ティーカッププードルの子犬はずんぐりむっくり

ティーカッププードルは成犬になっても体重2kg未満、体高25cm以下の特別小さなトイプードルです。子犬は生後3カ月で800g未満、生後6カ月で1,450g前後、生後11カ月で1,500g前後と言われています。
ティーカップサイズかどうか見極められるのは生後6カ月あたり。成長がいったん落ち着くので、成犬になった時のサイズが予測できます。

小型犬にはドワーフタイプ(ずんぐりむっくり、胴の長さに比べて足が短い)とバンビタイプ(足が細長く、子鹿のようなスリムな印象)がありますが、ティーカッププードルはドワーフタイプが多いようです。
垂れた耳は小さく、鼻や口もこじんまりとしていて、首も短く見えます。
子犬を選ぶときは、目や耳などの健康チェックの他に、抱き上げたときにずっしりとした重みを感じる子犬がいいでしょう。

トイプードルと同じく、陽気で遊び好き。人を見るとしっぽを振りながら寄ってくる、愛嬌のある性格です。

気をつけたい子犬の食事&ケア

子犬は生後6か月くらいまで急速に成長します。フードは1日3~4回に分けて与え、高カロリーで吸収率のいいものを選びます。糞の状態・量をチェックしながら、フードが合っているか、アレルギーがないか確認してください。

ティーカッププードル最大の魅力である被毛のお手入れは欠かせません。柔らかくてカールした毛は、ブラッシングしないと毛玉ができてしまいます。毛玉ができると、解くために毛を引っ張り皮膚に負担を掛けるので、ブラッシングは毎日欠かさずしてあげましょう。

トリミングをするのは生後4カ月を過ぎてから。プードルは毛が完全に生えそろって色が定着するまで約2年かかります。豊富なカットスタイルがプードルの魅力のひとつですが、まずはパピーカットからスタートし、毛を伸ばしながらスタイルを考えていきましょう。

子犬は病気にかかりやすい! ワクチンは欠かさずに

子犬は体力がなく、感染症にかかると命を落とす危険があります。衛生管理をしっかりすると同時に、ワクチンも欠かさず接種してください。ワクチンは2種類あります。

・コアワクチン:死亡率が高い感染症や人獣共通感染症に対するワクチン(ジステンパー、犬パルボウイルス感染症、犬伝染性肝炎、狂犬病に対するワクチン)
・ノンコアワクチン:受けておくことが望ましいとされるワクチン(パラインフルエンザウイルス感染症、レプトスピラ病、コロナウイルス感染症など)

公衆衛生、感染したときのリスク、人の安全・健康を考えて、子犬の体調がいい時に、獣医師と相談しながら接種しましょう。

・狂犬病予防接種:生後91日以降に接種。1年に1回接種が義務
・混合ワクチン接種:生後2か月くらいに1回目、生後3か月くらいに2回目を接種。その後はワクチンの内容を検討しつつ年1回程度接種

いつ、どんなワクチンを接種したのか、接種後の体調はどうかなど、健康手帳を作って管理すると安心です。

まとめ

ティーカッププードルの子犬はとても小さくて愛らしさに満ちています。ただ、健康管理やケアは成犬以上に気を付けなければなりません。元気のよさ、便の状態、病気の症状の有無など、毎日細かくチェックしてあげてくださいね。
 執筆者プロフィール
ドッグシッター/小動物看護士です。二人の娘に振り回されながら、記事を書いています。ミシンで子供達の服や布雑貨を作るのが趣味。ダルメシアンを多頭飼いするのが夢です。

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