毎日のブラッシングの効果

チワワは体臭が少なく、室内で飼っていればあまり汚れませんよね。シャンプーの回数が少なくて済む、手がかからない犬種と言われていますが、ブラッシングは毎日必要です。

ブラッシングには被毛の美しさを維持するだけでなく、「健康維持」「リラックス」「服従訓練」という3つの効果が期待できます。

【健康維持】
ブラッシングの大きな役割に「健康維持」が挙げられます。毛についた汚れや寄生虫を除去し、皮膚を刺激することで血行をよくすることができます。
血行がよくなれば、新陳代謝がアップしたり老廃物の排泄が促されたりという効果も期待できます。

【リラックス】
ブラッシングは体にほどよい刺激を与えてくれます。人間がマッサージを受ける感じですね。
スキンシップの時間でもあり、愛犬がリラックスできる時間でもあります。留守がちな飼い主もブラッシングの時間を毎日確保してください。飼い主と触れ合えば愛犬が精神的に満足できますよ。

【服従訓練】
小さくても勇猛果敢で、リーダーになりたい意識がとても強いチワワには、服従訓練が欠かせません。
飼い主がリーダーであり、飼い主の指示に従う、ということを覚えさせないと手が付けられない犬になってしまいます。

ブラッシングをする際に、犬が嫌がりやすい顔やおなか、お尻、足に積極的に触れるようにし、仰向けに寝かせたり、口元を抑えたりするようにしましょう。

相手におなかを見せる、口を掴まれる、首を押さえられる、という行動は「相手に従う意志を示す」ことになります。毎日のブラッシングで確実に教えましょう。

スムースコートチワワ

チワワのなかでも、毛が短いスムースコートはブラッシング不要に思われがち。しかし、スムースコートも毎日ブラッシングしてあげましょう。

獣毛ブラシ、ピンブラシ、のみ取りブラシがおすすめです。ピンブラシはブラシの手入れが楽で、扱いやすいですよ。心地よさを重視するなら獣毛ブラシです。

チワワは皮膚トラブルになりやすい傾向があるので、毎日のブラッシングのときに耳の周辺、腹、足、肛門周辺などに異常がないかチェックしてください。

なお、ブラッシングで力を入れすぎると皮膚を傷付ける可能性があるので注意しましょう。

ロングコートチワワ

ロングコートチワワは、耳の飾り毛、首・胸・足・尾の豊かな被毛が特徴的です。毛玉やもつれ、皮膚炎を予防するためにも、1日1度はブラッシングしましょう。

まず、スリッカーブラシでゴミを取り除き、もつれや毛玉をほぐします。決して引っ張らないようにしてください。

スリッカーブラシが使いにくい場合はピンブラシでもOKです。静電気予防スプレーなどを使うとブラッシングしやすく、毛艶がよくなりますよ。

そして仕上げにコームで毛をすくようにしてください。粗目と細目、両方のコームを使うと、より美しくフワフワに仕上がります。

まとめ

チワワはロング、スムースともに、毎日のブラッシングが欠かせません。
健康維持、リラックス、服従訓練という3つの効果を期待できるブラッシングは、毎日行うことでより強い絆を感じられるでしょう。ブラシにはいろいろな種類があるので、ピンブラシ、スリッカーブラシ、獣毛ブラシ、コームなど、上手に使い分けるようにしてくださいね。
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 執筆者プロフィール
ドッグシッター/小動物看護士です。二人の娘に振り回されながら、記事を書いています。ミシンで子供達の服や布雑貨を作るのが趣味。ダルメシアンを多頭飼いするのが夢です。

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