【犬の病気】ブドウ膜炎が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

ブドウ膜炎が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:痛み、痒みない、ぶどう膜炎、治療必要か

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 みなみさん
現在13才
白内障が進行し去年より全盲になりました。
飼い主の顔は、離れていても分かるようです
去年、黒目に傷、白目に血豆あり、
ブドウ膜炎の診断で治療し治りました。
一年たたない内に今年、白目の充血が30日間、治らず
そのとき私ではなく父が動物病院に。
前と違う医師にかかってしまい
父の説明も悪く「ただの充血」と言われてしまいました。
その受診から一週間たち、赤い充血
だった白目が薄いオレンジ色に全体の血管に広がってきました。
痒くも痛くもないようですが、治療は必要でしょうか。
写真は、白目を剥いて寝ている時の写真で、なり始めの充血の写真です。
私が受診させるとしたら、タクシーなんです。
私は仕事もあってなかなか病院に行けないし父では用が足りなくて、受診の必要性をご教授おねがいします。

杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

はじめまして。
目の詳しい状況がやはりここでは伝わりづらいので、きちんと診察を受けていただくのがいいでしょう。
現時点で視力がなくても、目の疾患は放置しておくと痛みや感染、緑内障などの原因になってしまい、最悪眼球の摘出など外科的な治療が必要になってしまいます。ぶどう膜炎なのかどうか分かりませんが、少なくともどのような異常なのか、「ただの充血」が治らないのであればその充血の原因もきちんと調べたほうがいいでしょう。
「ただの充血」と診断した獣医師でも、時間が経っても変わらないあるいは進行している状況を目にすれば再度診断・治療を検討してくれると思います。
目は進行すると取り返しがつかなくなることが多いので、ぜひ一度タクシーを利用してでも診察を受けてあげてください。

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相談内容:目が見えない状態の再発で救急対応するべきか

飼い主からの相談

相談者:岩手県 ぐっちさん
よろしくお願いします。ゴールデンレトリバー6歳半です。
1週間前に目の様子がおかしく、段差などにつまずき、目が見えないようだったので知り合いのペットショップ店員に見せたところブドウ膜炎ではないかということで、病院に行きました。
病院では目薬「タリビッド」「ステロップ」、飲み薬「プレドニン」「ノルフロキサシン」が処方されております。(タリビッドは昨日きれてしまいました)(目の症状がでる前に外耳炎も発症しています)
病院では初期の緑内障ということでした。
目が見える状態に戻り普段通り散歩などもしていましたが、2時間ぐらい前の夜8時ごろにまた1週間前と同じ状態になりました。夜のステロップを点眼していなかったので点眼しましたが、すぐ病院に行ったほうがいいのでしょうか?
かかりつけ医は現在お盆休み中ですが、別の対応できる病院に行ってよいものでしょうか?

杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

はじめまして。
詳しい状況がわかりませんので文面からのみ判断させていただきます。緑内障は早期に対応すれば視力が維持できますが、眼圧が上昇して時間が立ってしまうと視力の回復が期待できなくなります。
どの程度の緑内障なのか、何のために度の薬が出ているのかなどわからないことが多いためあくまで緑内障についての話ではありますが、もしまた見えない状況になっているのであればこのまま一生失明した状態になることもありえますので、もらっているお薬や検査結果、病気の説明などの紙を持ってやっている病院へ行き、対応していただくことをおすすめします。
タリビットが切れてしまっているということですが、眼科の薬はさす必要があるから処方されているはずで、切れたまま数日過ごすのもよくありません。こちらも可能なら受診した病院で同様のお薬を処方してもらったほうがいいと思います。
くうちゃんの視力が回復することを願ってます。

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相談内容:自己免疫疾患について

飼い主からの相談

相談者:東京都 1626さん
はじめまして。
質問ですが、子犬のうちに自己免疫疾患の病気になることはあるのでしょうか?現在までに、おそらく自己免疫疾患によるブドウ膜炎と多発性関節炎の診断をされています。
子犬の時は免疫が完全ではないので、自己免疫疾患の病気になることはめずらしい。と言われたので気になっています。
やはり、個体差で子犬のうちから症状がでてくる犬もいるのでしょうか。
解答をよろしくお願いいたします。

杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

はじめまして。
6ヶ月だから自己免疫疾患にならないということはないでしょうが、やはり珍しいですね。しかしダックスフントは自己免疫疾患を含め色々な疾患が多い犬種ですので、あり得ると思います。
気になるのは、まずその診断が正しいかどうか。どのような検査をしてその診断にたどり着いたかと、2つの自己免疫疾患が起こっているとするとそもそもの免疫自体に問題がある可能性があり今後も自己免疫疾患が色々起きてくる可能性が考えられるところです。
実際に診断された先生とよく相談されるといいでしょう。

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相談内容:短期間(約1ケ月)で視力が低下

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 こうのすさん
愛犬の病気が心配でネットで調べていたところ、このサイトに出会いました。早速質問させていただきます。アドバイスをよろしくお願いいたします。
 
 1ケ月程前から、視力が低下したと思われる様子(散歩の時の動作が鈍い。離れた所から呼ぶと反応が遅く視線が定まらない)が見られるようになりました。
 
 最近は、褒美を与える時、鼻先まで近づけないとわからないようです。また、椅子の足にぶつかる時もあります。散歩に出ても、蹲ってしまいほとんど歩きません。
 
 しかし、家の中ではトイレ、水・食事、寝る場所にトボトボと行きます。恐らくニオイを頼りに行動しているものと思われます。
 
 以上の症状から白内障ではないかと思い動物病院で診察していただきました。 
 診断結果は以下のとおりです。
 「視力はほとんど無い。白内障の症状は出ているが軽い状態でなので、この程度の症状で視力がこれほど衰えるとは考えにくい。
 視神経や脳に異常が生じた可能性が考えられる。
 いずれにしても、私は、ここまでしか診断できないので、目の病気の専門の先生の診察を薦めます」 とのことでした。
やはり、白内障以外の病気が考えられるのでしょうか?
埼玉県内の専門の医師又は、この種の病気に詳しい医師を紹介していただけないでしょうか?

玉井 康教先生(桜山動物病院)からの回答

はじめまして
主治医の先生の言われるように白内障で今回のようなケースになることはほとんどないと思います。もしその場合にはよほどひどいブドウ膜炎などですが、目をつぶることや眼圧の低下があると思います。
 できれば網膜の状態を見て、視神経炎などがないのかを見たほうがよいですし、最終的にはMRIなどで脳腫瘍や途中の腫瘍がないのか、または炎症がないのかを見る必要があるともいます。

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相談内容:視力低下(再質問)

飼い主からの相談

相談者:東京都 あんずくんさん
再度お世話になります。
昨年の6月から右目の涙目が気になっていたのですが
10月に左目を怪我してしまいました。
抗生物質治療後に目が飛び出したというのは
あきらかに左目が大きく眼球が少し出ている感じです。
今現在、左目のほうが大きく、右目も涙目です。
白内障はよく見ると白く濁っていますが、それにしても
急激に視力が低下したように思います。
酷く暴れ心臓に負担がかかるため、目の裏に腫瘍ができているのか、眼圧が高いのか検査が不可能なんですが
眼圧が高い場合の病気はどんなものが考えられますでしょうか?
ちなみに赤っぽくや緑っぽくないので緑内障ではないでしょうといわれています。
もし眼圧が高い場合には眼圧を下げる点眼をすれば正常な大きさに
戻るのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、あんず君の飼い主さん
あんず君の様子、ご心配なことだと思います。
左目の怪我をした後一時的に治ったように見えたのに、再び眼球が大きくなったように見える異常が起きたということですが、可能性として一番高いのは、全眼球炎や前部ブドウ膜炎だと思います。
ただ、あんず君の性格などもあって、十分な診察が出来ていない、検査が不可能であるとすると、その診察はかなり難しいと思います。
あんず君の診察をしていない我々が診断できるものではありません。
出来れば、眼科を専門とする動物病院で、鎮静剤などを使って一度きちんと調べてもらってください。
なお、緑内障というのは眼内圧が上がる一連の目の異常の総称で、「眼圧が高い」のであれば、それは他に原因がない限り「緑内障」と呼ばれます。
緑内障(眼内圧が高い状態)が続くと、網膜や、網膜下の神経などにダメージを与えてしまうため失明してしまいます。
眼圧を下げるための薬はいくつかあり、通常は複数を組み合わせての治療になります。
ただし、視力障害の進行は速いため、24~48時間までに治療がはかどらない(眼圧が下がらない)場合は、視力障害の可能性が大きくなります。
眼圧を下げる点眼薬も最初の段階で効果がない場合はあまり効き目がないと判断します。
あんず君の残された右目の涙目も大変心配ですので、なるべく早めに眼科を専門とされる動物病院で診察してもらうようにしてください。
(福岡にも、おんが動物病院やみどりが丘動物病院などがありますね)
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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