【犬の病気】角膜炎が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

角膜炎が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:治らない目の充血

飼い主からの相談

相談者:福岡県 おしおさん
3週間前に右目の白目目頭側に充血を確認。
動物病院を受診し、目の総合検査を行い眼圧等に異常はありませんでした。
黒目に血管が伸びており、細菌感染と診断されました。
皮膚の膿皮症も少し気になると言われ、アポキルと
タリビッド点眼剤、ヒアレイン点眼剤、錠剤の抗生剤を処方され、1週間服用しました。
1週間後には充血はなくなり、目は白くなりました。
念の為動物病院で様子を見てもらい、薬を減らしながら残り1週間様子を見ましょう。とのことで抗生剤1日2回から1日1回に減らし、病院卒業しましょうと言われました。
ですが、最後の1週間薬を服用中に充血が再発しました。
セカンドオピニオンで別の病院を受診しましたが、目を染色して傷も無く、黄色の目やにが出ていたため細菌感染と診断され、同じく抗生剤を処方されました。
目に入っている毛も気になったため抜いてもらいました。
現在は、処方された抗生剤を服用していますが治る様子は見られず今ではもう片方の目を充血してきています。
愛犬の目が心配です。
なぜ治らないのでしょうか。
アドバイスなど、お待ちしております。
追加で質問失礼いたします。
食物アレルギーやエアコン、環境による充血の可能性もあるのでしょうか?
1枚目…初めて動物病院を受診した日(片目のみ充血)
2枚目…1度充血が改善した時
3枚目…再発した現在(両目同じ充血)

浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
繰り返しており心配ですね。
大変申し訳ございませんが、実際の目をみないと何とも言えないように思います。
アレルギーや衛生環境によるところの可能性もゼロではないと思います。
ただし、犬種的には「色素性角膜炎」や、目が大きいことによる「瞬目不全」のようなところから、慢性的な結膜炎を起こしているように思いました。
今一度、毛を含め目に何か当たっていないか、寝ている時に目が閉じきっているか、見てみるとなにかヒントが得られるかもしれません。
目の治療は、内服より点眼の方が効きが良いように思います。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:目の治療について

飼い主からの相談

相談者:北海道 suenryuさん
はじめまして。
質問させていただきます。
以前足で顔周辺をかいたときに、爪が左目に入ってしまい目に傷をつけてしましました。
現在は左目が若干灰青色になってしまっている状態です。
このような場合はどのような治療が必要で、どのような病院に通院したらよろしいでしょうか?
ご意見をいただきたいです。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

角膜炎もしくは角膜潰瘍になっているのでしょう。
場合によっては角膜から内側に感染がすすみ前眼房炎になっている危険性もあります。
通常どこの動物病院でも対処出来るはずですので、かかり付けの動物病院に早めに行きましょう。
どのような治療法になるかは診断が着かないと決まりません。
診察した獣医師の指示に従いましょう。お大事にして下さい。

杉浦岳先生(すぎうらペットクリニック)からの回答

初めまして。目は心配ですね。
目の表面は本来透明な角膜ですが、その部分が濁っている状態ということでしょうか。
この場合、目の表面だけの問題なのか、傷が深いのか、さらに傷が深くて眼球の中まで問題が入ってしまっているのかを判断して、治療を選択する必要があります。これは通常の動物病院・獣医師で判断可能なものです。
また、当初は浅い傷だったものが放置して時間が経って悪化してしまうと取り返しがつかないことになりますが、この場合も状態の確認はどこの病院でも可能です。特殊な治療や検査が必要な状態となれば、それが可能な動物病院をそこから紹介してもらうのがいいでしょう。
目の傷も心配ですが、目の周りを掻くに至った原因も心配です。
掻く行為が続けばまた新しく目に傷を作ることになるため、何か原因があるのであればそちらの治療もしてあげられるといいですね。
早急に解決することを願っています。

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相談内容:緑色の目やに

飼い主からの相談

相談者:富山県 soraさん
緑色の目やにが多く出るのですが何か考えられる症状はあるのでしょうか。
食欲、元気共にあります。太り過ぎ(ヨークシャーテリア 3.1kg…でしょうか?)が要因として考えられるでしょうか。
ご回答をお願い致します。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

結膜炎や角膜炎で膿性の目脂が出ることがございます。
当院の近辺では東洋眼虫でこの様になることがございますが地域により異なります。
一度動物病院に行きましょう。
お大事にして下さい。

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相談内容:人間用の目薬

飼い主からの相談

相談者:東京都 、さん
ワンコに人間用の目薬を使用しても大丈夫でしょうか?
スムースでまつ毛がとても短いので、目にゴミがよく入っており、目薬をさしてあげたいです。
マイティアCL(クールではないノーマルタイプ)
成分は、塩化ナトリウム5.5mg、塩化カリウム1.5mg、ブドウ糖0.05mg、タウリン1mgです。
どなたか教えて頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

マイティアCLで、クール成分が入っていなければ大丈夫です。
あくまでもゴミを洗い流す目的のみでご使用下さい。
充血や目脂などの臨床症状があるときには動物病院の指示を仰いで下さい。
特に乾性角膜炎や結膜炎がある場合には自己判断は禁物です。
お大事にして下さい。

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相談内容:クッシング症候群の治療を決めかねています。

飼い主からの相談

相談者:兵庫県 しいさん
2年前ACTH検査でクッシングのグレーゾーンと診断され、その時にエコー検査で副腎の片側肥大(約13㎜)も知りました。
高用量デキサメサゾンの検査を重ねて、グレーゾーン(19.7)だったこともあり、経過観察で投薬は見合わせるという医師の診断でした。
今年2月血液検査でALPの高値(2万を超える)ALTは基準値よりやや高いASTは基準値、他は中性脂肪が400を超える、コレステロール値が318(337)までが正常値、リパーゼが170(160までが正常値)シスタチンcがやや高い。尿素窒素は正常値。血糖値は正常値等。
クッシングの治療を勧められましたが、ALPはどうしても下げないといけないものでもない、副作用があるのでそれを承知した上で判断すること、副腎に関しては偶発腫で本来は手術が第一選択肢であるが、年齢等もあるので投薬治療をとお聞きました。現在17㎜になっています。
そのように進めるつもりでいたのですが、ちょうど同じころに5年前に発症したドライアイが進行し、治療を始めており、クッシングの治療を勧められた頃に右目の涙腺が機能していないと言われ、治療は継続していますが、自宅でも毎日3回、洗浄液で洗眼し時間を開けて何種類かの点眼という作業を、ここ3か月ほど続けていて、通院は内科治療とは別の眼科に、約2,3週に一度のペースで続けている状態で、もうすぐ16歳になる仔に2か所の通院、眼科の治療と併せてクッシングの治療をすることの是非を考え悩んでいます。
お薬の量の調整のためにホルモン検査を定期的に重ねることになると思いますが、今現在、右目は洗浄しても1,2時間でまた充血しますので、痛みが出ないように気を付けて洗浄、点眼を欠かさないようにしています。
半日以上預ける検査をずっと継続していくことが、目のことを考えると心配であり、命を優先させることは理解しても、目の痛みは出来る限りそうならないように考えてやりたいと思い…。
クッシングに関して
これからの季節は夕方から夜にかけてパンディングが多くなり、その時間は家の中を歩きながら自分で調整しているようです。
それ以外は食事は相応量で、夏場は少し飲水量は増えますが、多飲多尿ということはないと思います。夜もよく眠っていて、色々なことを理解しているようです。外に出ないので後ろ足の筋肉量は落ちているようですが、今でも時に、家の中を走っているような時もあります。ほんの短い距離ですが。
この4月に甲状腺機能低下症と診断を受け、現在チラーチンs50を朝夕二回服用していて(お薬のせいかここ半月ほどで体重が少し減少しています。現在6.5㎏)3月からはウルソ50を同じく朝夕2回服用しています。
このように併発病が多いと聞きます。甲状腺に関しても本来はクッシングの治療を優先するべきなのかとも。
クッシングは症状治療と聞き、完治することはないので今現在優先するのはALPの値を下げることともいわれ、またどうしても下げないといけないものでもないというお考えもあるようです。
また、ホルモン検査の前に、ある程度目の方を優先させてあげる方が良いとも聞いています。
どうしてあげることがいいか、また検査をしたのが3月末ですので、早く治療の方向を決めないとと思っています。
アドバイスをいただけますでしょうか?

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
情報量が多いため、なかなかお答えがしにくい感じです。
どの点が一番悩まれているのでしょうか?
眼科治療はクッシングとは切り離して治療を進めればよいと思います。順番などは関係ありません。シーズーという犬種でドライアイになることはよくあります。
また、クッシングの治療とありますが、副腎の腫大(腫瘍)があるのであれば摘出治療が最善ではあります。それをしないのであれば投薬を行えばよいと思うのですが。。
病気がたくさんあることは仕方ありません。
端的に何を悩んでいるかを記載いただいた方が回答しやすそうです。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

クッシングであっても点眼でステロイドを使用することは悪いことではないかと思います。許せるレベルですね。私自身も処方することはよくあります。(特にシーズでは))
一応、非ステロイド性の点眼液もありますが、そこまで意識しなくてもよいはずです。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

副腎腫瘍はコルチゾールというホルモンが多く分泌されている可能性があります。
コルチゾールがたくさん出ている状態では甲状腺の作用がおさえられて、治療が困難となる可能性があります。
あと、そもそも全身に影響を及ぼす腫瘍性疾患がある場合に甲状腺の治療や検査はほぼ無意味になると考えた方がよいかと思います。影響力の腫瘍があるというだけで甲状腺の低下します。それは体の正常な反応です。代謝を抑えて、体はエネルギーの浪費を少なくしようとします。なので、あえて抑えている甲状腺機能に薬でホルモンの追加するのは望ましいことではありません。
できるだけ甲状腺の検査や治療は単独で行うべきです。他の病気がある場合には、経過をみていくことが困難となり、場合によっては治療が逆効果になってしまうことがあります。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/

栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

反対に、効果があるという感じは受けないと思います。
あくまで、様々な症状の進行を抑えるといったイメージです。
それでも手術をしないのであれば、せめて投薬治療は行っていった方が良いはずです。
血栓症の予防くらいには、ある程度つながってくるはずです。
効果が感じにくい治療なので、悩むところではあると思います。
注意点としては飲み薬はかなり少量に抑える必要があるということです。先生によってはそのことをご存知ない方がいらっしゃるので気を付けないといけません。
少量にしないといけないので、体重によっては治療ができない場合もあります。
あとは副腎腫瘍があるときに甲状腺の治療はおすすめしにくいかもしれません。相互作用にそぐわないような気がします。
どうぞよろしくお願いいたします。
************************************
konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評価をお願いいたします
https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWjUR3MNwV2hR9S0
https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/
■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW-krhEw/featured
■そのほか応援メッセージなどあればお願いいたします。
MAIL:info@kurioaimec.com
どうぞよろしくお願いいたします。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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