【犬の病気】肺炎が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

肺炎が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:突然の呼吸困難について

飼い主からの相談

相談者:宮城県 エンドウ豆さん
現在10ヶ月のフレブル、ブリンドル男の子です。
体重は6.8キロ、小柄です。
3ヶ月でペットショップから迎え入れましたが
吐出の繰り返しでかかりつけ受診、食道肥大の症状があり、胃にガスが溜まりやすく、肺炎を併発したりと色々あり短頭種気道症候群と診断はされています。
その後は隔週通院、現在は2週間に一度の通院です。
7ヶ月頃より突然呼吸困難になり意識を失い窒息状態におちいります。失禁しながら倒れます。
その度に横腹を叩き、口を開け、舌を引っ張ったりしてなんとか回復しています。
この8月は3度そのような事がありました。
たまたま受診日だった日には少し興奮していたような感じだったけれど、受診後車に乗せようと抱いたところ呼吸ができなくなり窒息してしまい急いで処置してもらいましたが、回復までに2時間くらいかかりました。
咳や喉に何か引っかかっているような感じで吐きたいのに吐けず、それが詰まったような時にこの症状になります。
手てさわると顎下が分厚いような気がします。
てんかんではなさそうです。
生後4ヶ月頃より、ガスモチン、ネオフィリン、プレドニゾロン
ビオフェルミンを処方、1日2回飲んでいます。
突然起こる事(在宅の時)が幸いしていますが
、もし不在時に起こってしまうと助けようがなくとても心配です。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんわ。
生後間もないのに、重たい症状でさぞかしご心配かと思います。
さて、短頭種気道症候群とのことですが、ワンちゃんを拝見していないので確実な事は言えないことをご了承頂けたら幸いです。
今回は「失神」というキーワードについて少しアドバイスさせて頂きたいと思います。
失神というのは、てんかんのような「発作」とは異なり、脳に血液や酸素が行き渡らなくて生じます。
すなわち、今回の失神は、短頭種気道症候群で酸素の取り込みが悪く、失神していると考えられます。
お伺いするに現状は内服薬での対処をされているようですが、ここまでくると外科的な処置が必要なのではないでしょうか?
特に、外鼻孔狭窄や軟口蓋過長症、喉頭虚脱などがそれに該当すると思います。
一度、呼吸器を専門的に見ている施設に早めに紹介して頂くことを推奨します。
時間が経てば経つほど悪化すると、セミナーで勉強した記憶があります。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:熱が出て元気が無くCRPが6.9

飼い主からの相談

相談者:東京都 ぱるままさん
トイプードル雄5歳です。
8/14の朝起きてきた時は元気だったのですが、短い朝のお散歩の後から食事も取らずベッド(私のベッドで邪魔されず落ち着くようです。)にずっと行っていました。たまにそう言うこともあるので夕方のお散歩で元気になるかと様子をみていましたが散歩も歩きたくなさそうで早々に帰宅。その後もソファーで寄りかかるようにしていたり、ベッドで伏せのような体勢で寝ていたり(通常はへそ天や横寝でリラックスしていますが、横寝にさせてもすぐに嫌なようですぐに起き上がって伏せに戻っていました。)とどうみても元気がない様子で、その夜も食事は欲しがりませんでした。一晩寝たら大丈夫かと思っていましたが、次の日も同じように目が潤んだ感じでだるそうだったので、その日の午後に受診(かかりつけ以外)。血液検査(白血球正常)とレントゲン撮影(心臓と肺)をしましたが、特に異常が見つからず41.5度の熱はありましたが点滴と抗生剤の薬を入れてもらい帰宅。その夜は少し元気な感じが戻って食事もいつもの半分くらいは食べました。
今日8/16は薬も入れたし元気になっただろうと期待しましたが、やはり朝は昨日よりは良さそうでしたがまだだるい感じと歩く時ふらつくようなそぶりもあったので、連日にはなりますが今日はかかりつけ医に受診。体温39.1度。血液検査も昨日しなかったCRPを測ったところ6.9と出て、理由はわからないけどなんらかの炎症が起きているのだろうとの診断でした。特に今日は処置はなく明後日までにまだ体調が戻らないようであればまた来てCRPを測ってみましょうとのことでした。
元々保護犬で2歳弱で貰い受けた、とても穏やかな男の子(去勢なし)です。後ろ足は伸ばし切った感じで歩き、時々は右足を上げたまま3本で歩いたりと少し奇形なのかなと思います。(両膝パテラ)
今日の先生は先天性の免疫疾患などや腫瘍などの可能性もあるかもと言われとても心配しています。(血液検査からは判断できないが)
今までもたまーに大好きな散歩を歩かない日など(天候などの理由でなく)はあったことはありますが、通常次の日には元気になっていたので「何か嫌なことあって演技かな?」と思う時もありましたが、家でもぐったりしているのは初めてです。
既往症:右前足骨折(全身麻酔で手術・プレート装着)2020年冬
歯周病(全身麻酔で犬歯・奥歯をのぞいて抜歯)2023年1月
どうぞよろしくお願いします。

早乙女 真智子先生(マリーナ 街の動物病院)からの回答

こんにちは
私としましては 直接診ておりませんので確実なことは言えないのが現実です
かかりつけの先生の再受診までは先生の方針に従うべきかと考えます
それまでにお具合が悪化するようでしたら 我慢させずに別の病院受診し 今までの経緯とお薬情報をお伝えされた方が良いでしょう
お大事になさってくださいね。

早乙女 真智子先生(マリーナ 街の動物病院)からの回答

こんにちは
お具合が悪いととても心配ですね
今年のこの暑さは異常です
早朝や夜中の散歩でも蒸し暑さが辛いです
当院でも昨日から同じような子が入院しておりますが 熱中症からの軽い肺炎を起こしています
息遣いも気になるようですし 肺のレントゲン+エコーも診て頂くと良いかもしれません
早い快復を祈ります
お大事になさってくださいね

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相談内容:特発性免疫介在性多発性関節炎

飼い主からの相談

相談者:埼玉県 ぱちろうさん
先週の水曜日病院へ行き診察。
そつ二日前から食欲不振で元気がなくなり様子を見ていましたが、いよいよ病院へ連れていくことになり、行ったところ39.6度の発熱と白血球の大幅な減少(2500くらい)がみられcrpが9.7とのことで入院となりました。
その後抗生剤投与していただいて、検査をしてもらったところ、特発性免疫介在性多発性関節炎の疑いとのこと、リウマチ等ほかの免疫系の病気の可能性もあるので外注検査も引き続きやっていただいているところです。
昨晩よりステロイドの投薬を始めたとのことですが、今日夕方の面会に行ったところ、さらに体調悪くなってる様子で、ご飯も全く食べれてない状態が継続していて酷く痩せてしまってます。
熱は38.6度までは下がったようです。
Crpの値はかわらず9.6です。
色々ネットの情報や医者の話を聞いて様々な憶測をしてしまい、更に痩せ細った姿、元気のない姿を見てしまうとネガティブな思いしか沸いてこないのですが、状態の改善は見込めるのでしょうか?

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

連絡ありがとうございます。
気持ち悪くてヨダレが出ているということであれば、関節炎というより胃腸炎などの方が考えやすい気もします。
嘔吐や下痢が無いため、除外したということなのかもしれませんが、そういうことになると、歩行困難などが無いため、関節炎も除外されるべきなのかもしれません。
除外してはいけないような疾患があるような気がしなくもないです。
例えば
・壊死性髄膜脳炎などの脳疾患
・生殖器疾患(避妊手術をしていれば除外かもしれません)
・椎間板ヘルニアなどの脊髄疾患
・胃腸炎
・扁桃炎など咽頭部の疾患
・異物の誤飲
などでしょうか。他にもあるかもしれませんが。
ヨダレを飲み込んで誤嚥性肺炎というのは理論的に可能性はありますが、現実的に生じえるものかどうかはやや疑問です。もともと喉や気道などに問題があった可能性もあるのかもしれません。あくまで可能性ですが。
ただ、上記で述べたような疾患であったとしてもステロイド剤の投与という方針で大きな間違いはありません。今はステロイド剤の効果が出るのを期待するしかないのかもしれません。
(誤嚥性肺炎がある場合、ステロイド剤の投与は良いかどうかはまた疑問があります。感染性の肺炎であった場合は逆効果になる可能性も視野に入れる必要があるのかもしれません。)
(異物の誤飲については散歩中に木の枝などを食べる可能性があれば要注意となります。レントゲンなどでも発見が難しいこともあります。)

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
関節液の検査というのは結構なことなのですが、症状が合っているかが重要となります。
歩行異常や起立困難などの運動器症状があったのでしょうか。まれにそういう症状が出ないこともあるかもしれませんが、誤嚥性肺炎の併発となると、本当にその診断で正しいのか疑わしい感じもあります。
反対に誤嚥性肺炎になったため、関節炎を引き起こしている(反応性多発性関節炎)という方が考えやすいのかもしれません。
要は大元となる原疾患が免疫介在性多発性関節炎でよいのかということです。免疫介在性多発性関節炎であれば、ステロイドを中心とした治療で進めるしかありません。
炎症反応が強く出ている間は食欲が出ないことは仕方ありません。しかし、食欲がないのに誤嚥性肺炎というのも、なんだか腑に落ちません。誤嚥性肺炎というのは一般的に食べたものを吐き出したときに発症するので、食べてない時になるものではありません。
大きな総合病院に行くべきかどうかはなんとも言えません。基本的には治療の途中で転院することは推奨しにくいものです。検査や治療などが振り出しに戻ってしまい、余計に費用と時間がかかることが多くあります。ただ、明らかに間違えた方針で治療が進んでいる場合はそうもいっていられないこともあります。
今のところ、免疫介在性多発性関節炎であれば間違えた方針ではなさそうですが、果たして、本当にそうなのかはよく分かりません。おそらくではありますが、除外診断をしたうえで、そのような診断となった可能性もあるのかもしれません。
また、本当に良くなるかどうかについても回答できません。これも一般的には免疫介在性多発性関節炎は命に直結する病気ではありませんが、糸球体腎炎など他の病気を併発していた場合は危険性が高まることはあります。(誤嚥性肺炎を併発するというのはあまりききませんが、それだけ重篤な状態という説明であれば、そうなのかもしれません)
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
特発性免疫介在性多発性関節炎であったとした場合ですが、免疫が関与している疾病ですので、ステロイドがよく効くことが多いかと思います。反対にステロイドで改善しない場合は免疫介在性の疾患である可能性はやや低くなります。
関節炎の症状としては、「立ち上がるのが困難だが、立つことができれば歩行はそれなりにできる」というのがポイントになります。食欲不振で元気がないというだけでは、あらゆる病気が対象となりますので、関節炎と断定するには弱いような気がします。
ただ、高熱でCRP値が高い場合にステロイドを使用していくことは間違いではないと思います。まだ年齢も若いので、良くなってくれるとは思いますが、治療の反応を慎重にみていくべきですね。
また、免疫介在性の病気は長く薬を飲んでいく必要があることも多々あります。なので、一度良くなったとしても、薬をやめると再発するようなことが考えられます。長く付き合っていく覚悟もいるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:軽度ヘルニアのはずが

飼い主からの相談

相談者:奈良県 tomo_sanさん
6月7日の朝 部屋の中を走り回った後 腰が痛かったのか座り込んで動かなくなりました ヘルニアかと思い受診したところ 麻痺等はなくヘルニアだとしても軽度でしょうとのことで痛み止めと胃薬を出していただき帰宅しました その頃お昼から息が荒くなり朝よりも痛そうだったので病院に電話したところ気になるようなら受診してくださいとのことでした 見ていただいてるうちにどんどん息が荒くなっていき 酸素室で預かりますということになりました 翌日は仕事だったので夕方面会に行くと鎮静をかけているので腰はふらついていますとのこと 呼吸も安定していないので退院は難しいと言われて もう1日預かることになり帰宅 その夜11時ごろに電話があり 呼吸レベルが保てないので気管挿管しますとのことでした あれよあれよというまのことで慌てて病院に向かいました 医師の説明によると夕方軽い肺炎が見られたとのこと 面会に行った時の医師は何も入ってなかったのでびっくりしました その後興奮が抑えられず再び嘔吐し呼吸が継続しにくくなり気管挿管しました その際にも嘔吐があり肺にはいったと 誤嚥性肺炎であるとのことでした 水曜日の午後に面会に行き説明をうけましたが 集中治療室で眠ってる状態でした 木曜日の朝の電話によるせつめいでは朝方状態が良くなかったが今は持ち直してますとのことでした 夕方面会に行った時のせつめいでは血圧脈拍血中酸素濃度は異常がなくおしっこも出ています 二酸化炭素も溜まっていませんが 肺の膨らみが悪くて酸素濃度が上がらないとのことでした 今日で4日目になりますがこの先のことが全然わかりません どうなっていくのでしょうか 治療をやめて連れて帰ってやった方がいいのでしょうか 御回答お願いします🙇‍♀️

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

良い方向に向かってくれると良いですね。50%というとまだまだシビアな状況ですが、まだ若いので本人の生命力に期待しましょう。
ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
なかなかつらい状況であるように思えます。
気管挿管であったり、誤嚥性肺炎であったり、厳しいワードが並んでいますね。
結局、何の病気かもわかっていない状況でしょうか?
候補としては
①脊髄軟化症
②壊死性髄膜脳炎
③腫瘍性疾患
などでしょうか。
①であれば、劇症でありヘルニアの延長のようなものです。急激に状態が悪くなっていく可能性はあります。それほど確率は高くないですが、もし脊髄軟化症であれば、打つ手がほぼないかもしれません。
②であれば、ステロイドなどの治療に反応する可能性はありますが、良くなるか、ならないか50%くらいの確率となります。助からないケースも多々あるイメージです。ただ、痛がったりするようなものではないので、そこが合わないかもしれません。
③よくわからない状況に陥っていくときは腫瘍を常に疑わないといけません。ただ、腫瘍にしては年齢が若いことと、劇症すぎるような気がするため、可能性は低めだと思います。
あとは、鎮静をかけているというのが少し気になりました。個体差により、鎮静効果が強く出過ぎてしまうことがあるので、それにより副作用として呼吸が不安定になったり、嘔吐が出たり、誤嚥性肺炎につながってしまった可能性も否定はできません。
とにも、懸命に治療をされていることは伝わってきます。良い方向に向かうと良いのですが、あまり期待はできないのかもしれません。正直、酸素濃度が上がらないというのは、かなり致命的です。
治療をやめるか続けるかは飼い主様次第ですが、率直に、回復する可能性を聞いてみるしかありません。例えばそれで、30%程度だと伝えられたときに、どうされるかという問題です。完全に私のイメージですが、10%程度の回復の見込みかもしれません。もちろん0%ではありませんが。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:愛犬の最後の時間について

飼い主からの相談

相談者:愛媛県 クーさん
長文にて失礼いたします。
既に天国へ旅立ってしまった愛犬のことで大変申し訳ございません。愛犬の最後の状況について、先生方にお伺いしたいと思い投稿させていただきました。
先日9/11(土)の朝、愛犬クーは誕生日を目前にし、18才と11ケ月で天国へ旅立ちました。クーは、この1年3か月ほど寝たきりの状態でしたが、体調が良くなったり悪くなったりを繰り返しつつ、様々な病状が出る度に乗り越え復活し、最後の最後まで頑張ってくれました。
寝たきりになってから今までの病状は以下の通りです。
2020.6 前提疾患を発症。
   →薬であまり改善見られず。左側を下に寝たきりになる。
   →ハーネスをつけて歩く。オシッコ・うんちは外で。
2021.7~9 マラセチア皮膚炎・ニキビダニ発症。
     全身脱毛、かさぶただらけに。
     ハーネスをつけると流血するため、オムツへ切替え。
   →薬がよく効き、どちらの皮膚病も完治!
    しかし、本当の寝たきりに・・・
2020.10 床ずれ発症。
   →長くかかったがワセリン療法・マッサージ等で完治!
2021.5 夜鳴きのひどい日が数日間続く。夜眠れていない。
   →いよいよ鎮静剤使用。→数回使用後、夜鳴き治まる!
2021.7 血尿出る。同じ姿勢で寝たきりのため内臓に負担。
   →点滴・注射・薬で治まる。
寝たきりになってからも比較的食欲旺盛で、体重をそこまで落とすことなく最後まで頑張りました。時々食欲のない時もありましたが、流動食に切り替え対応しました。寝つく前や夜中に「スンスン」鳴く時間もありましたが、私たち家族を大きく困らせるようなことはありませんでした。
先生方にお伺いしたいのは、クーの最後の数日についてです。私の判断が間違っていたために苦しい時間を過ごさせてしまったのではないか、正しいタイミングで病院へ行っていればもう少し命を伸ばしてやることができたのではないか・・・、今さらだとわかってはいるのですが、大きな後悔の念に苛まれております。
以下、最後の数日の様子になります。
2021.8.30~ 食欲が落ちる→流動食へ切り替え。鼻水・目ヤニ増える。
2021.9.3~ 下痢が続く→薬。よだれが茶色い、口から臭いがする。
2021.9.8(水) オシッコがポタポタ出ている。
      「スンスン」「ワンワン」タイム長い。
2021.9.9(木) 血便出る。
      お尻が緩んでいるのか少しずつたれるように出る。
      後ろ足が異常に冷たい→カイロ・毛布で温める。
【病院】脱水気味。様々な臓器弱ってきている。
    点滴2本(水分等)・注射2本(下痢止等)。
  →点滴数日持つので9/13(月)に再診。水分しっかりやること。
  →仕事の都合と心配により、再診を早めの9/11(土)PMにして
   もらう。
2021.9.10(金) 血便続く。
  日中:ずっと寝ていた。水分は少しずつ取れている。
  夜:腹式呼吸している様子。鼻の穴を開いて呼吸している。
  夜中:水分あまり取れなくなる。
     透明のどろっとしたよだれがたくさん出ている。
     後ろ足、壊死!?触ると肉球の表面や毛がズルリと
     むけ、足の所々黒く変色、臭いもあり。
2021.9.11(土)
  5:00 歯ぎしりをし、歯をガチガチし、少しひきつける
    →すぐに戻る。
  7:00 数口水分を取る。
     その後、ハァハァとなり、ヒックヒックとしゃっくりの
     ような呼吸が続く。口びる・舌にチアノーゼ出る。
    →体をマッサージし続ける→しばらくして復活!!
  9:00 再びヒックヒックとしゃっくりのような呼吸始まり、
     チアノーゼ出る。
    →体をマッサージし続ける。
 9:40頃 息が止まっていることに気づく。
血便が出始めからの最後の3日間、とても苦しい思いをさせたのではないかと、今でもとても胸が痛みます。
9/10(金)の日中、ずっと寝ていたクーはたれるような血便が続いていました。夜、調子が悪くなる前に、日中のうちに、病院へ連れて行っていたら、もう少し命が伸びたのではないか、苦しい状態を楽にしてやることができたのではないかと後悔しきりです。(こちらでは、夜中まで対応してくれる動物病院はないので、日中のうちの判断が大切だったと・・・)
9/9(木)に病院へ行った際、先生から9/13(月)の再診と言われたことで、そこまで悪くないのかと少し安心してしまったのかもしれません。また、常にできるだけ大嫌いな病院へ連れて行きたくないという思いもあり、さらに判断が遅れていたと思います。
先生方にお伺いしたいのは、9/10(金)夜からの症状について、犬にとってはどのような状態であったのか、本当のところをお教えいただきたいと思います。
1)腹式呼吸をしている。
 →犬の腹式呼吸は危険な状態だったのか?息苦しかったのか?
 →病院で酸素療法等対処してもらっていたら楽になっていたか?
2)よだれが多くなったこと。
 →よだれが増えるのは何かしらのサインだったのか?
3)後ろ足の壊死について。
 →数日で壊死することがあるのか?
 →9/9(木)辺りから後ろ足が異常に冷たくなり、カイロと毛布で
  温めたが、それが壊死につながったのか?
 →痛くなかったのか?
4)チアノーゼが出た時。
 →すぐに病院へ連れて行っていれば対処できたのか?
犬の状態を実際に診ないことにはわからないかもしれませんが、一般的に上記のような症状が出ていた場合、犬にとってどのような状況だったのか、本当のところをお教えいただければと思います。
病院へ連れて行っていたとしても、クーが旅立つ時を決めていたのであれば、引き留めることはできなかったと思いますが、「苦しいよ」というサインを見逃していたのだとすれば、本当にかわいそうなことをしてしまったと思います。
9/11(土)の朝、クーは仕事のある主人と学校のある上の娘を見送った後、さらに、通常であれば学校の予定だった下の娘がコロナ対応のため在宅しており、私一人で見送らずに済むようにしてくれ、旅立ちました。最後は息が止まったことに気付かなかったほど、ふっと旅立ちました。
長々と長文にて失礼いたしました。お忙しいところ、これだけの長文を読んで下さった先生に感謝いたします。最後の状況について、お教えいただけましたら幸いです。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
1)腹式呼吸というのは我々でいう努力性の呼吸かもしれません。もちろん安全な状態とはいえません。息苦しかったり、しんどい感じはあったはずです。酸素療法で対処していれば楽になっていたかということについてはかなり否定的です。酸素投与が有効なのは呼吸器系の疾患のみと考えた方がよいです。肺炎や肺水腫、気管喘息などでしょうか。今回はおそらく多臓器不全という状況かと思いますので、酸素の投与はあまり意味がありません。
2)よだれが多くなることは何かのサインであることは間違いありません。ただ、よだれが出る要因は非常に多いので、それだけでの判断は不可能です。緊張、興奮、痛み、口腔内の問題、腎機能の低下、脱水症状、高熱、腫瘍性疾患など、多岐にわたります。よだれが出ているから、それ自体が危険というわけではありませんが、何かはあったものと考えられます。
3)後ろ足の壊死は数日でなる可能性は十分にあります。ただ、寝たきりになったときから壊死していくことは考えられる状況です。数日でなったかどうかはわかりません。後肢の壊死は心機能の低下もあり得ます。心臓から遠い場所に血液が行き届かなくなるということです。カイロなどで温めたことが壊死につながるということはまずあり得ません。(低温やけどであれば話は別ですが)痛みに関してはあったかもしれません。でもそれは仕方のないことです。
4)チアノーゼが出た時にすぐに病院に連れていけば対処はできたかというのは明確にNOだと思います。さすがに限界というものはあります。ほとんどの場合、亡くなる前にチアノーゼという状態になります。生命の最期として自然なことなのです。
以上になります。
19歳近くまで生きてくれて、そんなに長く飼い主様に愛されたことは素晴らしく幸せなことかと思います。
後悔することはありません。最期に苦しんだりしてしまうことは仕方のないことです。かわいそうなことをしてしまったとは思わずに、、、「ごめんね」ではなく「ありがとう」と感謝の気持ちを抱くようにしてみてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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どうぞよろしくお願いいたします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

そうですね。
愛犬の抜け毛は、生きている時はただの毛埃ですが・・・
今となっては愛おしい置き土産で有り、宝物ですね。
これからも、あれ!こんなところにもあったのか!と、言う発見がありますよ。
そうして、いつまでも楽しい思い出に気付かされつづけます。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

全ての色が景色から抜けてしまって苦しい中、私にまでお言葉を頂き恐縮です。
おそらくペットロスにはなると思います。
物の本ではペットロスにならない方法とか、乗り越えるには・・・と書かれていますが、私はそう思いません。
大切な子を失ったわけですから思いっきり悲しむのが当たり前で、乗り越える物ではありません。
子を失った親に早く忘れるように乗り越えるように薦める方はいませんよね。
ペットでも同じです。今は思い切り泣きましょう。クーちゃんの霊位とともに生きていきましょう。
良かれと思って心ないことを言う方もいますが、私達のことが判らないだけなので無視しましょう。
そしていつの日か少しずつ景色に色が戻ります。
さあ一緒に頑張って生きていきましょう。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

私は解答ではありませんが、飼主様の文章を拝読して心が動かされました。
18年と11ヶ月連れ添った相棒に先立たれたのですね。
飼主の愛が判っているからこそ、クーちゃんも1分でも一秒でも長く一緒に居たくて頑張ったのだと思います。
最後の時に動物病院に行かずに飼主とワンちゃんと水入らずで大切な時を過ごせたことはクーちゃんにとって幸いな事だったのではないでしょうか。
死の時間は苦しい物ですが、最愛の飼主に寄り添って逝ったのでしょうから、寂しくはなかったことでしょう。
私も栗尾先生の仰っていること全て賛成です。飼主の方の選択に何一つ間違えはございません。素晴らしい19年間だったのではないでしょうか。
クーちゃんは素晴らしい飼主と縁を結ばれたのだと思います。
クーちゃんはしばらくは虹の橋を渡らずに飼主のことを見守っていることでしょう。
どんなに手を尽くしても後悔はする物です。とても今はクーちゃんに感謝する余裕はないと思います。自分の体の半分が持って行かれた気持ちかもしれません。今は辛い悲しみの中にいらっしゃるのでしょうが、いつか愛犬に19年間の素晴らしい時を一緒に刻めて有り難うと言える日が来ます。
決して体を壊さないようにご自愛下さい。クーちゃんを悲しませないようにご自身の健康に留意して菩提を弔って下さい。
私の愛犬も今年誕生日の直前に亡くなりました。その事を思い出し、思わず書かずにはいられなくなりました。
本当に大変でしたね。頑張りましたね。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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 執筆者プロフィール
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