べて見て前庭疾患の症状が似ていると思ったのですが子犬でもなるのでしょうか?診断にMRIは必要でしょうか?
自然回復する場合もあるとありますがこのまま様子を見ていいのでしょうか?
アドバイスよろしくお願いします。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
こちらはとても心配な状況ですね。
仰る「前庭疾患」が「特発性前庭障害」ということであれば、基本的に高齢の犬の疾患です。
月齢的には、先天的な脳神経疾患や感染性疾患を第一に疑います。
様子見や対症療法は推奨されず、MRIを含めた精密検査が推奨される状況かと思われます。
その結果を踏まえ、治療を考える方が良いと思います。
ご参考になれば幸いです。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:特発性免疫介在性多発性関節炎

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 ぱちろうさん
先週の水曜日病院へ行き診察。
そつ二日前から食欲不振で元気がなくなり様子を見ていましたが、いよいよ病院へ連れていくことになり、行ったところ39.6度の発熱と白血球の大幅な減少(2500くらい)がみられcrpが9.7とのことで入院となりました。
その後抗生剤投与していただいて、検査をしてもらったところ、特発性免疫介在性多発性関節炎の疑いとのこと、リウマチ等ほかの免疫系の病気の可能性もあるので外注検査も引き続きやっていただいているところです。
昨晩よりステロイドの投薬を始めたとのことですが、今日夕方の面会に行ったところ、さらに体調悪くなってる様子で、ご飯も全く食べれてない状態が継続していて酷く痩せてしまってます。
熱は38.6度までは下がったようです。
Crpの値はかわらず9.6です。
色々ネットの情報や医者の話を聞いて様々な憶測をしてしまい、更に痩せ細った姿、元気のない姿を見てしまうとネガティブな思いしか沸いてこないのですが、状態の改善は見込めるのでしょうか?

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■以下のいずれかで評価をお願いいたします!応援していただけると大変な励みになります!
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

連絡ありがとうございます。
気持ち悪くてヨダレが出ているということであれば、関節炎というより胃腸炎などの方が考えやすい気もします。
嘔吐や下痢が無いため、除外したということなのかもしれませんが、そういうことになると、歩行困難などが無いため、関節炎も除外されるべきなのかもしれません。
除外してはいけないような疾患があるような気がしなくもないです。
例えば
・壊死性髄膜脳炎などの脳疾患
・生殖器疾患(避妊手術をしていれば除外かもしれません)
・椎間板ヘルニアなどの脊髄疾患
・胃腸炎
・扁桃炎など咽頭部の疾患
・異物の誤飲
などでしょうか。他にもあるかもしれませんが。
ヨダレを飲み込んで誤嚥性肺炎というのは理論的に可能性はありますが、現実的に生じえるものかどうかはやや疑問です。もともと喉や気道などに問題があった可能性もあるのかもしれません。あくまで可能性ですが。
ただ、上記で述べたような疾患であったとしてもステロイド剤の投与という方針で大きな間違いはありません。今はステロイド剤の効果が出るのを期待するしかないのかもしれません。
(誤嚥性肺炎がある場合、ステロイド剤の投与は良いかどうかはまた疑問があります。感染性の肺炎であった場合は逆効果になる可能性も視野に入れる必要があるのかもしれません。)
(異物の誤飲については散歩中に木の枝などを食べる可能性があれば要注意となります。レントゲンなどでも発見が難しいこともあります。)

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
関節液の検査というのは結構なことなのですが、症状が合っているかが重要となります。
歩行異常や起立困難などの運動器症状があったのでしょうか。まれにそういう症状が出ないこともあるかもしれませんが、誤嚥性肺炎の併発となると、本当にその診断で正しいのか疑わしい感じもあります。
反対に誤嚥性肺炎になったため、関節炎を引き起こしている(反応性多発性関節炎)という方が考えやすいのかもしれません。
要は大元となる原疾患が免疫介在性多発性関節炎でよいのかということです。免疫介在性多発性関節炎であれば、ステロイドを中心とした治療で進めるしかありません。
炎症反応が強く出ている間は食欲が出ないことは仕方ありません。しかし、食欲がないのに誤嚥性肺炎というのも、なんだか腑に落ちません。誤嚥性肺炎というのは一般的に食べたものを吐き出したときに発症するので、食べてない時になるものではありません。
大きな総合病院に行くべきかどうかはなんとも言えません。基本的には治療の途中で転院することは推奨しにくいものです。検査や治療などが振り出しに戻ってしまい、余計に費用と時間がかかることが多くあります。ただ、明らかに間違えた方針で治療が進んでいる場合はそうもいっていられないこともあります。
今のところ、免疫介在性多発性関節炎であれば間違えた方針ではなさそうですが、果たして、本当にそうなのかはよく分かりません。おそらくではありますが、除外診断をしたうえで、そのような診断となった可能性もあるのかもしれません。
また、本当に良くなるかどうかについても回答できません。これも一般的には免疫介在性多発性関節炎は命に直結する病気ではありませんが、糸球体腎炎など他の病気を併発していた場合は危険性が高まることはあります。(誤嚥性肺炎を併発するというのはあまりききませんが、それだけ重篤な状態という説明であれば、そうなのかもしれません)
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
特発性免疫介在性多発性関節炎であったとした場合ですが、免疫が関与している疾病ですので、ステロイドがよく効くことが多いかと思います。反対にステロイドで改善しない場合は免疫介在性の疾患である可能性はやや低くなります。
関節炎の症状としては、「立ち上がるのが困難だが、立つことができれば歩行はそれなりにできる」というのがポイントになります。食欲不振で元気がないというだけでは、あらゆる病気が対象となりますので、関節炎と断定するには弱いような気がします。
ただ、高熱でCRP値が高い場合にステロイドを使用していくことは間違いではないと思います。まだ年齢も若いので、良くなってくれるとは思いますが、治療の反応を慎重にみていくべきですね。
また、免疫介在性の病気は長く薬を飲んでいく必要があることも多々あります。なので、一度良くなったとしても、薬をやめると再発するようなことが考えられます。長く付き合っていく覚悟もいるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:軽度ヘルニアのはずが

飼い主からの相談

相談者:奈良県 tomo_sanさん
6月7日の朝 部屋の中を走り回った後 腰が痛かったのか座り込んで動かなくなりました ヘルニアかと思い受診したところ 麻痺等はなくヘルニアだとしても軽度でしょうとのことで痛み止めと胃薬を出していただき帰宅しました その頃お昼から息が荒くなり朝よりも痛そうだったので病院に電話したところ気になるようなら受診してくださいとのことでした 見ていただいてるうちにどんどん息が荒くなっていき 酸素室で預かりますということになりました 翌日は仕事だったので夕方面会に行くと鎮静をかけているので腰はふらついていますとのこと 呼吸も安定していないので退院は難しいと言われて もう1日預かることになり帰宅 その夜11時ごろに電話があり 呼吸レベルが保てないので気管挿管しますとのことでした あれよあれよというまのことで慌てて病院に向かいました 医師の説明によると夕方軽い肺炎が見られたとのこと 面会に行った時の医師は何も入ってなかったのでびっくりしました その後興奮が抑えられず再び嘔吐し呼吸が継続しにくくなり気管挿管しました その際にも嘔吐があり肺にはいったと 誤嚥性肺炎であるとのことでした 水曜日の午後に面会に行き説明をうけましたが 集中治療室で眠ってる状態でした 木曜日の朝の電話によるせつめいでは朝方状態が良くなかったが今は持ち直してますとのことでした 夕方面会に行った時のせつめいでは血圧脈拍血中酸素濃度は異常がなくおしっこも出ています 二酸化炭素も溜まっていませんが 肺の膨らみが悪くて酸素濃度が上がらないとのことでした 今日で4日目になりますがこの先のことが全然わかりません どうなっていくのでしょうか 治療をやめて連れて帰ってやった方がいいのでしょうか 御回答お願いします🙇‍♀️

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

良い方向に向かってくれると良いですね。50%というとまだまだシビアな状況ですが、まだ若いので本人の生命力に期待しましょう。
ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■以下のいずれかで評価をお願いいたします!応援していただけると大変な励みになります!
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
なかなかつらい状況であるように思えます。
気管挿管であったり、誤嚥性肺炎であったり、厳しいワードが並んでいますね。
結局、何の病気かもわかっていない状況でしょうか?
候補としては
①脊髄軟化症
②壊死性髄膜脳炎
③腫瘍性疾患
などでしょうか。
①であれば、劇症でありヘルニアの延長のようなものです。急激に状態が悪くなっていく可能性はあります。それほど確率は高くないですが、もし脊髄軟化症であれば、打つ手がほぼないかもしれません。
②であれば、ステロイドなどの治療に反応する可能性はありますが、良くなるか、ならないか50%くらいの確率となります。助からないケースも多々あるイメージです。ただ、痛がったりするようなものではないので、そこが合わないかもしれません。
③よくわからない状況に陥っていくときは腫瘍を常に疑わないといけません。ただ、腫瘍にしては年齢が若いことと、劇症すぎるような気がするため、可能性は低めだと思います。
あとは、鎮静をかけているというのが少し気になりました。個体差により、鎮静効果が強く出過ぎてしまうことがあるので、それにより副作用として呼吸が不安定になったり、嘔吐が出たり、誤嚥性肺炎につながってしまった可能性も否定はできません。
とにも、懸命に治療をされていることは伝わってきます。良い方向に向かうと良いのですが、あまり期待はできないのかもしれません。正直、酸素濃度が上がらないというのは、かなり致命的です。
治療をやめるか続けるかは飼い主様次第ですが、率直に、回復する可能性を聞いてみるしかありません。例えばそれで、30%程度だと伝えられたときに、どうされるかという問題です。完全に私のイメージですが、10%程度の回復の見込みかもしれません。もちろん0%ではありませんが。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:てんかんについて

飼い主からの相談

相談者:福岡県 えんじぇるさん
てんかん発作を起こした後、嘔吐、ふらつきがあり病院に2日ほど入院し、ステロイドなどの処置をしていただきました。入院中は嘔吐もなく、後ろ足のふらつき等があっただけで比較的落ち着いて居たようですが、家に戻ってきたら、再び吐きました。
歩くのもだるそうで、後ろ足がマヒした感じなのでトイレもその場でしてしまう状態です。
室温が安定してないなどがあるのですが、回復期に気をつける事はございますか?
宜しくお願い致します。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
てんかんの場合は、発作直後には嘔吐やふらつきがみられることがありますが、ほとんどの場合は2~3時間もすればもとの状態にもどるように思えます。
また、同じように吐いた直後も、フラフラしたりすることがあります。それも吐いたことによる血圧の変化などでそうなるのですが、同じように数時間すれば大抵はおさまります。
てんかんの場合は緊張状態になると、発作が生じやすいので、緊張させないようにすること(大きな音を立てない、びっくりさせない、こわがらせない)が重要かもしれません。
ただ、注意することとして、フレンチブルドッグということであれば、壊死性髄膜脳炎という病気を常に意識しておく必要があります。最初はてんかんのような症状であっても、徐々に悪化する場合はそのような別の病気の可能性があるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

腫瘍や壊死性髄膜炎であれば、ステロイドなどによって一時的な回復は見込めても、あまり長くないことが多いよう思えます。
一方で、てんかんや脳梗塞、脳震盪などは快復して、問題なく生活できる可能性が十分にあります。
普通のてんかんだけではないと感じられたら、おそらくはそうなのだと思います。
脳のケアは基本的に利尿剤とステロイドに頼るしかありません。
そのあたりはかかりつけの先生と相談いただいて進めるようにお願いいたします。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:脳炎について

飼い主からの相談

相談者:兵庫県 chiaroさん
この6月末、7才7ヶ月でフレンチブルドッグを脳炎で亡くしてしまいました。
4才頃から癲癇発作の様な症状が出始めましたが、最初は何ヶ月に1回程度、その後、6才に至るまでに回数が増え、月1度以上の発作が出るようになりました。
その頃かかっていた獣医さんには、癲癇でしょう、頻繁になるまで薬を飲まない方が良いからと言われていて、普段は元気にしていた事もあり、何も処置をしませんでした。
そして、7才の誕生日直前に、いつもは3~5分で治まっていた発作が1時近く続く大発作となって現れ、急いで時間外に診療して頂ける先生に注射などの処置をしてもらい、一旦発作は治まりましたが、右目が見えなくなっていました。
その後、CT検査の結果、左脳が黒く写っていて、脳炎である事がわかりました。
ウィルス性でない事も検査の結果判明し、治療法はないと言われ、ステロイドや癲癇止めの薬をあげる事しか出来ませんでした。
大きな発作の後は、ステロイドの副作用で、多量の水を飲み、いつもおなかを空かせていて、かえって元気に見える程でしたが、また何度か大きな発作があり、見えていた方の目も悪くなり、脳全体に炎症が進んだようです。
だんだん足腰も弱り、薬が増える度に内臓にも負担が来ていたようで、
大きな発作から8ヶ月後、最後は、薬に耐えられないような状態で亡くなりました。
亡くなって10日程経ちますが、脳炎になってしまったのは、自分の育て方が悪かったからではなかったか?と自責の念が強くなるばかりです。
病院でも、原因はわかりません、先天性の可能性がありますと言われましたが、何か育て方が悪くて、脳炎にさせてしまう事はあるのでしょうか。
後になって、フレンチの飼育本などを改めて広げてみて、自分で反省するのは、小さい頃からずっと、暑い時期にも毎日お昼にも散歩に行っていた事です。
日に3度ウンチをする子だったので、お昼も5~10分程度ですが、近所の公園に連れて行っていました。暑さに弱いフレンチにそれは酷だったのでしょうか。
それと、発作が出始めた4才より後になりますが、大きな発作が出るまでの2年間くらい、自分の都合で夜中4時頃まで部屋に明かりがついた状態で寝かせていました。
明るい部屋で寝かせていたのも病気の進行させてしまったのでしょうか。
もし、反省すべき点があるなら、アドバイスして頂けましたら少し心の整理が出来る様な気がします。
今まで、他の犬種ですが、何頭かの犬を飼って来ましたが、今回のような辛い病気にさせてしまい、若くして亡くしてしまったのは初めてで、とにかく自責の念が消えず、毎日泣いています。
脳炎について、他の質問も参考にさせて頂きましたが、アドバイス頂ければ幸いです・・・・。

米地 謙介先生(アサヒペットクリニック本院)からの回答

chiaro さん、こんにちは。
辛いお気持ちが伝わってきます。分かる範囲でお答えしますね。
 文章から経過を追って考えると、boopちゃんは恐らく壊死性髄膜脳炎という脳の病気だったのではないかと思います。この病気の原因は今のところ不明とされています。恐らく免疫の異常が起こるのですが、なぜ免疫に異常がおこるのかは分かっていません。
 厚い時間帯に散歩に連れて行ったこととは無関係だと思います。明るい部屋での飼育で病気が悪くなることも無いと思います。食事なんかも関係がないでしょう。遺伝するのかどうかもはっきり分っていません。辛い結果になってしまいましたがchiaro さんがご自分を責める必要はないと思います。この病気はとても悪い治せない病気です。実は病気になってから2年くらい頑張ったのはすごいことなのです。ふつうはboopちゃんほど長くは頑張れません。chiaro さんの介護が良かったからではないでしょうか。 

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る
だいじょうぶ?マイペットで
犬の髄膜脳炎に関する獣医師さんへの相談内容をもっと見る
 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

ペット保険について

大切なペットの万が一に備えてペット保険を検討してみませんか?

ペットが病気やケガをしたとき、治療費の一部または全額を負担してくれるペット保険には提供しているペット保険会社によって様々なプランがあります。

ペット保険比較サイト「みんなのペット保険」なら、犬種・猫種、年齢から補償内容・保険料を比較し、そのまま資料請求やお申し込みも可能です。

実際にペット保険をご利用の方の口コミや各種ランキングも多数掲載しておりますのでペット保険にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

※みんなのペット保険に移動します

この記事に関連するキーワード

関連する記事

おすすめ特集

おすすめ特集をもっと見る

おすすめブリーダー特集

みんなのペットライフでは子犬・子猫に優しいブリーダー直販を推奨しています。

人気記事ランキング(犬)

  • デイリー
  • 週間
  • 月間
もっと見る

ミテミテ 写真・動画特集

「ミテミテ」はペットの写真投稿や悩み相談ができるコミュニケーションサービスです。

里親募集情報特集

事情があり飼えなくなってしまったペットや飼い主がいないペットの里親募集情報を掲載しています。

てくてく ペット施設特集

「てくてく」はペット施設情報口コミサイトです。

グループサイトのご案内

健康で楽しいペットライフをお手伝い
犬・猫・小動物などのペット里親情報サイト
てくてく ペット施設情報検索・口コミサイト
みんなのどうぶつ病気大百科
犬との暮らし大百科