犬がむくみがある症状に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

犬がむくみがある症状に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:クッシング で尿素窒素は上がりますか?

飼い主からの相談

相談者:北海道 まゆさん
クッシング 症候群(副腎皮質機能亢進症)をグレーと診断された子を飼っております。現在、薬は使っていません(検討中です)。
血液検査でBun(尿素窒素)が29.8と高い値でした。しかし、かかりつけ医の先生はクレアチニンが0.65なので腎臓が悪いわけではないだろう。おそらくクッシング が原因なので、治療を開始すれば下がるでしょうおっしゃいます。
しかし、インターネットではクッシング の子が尿素窒素が高いというようなことを書いている記事などを見つけることができず、セカンドオピニオンで質問しようにもすぐにまた病院へ連れて行くのも愛犬のストレスになるのではと考え、こちらで質問させて頂きました。
クッシング と尿素窒素は関係あるのでしょうか?
(ちなみに尿比重は1.10でした)

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

乳び化がつづくというのは良い状態ではありません。血液中に悪玉コレステロールがたまった状態です。血液の流れが悪くなり、血管がつまりやすくなったりします。ヒトでは動脈硬化や脳梗塞の心配をされます。
クッシングが原因であれば治療をするべきなのかもしれません。グレーであれば、また数カ月後に検査してどうかをみる必要があるかもしれません。(グレーということはコルチゾール値の検査をされているかと思います。数値が25を超えると治療をするべきとなります)
※ただクッシングは治療とはいえ、完全に治す病気ではありません。さまざまな症状をできるだけ抑えるという意味の投薬になります。
クッシングでなければ、食事などの関係かもしれません。食事内容を見直して、変えてみたりすると改善することも多々あります。BUNは肉類を食べることで増えやすくなります。
どうぞよろしくお願いします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
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https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
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■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
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どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
クッシングと尿素窒素には直接の関係はありませんが、血液検査で高値になることは一般的であり、よくあります。
クッシング症候群の罹患犬の血漿では乳び化がよく起こります。血液に脂質が蓄積されて、濁ってしまう現象です。
血液が濁ることで、、
BUN(尿素窒素)、Ca(カルシウム)、TP(総蛋白)、ALP(アルカリフォスファターゼ)、TCHO(コレステロール)、TG(中性脂肪)などの項目に影響が出ます。
あとは、血液検査の機器にもよります。病院で検査すると高値だけど、外注検査すると正常値になることも考えられます。
おそらくは今回のBUNの数値は問題がないものと考えられます。
どうぞよろしくお願いします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:急性腎不全

飼い主からの相談

相談者:愛媛県 そらさん
11月1日頃からご飯を全く受付けなくなり、翌日に獣医さんを受診したところ、初めは胃炎と診断されました。
症状が良くならないため、2日後に再度受診したところBUN129.8とCRE4.44とIP11.7という結果がでて、腎不全と診断されました。すぐに皮下点滴と栄養剤やステロイドの注射を毎日する治療がはじまりました。
4日目あたりから、今まで吸収されていた水分が吸収されず、腹部がとても硬くなっているように感じます。獣医さんに見てもらっても、点滴の量は半分に減らされ、お腹の張りは点滴の残りと浮腫とのことでしたがインターネット等で調べてみると浮腫があれば壊死の可能性につながるため、点滴はすぐにやめるべきなどが書いてあり不安になりました。お腹の張りの原因は、浮腫以外の場合もあるのでしょうか。
数値はBUN以外は正常値になりましたが、明日も点滴で受診予定です。断るべきでしょうか。9日の月曜日にエコーで見ていただくと、右側の腎臓がかなり腫れているみたいです。
よろしくお願いします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
インターネットにはいろいろなことが書かれています。正しいこともあり、間違えたことも多々あります。
時には獣医師個人の意見よりも正確なことが書いてあることもあるので、今回はあくまで私個人の意見を記述します。
まず、排尿はしっかりありますでしょうか?
BUN以外は正常になったとのことなので、おそらくは排尿はできているでしょう。
それであれば点滴を続けていただいて基本的には問題ありません。
獣医師の判断で点滴量を下げたり、必要な処置はとられるはずです。
BUNが高値である以上は、点滴をする価値があります。断ることはないかと思います。
まれに栄養剤などで皮下が固くなることもあります。
腎臓が悪くなったのは結石などによるものでしょうか?
結石があったのであれば、なおさら点滴は必要かもしれません。
一方で細菌感染などによる腎盂腎炎であれば、抗菌薬の投与への切り替えも考慮が必要です。
右側の腎臓が腫れているということと、雄犬であることを考えると結石の可能性が高そうです。
結石であれば、やはり点滴の治療は続けるべきかと思います。
状況により、点滴量は加減されると思いますが、今はお腹の張りや浮腫よりも腎臓を保護する方が優先となります。
幸い、数値が下がっているとのことなので、治療方針に間違いはないはずです。
とりあえずは安心して受診していただくようお願いいたします。
どうぞよろしくお願いします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:浸潤性脂肪腫かどうかはエコー検査でわかりますか?

飼い主からの相談

相談者:北海道 JACKさん
愛犬の脂肪腫が浸潤性かもしれないということでct検査を勧められたのですが、麻酔を考えると考えてしまいます。
エコーで診断がつく、と記載している記事がネットで見つかったため、それが可能かお聞きしたく、質問させていただきました。よろしくお願い申し上げます。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

脂肪腫が呼吸器系の器官を圧迫することは十分に考えられます。
その確認はレントゲンが最適だと思います。エコーでは空気が反射してしまうので、呼吸器系の判定には向いていません。
あとは数回に分けた方が負担が少ないというのは、正しいのか良くわかりません。
場合にもよるのでしょうが、かかりつけの先生の話だと、歯石除去+CT検査+脂肪腫の摘出で3回麻酔をかけるという話になりそうです。
もしかしたら、麻酔前の検査も3回必要ということでしょうか。。
一般的に麻酔の回数は少ない方が良いとされるので、私なら歯石と脂肪腫の切除は同時に行い、検査も麻酔も1回で済ましますが、先生それぞれの考え方ということになります。石橋を叩いて渡るタイプの先生なのかもしれません。悪いことではないのですが、とうしても時間と費用がかかりますね。
検査するべきというのは分かっても、浸潤性であったら手術をしないのかというのがポイントです。
浸潤性かどうかを知って、果たしてどうしたいのだろうと思います。
呼吸を圧迫するレベルであれば、浸潤性どうこうではなく切除をするべきだと考えられます。呼吸は命につながりますので。
(もしかしたら、地域の別の先生にも意見を仰ぐべきなのかもしれません)
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
浸潤性というお話であれば、頸部や脇、肋骨など前胸部などでのお話でしょうか。
そもそも浸潤性かどうかを深く考える必要がどの程度あるのか、個人的には疑問ではありますが。
肥大化がどんどん進み、運動や呼吸を圧迫するようなレベルになりそうであれば摘出をすればよいのではないでしょうか。
浸潤性であれば少し、面倒ではありますが、しょせん、脂肪腫なので手術は問題なくできると思います。
手術の難しさや再発率の違いという問題なだけで、寿命等にはかかわらないはずです。
CT検査をしてある程度、浸潤性かどうかは判定できるかもしれませんが、、、仮に浸潤性でなかったとしても、今後、手術しなくて良いという話ではないのではないかと思います。もちろん浸潤性であれば手術と言われてしまうのだろうとは思いますが。
浸潤性=悪性という訳ではありません。悪性かどうかはCTではわかりません。浸潤性だから手術をしなければというのも、、、正しいのかどうかよくわかりません。
エコーで診断がつくというのは、エコーで診断できることがあるという認識が良いかと思います。筋肉組織と脂肪組織ではエコー原性(色の濃さ)が違うので、それで判定するのだと思います。あまり一般的な確認方法ではありません。そもそも浸潤性かどうかを検査すること自体にあまり意味がありませんので。そういえばCTでの検査もCTでわかることがあるというレベルだと思います。脂肪組織が入りこんだ筋肉は非常に菲薄化していることも多くCTでは分かりにくいような気もします。(画像の分解能は一般的にエコーの方がはるかに上です)CTは全体像を見るには適していますが、、、脂肪腫がどれくらいのサイズなのかというのが問題点かもしれません。サイズがかなり大きければ(直径が10cm以上くらい)CTもありかもしれません。
大きくなるようなら摘出をする、そうでなければそのままでおいておく。それでよいのではないでしょうか。
個人的には大きくなったなあ、しんどそうだなあと感じたら、手術をおススメするようにしています。
どうしても浸潤性かどうか気になるなら、とりあえずエコーでみてみるのもありだとは思います。サイズによりますが、CTよりは分かりやすいはずです。
麻酔は絶対安全とは言えないので、やはり注意は必要ですね。でも、もしどんどん大きくなってきているようであれば、手術するべきとは思います。どうしても麻酔は必要ですが。(あくまでCTやエコーが必要かどうかは疑問です)
どうぞよろしくお願いいたします。
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相談内容:鼠径の所に腫れがあります

飼い主からの相談

相談者:福島県 ルークママさん
朝の散歩をしている時だったのですが、ルークを立たせたところ鼠径のところが腫れみたいになっているのに気づきました。柔らかく、痛がる素振りもなく、とても元気です。これは鼠径ヘルニアになるのでしょうか。去勢済です。お願いします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

おそらく鼠径ヘルニアであろうと思われます。
しかし、触診しませんと断言は出来ません。
ただの脂肪かもしれませんしリンパ節が腫れている可能性もございます。
鼠径ヘルニアでもヘルニア内容によって予後や治療方針も異なってきますので診察を受けましょう。
お大事にして下さい。

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相談内容:包帯をきつく巻いていたら手の先が倍にふくらんだ

飼い主からの相談

相談者:東京都 フレママさん
包帯をきつく巻いていたら手の先が倍に膨らんでいます。
包帯はとりました。放っておいて大丈夫でしょうか

今瀬 覚先生(アン ペット クリニック)からの回答

こんにちは。
包帯の圧迫による鬱血はよくある事ですが、外して改善が遅いようなら、腫れている脚先を握手する様に強く握ったり離したり繰り返してみて下さい。
痛がるとは思いますが、それで治る場合が多いです。温めながらやると、より効果的です。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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