レスキュードッグ春

所在地

住所:兵庫県神戸市須磨区

保護活動者紹介文

はじめまして 
このたび 日本のペット事情に疑問をもち
少しでもおうちのないワンちゃんのために
幸せ時間を与えたいと思い
この活動をはじめました
飼い主さんから飼育放棄された ワンちゃん
や、ブリーダーさん崩壊現場から のワンちゃん
を里親希望のご家庭に幸せへの橋渡しになればと
活動しております

保護子たちは
動物病院にて

血液検査
フィラリア検査
マイクロチップ
避妊 去勢手術 
歯石除去
混合ワクチン

トリミングなど終えてからの譲渡になります

譲渡が決まるまでの流れ

里親さま事前アンケート
ビデオ通話での面会
ご自宅までのお届け
契約書にサイン

となります

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レスキュードッグ春の里親募集中のペット

どらごんワンコの会

所在地

住所:和歌山県

保護活動者紹介文

放浪している犬や愛護センターから引き出した犬を一時飼育しながら、ずっとのおうちとなる里親さんに繋いでいます。

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どらごんワンコの会の里親募集中のペット

保護活動者情報から、グループサイト『ハグー』里親募集紹介ページへと移動します。 2025年08月11日更新

石松家

所在地

住所:群馬県桐生市

保護活動者紹介文

群馬県桐生市で犬の保護・譲渡活動に取り組んでおります。
「石松家」という名前で県に第二種動物取扱業の届出を提出し活動している、小さな保護団体です。

私は以前、パピーミル(子犬工場)と呼ばれる悪徳ブリーダーの元で勤務しておりました。
そこでは500頭以上の繁殖犬が、ネズミや虫が湧き、空調もなく、太陽の光も当たらない劣悪な環境で暮らしていました。
親犬達は交配と分娩のためだけに生かされ、散歩どころかまともな運動をすることすら叶わず、檻の中で生かされ、そしてひっそりと死んで行きました。
犬達のごはんも、豚の飼料や、安価で仕入れた賞味期限切れのキャットフードが主でした。
このような子犬工場は全国の様々な場所で、関係者以外には知られることなく稼働を続けているのです。

2021年に、長野県松本市で発生した繁殖業者による犬虐待事件はご存じでしょうか。
清掃を十分に行わずに不衛生な環境で飼育して衰弱させたり、病気になったのに適切な措置を取らなかったりして、多数の犬を虐待したとされる事件です。
獣医師の免許がないのに、麻酔をせずに腹部を切開して子犬を産ませるなど、あまりにも惨いと話題になりました。
私が勤務していたパピーミルでは、帝王切開は病院で獣医師に頼んでいましたが、きっとその他の部分は松本市の繁殖業者と大して変わりないだろうと思っています。

かつて犬に携わる仕事に転職したいと考えていた私は何も知らずに就業し、あまりの悲惨さに衝撃を覚え、少しでも環境を良くしたいという思いから働きながら繁殖犬の保護を始めました。
パピーミルのスタッフは日々犬のお世話に尽力しており、良心の呵責に苛まれている者も多いです。
オーナーもまた著しく動物愛護精神が欠如しているだけで。決して悪人というわけでもありません。
問題は複雑で、どこかの誰かを懲らしめれば、哀しい繁殖犬達が救われるという単純なものではないと知りました。

この国のペットビジネスは、繁殖犬達の犠牲の上に成り立っています。
ペットショップの生体販売ばかりが批判されていますが、パピーミルと、そこで生まれた子犬達が出品されるペットオークションというシステムにこそ、命の「大量生産・大量消費」を促す闇が潜んでいるのです。
実際に現場を見るまで、私はそのことを知りませんでした。
ですが知ってしまった以上、行動せずにはいられませんでした。
パピーミルで働きながら、私は余剰犬の搬送ボランティアを始めました。
余剰犬とは、もう加齢や病気で交配に使えなくなり業者にとって価値のなくなったボロボロの繁殖犬や、奇形や遺伝病などの障碍を持って生まれた商品価値のない犬のことです。
オーナーと交渉し余剰犬を手放してもらい、事情を理解し保護してくれる他県の団体に搬送する日々でしたが、それにも限界を感じ、退職後に石松家という名前を掲げ保護活動を始めました。
「保護犬」と聞くと、多くの方が飼い主に虐待された犬や捨てられた犬、多頭飼育崩壊、野犬、迷子犬、愛護センターに収容され殺処分されてしまう犬などを想像します。
まだ、「繁殖犬」や「繁殖引退犬」、「余剰犬」という存在は世間に認知されていないのです。

「アナタの愛犬のお父さんとお母さんは、幸せに暮らしていますか?」

動物の福祉への想いは、人それぞれ皆異なります。
繁殖犬や繁殖猫の福祉を突き詰めれば、必ずブタやウシ、ニワトリなどの畜産、実験動物の問題が絡んできます。
「犬や猫は救うのに、同じ生き物の豚や牛、鶏は殺すのか?」
そう問われた時、どう答えるか。
全ては、命の問題に繋がるのです。
今苦しんでいる犬達を助けるのは当然として、しかしそれだけではいつまで経っても不幸の連鎖は断ち切れません。
10年後、20年後、100年後――未来の世界で生まれて来る子犬達を、地獄のような暮らしを強いられる繁殖犬にさせないために、今、私は若者達や子供達に、「命の現実を知り、考える」ということをしてほしいのです。
そのためにできることは何か?

私は現在、平日は工場勤務、休日は譲渡会やイベントに参加し里親募集や啓発などの活動をしています。
少しでもこの現状を伝え、動物の福祉への興味関心に繋げるため、ひいては動物愛護法改正へと世間にうねりを起こすために、自分で制作したチラシや冊子を配っています。

私が訴えたいのは子供達だけにではありません。
私のように、パピーミルで働いていた元従業員は大勢いるはずですが、彼等からの声はなかなか届いてこないように思います。
しかし、私のような想いを抱いていた人はいるはずです。
その方々が勇気を出して声を上げてくれれば、きっと社会にうねりが生まれると信じています。

私達石松家は、繁殖犬の、保護犬の、そして畜産動物や実験動物、人間も含め全ての命が限りなく苦痛と不自由のない在るべき生を送れる世界を目指し活動しています。
動物の福祉への機運を高め、不幸な命を少しでも減らすために、石松家の活動へのご理解を何卒よろしくお願い致します。

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石松家の里親募集中のペット

保護活動者情報から、グループサイト『ハグー』里親募集紹介ページへと移動します。 2025年08月11日更新
 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。