柴犬よりも小さい豆柴。特徴はこんなところ

体高:オス34cm以下、メス32cm以下
体重:4~6kg
原産国:日本
カラー:赤・黒・胡麻など

「豆柴」は柴犬より小さく、コロコロとした愛らしい見た目が特徴です。立ち耳、巻き尾、短毛で、日本犬独特の凛々しい顔つきをしています。

知りたい豆柴の歴史。実は犬種じゃない?!

豆柴は、昭和30年ころに誕生したと言われていますが、はっきりしたルーツはわかっていないのが現状です。

実は、豆柴は特定の犬種ではありません。日本最大の犬種登録団体「ジャパンケネルクラブ(JKC)」の見解では、豆柴は「小さい柴犬」ということになります。そのため、JKCが発行する血統書には、豆柴は「柴犬」と記されます。

認められた犬種ではないため、豆柴については犬種標準(スタンダード)も定められていませんでした。ブリーダーによって豆柴の規格が違うことを憂慮し、2008年、NPO法人「日本社会福祉愛犬協会(KCジャパン)」が豆柴のスタンダードを発表します。
2016年にはアジア愛犬連盟で豆柴が公認され、世界でも「豆柴」の知名度が上がっています。

現在、豆柴の血統書を発行しているのはKCジャパンのみとなっているようです。

豆柴ってどんな性格?

豆柴の性格は、ノーマルサイズの柴犬と変わりません。
飼い主や家族に対して深い愛情を持ち、とても従順。その性格から、「忠犬」と称されることもあります。

なわばり意識が強く、初対面の相手に気を許すことはあまりないでしょう。また、頑固な面があり、主従関係をうまく築けないと飼い主の命令でも頑として聞き入れません。

子犬の時期からしっかりコミュニケーションをとってしつけすることが望ましいですね。

散歩や食事など。豆柴の飼い方ポイント!

豆柴は活発で、動くことが好きです。
散歩は途中でボールやフライングディスクで遊ぶ時間を設けるのがおすすめ。散歩から帰っても落ち着きがなくうずうずしている場合は、運動が足りなかった合図です。
豆柴の様子を見ながら、日によって散歩の距離やコースを変えると喜んでくれますよ。

また、豆柴はダブルコートで抜け毛が多い傾向があります。毎日1度はブラッシングをしてください。ブラッシングをすることで、皮膚病のリスクを減らすことができ、犬とのコミュニケーションにもなります。シャンプーは、月に1回を目安に行うといいでしょう。

食事については、子犬のころは体作りのため栄養が必要なので、高たんぱく・高カロリーの子犬用のフードを適量与えてください。1歳を迎えたら、少しずつ成犬用フードに「切り替えましょう。
肥満は万病のもとなので、フードやおやつの与え過ぎは厳禁です。

皮膚疾患に注意! 豆柴の健康管理について

豆柴は皮膚の病気にかかりやすい犬種といわれています。病原菌、ホルモン異常、アレルギーやアトピーなど、皮膚病の原因はさまざま。
カビやダニ、ハウスダストなどが原因のアトピー性皮膚炎の場合は、丁寧なブラッシングと、豆柴が暮らす部屋を清潔に保つことが大切です。

丈夫な犬種ですが、老犬や肥満犬は、内臓の病気や関節の異常にも注意してください。食欲がない、鼻が乾く、よだれが出るなど、いつもと異なることがあったら要注意。毎日観察をして、愛犬の変化を見逃さないように気を配りましょう。

小さな豆柴をしっかり育てよう!

豆柴は体は小さくても、独立心や警戒心の強い日本犬です。性格や飼い方は柴犬とほとんど変わりなく、外見のかわいらしさから甘やかすのは厳禁です。

また、豆柴は皮膚疾患にかかりやすい傾向があります。1日1回のブラッシングを日課にして、皮膚炎を予防しましょう。

豆柴がいつでも健康で過ごせるよう、適度な運動と食事を心がげてください。愛犬の体や行動に何か異変を感じたら、楽観視せず動物病院を受診しましょう。