相談内容:腰の痛みによる排泄方法について
飼い主からの相談
3日前ほどから腰を痛がっており、病院に連れていきました。腰の骨が7本のところ8本ありそれが原因で痛みが出ていると診断され、鎮痛剤をもらいました。毎日お昼頃に飲ませています。夜のおしっこをさせるために散歩や立たせようとしても痛がって鳴いて噛まれます。
おしっこはどうしたらよいのでしょうか。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
とても心配な状況ですね。
恐らく、痛み止めが徐々に効いてくれれば痛みが取れて自力で排泄できるかと思いますが、それまではオムツを使ってみては如何でしょうか?
オムツが嫌であれば、長めのタオルを下腹部に通して介助したり、後ろ足の歩行補助ハーネスを使ったりするのもいいでしょう。
オムツの装着も噛まれる可能性があるので、装着前にエリザベスカラーなので事前に対策をした上で装着しましょう。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:薬の副作用について-リブレラ-
飼い主からの相談
17歳のシニア犬で、先日『変形性脊椎症』と
診断されました。最近、認可された良い薬
(注射:リブレラ)があるから試してみる?
という事だったので打ってもらいました。
効果が出るまで1週間程かかると
聞いていたので気長に待ち、約1週間後。
確かに元気になったように感じますが、
気になるのは副作用です。
従来の薬とは違い、副作用が出にくいそうですが、
リブレラの効果が出始めた辺りから
下痢をしやすくなりました。
薬ですから、何かしら副作用があるのは
仕方ないと思います。
副作用が出にくいとはいえ、
リブレラにはどのような副作用が
あるのでしょうか?教えて下さい。
※また本犬は『変形性脊椎症』の他にも
慢性腎臓病(心臓)含む【リズミナール】
・甲状腺ホルモン低下症【チロタブ】のため
毎日それぞれ薬を飲んでいます。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
リブレラは、最近発売され、日本国内外問わず多く使われている抗体薬です。
抗体薬なので、薬の相互作用や、顕著な副作用の心配がほぼゼロと言っていい、とても使いやすいお薬です。
今回の下痢をしやすくなった、という事象に関しては、個人的にはリブレラの副作用とは思えず、ただ単にタイミングの問題と思いました。
実際に自分で診察を行う中で、この季節の変わり目はお腹を壊す子が多く、もしくは慢性腎臓病の悪化など、何か他に下痢になる要素があるのではないでしょうか?
ご参考になれば幸いです。
相談内容:歩き方がふらつく
飼い主からの相談
4歳トイプードル雄です。
1週間程前から数回、まっすぐ歩けずヨタヨタしてすぐ座り込んでしまうことがあります。朝から食欲がなく、お腹もギュルギュルしてる時に症状が現れるので、胃腸の調子が悪くてお腹が痛かったか以前腰を痛めたことがあったのでまたそれかなって感じの診察でした。ただ症状がすぐよくなる(病院に着く頃にはもう元気いっぱいで、普通に走り回るので、腰を痛めてるとも思えない。食欲もすぐもどりペロッとご飯を食べてるので胃腸の病気なのか?)し、あまりにも繰り返しているので、今日また同じ症状で病院に行き、血液検査と腹部エコー、腰のレントゲン検査してきました。結果はすべて異常なし。少し胃にガスがたまってるかな?って感じで、今はとても元気です。後は脳や神経の病気が疑われるので、大きなところでMRI検査をするかどうかと言われました。費用もかなりかかるし、お盆休みということもあり、とりあえず様子見ることにして帰ってきましたが、やはり早急に検査受けた方がいいでしょうか?他に考えられる病気等はありますか?
画像はヨタヨタしておかしいと思ってすぐ撮影しましたが、この時にはだいぶ歩けてます。少し斜めに歩いては座り込んでいる姿が映っています。
小野寺史也先生(小野寺動物病院(東京))からの回答

4歳トイプードル雄です。
1週間程前から数回、まっすぐ歩けずヨタヨタしてすぐ座り込んでしまうことがあります。朝から食欲がなく、お腹もギュルギュルしてる時に症状が現れるので、胃腸の調子が悪くてお腹が痛かったか以前腰を痛めたことがあったのでまたそれかなって感じの診察でした。
ただ症状がすぐよくなる(病院に着く頃にはもう元気いっぱいで、普通に走り回るので、腰を痛めてるとも思えない。
食欲もすぐもどりペロッとご飯を食べてるので胃腸の病気なのか?)し、あまりにも繰り返しているので、今日また同じ症状で病院に行き、血液検査と腹部エコー、腰のレントゲン検査してきました。結果はすべて異常なし。
少し胃にガスがたまってるかな?って感じで、今はとても元気です。
後は脳や神経の病気が疑われるので、大きなところでMRI検査をするかどうかと言われました。
費用もかなりかかるし、お盆休みということもあり、とりあえず様子見ることにして帰ってきましたが、やはり早急に検査受けた方がいいでしょうか?他に考えられる病気等はありますか?
画像はヨタヨタしておかしいと思ってすぐ撮影しましたが、この時にはだいぶ歩けてます。
少し斜めに歩いては座り込んでいる姿が映っています。
→動画を拝見しました。
動画最初ですでに後ろ足が揃っていて、普通の幅に足を開いていると後ろ足が支えられていないと思いました。また、トボトボとした後ろ足の動き、すぐにおすわりをするなどの行動は主に背中や後ろ足が痛いときの症状です。しばしば見られるのであれば脊髄に対する詳しい検査などが推奨されますが、急を要する様子でもありませんし内科的な対応で様子を見るのも方法かと思います。
ただ、症状が発現するときのほとんどで腹鳴があるのであれば、疝痛、要は腹痛が原因とも思われますので内科的な診断的治療を試みるのも方法です。
回復を願います。
相談内容:肝臓の数値に問題ありとエコーで影
飼い主からの相談
現在9歳のトイプードルの男の子がいます。
夫と共に現在イギリスに居るのですが、3週間ほど前から具合が悪いのです。
最初は夫の両親が別の犬を2週間預かることになり、その犬と一緒に居る時に随分興奮していたそうです。その犬はオスでした。
そして、何か様子がおかしくなり階段の上り下りをしなくなり、どこか痛い様子で、
キュンキュン泣くようになりました。
病院に連れていくと、ヘルニアになっているのでは?と「コルチザン」という薬をもらい
飲ませて様子を見ていたようです。よくならないならMRIを取りに行き、ヘルニアに問題があれば手術したほうがよいかもということでした。
その間食欲はなく、動くと痛い様子で、おしっこも片足を上げずにお座りでしていたとのことです。
夫はセカンドオピニオンをと考え、別の病院に行ったところ、血液検査をしてALA 8 - 1.160 P.A.2. - 678(UI/ml)という数字だったと言います。Enzymes hépatique は肝臓消化酵素の数値と聞き、肝臓が悪いのは「コルチザン」という薬のせいではないかということで、モルフィネ?で痛みをとって
2~3日みたのですが、数値があまり変わらないので、エコーをとったそうです。
そこでいくつか影がみられたというのですが、それが胸と肝臓が押されてる、膵臓 Pancréas
腹膜炎 Péritonite などの単語がでたようです。(夫は外人で日本語は普通に話せますが
専門的な用語のやりとりは彼の説明も私に難しいですが)
手術をして中を見るというようなことも言っているそうです。
現在、トイプードルの男の子は、時々痛い様子ですが、薬でふらふらもしているようです。
いったい何なのか原因も私には卵zできず、可能性のあることをお聞きしたいです。
また、よいいちばんベストな対処法は何なのでしょうか?手術等する前にMRIを取った方がより明確なのか、そんなことをいう間に手術したほうがよいのか・・。
犬がかわいそうでなりません。どうかご経験でご意見を頂けると嬉しいです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

はじめまして。
病状と検査結果、使用している薬とそれに対する反応などがおそらく正しく伝わっていないのではないでしょうか。またところどころ文字化けをしていて性格に内容を把握することができませんが、緊急性がありそうなので返信させて頂きます。
イギリスの動物病院事情がよくわからないということもありますが、個人的にはまず最初に行った病院がそれなりに信頼できるのであれば、毎回違う病院に行かないで同じ病院に何度か行ってはどうでしょうか。違う病院へ行って検査結果から「前の薬が悪い」ということになっては本来の異常が何なのかの判断が難しくなってしまいます。そもそもの異常の治療のために投与した薬であれば、その薬への反応を見ることも最初の病院の獣医師の目的の場合もあります。
次に、検査結果とその解釈について、もしはっきり分からなければきちんとそれも獣医師に確認した方がいいと思います。最初の病院の「ヘルニア疑い」という診断と、2つ目の病院の「血液検査の異常」「モルヒネで痛みが取れない」「エコー検査で影が見られそれが胸と肝臓を押している??」という内容があまりにかけ離れていて想像ができません。
現在の痛みやフラつきがヘルニアからくるもので、それとは別に検査で影が見つかった(影という程度のもので胸や肝臓が押されているとは考えにくいので主粒状のものが見つかったということなのでしょうか)のであれば、「痛みを取りたい」というご家族の希望にそうためには開腹手術は適応外のように感じます。MRIが先でしょう。しかし本当に腹腔内に異常があればそれは放置すれば命にかかわる可能性があり、開腹手術が適応になる可能性があります。
今の症状は何が原因なのか、その他の問題点は何なのか、その中で優先して治療しなければ何なのか。これらをはっきりさせないと、よくわからないまま治療が進んで期待しない結果になってしまうことも考えられます。言葉の問題があるのかもしれませんが、コケちゃんのためにも何とかしっかりコミュニケーションをとっていい方法を見つけてあげてください。
早く良くなることを願っています。
相談内容:環軸椎亜脱臼
飼い主からの相談
昨年5月の日曜日に陣痛が来て、病院で出産できず自家出産で生まれたトイプードルです。生後首のすわりが悪いと思い病院へ行きましたら、2軒めで環軸椎亜脱臼と診断されました。リスク対効果という点で手術は勧められませんでいたが手術したほうが良いのでしょうか?現在は健康で外で走るのが大好きですが、首のふらつきがあり、左後ろ足を少しうかせて走ります。後ろ足が弱いので母犬ほどは飛び上がることは出来ません。段差に気をつけるよう言われておりますので、階段は抱いて上り下りしています。家内が後ろ足を浮かしているのは痛いのではないかということと、痛い手術はさせたくないけど寿命のことを考えるとどうしたものかと悩んでいます。アドバイスをいただけませんでしょうか?
北森 隆士先生(北森ペット病院)からの回答

当院でも、6歳チワワの環軸亜脱臼の子の症例を最近経験した。
その症例は、初めはコルセットで補助し、なんとか
筋肉でささえていましたが、再発(痛みがひどくなりました)しました。そして、再発時に専門医に紹介して、手術で完治しました。
>リスク対効果という点で手術は勧められませんでいたが手術したほうが良いのでしょうか?
この手術の問題は、リスクも無論そうですが、手術を出来る
先生が自体がほとんどいないことなのです。
私の病院のある関東では、数人しかできないと思います。
この回答をした担当の先生は、手術が出来る先生でしょうか?
手術の経験があってそういわれたのかどうかが
重要なポイントだと思います。
私も自身で出来ないのでえらそうには言えないのですが、
当院の症例のとき、手術を立会いで見たのですが、
この手術に慣れた先生ならば、特に問題なく普通に
行うのだな(緩慢な言い方ですみません。良い表現がみあたら
ないもので・・・)と感じました。もっとも、当院の症例は
脱臼のみで骨折がなかったことも幸いでした。骨折を伴っていると、難易度がかなり上がるようです。
私の助言としては、
①CTをとって状況を確認すること
②手術の経験豊富な先生に直接リスクをきくこと
だと思います。
年齢的な違いもあり、またもしかしたら骨折の有無など
当院の症例とは状況が違うかもしれませんが、一度、
担当の先生を介して、専門医にお話を聞いてみてはいかがでしょうか?
お大事にしてください。
ペット保険について

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