【犬の病気】溶血性貧血が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

溶血性貧血が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:コンベニア投与

飼い主からの相談

相談者:茨城県 スクナさん
コンベニア投与にあたって質問します
調べた所、コンベニアは2週間に一度で済む薬との事ですが、これに間違いないでしょうか。
獣医の元へ行き、そのコンベニアを注射にて投与されました。二日連続です。
次の日に更に衰弱してモコは亡くなりました。
死因が薬のせいであるかは分かりませんが、どうしてもその投与の仕方について納得がいきません。私はこの点については過剰投与だと思っています。モコにとって、回復の効果よりも過剰な負担増になったと思います。私自身、薬を調べ上げて相談するべきであったし、自分の責任でもあると後悔しています。
本来ならば、それらの薬や疾患の勉強をしているのが獣医師であり、適切な対処することが獣医師としての役割ではないのか。患者は医師を信頼して頼るわけです。ただ、世の中には一時のお金や欲の為に命を蔑ろにする医師もいる事も事実です。
今更何を言ってモコが戻る事はありませんが、私はこの今回の事を考えて学ばなければなりません。今回、投薬に対して問題は無かったのか?当たり前なのか?
どうか教えて頂きたいです。
・どんな症例であれ、個体が衰弱している状態でコンベニアを二日連続で投与する事は普通なのか?特別に連続投与する事はあるのか?
・投与するのが普通であれば、そもそもニ週間に一度で済むはずの薬を連続投与する必要がどういった場合に必要であるのか理由を教えて下さい。いくら検索しても連続投与している症例が出てきませんので、通常ではそういう治療は推奨していないと思われます。
これを知りたいです。
返答出来る獣医さんおられましたら、よろしくお願い致します。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
申し訳ありません、コンベニアに関しては初回の回答と同じで、連日投与することはありません。
語弊のある回答、失礼致しました。
その他の治療に関しての治療としては正しい、という意味でございます。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
今回の診断はIMHPとのことで、プレドニゾロンを中心とした免疫抑制療法が主体となりますので、治療としては正しいと思います。
しかし、IMTPのみでは貧血は起きません。
DICとなりどこかで出血していたり、またはIMHA(免疫介在性溶血性貧血)を起こしたりしていたことが予測されます。
モコちゃんの直接の死因が何かは不明ですが、貧血の程度により輸血が必要であった可能性はあると思います。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
モコちゃんがお亡くなりとのことで、ご冥福をお祈り申し上げます。
さて、コンベニアに関しては、仰る通り2週間効果が持続します。
通常であれば、単回投与で使用し、連日で使用することはありません。
ただ、例えば一回目をコンベニアではない抗生剤の注射をし、2回目をコンベニアにする、というかたちで、別の抗生剤であれば連日で使用することはありますので、今回はそのようなケースなのではなかったのでしょうか?
また、コンベニアの過剰投与での死亡に関しては、あまり聞いたことはありません。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:免疫介在性溶血性貧血と診断されました

飼い主からの相談

相談者:広島県 ぐーさんさん
今月の上旬に2歳になったメスです。
本日、免疫介在性溶血性貧血と診断されました。
元は下痢が2日続いており、
赤茶色のうんちだったため血液検査したところ
crpだけ9.8の為先生がなにかあると疑ってくださり
入院していたところ、本日の血液検査で発覚した次第です。
下痢が始まった原因は、お散歩での拾い食いか
家の中で何か食べた可能性がある
それが引き金となり免疫介在性溶血性貧血を発症したと言われました。
私がちゃんと見てあげられなかった後悔が多いのですが、ネットで調べたところ突然発症するとも書いてありどうなんだろうと思いこちらに相談させていただきました。
やはり、この病気は拾い食いによりお腹を悪くしたため発症してしまったのでしょうか?
また、現在ステロイドと抑制剤で治療をして下さっており
RBC数値 8/6→6.80 8/8→7.01 8/9→6.47
HCT数値 8/6→42.6% 8/8→43.9% 8/9→40.5%
と変動しているのですが、
こんなにも上がったり下がったりするのでしょうか...
ネットで調べると生存率も低く、先生も油断はできないと言われてしまいました
まだ2歳で早期発見ができたので助かる確率は高いでしょうか...そんな質問をすべきではないと重々承知しているのですがご返信頂けたら幸いです
どうぞ、宜しくお願いします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
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https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
免疫介在性溶血性貧血の発症機序というのはよく分かっていません。
基本的には突然なるものと考えていただいて差し支えありません。
なので、拾い食いが関係しているかは不明です。ただ、一方で、拾い食いとは無関係とも言えないのが難しいところです。
本症は春~夏頃にかけての発症が多いとはされており、ワクチン接種などと因果関係があるのではないかとは推察されています。確実はことは不明なままですが、何かきっかけがある可能性は無くはないというのが、現在の考え方となっています。
生存率については確かに高いものではありません。
50%程度と考えた方がよいと思います。
うまくコントロールできた場合は長期生存の可能性も高まりますが、再発などに苦しめられるケースも多々あります。
2歳で早期発見というわけではありません。むしろ年齢が若い方が、免疫は活発であり、危険な状態に陥りやすいとも考えられます。
飲み薬などを続けながら、慎重に治療を進めることが肝要です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
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相談内容:原因がわからない。

飼い主からの相談

相談者:新潟県 タロさん
一週間前から息が早くなり。
病院に連れて行きました。
白血球が少ないと言われていて、歯茎も白くなっていました。歳は今15歳になる歳です。
発熱も起こしています。
病院の方に脾臓が腫れているかもと言われたのですが、それはなんでなのかな、っていうのと、考えられる病気が知りたいです。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
状況的には例えば以下のような疾病が考えられます。
・リンパ腫などの腫瘍性疾患
・感染症による敗血症
・免疫介在性溶血性貧血などの免疫疾患
具体的にどれかというのは、今の情報ではわかりませんが、
上記のいずれかに該当する可能性はありそうです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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相談内容:誤飲

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 ニコニコさん
今日夕飯で作った、ニラ入りの卵焼きを目を離したすきに食べてしまいました。
ニラは1/3をつかい、卵焼き2つ作りそのうちの1つを食べてしまいました。
今のところ特に吐いたりぐったりもしてないのですが…
明日の受診で大丈夫なのかどうか…それともすぐに病院に連れて行った方がいいのでしょうか?
現在の体重は5キロぐらいです。
よろしくお願いします🙇‍♀️

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

中毒量に達しているのか不明ですが、小型犬ですから一刻も早い治療が望ましいです。
まだ胃の中に留まっていて吸収されないうちの催吐薬の注射が望ましいです。
ただ、日付を見ますともう治療後かもしれませんが・・・
ニラはネギの仲間ですので中毒の危険性がございます。
吸収後ですと血尿や溶血性貧血が起こることがございます。
お大事にして下さい。

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相談内容:免疫介在性溶血性貧血です。

飼い主からの相談

相談者:大阪府 なすまるさん
ミニチュアダックス メス 14歳 避妊済
今月頭に免疫介在性溶血性貧血と診断され
現在治療中です。
13日にガンマカードを点滴(ヘマト値17.2)
17日今日、通院日でしたが
ヘマト値は13.2に下がっていました。
19日月曜日に脾摘、輸血を行うことになりました。
今日の夜19時過ぎ頃〜
左側の眉、口端、首元に
神経症状と見られるピクつきが出始めました。
麻痺のような感じなのでしょうか、
本人は気にしている素振りはありません。
触っても嫌がりません。
時々ピクつきもおさまるようではありますが
症状が出てからはほとんどピクピクしています。
明日は病院も休みだし
明後日は朝イチで病院に連れていくので
このまま様子を見てもいいのかなぁと思っています。
今は貧血がしんどいのか、少し息は荒いですが
心拍も正常回数でしっかりとしており
よく寝てくれています。
今回知りたい事は
①一概には言えない事は重々承知しておりますが
脾摘で免疫介在性溶血性貧血が改善される可能性はどれくらいか、また
脾摘で改善されない場合は投薬、輸血を繰り返すしかないのか
②神経症状は免疫介在性溶血性貧血や、ステロイドなどが関係しているのか、今後落ち着くのか
です。
先生方もお忙しいと思いますが
どうか、お手隙の際に教えて頂けますと幸いです。
よろしくお願い致します。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

投薬しても貧血が改善しない場合は輸血が必要なる可能性はあります。逆に一度も輸血なしで完治することはほとんどありません。複数回の輸血となることはよくあります。それでも良くなることを期待して続けるしかありません。
ペットチニックというサプリメントをすすめることは私はしたことがありませんが、他の先生方がどうされているかはよくわかりません。実は効果がないけど、効果あったよといっても良いのがサプリメントなので、本当でない情報はたくさんあります。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
私自身は免疫介在性溶血性貧血に対して、脾臓の摘出はほとんど実施したことがないので、改善される可能性については申し上げにくい部分があります。教科書的には治療のひとつとはされますが、良い方法かどうかは微妙ではないかと思います。重度の脾腫(脾臓が巨大化)している場合には検討してもよいかもしれませんが、絶対に必要な手術ではないような気がしています。(あくまで個人的な意見です)
基本は投薬による治療となるはずです。免疫抑制を中心とした治療です。一般的に投薬はしばらく継続していくことになりますが、輸血は繰り返すということが現実的に困難で、あくまで免疫抑制治療の効果があらわれるまでのつなぎとなります。
神経症状ということについてもよくわかりません。当該疾病で神経症状が出てくるということはあまり無いような気がします。ステロイドもあまり関係はなさそうに思えます。
はっきりしない答えで、あまり良い回答ではないかもしれませんが、ご理解いただけましたでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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