子猫の時期は高カロリー・高たんぱくな食事を

ブリティッシュショートヘアは、骨太で筋肉質な体つきが特徴の猫種です。一般的な猫よりも体ができあがるまでに時間がかかるとされており、成長に要する時間は約3年と言われています。

成長期の中でも、生後2か月~1年までは特に大切な時期。骨格や筋肉など、体の基礎部分が作られるので、高たんぱく・高カロリーな食事を心がけましょう。

子猫の食事は1日3~4回が目安

子猫は消化器官が未発達のため、一度にたくさんの栄養を吸収することができません。食事は1日3~4回、小分けにして与えましょう。

子猫のうちは、成長に必要な栄養を充分に確保するため、高たんぱく・高カロリーの「子猫用」のキャットフードを与えてください。成猫用のフードでは、充分な栄養が摂れないので注意しましょう。

1歳頃から成猫用のフードに切り替えよう

成長がゆっくりなブリティッシュショートヘアですが、1歳を過ぎたあたりから「成猫用」のフードに切り替えましょう。

ブリティッシュショートヘアは、運動不足になると肥満になりやすくなります。毎日、バランスの取れた食事と、適度な運動を心がけてくださいね。成猫期のブリティッシュショートヘアの平均的な体重は、オスが5~8kg、メスが4~5kgです。

成猫の食事は1日2~3回が目安

ブリティッシュショートヘアは、食欲旺盛です。1日の総摂取カロリー量を守って、肥満を防ぎましょう。成猫期の食事の回数は、1日2~3回が目安です。フードの与え過ぎに、注意してください。

また、運動不足も肥満の原因となりますので、キャットタワーや上下運動ができるものなどを設置して、充分に運動ができるスペースを確保することも大切です。

食欲が落ちる老猫期の食事は重要

老猫期になると、歯が衰え始め運動量が低下するため、食事をあまりしなくなる傾向があります。体型の維持に加えて、加齢による病気にも気を付けなくてはいけないので、成猫期よりも食事は重要なものとなります。

フードは、「シニア猫用」や「高齢猫用」と書かれたものを与えてください。7~10歳頃が、切り替えの目安です。

老猫の食事は1日3~4回が目安

老猫には、1日に3~4回、フードを小分けにして与えましょう。柔らかく、消化にいいフードを与えることで、歯や消化器への負担を減らします。食欲が落ちてきた場合は、猫用のおやつを少量混ぜてもいいでしょう。

運動不足は便秘を招きますので、シニア期に合った運動で健康を保ちましょう。

フードを切り替えるときの注意点

成長に合わせてフードを切り替えるときは、少しづつにしましょう。いきなり新しいフードに切り替えると、口を付けなかったり食べても体調を崩してしまったりすることがあります。

最初は、今まで与えていたフードと新しいフードの割合を9:1にして、様子を見ながら少しづつ切り替えるようにしましょう。

もし、新しいフードを与えたあと、ブリティッシュショートヘアの体調がいつもと違うと感じた場合は、動物病院に相談をすることをおすすめします。

まとめ

ブリティッシュショートヘアは、成長に応じて食事の内容を検討する必要があります。子猫の時期は、高たんぱく・高カロリーなフードをこまめに与えて、体作りに必要な栄養が充分摂れるように心がけてください。

成猫期は、肥満に気を付けながら、適正な量を与えましょう。老猫期は、消化のよいシニア猫用フードを与えて、歯や消化器に負担がかからないように配慮してくださいね。
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