1回20分前後の散歩を毎日欠かさないこと

小型犬は散歩が必要ないとよくいわれますが、ポメラニアンにとって散歩は大切です。

ポメラニアンは太りやすいといわれています。骨が弱いポメラニアンは、肥満になるとケガや病気のリスクが非常に高くなります。
さらに、ポメラニアンは小さいですがエネルギッシュで好奇心旺盛。室内だけでは好奇心が満たせず、ストレスが溜まります。

毎日2回、最低でも1回は散歩に連れて行きましょう。1回の散歩は20分前後でOKです。

散歩で吠え癖を予防しよう

散歩には、肥満予防やストレス解消の他にも「社会性を養う」といった役割があります。

警戒心が強いポメラニアンは、チャイムの音や車の音、初めて会う人によく吠えます。
吠え癖を予防するためには、過剰な警戒心を抱かせないことが重要です。いろんな刺激に慣れるため、散歩でさまざまな経験をさせましょう。途中で会う人や犬と交流させたり、車やサイレンの音に慣れさせたりしてください。

ポメラニアンの散歩の注意点

骨が弱いポメラニアンは、少しの衝撃で骨折したり脱臼したりする可能性があります。ポメラニアンは活発で運動が好きですが、激しい運動や長時間の運動は避けてください。

散歩コースは、硬いコンクリートの上ではなく草むらや土の上を歩けるところにし、階段の多いところは避けましょう。

天気が悪いときも車でお出かけしよう

雨の日や暑い日、雪が降る寒い日などは長時間外出できず、十分に運動できません。

そんなときは車でポメラニアンを屋内ドッグランやドッグカフェ、ペットOKのホームセンターなどへ連れて行きましょう。

車にポメラニアンを乗せるときに注意したいのが、車酔いです。
犬も人間と同じように、車酔いをすると吐いたりふらついたりといった症状が出ます。また、よだれがたくさん出たりそわそわしたりするのも車酔いが原因です。

車に慣れていないポメラニアンは、狭くて揺れる車内や独特のにおいに恐怖を感じます。緊張していると車酔いしやすくなるので、まずは「車に乗ると楽しいことがある」、と覚えさせましょう。

最初はエンジンのかかっていない車内でおやつをあげたりじゃれあったりしてください。車内に慣れたらエンジンをかけ、それも慣れたら発車しましょう。
運転中は窓を少し開けて新鮮な空気が入り込むようにしたり、長時間のドライブの場合はこまめに休憩したりして、なるべくポメラニアンが快適に過ごせるよう工夫してくださいね。

必ずクレートに入れましょう

車に乗るときは必ずクレートに入れましょう。抱っこで車はNGです。運転中にポメラニアンが飛びついてきたり足元に潜り込んだりすると、事故につながります。さらに、もし事故に遭ったときにクレートに入っていないと、ポメラニアンが地面に直に叩きつけられたり、抱っこしている人とエアバッグの間に挟まれたりしてしまいます。

まとめ

ポメラニアンは太りやすいので、毎日朝夕20分くらいずつ散歩に連れて行きましょう。散歩を通してストレスを解消したり社会性を養ったりもできます。天気が悪い日は屋内ドッグランなどに連れて行きましょう。クレートや車に慣れさせて、遠いところにも外出できるようにしておくといいですよ。
 執筆者プロフィール
ドッグシッター/小動物看護士です。二人の娘に振り回されながら、記事を書いています。ミシンで子供達の服や布雑貨を作るのが趣味。ダルメシアンを多頭飼いするのが夢です。

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