ティーカッププードルの性格と被毛の特徴

ティーカッププードルとは、体高が25cm未満の小さなトイプードルのことです。性格はスタンダードプードルなどの大きなサイズに比べると神経質で甘えん坊な傾向がありますが、賢く活発なところは他のサイズのプードルと同じです。

被毛は巻き毛のシングルコートで抜け毛が少ないですが、絡まりやすいことに注意が必要です。
ティーカッププードルに限らずプードルの毛色は単色ですが、稀に一部の毛だけが白くなっているプードルや、ブリンドル(まだら模様)のプードルが生まれます。これはパーティカラーやミスカラーと呼ばれ、純血種の基準から外されています。
複数の毛色が混ざっていても健康面での心配は特にないので、繁殖させたり、ドッグショーに出たりするのでなければ飼っても問題はありません。

基本の毛色は3種類

ブラック、ホワイト、ブラウンの基本色と、この3色から派生した中間色があります。

ブラック

目・鼻・爪・毛すべてが黒で、正面から顔を見ると目や鼻がどこにあるのかわからないことも。

落ち着いた性格の子が多く、他の毛色よりも知能と運動能力が優れているといわれています。

ホワイト

プードルといえばホワイトという時代もありました。プードルカットが最も似合うといわれる色です。カラーリングを楽しむ飼い主もいますよ。

他の毛色のプードルに比べて甘えん坊で、慎重な性格なことが多いといわれています。

ブラウン

濃い茶色の毛色です。基本色のひとつですが、ブラックから派生した毛色です。

マイペースで陽気な性格が目立つといわれています。

中間色

グレー、シルバー、ブルー、クリーム、アプリコット、ベージュ、レッドなどの、メインの3色から派生した中間色もあります。
テディベアカットがよく似合うレッドが人気です。

アプリコットやクリームなどは近年作出された毛色で、遺伝子がまだ安定しておらず性格にばらつきがあるといわれています。

毛色による性格差についてはあくまでも傾向であり、科学的な根拠はありませんが、子犬を選ぶときに参考にしてみてください。

成長すると色が変わることも

プードルは、サイズに関係なく成長するにしたがって毛色が変わることがよくあります。毛色が淡い色に変化していく「退色」という現象は多くのプードルで見られるもので、病気ではありません。

例えばブラックのプードルの場合、顔の一部の毛がシルバーやホワイトに退色し、白ヒゲを生やしているように見えることがあります。

レッドやアプリコット、シルバーといった中間色の場合は退色することが多く、早ければ生後1年から淡い色が混ざるようになりますよ。

まとめ

ティーカッププードルの毛色はブラック、ホワイト、ブラウンの3色が基本で、さらにそれらから派生した中間色があります。稀に複数の毛色が混ざったティーカッププードルがいますが、繁殖に利用してはいけないこと以外に特別注意点はありません。
退色という毛色が薄くなる現象がよく見られますが、病気ではないので心配しないでくださいね。

毛色の変化を楽しみながら、ティーカッププードルの成長を見守りましょう。
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 執筆者プロフィール
ドッグシッター/小動物看護士です。二人の娘に振り回されながら、記事を書いています。ミシンで子供達の服や布雑貨を作るのが趣味。ダルメシアンを多頭飼いするのが夢です。

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