ポメラニアンは多頭飼いに向いてるって本当?

ポメラニアンは元々、大勢の犬でそりを引いていた犬種の血を受け継いでいます。そのため、仲間意識があり、自分の生活に他の犬がいることに違和感がありません。協調性があるので、ポメラニアン以外の犬とも上手くやっていけます。

ただし、群れることを嫌う犬種(主にはテリアなど)との多頭飼いは向いておらず、同じポメラニアンやフレンドリーな性格の犬種と相性が良いようです。他の犬種との多頭飼いを考えている場合は、その点を踏まえておきましょう。

ポメラニアンを多頭飼いするメリット

元より群れでの生活が基本だったポメラニアンは、群れでいることで安心感を得られます。1匹で留守番をするよりも、数匹で一緒に遊んでいる方が、ストレスも少なくなるようです。

また、多頭飼いは社会性を自然と身につけられるということが大きなメリットでしょう。犬同士の社会のルールが分かっていると、しつけもしやすい傾向があります。

群れると気が強くなるポメラニアンも

ポメラニアンは気が強い性格で、自分より大きな相手にも強気に立ち向かっていくことがあります。多頭飼いで自分の仲間が増えたと思うと、強くなったような気持ちになり、さらに横暴な態度なることもあるようです。このようなポメラニアンは、依存性が高く、1匹になることに不安を感じるので、群れることに慣れさせすぎないようにしておきましょう。

年齢が近いと飼いやすい

ポメラニアンはフレンドリーなので、どんな犬ともすぐに仲良くなりますが、年齢が近い犬だと、仲良くなるスピードが比較的早いです。ポメラニアンが2歳であれば、他の犬は1~4歳くらいがおすすめ。もちろん、老犬や幼犬とも上手くやっていけますが、少なからずかかるストレスや、身体的な負担を考えると、近い年齢の犬の方が良いでしょう。

また、性別もあまりこだわらなくていいようです。ポメラニアンは気は強いですが、ケンカに発展することはほとんど無いため、オス同士でも問題ありません。

多頭飼いだからこそ気を付けたいしつけについて

ポメラニアンのしつけで大事なのは、無駄吠えをさせないことです。特に多頭飼いは、他の犬の声につられて吠えてしまう傾向があります。ポメラニアンの鳴き声はかん高く、数匹が一気に吠えるため、近隣のトラブルに発展することも。無駄吠えしないように、先住の犬をしっかりとしつけてから、次の犬を迎え入れるようにしましょう。

また、やんちゃで遊びが大好きなポメラニアンは、多頭飼いの場合、家の中で遊んでいるやり方のまま、外でも遊ぼうとすることがあります。一緒に暮らしている犬とはできる遊び方でも、他の犬とも同じようにできるとは限りません。

テンションが高いまま、散歩中の他の犬に向かって行ってしまうと、相手の犬を興奮させてしまうことがあります。散歩中は、なるべく落ち着いた様子を保てるようにしつけましょう。

まとめ

ポメラニアンは、初めて多頭飼いする人にもおすすめの犬種です。無駄吠えしないようしっかりしつけてから、新しい犬を迎えることがポイントですよ。あなたもポメラニアンとの多頭飼い生活を楽しんでみてはいかがですか?
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 執筆者プロフィール
京都でミニチュアダックスと4匹の黒猫と暮らしているフリーライターです。可愛くて生活にかかせないペットたちの情報をお届けしています!

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