犬の体重の異常に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

犬の体重の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:クッシング症候群と脾臓摘出

飼い主からの相談

相談者:宮城県 イブさん
いつ頃:2022年11月
初期症状:元々肥満犬で多飲多尿と腹部の膨張
現在の症状:多尿、後ろ足が身体を支えきれない、お腹だけが膨張していて背骨やあばら骨がわかる状態に。お腹意外がガリガリに痩せている。体重は8.8→8.2
通院の有無:3件有
検査内容:
2022年11月9日A病院(B病院が閉まっていた為)レントゲン、超音波検査、血液検査
2022年11月10日B病院(かかりつけ) 血液検査、超音波検査、ホルモン検査(クッシングの検査)
2023年8月C病院(セカンドオピニオン)超音波検査
診断結果:
A病院、C病院 脾臓摘出と診断
B病院クッシング症候群と診断 脾臓摘出には前向きではなさそう
(手術はよくする病院です)
処方薬:B病院からトリロスタン15mm朝服用中
質問事項:
・C病院で脾臓を摘出するべきかそのままB病院で治療を続けるか迷ってます。
・肝臓の値が悪いのにトリロスタンは飲ませて大丈夫なのでしょうか??説明書には肝障害の場合中止?と書いてありました。
・トリロスタンを飲んでも腹部の膨張は治らないと言われましたがそうなのでしょうか??
補足:
クッシングと診断されてからB病院に通院してましたがクッシング症のホルモンの値を平均値にしてから脾臓の事は考えましょうとふわっと言われ通院してましたが犬の腹部の膨張は治らずまた体調が悪い時は後ろ足が身体を支えきれなくなりました。
クッシング症の薬を飲み始めてから元気だった犬が逆に悪くなっているのを見て
C病院を受診しました。脾臓が大きいのと白い影があるから難しい手術になるけど脾臓は摘出した方が良いとの考えでした。
ですが受診歴がない為かかりつけのB病院に脾臓の事は相談した方が良いと思うと言われ
翌日B病院を受診しC病院の膵臓のエコー写真を見せた所あまり手術に前向きではありませんでした。
再度エコーと血液検査をした所エコーは脾臓脂肪?かもしれないのとクッシング症の値はまた平均値ではなく、肝臓の値も悪く肝臓の薬を飲んでいきましょうとの事でした。
色々調べて脾臓摘出後術中やひと月ふた月で亡くなる犬が多い気がして踏みとどまっています。ですが獣医師さんのYouTubeやブログでは摘出した方が良いと言われているので迷っています。
質問が長く纏まった文章でなく申し訳ありません。
私には犬しか家族がおらず私の選択で殺してしまうのがとても堪らず相談しました。よろしくお願いします。
画像に①②に血液検査③にエコーとACTH刺激試験 血液中のコルチゾール(副腎皮質ホルモン)の測定を載せてます。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■以下のいずれかで評価をお願いいたします!応援していただけると大変な励みになります!
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

連絡ありがとうございます。
副腎からくるクッシング症候群というのは副腎腫瘍があるということでしょうか?副腎腫瘍があるのであれば、いろいろ話はつながってくる可能性があります。要はおおもとは副腎腫瘍であり、それが脾臓に転移していると考えることができるためです。転移している場合は脾臓摘出はより慎重になる必要があるのかもしれません。
副腎腫瘍であった場合は、トリロスタンの服用量はかなり下げないといけません。これもあまり知らない獣医師が多くいらっしゃいます。なので、今の服用量は多すぎる可能性は十分にあるかもしれません。(トリロスタンを製造しているメーカーに薬用量を訂正するように注文したのですが、まだ改善していないのが現状です。)
ACTH刺激試験で正常値にならない場合はやはり脾臓に転移している可能性がひとつあげられます。脾臓の大部分が副腎の腫瘍に置き換わっているのであれば、検査結果はうまくコントロールできないかもしれません。
やはり針生検やツルーカット生検などで脾臓の細胞の主体は何かはチェックするべきなのかもしれません。通常は主体はリンパ球ですが、何か全然違う細胞が主体になっている場合は、それは腫瘍であることがほとんどです。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
写真を拝見いたしました。
なんとなくですが、イメージができました。
とりあえずクッシングと脾臓の2つの問題があるという考え方で大きな問題はなさそうです。
やはり悩むのは脾臓を摘出するかどうかになりそうです。
エコーの所見では脾臓に問題があるのは間違いなさそうですが、それが体調に影響を及ぼしているものなのかどうかは不透明です。2つの問題があって、どちらが本人をより苦しめているかどうかが判断が難しい点です。
ただ、一般的なことを申し上げるのであれば、クッシングではそこまで体重は落ちることはありません。確かに筋力は低下しますが、脂肪は増えるため体重は維持されることが多い気がします。クッシングの程度にもよりますが、クッシングを改善させようとすると、もしかしたらより体重が減ることは考えられそうです。
エコー写真では脾臓内に高エコーといって白っぽく見えているのが異常ではあります。こちらも一般的にではありますが、高エコーでは悪性であることは比較的少ないことが意識されます。なので、高エコーなので、手術には前向きにはなりにくいというのはありそうです。
なお、肝臓の数値が悪いからトリロスタンを飲ませてよいかということですが、それはとりあえず問題ありません。肝臓の数値が高いことと肝障害というのは意味がやや異なります。
また、トリロスタンを飲んでも腹部膨張は治らないのも確かに、おおよそ、その通りです。低下した筋力はそう簡単に復活はしません。(腹筋運動をすれば話は別ですが、犬は人とは違うので、そううまくはありません。)
そこで、個人的な感想ですが、私であれば脾臓がやはり気になります。脾臓が悪性腫瘍であれば、やはり早期の摘出を検討するべきです。悪性かそうでないかくらいであれば、開腹手術でなくても検査は可能です。針生検やツルーカット生検という手段が有効です。私であれば迷わずにそうした簡易的だけども、とても有効な検査を実施しますが、そういう話はなかったでしょうか?内臓に針を刺すことを戸惑う先生が非常に多くいらっしゃいますが、開腹するよりはずっと負担は少なくて済みます。
ぜひ、検討いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:下痢から軟便 体重減少

飼い主からの相談

相談者:静岡県 mamnさん
去年の夏頃、夜中の尿の量がかなり増え(ちびる時があるのでオムツ着用)オムツからおしっこが漏れてしまう程。病院を受診しました。おしっこの検査をして蛋白、糖に異常なし。比重の数字が腎臓病のグレーゾーンと言われ、月に一回の検査を続けています。尿検査の結果はずっと同じです。腎臓対策の食事にした方が良いと言われエイジングケアから開始しました。10月末くらいからサイエンスダイエットの餌を与え始めて元気もあって体調も変わらなかったのですか12月中位から、週に1回か2回位軟便になりました。かかりつけ医の先生に相談すると餌を変えてみた方が良いと言うので、すすめられたロイヤルカナンを与え始めて3日目で酷い下痢に。病院に連絡するとまだ変えたばかりだから頑張って続けて見てくださいと言われ続けていましたが酷くなるばかり。回数も1日4回以上で量もかなり出ました。血便はありません。そうこうしているうちに年末で病院休診になったので自己判断で元の餌に戻しました。この時、サイエンスを食べてから5.8キロになった体重が4.9まで落ちていました。大体、1週間位です。サイエンスにしたら5.2位まで戻ったのですが下痢と超軟便の回数は変わらず。元からヘルニアのけがあって後ろ足が弱かったのですが、フラフラになってしまいました。年明けに再度受診して抗生剤を6日間飲んだ所、激しい下痢はなくなり軟便たまに柔らかい固形になりました。回数は1日4回と変わらません。食事が犬の餌をいっさい食べなくなり(ドライ→ウェットニオイを嗅いで食べません。)食欲は凄くあるのですが。本人食べたくてよってきます。おやつは食べます。身体もガリガリで。病院で勧められた手作り食にしてからは食べるのですがムラはあります。体重も増えません。べんの回数も同じですが状態は落ち着いています。ベンの色が黄色や黄土色です。茶色の時もあります。整腸剤を飲んでいます。かかりつけ医の先生に老化が原因なのか聞いたところ、消化器に問題がおきているのは間違いないけれど、年のせいでとははっきり言えないとのこと。ただ座って入れなくなれば最後だと思って下さいと言われました。死なせなくないので、何か食べれる物をとネットで調べたりして食事を作って与えているのですが朝は食べても晩又少しで食べなくなってしまう。でも食べたくて食べ物を見てる。
今は自分で器の中の物を口で食べれないようで、箸でつまんであげると食べる状態です。それでも食べたり残したりです。年末まで元気だったのに急に痩せてこんなにガリガリで何か考えられる病気はあるのでしょうか?アジソンとかも相談したのですが可能性はゼロではないけれどかなり低いと言われました。一度も検便、血液検査はしていません。他の病院とも考えていますが、近所の親しい病院なので角が立つのも心配ですしもう一匹もかかりつけにしています。もし、検査をして病気があれば治療ができるのでしょうか?ただ年なのでしょうか?諦めて覚悟しないといけない状態なのでしょうか?治療費に限界はありますがどーしてなのか?毎日、ネットが検索ばかりしています。プロの先生のアドバイスをどうかお願いいたします。
長文になり申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

下痢は腸の粘膜が何らかの理由で炎症を起こしている結果です。
感染・免疫介在性・繊維反応性・腫瘍・アジソン・食物アレルギー・IBDなど、単純な消化不良の他に色々考えられます。腎不全による新陳代謝の低下が下痢の原因になることもございます。
感染が原因では無くてもメトロニダゾールと言う抗原虫剤が効いたり抗生物質が効くこともあります。
しらみつぶしに検査をして原因を特定していくしかございません。
根気のいることですが飼主も獣医師も諦めずに頑張って検討していくことが治療に結びつきます。
先ずは信頼してともに頑張れる相性の合う獣医師を探すことです。
幸せの青い鳥のように今近くにいらっしゃる獣医師がその先生かもしれません。
お大事にして下さい。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:慢性腎臓病の治療をいつまで続けるか

飼い主からの相談

相談者:島根県 ocoさん
はじめまして。
アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。
16歳と7か月の雌犬。母親が柴犬のミックス犬です。
7か月で避妊手術をしています。
9歳の時から心臓の薬を飲み始めました。
8か月前、16歳少し前に、下痢と食欲不振が続き、受診したところ腎臓病を告げられました。
腎臓の数値はクレアチニン3.9 BUNは数値を振り切っているとのこと。
高齢であり悩みましたが、苦しまないようゆっくり落ちていくようにとお願いして治療を開始しました。
しかし、週3回の点滴、内服薬と月10万近い治療費となりました。その後週2回へ点滴を減らし、そのまま継続と言われましたが、仕事もあり、金銭的なこともあり、週1回の点滴と内服薬で落ち着き、半年となります。
もっと点滴をすれば、体調も安定すると思いますが、週1回ですので、点滴前は体調が悪く、点滴後1日はぐったり、その後3日間程度調子が良いの繰り返しです。
点滴前はぐったりしていて、かわいそうで、このまま静かに逝けるのであれば逝きなさいと考えてしまいます。でもまた病院にいき、数日間でも元気になると可愛くて嬉しくて。
私の気持ちもその繰り返しです。
また、現在は毎月6万を超える治療費です。
腎臓病での治療も70万を越えました。心臓病から計算すると200万以上だと思います。
高齢であり、今日亡くなってもおかしくないのでしょうが、いつまで続くのか、自分自身も経済的につらく、頑張っている犬にも無理をさせているだけではないかと治療をやめることを考えています。
週1回の点滴を心臓病、腎臓病の薬をやめ、吐き気止めと処方されているプリンペランのみ個人輸入サイトで購入し、続けようと考えいます。
治療を続けても腎臓病は亡くなる時、どちらにしても苦しむと聞いています。これはもっと苦しませることになるでしょうか。
最後の最後になにかできることはありますか

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■以下のいずれかで評価をお願いいたします!応援していただけると大変な励みになります!
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
「これはもっと苦しませることになるのでしょうか」
というのは何と何を比較されているのでしょうか?
治療を続けることと、治療を断念することでしょうか?
確かに治療を続けてもいずれは限界がくるので、延命的な処置であることにおおよそ間違いはありません。ただ、獣医師としてはできるだけ飼い主様との時間をつくれるようにしてあげたいものです。
また、アドバイスということですが、治療に関するアドバイスはできますが、治療を続けるかどうかということについては飼い主様判断であり、飼い主様の都合となります。特に経済的な理由があるのであれば、できる範囲での治療で構わないと思います。どうしても寿命は短くなりますが、飼い主様の生活まで苦しめるようなことは獣医師は望んでいません。
最後の最後にできることというのは、これも何と申し上げてよいのかよく分かりません。治療に関することは提案ができますが、治療を無くしていく方向であれば何も言えなくなってしまいます。しいて言うなら一緒にいれる時間を大切にしていただくことと、後悔のないように考えて行動していただくこと、亡くなった際にやらなければならないことをイメージしておくことでしょうか。
なお、個人輸入サイトを推奨する獣医師はまずいません。海外事情はわれわれも分からないことだらけなので、個人責任となるのが絶対だと思います。その点でも助言は難しい状況です。
あまり良い回答ではないかもしれませんが、こういうことしか申し上げられません。どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

初めまして。いろいろ病気が増えてくると、体の状態を維持するのも大変になってきますね。
まず、「慢性腎臓病」(腎臓病の中でも「慢性」腎臓病と診断がついているという前提でお話しさせていただきます)は治らない病気です。放っておけば腎臓が悪くなりそれが寿命を短くします。寿命というのは体のどこかに生きていくことができない障害が出た時が寿命で、心臓でも腎臓でも肝臓でも脳でもどこでも重要な臓器の限界が寿命です。それが突然短時間で訪れるか、長時間かけて徐々に進んでくるかの違いはありますが、その最後の瞬間をなくすことはできません。
慢性の治らない病気を考える上でいつも考えるのは、「家族と幸せに暮らす期間を長くしてあげたい」ということです。
長生きしてもそれが辛いものであれば、その子との思い出は辛いものになってしまいます。
その子が亡くなった後もいい思い出として思い出してあげることができるためには、辛い思い出より楽しい思い出の方が多い必要があると思います。
さて本題に入ります。
その子の最後に手間と費用をどこまでかけられるかは人それぞれです。
できれば現在のかかりつけの先生にそれらを伝え、無理のない範囲の治療で、それなりに効果のある方法を考えてもらってはどうでしょうか。
もちろん場合によっては「治療をやめる」という選択肢もあるでしょう。ただそれでどういうことが起こるのか(心臓が悪くなって呼吸が苦しくなってしまうとか、腎臓の悪化により発作が起こってしまうということが、それぞれの病気の段階としてはあり得ます)まできちんと聞いた上で判断しないと、「一旦治療をやめたけど悪化して具合が悪くなったのでやっぱり治療しよう」とすると中途半端な治療で苦しい期間を延ばすことになってしまうと思います。またここまでにしておこうと決めたのに後から家族で意見が割れて思っていたような進め方ができなくなる場合もありますので、家族でもよく話し合って意見を統一しておいてください。
治療を勝手にやめ、お薬を個人サイトで購入するというのは、今後何かあった時に病院との信頼関係が無くなった状態ではいろいろと不都合が起こります。プリンペランも状態によっては投与しない方がいいこともあるので、そうした判断も獣医師にしてもらう方がいいでしょう。
せっかく長生きをしてきたのですから、家族が納得いくような最後を迎えさせてあげたいですよね。
かかりつけの先生と是非相談してください。もしそれで納得ができなければ、近くにそうした治療法に賛同してもらえる動物病院がないかどうか探してみるという方法もあります。
辛いだけの最後にならないことを願っています。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:肺水腫と心臓につながる血管の狭まりについて

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 Léaさん
現在北アフリカに在住です。
日本より連れてきた我が子のヨーキーの女の子7歳に関するご相談です。
避妊手術をしておらず最近ヒートがありましたが、ヒート終了後から食欲がなくドライフードを食べなくなってしまいました。
日本の夏よりは暑くないのですが、暑さのせいかあまり遊びたがらず、心配して獣医さんに連れて行きました。
レントゲンを撮るとすぐに、心臓につながる気管が一部細くなっていて、肺水腫もあると説明がありました。
注射を2本3日間打って、その後は一生血管を拡げる薬を飲み続ける必要があると言われました。
注射の名前も病名などもあまり詳しくは教えてもらえず、不安ばかりが募っています。
日本でのかかりつけの先生に連れて行きたい気持ちですが中々それも叶わず、こちらでどなたか先生にお力を貸していただければと思います。
よろしくお願い致します。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
海外での治療に関しては、なかなか把握しきれていないのが正直なところです。
特に北アフリカとなると、、、どういう方針で診断や治療をされるのか日本の獣医師でも分からないことだらけだと思います。
病名は「肺水腫」ということになるかと思いますが、重要なこととして、肺水腫の主症状は呼吸困難になります。しかも劇症であり、「遊びたがらない」や「食欲がない」というものとは全然異なります。
肺水腫の前段階として「心臓病」があるのかもしれませんが、心臓病では一般的に食欲は維持できることがほとんどです。心臓病の主症状は咳や疲れやすさになります。疲れやすいというのは合うかもしれませんが、微妙な感じではないでしょうか。
個人的な感想ですが、「一生飲み続ける必要がある」という発言をする獣医師は危険だと思います。日本国内においても、そういう発言をされる先生はいらっしゃいますが、私には信じられません。診断や治療に「絶対」ということはありません。体調が変わったり、飲まなくても元気でいれることだって考えられると思います。せめて「飲み続ける方が無難」「飲み続けることが推奨される」という案内がよいと私は考えています。
あとは、ヒートの前後はどうしても体調が悪くなったりしやすいものです。生理的なものではないかとも思えます。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:犬が太り過ぎです

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 やま1973さん
ヨークシャーテリアの男の子で12歳ですが動物病院で肥満と言われました。食事に気をつけてますが、お腹がすくと夜起きてワンワン吠えるのでしょうがなく餌をあげてしまいます。今気管支狭窄を患っていてテオドールという薬を朝と晩あげてます。後痒がるのでプレドニン2分の1を一日置きにあげてます。血液検査で脂質異常症と言われました。糖尿病より心臓が悪くなる可能性があるといわれました。太り過ぎは寿命が短いと調べましたが本当ですか?

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
太り過ぎは寿命が短いのは間違いないと思います。
心臓にも負担ですし、足腰にも負担は大きい可能性があります。
ただ、プレドニンを与えていると太ってくるのは間違いありません。
仕方のないことだとも思います。プレドニンを休薬できればよいのですが、そうはいかない状況であればなかなか難しい問題となりますね。
あとは、ヨークシャーテリアは膵臓が弱い犬種であり、プレドニンの投与により膵臓に過度の負担がかかるおそれもあります。その点は気を付けておきたいところです。
カロリーの少ない食事をしたり、適度に運動させていくしかないかもしれません。
脂質異常症は可能性はありますが、あくまでプレドニンを与えていたら脂質の代謝異常がおこることは当たりまえとなります。なので、その点は考慮しないといけません。
どうぞよろしくお願いします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします。大変な励みとなります。
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■以下のいずれかで評価をお願いいたします!応援していただけると大変な励みになります!
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る
だいじょうぶ?マイペットで
体重の異常に関する獣医師さんへの相談内容をもっと見る
 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

ペット保険について

大切なペットの万が一に備えてペット保険を検討してみませんか?

ペットが病気やケガをしたとき、治療費の一部または全額を負担してくれるペット保険には提供しているペット保険会社によって様々なプランがあります。

ペット保険比較サイト「みんなのペット保険」なら、犬種・猫種、年齢から補償内容・保険料を比較し、そのまま資料請求やお申し込みも可能です。

実際にペット保険をご利用の方の口コミや各種ランキングも多数掲載しておりますのでペット保険にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

※みんなのペット保険に移動します

この記事に関連するキーワード

関連する記事

おすすめ特集

おすすめ特集をもっと見る

おすすめブリーダー特集

みんなのペットライフでは子犬・子猫に優しいブリーダー直販を推奨しています。

人気記事ランキング(犬)

  • デイリー
  • 週間
  • 月間
もっと見る

ミテミテ 写真・動画特集

「ミテミテ」はペットの写真投稿や悩み相談ができるコミュニケーションサービスです。

里親募集情報特集

事情があり飼えなくなってしまったペットや飼い主がいないペットの里親募集情報を掲載しています。

てくてく ペット施設特集

「てくてく」はペット施設情報口コミサイトです。

グループサイトのご案内

健康で楽しいペットライフをお手伝い
犬・猫・小動物などのペット里親情報サイト
てくてく ペット施設情報検索・口コミサイト
みんなのどうぶつ病気大百科
犬との暮らし大百科