【犬の病気】心不全が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

心不全が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:僧帽弁閉鎖不全症の薬について

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 げんきままさん
体重2キロのトイプードルです。2022夏の心臓病検査でVHS9.4 LA/AO比1.35でステージB1経過観察。2023年12月の検査で、VHS10.3、LA/AO比1.66 咳など症状はまだありません。上記検査結果により僧帽弁閉鎖不全症ステージB1とB2の間(どちらかと決めるならB2)で投薬開始。フォルテコール2.5㎎を1日1回1/4錠飲み始めました。当初薬を提案された際は、1/2錠の予定でしたが、計算間違いということで、1/4錠になりました。ネットで見られる説明書等には投与量の目安には体重1.25〜2キロの犬はフォルテコール2.5㎎を1/2錠となっています。また、犬の場合体重1キロにつき0.25㎎とも書いていますので、うちの犬の場合は0.5㎎でも可ということになります。分割した際はきれいに割れず多少の誤差が出るので、足りていない日があるかも…と心配です。 
薬の選択については、当初の提案で
①フォルテコール2.5㎎、1/2錠1日1回
②フォルテコール2.5㎎、1/2錠ピモベンダン1.25㎎1/2錠を1日1回
③フォルテコール2.5㎎、1/2錠を1日1回とピモベンダン1.25㎎1/2を1日2回
悩んだ結果、2種類飲むと副作用が出た時にどちらが作用してあるのかわからないので①を選びました。
質問1、フォルテコール2.5㎎について投薬目安量よりさらに細かく1/4錠などと処方されるケースはよくあるのでしょうか。これで足りているならば多く飲ませる必要はないと思っています。
質問2、僧帽弁閉鎖不全症の治療開始時、第一選択する薬はピモベンダンのほうが良かったのでしょうか?(ピモベンダン単独での処方は選択肢にありませんでした。)
以上です。愛犬のことが心配ですが病気や薬についての知識もなく、色々調べてみてはさらに悩んでいます。お答えいただけると助かります。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

お返事ありがとうございます。
治療経過について、ご不明点があればまたご相談者下さい。
宜しくお願い致します。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
なかなかセカンドオピニオンを飼い主様から提案するのはハードル高いですよね。
ご相談者様と同様にそう感じられる方が多いので、恐らく専門でやってる病院様も、受け入れは慣れているかと推察します。
一部、かかりつけの先生からの完全紹介制の病院もありますが、そこはデータや経過が必要でしょう。
それ以外の病院であれば、初診でかかられて問題はないと思います。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
プレビコックス錠を初めとした非ステロイド系消炎鎮痛剤は、腎臓に負担をかける可能性はあります。
が、短期なのでさほど問題にはならないと思われます。
わたくしも心臓だけの検査であれば30分程で検査を終えます。
特にデメリットはないと思われます。
血圧測定は必ずしも必要ではありませんが、心臓専門の先生方は概ねルーチンで測定されています。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
細かく調べて頂いて、素晴らしいですね。
さて、僧帽弁閉鎖不全症ですが、ごのステージ分類を決めたのはアメリカのACVIMという学会なのですが、治療のガイドラインも制定しています。
そのガイドラインによると、ステージB2で推奨される治療薬はピモベンダンになります。
フォルテコールを低用量で飲ませるのは、あまり聞き馴染みがありません。
場合により、腎臓の数値が悪いと低用量にするかも分かりません。
余談ですが、ガイドライン制定前は、初期の心不全にはフォルテコールを飲ます、という盲目的な治療が慣習的に行われていました。
神奈川県にお住まいとのことで、心臓に強い病院もあると思いますので、ご不安であれば受診してもいいでしょう。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:愛犬の死因について

飼い主からの相談

相談者:福岡県 julia大好き❤️21.9.23さん
九月二十三日に十一歳五ヶ月の愛犬(26キロ・肥満)が亡くなりました。
21日の朝もいつも以上に餌も食べていて昼までは元気で餌も食べて水も飲んでいましたが、夜から体調が悪く(呼吸が浅く荒い、足に力が入らず立てない)餌も水も口にせずで翌日の22日の朝方に嘔吐・下痢もあり、朝イチで動物病院へ連れて行き、炎症反応を示す数値が高く発熱しており、点滴をしないといけない事、翌日が祝日であった為 入院させておいた方がいいでしょうとの事で入院になりました。
状態が良ければ金曜日(24日)には退院できますよと言われていて・・・
だから「また明日 来るからね」と言ったのに入院した翌日の23日の朝 息が止まったと連絡があり、亡くなってしまいました。
入院した日の午後にも嘔吐、下痢があったとの事でした。
担当して下さった先生もはっきりした原因は分からないけど、どこかに出来ていた血栓が剥がれて飛んだのではとの事でした。
田舎に住んでおり、夜間も診療している動物病院まで車で2時間以上かかるのですが、動物病院に連れて行っていたら助かっていたのでしょうか?
血栓が原因であったなら担当して下さった先生にも予測出来なかったと思いますし、入院させずに連れて帰っていたとしても亡くなっていたのでしょうか?
他に考えられる死因はありますか?
それとも亡くなった愛犬の寿命だったのでしょうか?
亡くなった愛犬は春頃から目も悪くなり、後ろ脚も少し弱り始めていました。
クッシングがグレーゾーンでした。
フェラリア・ノミダニの薬等も毎月 貰いに動物病院に行っており、体調が悪くなった21日の午前中にも薬を貰いに病院に連れて行ってましたが、いつも通りでした。
夜から餌も水も飲めていませんでしたので夜中はずっと私が水を少量ずつ飲ませていましたが、脱水症状もあった様です。
部屋はエアコンを入れていました。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

そのように評価していただき、このボランティアを行っている甲斐がございます。
最後に一つだけ忠告いたします。
中には「さにわ」や「アニマルコミュニケーター」と名乗り、亡くなったペットの声が聞こえると言う方がコンタクトを取ってくることがございます。
しかし、亡くなったペットにとって最愛は飼主です。飼主を差し置いて、そのような他人様にあなたの愛犬が話しかけるのでしょうか?必要があれば飼主の心に呼びかけるのではないでしょうか。先ずは夢の中に遊びに来るのではないでしょうか。
コミュニケーターの霊能力を全否定するわけではございませんが、気を付けて下さい。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

少し時間をおいて飼主の方の文章を再度読ませていただきました。
だからきっとこのワンちゃんはあなたを飼主として選んだのですね。
と、私は確信いたしました。
これからは亡くなったワンちゃんと一心同体ですね。あなたの胸の中で愛犬は生き続けます。
時が解決するまで、苦しいでしょうが無理に涙を止めずにゆっくりと過ごして下さい。
本当に悲しいときには楽しい音楽よりも悲しい音楽の方が心を癒やしますよ。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

避妊手術の一泊二日以外はずっと一緒に居られたのですね。幸せなワンちゃんだったのですね。
獣医師らしくない、一愛犬家として話を致します。
長期患いをしたくなかったのかもしれませんね。特に大型犬は最後に踏ん張らずに、すっと死を受入れる傾向にある気が致します。
2ヶ月で立ち直れる方は少ないと思います。何しろ自分より後から生まれた家族が先に亡くなったのですから。
私はこれをペットロスと表現することに違和感を感じます。しっかりと受け止めて悲しむだけ悲しみましょう。
ご遺骨に毎日話しかけて良いのです。きっと少しずつ楽しい思い出に浸れる日が訪れます。
これから先、季節が変わるごとに取り出した衣類や季節の催し物に付着した彼女の被毛を見つけて、宝物に出会うことになります。
生きているときにはただの毛埃だった物が、亡くなった後は宝物になります。抜け毛の宝物は一緒に生きてきた証です。
この宝物は愛犬からの「ありがとう」の伝言です。この絆は死によって別たれることはありません。
私も長年使った車を手放すときに掃除をして沢山我がペットの毛を見つけて涙が止まらなくなり、中古車を引き取りに来た業者をびっくりさせたことがございます。(業者は車を手放すことに泣いていると思ったようですが)。
頑張らなくて良いのです。亡きワンちゃんの霊位とともにゆっくりと前に進んでいきましょう。
亡くなるとともに真っ先にお家に飛んできた愛犬の霊位は心配しながら飼主のことを見守っている事でしょう。
立ち直ることを急がないで良いのです。いつか微笑みながら愛犬の写真に一日の報告が出来る日が来ます。
ずっと一緒だった愛犬ですから、これからもずっと応援してくれることでしょう。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

情報が少ないため申し訳ございませんが原因は推定できません。
ただ、一般的にこの様な急性の転帰をとる場合に考えられるのは、急性膵炎・心不全・脳梗塞などの血栓症・脾腫の破裂・播種性血管内凝固(DIC)・胃捻転・肺水腫などです。
26㎏ですと大型犬に分類されますので、最近のワンちゃん達が長寿になったとは言え天寿を全うした年齢と考えられます。
経験的に、小型犬になるほど急性に進む病気の進行は遅く、大型犬では尽急性に悪化していく傾向がございます。
誠にお気の毒ですが、早期治療開始が別の結果を招いたかどうかは我々には判りません。
ご冥福をお祈り申し上げます。

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相談内容:亡くなった愛犬

飼い主からの相談

相談者:福岡県 クミさん
今年の1月2日に15歳の愛犬が亡くなりました。腎臓も心臓も悪く毎月検査に通院しておりました。年末検査に行った時に、先生に心臓がだいぶ悪いね〜と言われました。どんな事を気をつけたらいいですかと先生に聞いた時に、呼吸が早くなったらすぐに連れてきてとの事でした。年が明けて1日は普通に元気で吠えたりご飯をねだったり、いつもと変わらない様子だったのですが、2日の朝、ベットから出てきた時にお腹を見たらすごい呼吸の早さで、その姿を見た瞬間に頭が真っ白になったと同時に、もうその時が来てしまったと思ってしまいました。いつものかかりつけの病院が開いてたらすぐに行ったと思います。でもその日はお正月で開いてるところは少なく、初めて行く病院でレントゲンとか色々されたら愛犬はそのまま死んでしまうんじゃないかとも思いました。愛犬は病院に通う回数が増える頃から車に乗るだけでパニックのようになってて、普段からストレスに弱い子でした。その事もあり私は、愛犬の年齢も考え、もうダメならこのまま家で看取ってあげたいと覚悟をしてしまいました。ですが、愛犬は何時間も何時間も苦しむ結果となり、土壇場になって開いてる病院を探して駆け込もうと車に乗りましたが、そのまま息を引き取ってしまいました。私は自分が間違った判断をしてしまったんではないか、見殺しにしてしまったと自分を責め続け、ネットで酸素室というものがある事を初めて今更知りました。すぐに病院に連れて行ってたら酸素室に入るんだった事を知りました。何でもっと早くから病気の事を調べておかなかったかと自分を責めて責めて、いまだに暗いトンネルから出ることが出来ずにいます。15歳5ヶ月の愛犬は、その時すぐに連れて行ってたら助かる可能性がありましたか?今更こんな事聞いてどうするのと思われるかもしれませんが、乗り越えるためにもちゃんと知りたいです。亡くなった日から10ヶ月、泣かない日がありません。後悔で苦しいです。すがる思いで、このサイトにたどり着きました。趣旨が違う質問で申し訳ありません。よろしくお願いします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

愛犬はあなたのおうちに迎えられた時から死ぬ時まで、しっかりと相棒として飼主を成長させ楽しく暮らすという経験を胸に抱き天国に旅立ちました。飼主の方は栗尾先生の仰るとおり飼主の責務をしっかり果たしました。ペットロスを受入れて悲しいときはしっかり泣いて、ゆっくりと前へ進みましょう。そして、理解しない方の意見は放って置きましょう。
長い一年だったと思いますが、もうすぐ命日が来ますね。きっとまだ写真は見れても動画を見るのは辛いのではないでしょうか。命日には楽しい思い出に浸りながら愛犬の霊位とともに動画や写真を美しい思い出として見ることが出来ると良いですね。
愛犬はきっとまだ虹の橋の向こうには行かず、傍らでハラハラしながら飼主の方を見守っている事でしょう。
一つだけ獣医師らしいことを述べます。
肺水腫で呼吸困難で酸欠になる時には、脳内に大量の幸せホルモンが出てランニングハイのような状態になります。セロトニンやエンドルフィンが放出されて外から見るほど本人は苦しいわけではございません。頑張ったご褒美として嬉しかった思い出や素晴らしかった景色や飼主の匂いに包まれて居る状態になります。両親犬や兄弟犬が迎えに来ている夢を見ているのかもしれません。
飼主の方が後悔や心配をしませんよう、最後にこれだけは伝えておきます。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

愛犬が亡くなりまだ10ヶ月しか経っていないのですから、悲しいですよね。辛いですよね。
愛犬が心不全により肺水腫を起こし呼吸困難になっていく過程を見届けたわけですから。
愛犬も立派でしたし飼主の方も立派に添い遂げました。
ご苦労様でした。狂おしい時間だったと思います。お悔やみ申し上げます。
飼主様の仰るとおり酸素テントに入れればもう数日の間、長生きできたかもしれません。
ただ、愛犬の意に反して飼主から切り離されて知らない人ばかりの中で数日延命され、おそらく入院中に死期を迎えたことでしょう。
その日に助かったと思っても、今度は入院させたことと、一人で死なせたことを後悔することになると思います。愛犬はその事を望まないでしょう。
初めて行く病院で数日辛い思いをして寂しく亡くなることよりも、最後の日を飼主とともに自宅で迎えることができたと考えて下さい。私もあなたも人の人生は別れの連続です。生まれたときに祝福してくれる人と死ぬときに傍ら居る人は別の人です。愛犬は最初から最後まであなた一人に愛され最後まで相棒としていき死ぬき、一緒に過ごせたわけです。充実した生涯でしたよね。あなたは幸せだったのですよね。愛犬も幸せだったに決まっています。
ただ、よもやペットロスを乗り越えようとは考えないで下さい。家族の死は乗り越える物ではございません。ずっと心に刻み菩提を弔いながら一生その事を引きずって生きると覚悟を決めて下さい。いつの日かまた会える日が来ます。その時に愛犬に恥ずかしくない生き方をしましょう。
天国で会ったら、「待たせたね私も頑張ったよお天道様に胸を張れる生き方をしたよ」と、言えるように私達も頑張りましょう。
今はトンネルの中、全ての物が白黒写真のように見えているかもしれません。
でも、それでは飼主を残して旅立った愛犬は飼主に悪いことをしたと思い、もっと辛い思いであなたの事を見ていることになります。元気は出ないと思いますが日々すべき事を行い、時が解決する日が来るまで、景色に色が付くまで一緒に生きていきましょう。応援いたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
状況的には心因性の肺水腫が死因となるように思えます。
すぐに動物病院に連れていけば助かったか?ということですが、助かった可能性はもちろんあります。
ただ、それが高い確率かというとそうではないかもしれません。
心臓が「だいぶ悪い」と指摘されていることと、「16歳」という年齢から改善する可能性はそれほど高くなかったかもしれません。
年末年始の健康問題は本当にお気の毒としか言いようがありません。どうしても営業している動物病院は限られてしまいます。かかりつけの病院でないと気軽に問い合わせることができないのは仕方がありません。
車に乗り込んで治療をしてあげようとした姿勢だけでも飼い主様としては十分責務を果たされていると思います。
後悔されるかもしれませんが、肺水腫で亡くなる子を見たことないという獣医師はほぼいません。どうしても助からない時というのはあるものです。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

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相談内容:愛犬の死について

飼い主からの相談

相談者:宮城県 ゆーちゃさん
10月19日に天国に旅立った、愛犬の最後の状況について、先生方にお伺いしたいと思い投稿させていただきました。
トイプードルの男の子で、17歳8ヶ月でした。心臓の肥大により、テオドール、チラーチンE等の薬を全部で5種類飲んでました。たまに下痢をして、その時は下痢止めを服用してました。
以下は亡くなるまでの経過です。
10月11日(月) 夜下痢 薬も飲んで夕飯も食べる。
10月12日(火) 朝下痢 ひきつけを起こす。薬は飲まず、朝ご飯は食べず。
病院に連れて行き血液検査の結果、肝臓の数値が高いと言う事ですぐ入院となりました。
GOT(AST)>1000
GPT(ALT) 測定不可
GGT 62
ALPi 965
入院中は点滴してる間は大人しく寝ていて、起きるとご飯を食べていたそうです。(ご飯は、家から持っていった鹿肉のフレークと総合栄養食品です。)
10月18日(月) 肝臓の数値はまだ高いが、毎日通院での点滴に切り替えのため退院。
10月14日(木)
GOT(AST) 236
GPT(ALT) >1000
GGT 63
ALPi >1225
10月15日(金)
GOT(AST) 123
GPT(ALT) >1000
GGT 72
ALPi >1225
その際、8日分のウルソデキシコール酸50mgを処方されました。
家に帰って来た日の夜、薬は飲むが夕飯も食べないし、水も飲みませんでした。
最近出ていなかった咳が続いて、ちょっと酷かったです。
透明状の涎というか唾のようなものを吐きました。
ゲージに入れて寝かせたのですが、寝てる間にも同様のものを吐いたようです。
10月19日(火)
朝8時頃、ひどい咳が続き咳をしながら排便とオシッコをしました。一瞬全身から力が抜け脱力状態になりました。声をかけたら意識が戻ったような感じです。咳も少し落ち着いたのですが、呼吸がゼェゼェしてました。朝の薬は飲んだのですが、朝ご飯も食べず、水も飲みませんでした。私のパンを少し食べました。
9時頃ひどい咳が続き立ったと思ったら一瞬硬直して、全身から力が抜け心臓の音もしなくなり亡くなりました。
その時、それなりの量の排便がありました。
10月21日(木)
荼毘にふしました。その時火葬場の方に「心臓に水が溜まっていたんだね」と言われ、細長いひもの様な焼け残ったものを見せて頂きました。
病院からはそんな事は言われてなかったので混乱しました。あと、体内に便がけっこう残っていた事を言われ、焼け残ったものを見てショックでした。
長々とすみません。
教えていただきたいのは、愛犬の死亡原因はなんだったのでしょうか?
数値があまり良くない状態で退院して大丈夫だったのでしょうか?
そこで、私が心配だからもう少し入院させてて下さいと言えば助かったのではないでしょうか?
心臓に水が溜まっていたような話しがなかったのはなぜなのでしょうか?
亡くなった時の状況は心臓の悪化のようにも思えます。
だったら、早く病院に行っていたら助かったのでは?と思えてなりません。
ご飯を食べていたのに、あまり排便していなかったようなのも、苦しくなかったのかなぁ?何かしてあげる事は出来なかったのかなぁ?と思うと気になるし辛いです。
いずれにしても10月19日(火) 1回目の脱力状態になった時にすぐ病院に行けば良かったのに、落ち着いたからと少し待ってしまった、安心してしまった私が悪いのです。
どんなに後悔しても時はもどりません。
一生後悔して行くと思います。
たくさんの「タラレバ」ですが、このままだと苦しくて辛いです。
でも原因が分からないままだと、その後悔も一生持っていくことになるので、わかる範囲で教えてください。
お願いします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
文面を拝見しますと、情景が浮かぶようで、大変な最期だったことがうかがえます。
何点かありますので、順に話をしてまいります。
①心臓に水が溜まるというのことは医学的にあり得ません。心臓が悪くなっていたことが確かであれば、心臓肥大により心筋が脆弱化していたという話であればわかります。「心臓に水が溜まる」を言い換えると → 「心臓に血液が溜まる」=「心臓肥大」ということであれば理解はできます。医学的には心臓肥大ということ正しいのですが、「心臓に水が溜まっていた」と表現されてしまったのではないでしょうか。
②排便についても、心臓が極度に悪くなってしまったりすると、簡単でなくなる可能性はあります。こればかりは仕方ありません。ただ、便がたまっていたからといって寿命に影響することはまず考えにくいはずです。
③数値が良くない状態で退院して大丈夫だったかということに関しては、もちろん大丈夫とはいえません。できれば数値ももちろんですが、全身状態などが改善してから退院は考えるべきです。ただ、それが叶わないケースもあります。体調から考えて、もう積極的な治療に反応が弱くなってきた場合は早期の退院も検討することがあります。病院で最期を迎えるよりは家での時間をつくっていくようにしましょうという考え方です。あとは、通院でも治療として十分可能なものとなれば通院に切り替えることもあります。糖尿病の治療などはそうしたケースが多いです。
④死亡原因については、診察をしていないのではっきりはしませんが、心不全ということでよいのではないでしょうか。心臓が悪化すれば、肝臓が良くなりにくいことも、咳がひどいことも、脱力状態になった時に一度意識を戻したことも説明がつきます。
あとは何にせよ、17歳8か月という年齢です。さすがに寿命と考えていただいて、どちらかというと、すごく長生きで、飼い主様のために尽くしてくれた子じゃないかなと思います。どうしてもいつかはお別れはきてしまいます。最期に家での時間をつくれたことや飼い主様の近くにいれたことは大変幸せなことだったとは思います。後悔するようなことはほとんどないように感じました。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:腹水

飼い主からの相談

相談者:宮城県 エリさん
13歳オスです。
半年前から心臓が悪いと言われてて、薬を服用していました。心エコーはしてないです。
心臓が少し肥大しているとのことでした。
ここ半月くらいで急に太って、心エコーで腹水だと言われました。血管肉腫と言われ、心膜に水が溜まって、右心不全みたいな状態だそうです。
あまり長くないとも言われました。
利尿剤も飲み始めましたが、夏のせいもあるのか、とにかく水をのみます。飲みたいだけ飲ませていいのかとも思いますし、腹水があるため歩くのも大変そうです。
今は元気で食欲もあるし、散歩にも行きたがりますので、無理のない範囲で行ってます。腹水は全く無くすことはできませんが、少し抜いてもらうことは可能でしょうか?
それともそのままにしてる方がいいのでしょうか?

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

少しでも役に立ててよかったです。
でも心臓病というのは突然死が起こり得るものなので、注意してみておいてあげてください。
特に飲食後や、排泄後などは気をつける必要がありますね。
どうぞよろしくお願いします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

腹水がたくさんたまっているときに、太めの針をさしたりすると、腹水が漏れてくることがあります。
私自身も何度も経験があります。
いずれは必ず止まります。
1~2日くらいかかるかもしれませんが、止まります。
なので大丈夫です。
なお、水を飲んでいれば脱水にはなりません。
そういうものです。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

私自身も大学では腹水は抜くべきではないと教わりました。
ただ、実際に獣医師となり、腹水を抜いてあげると、呼吸などが楽になる子がたくさんいて、飼い主様に多く依頼をいただくことも事実です。
おそらく抜き過ぎはよくないということだとは思っています。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
腹水を抜くことは十分に可能です。
ただ、血圧の低下を招くため、腹水の抜き過ぎは注意が必要とされます。
私の場合は、心臓病が原因の場合に抜くことはありますが、半分程度にしています。それで体調が良くなるようであれば、定期的に抜くことを検討します。
利尿剤でコントロールができれば一番なのですが、なかなか難しいことも多いですね。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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どうぞよろしくお願いいたします。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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