【犬の病気】変形性脊椎症が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

変形性脊椎症が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:突然キャンキャン鳴く

飼い主からの相談

相談者:高知県 booteeさん
犬をいつも庭に行けるような状況にしているのですが、今日突然凄く大きな声でキャインキャィンとなく声が聞こえ庭に出てみると座り込んでいました。蜂にでも刺されたのではないかと思い体をチェックしてみましたが、変わった様子もなく一時間たった今もどこも腫れていないようです。ただ、抱きかかえて家の中に入って太ももの右の付け根(お腹の下)を触ったらドクンドクンと心臓があるように波打っていました。それから安静にさせていましたがどこも痛がる様子はなくソファーで座ったり寝たりしています。ただ普段より体制を頻繁に変えたり落ち着きが少しないような感じでそわそわしています。こんな場合どういうことが考えられるでしょうか?ちなみに指の股が最近ただれてるので昨日消毒をしました。ぜひ考えられることを教えていただけたら助かります。よろしくお願いいたします。

今瀬 覚先生(アン ペット クリニック)からの回答

こんにちは
一応、外傷を除いて考えた場合、犬種的に変形性脊椎症による痛みも考えられます。
繰り返すようなら、脊椎のレントゲン検査やCT検査も必要かもしれません

今瀬 覚先生(アン ペット クリニック)からの回答

返信が遅くなりまして申し訳ありません。
ヘルニアの程度によってですが、麻痺のない痛みの場合には、鎮痛剤などの処置に対する反応が良いと思います。
ただし、再発を繰り返す場合も多いので、頓服での鎮痛剤や生活環境でのケア、またはサプリ等を検討してみては如何でしょうか。

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相談内容:変形性脊椎症について

飼い主からの相談

相談者:大阪府 sueさん
アドバイスを頂けたらと思い質問をさせて頂きました。
去年の12月に2階に住んでいるので、階段の上り下りの為に抱っこをしたところ、
キャンと泣き、腰を庇うような歩き方をしていたので、病院に連れて行ったところ、
レントゲンを撮った結果、変形性脊椎症と関節症と判断をされました。
その際に、痛み止めと非ステロイド抗炎症薬で様子を見ることになったのですが、
痛みがある時と無い時が交互にあると言う状態が続きましたが、痛みが出ている時は病院に行き、上記の薬とプラスして、神経からくる痛みに効く痛み止めの3つの薬を飲んでいたのですが、ここ2ヶ月ほどはかなり調子がわるそうで、薬を続けて飲んでいた為に、
非ステロイド抗炎症薬を長期間飲むと臓器に問題が出てくる可能性がある為に血液検査が必要と言われました。
私の方でも12月に変形性脊椎症と関節症と診断されてから、色々調べて、グルコサミンやコンドロイチンなどのサプリメントも欠かさず与えておりましたが、やはりこれからずっと痛み止めなどの薬で対応をしていくことに不安を感じ始めました。実際に痛み止めなどを飲んでいるのにもかかわらず、後ろ足の動きがとても悪く、走ることがここ3週間ほどできなくなり(痛みのせいなのか、泣きます)、ナックリングはしませんが、足の甲を地面につけるテストを数日おきにしているのですが、足を元に戻すスピードが遅くなって来ています。また一緒にいるダックスとも遊ぶことができなくなるぐらい、腰に力が入らないように見受けられます。先週、病院に痛み止めの薬をもらいにいってきたのですが、その際に先生と5分程話をすることができ、薬以外に、例えばハリ治療やレーザー治療などの治療法も変形性脊椎症などに効き目があるようなので、興味があるから試してみたいと話したところ、鍼治療やレーザー治療は効き目がないと言われてしまい、痛み止めのや非ステロイド抗炎症薬などをこれからずっと飲み続けるしか治療方法は無いといわれました。
私自身先生の答えにあまり納得が言っておらず、セカンドオピニオンが必要かもしれないと思い始め、先生方のご意見を頂きたく質問をさせていただきました。実際にレントゲン写真などをみておられないので、回答が難しいかもしれませんが、鍼治療やレーザー治療などは効果の無い治療法なのでしょうか?また他にこのような治療方法もあるといのもあれば教えていただければと思います。
長くなりましたが、よろしくお願いいたします。

杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

はじめまして。
痛みが続くのは見ていてもツライですよね。
鍼治療やレーザー治療は、実際にやってみるとそれなりに効果を感じられる子もいますが、効果がない子もいます。人間の医療でも病院で行うものではないのと同様、動物病院で行っていない所も多いと思います。
変形性脊椎症と関節症が確定していれば、痛みを和らげるものとして他にはリハビリテーションのようなものになりますが、これもできるところとできないところがあるでしょう。ドッグマッサージのようなものやハイドロセラピーをやっているような病院以外の施設もあるようなので、そうしたところに相談されるのもいいかもしれません。
変形性脊椎症や関節症による症状かどうかの確定はCT検査や脊髄造影検査が必要で、似たような症状を引き起こす脊髄腫瘍なども鑑別しなければならないことがあります。
かかりつけの先生とよく話し合っても改善がなければ、大学病院などの二次診療施設を紹介してもらうなどといった方法もあると思います。いい方法が見つかり症状が改善することを願ってます。

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相談内容:リンパ腫の抗がん剤治療

飼い主からの相談

相談者:愛知県 grlcさん
アドバイスを頂きたいと思いまして質問させて頂きます。ゴールデンレトリバー12歳です。
今年の2月に多中心型悪性リンパ腫(悪性度は高~中程度)と診断され抗がん剤治療を初めました。
最初はCOPプログラムで治療を進めて3ヶ月間は寛解状態でしたが、5月末に再発してしまったためCOPからドキソルビシン入れたCHOPに切り替えました。
現在、薬は効くのですが1週間後にはまた元の大きさに戻り、2週間空けられない状況でいます。
主治医からは今まで使ったことのないL-アスパラギナーゼの提案をされました。
血液検査では赤血球の値が若干低い(PCV30)以外に問題ありませんが、
年齢のこともあり体力が落ちているのと、変形性脊椎症で足腰が弱っていることが気になります。
このタイミングでL-アスパラギナーゼを追加した方がいいのか、もう少し今の薬を使い様子を見た方がいいのか、セカンドオピニオンとしてのご意見を伺いたいと思います。
お忙しいところ申し訳ありませんが、アドバイスよろしくお願いいたします。

樋口 高裕先生(樋口動物病院)からの回答

grlcさんへ
さぞご心配のことでしょう。
実は、私のワンコ(当時12歳のミニチュアダックス)も悪性リンパ腫で、治療には苦労しました。同様に、COP療法ではじめましたが、発熱したり、貧血がひどくなったりと、2年間戦いました。現在は、まったく元気にしております。
もちろん、L-アスパラギナーゼも使用しました。ワンちゃんにより効果や副作用はさまざまでしょうが、優れた薬剤です。
複数回使用の場合、アレルギー反応を起こすことがあるので、抗ヒスタミン剤を併用することにより、それを予防・軽減できます。
リンパ腫は、その病態・進行度により、投薬プログラムが確立されており、寛解率も現在では非常に向上しております。
やらないで後悔するよりは、病気と闘う姿勢が大事だと思います。
主治医の先生とよくご相談されながら、納得の上で、病気と戦ってもらいたいです。
どうか、くれぐれもお大事にしてくださいませ。

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相談内容:リンパ腫の抗がん剤治療について

飼い主からの相談

相談者:愛知県 grlcさん
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させて頂きます。ゴールデンレトリバー12歳です。
今年の2月に多中心型悪性リンパ腫(悪性度は高~中程度)と診断され抗がん剤治療を初めました。
年齢的な負担を考えマイルドなCOPプログラムで治療を進めてきました。
一回目のピンクリスチン投与で顎の下のシコリは小さくなり治療後3ヶ月間はほぼ寛解状態でしたが治療の間隔を毎週から隔週に変えてすぐに再発してしまいました。
主治医と相談してドキャ泣rシン投与しましたが、最初の一週間はシコリは少し小さくなったものの2週目後半からまた元の大きさに戻ってしまいました。
主治医からは、このままCHOPプログラムで治療するとの説明を受けましたが、ちょうど同じ症状で腫瘍専門の病院で治療している知人に訪ねたところ、そのわんちゃんはドキャ泣rシンが効き目がなかったため治療をレスキューに切り替えL-アスパラギナーゼとロムスチンを使用したと伺いました。その方法でシコリは小さくなったようです。
主治医にそのことを話したところ、当院ではロムスチンの取り扱いはなくL-アスパラギナーゼも今はあまりお薦めできないとのことでした。
今まで副作用もなく上手くいっていた治療が急変し、どうしたらいいのか動揺しています。
信頼している主治医ですが腫瘍専門医ではないので、ここでセカンドオピニオンを求めるべきなのか迷っています。
愛犬の負担を考えれば知らない病院に行くより慣れ親しんだ先生に診て頂くのが一番なのですが...。
また再発したと同時に持病の変形性脊椎症も悪化し、本犬はリンパ腫よりもそちらの方が辛そうです。
後ろ足の弱り(変形性脊椎症)は抗がん剤またはステロイドの副作用でしょうか?それとも再発が関係しているのでしょうか?
幾つかご質問させて頂きましたが、どうかアドバイスをよろしくお願いいたします。

杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

はじめまして。
リンパ腫は治療しなければ3ヶ月で死亡する病気ですから、COPを行い3ヶ月寛解状態が維持できたのは良かったのではないでしょうか。
その上で、どこかで寛解が終わるので、その先の治療を何にするかは悩ましいところです。ドキソルビシン(ですよね?)を使ったり、レスキュープロトコールに切り替えたり色々なやり方があります。
ちなみにレスキュープロトコールというのはCOPやCHOPと比べて「イイ治療」というわけではありません。第一選択にされることがない治療で、通常COPやCHOPと比べて寛解率が低かったり、副作用がそれなりに強かったりします。その上でそれらの薬を選択せざるをえない場合に選択する方法です。
現時点での体調、ご家族の考え方、獣医師の経験などによって選択する抗癌剤は変わってきます。もちろん本当の「腫瘍専門医」が行う治療と一時診療を行う獣医師が行う治療は、人間の病院でも専門性がわかれているように違いがあります。
書かれている病院では扱っていないロムスチンの治療について興味があれば、かかりつけの先生にお願いして腫瘍専門病院を紹介してもらうのはどうでしょうか。ちゃんとした腫瘍専門医であれば紹介元の先生ときちんとコミュニケーションを取り、最適な治療が受けられるようにしてくれると思いますし、紹介元の(もともとかかっていた病院の)先生も、それを躊躇する理由はないのではないでしょうか。
問題はリンパ腫が落ち着いていても変形性脊椎症のほうが痛みがあるとのことですので、この辺りはその程度や原因、リンパ腫の状態等によってどういう治療をしていくのか、どちらを優先するのかが変わってきます。これについてもかかりつけの先生とよく相談し、何を最優先して治療を受けさせるのか、今後どうして行きたいのかを考えておいたほうがいいでしょう。

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相談内容:椎間板ヘルニアの治療について。

飼い主からの相談

相談者:奈良県 甘党まろんさん
6月初めの頃より抱きかかえたり、背中や腰を触るとキャンと悲鳴をあげるようになりました。血液検査は異常無し。レントゲンを撮りましたが1ヵ所に変形性脊椎症?(丁度あばら骨がなくなる位置)があるがCTを撮れば他に椎間板ヘルニアもあるかもといわれましたが、そこまでの検査は今のところ必要もなく投薬治療で様子をみましょうとのこと。プレドニゾロンとビタミン剤を1日1錠で本日に至っております。プレドニゾロンは長期間の服用が出来ないらしく、ゆくゆくは弱い薬に切り替えていくみたいで1錠から半錠、半錠から1/4錠、1/4を1日おきにしたりするように指示が出ています。痛みも良くなっていく様子もなく、薬を1日おきにした時は、じっとしていても痛いようでハウスのすみでうずくまっています。後脚も先月に比べるとフラフラです。このまま投薬治療でいいのか、それとも一歩進んだ検査で手術をした方が良いのか…愛犬の千鳥足や悲鳴を聞くたび思い悩んでしまいます。現在の様子は後脚は酔っ払いの千鳥足みたいです。よくつまずく。自力で排便、排尿は可能。ふらつきながらも片足を上げて排尿します。排尿時、片足を上げた時や、どこかに腰がふれた時、方向転換、ゴロッと寝転んだ時には痛いのかキャンと悲鳴をあげます。可哀想でなりません。もっと酷くなる前に手をうった方が良いのか、このまま投薬治療でいいのか色んなお考えがあるかと思いますが…いかがなものでしょうか。

橋本 祥男先生(シンシア・ペットクリニック)からの回答


当院では、痛みが有っても足のふらつきなどが無いケースでは、
投薬で様子を見ますが、
歩行に問題があるケースでは積極的な治療を勧めています。
実際に拝見しないと正確な診断は無理ですが、
グレープちゃんのケースでは、
治療後の反応も悪く、長期化しているので、
脊髄造影検査を実施して、ヘルニアの手術を検討する方が、
適切なように思います。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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