ティーカッププードルの基本的な性格

ティーカッププードルは、体重2kg以下、体高25cm未満のトイプードルのことです。プードルのサイズとして正式には認められていないため、血統書では「トイプードル」となります。

プードルの性格は、体のサイズに関係なく、ティーカッププードルでもスタンダードプードルでも基本的に同じと言われています。利口で理解力があり、陽気で周囲を明るくする性格は、とても愛くるしいものです。

一方、賢さからいたずらしてしまうことがあり、興奮しやすい一面もあるので注意が必要です。

利口で理性的なのに、飼い主泣かせの面も合わせ持つ、とてもユニークな性格のティーカッププードル。学習能力が高く、物覚えがいいので、トレーニングの時間をしっかり取りましょう。

性格に合わせて、しつけ・トレーニング方法を考えよう

興奮しやすいティーカッププードルには「クールダウン」のしつけが欠かせません。

スワレ、マテ、フセといった基本的な指示を聞けるようにしましょう。
マテやスワレでストップできるようにしつけておけば、興奮し過ぎたときに落ち着かせることができます。

好奇心旺盛で積極的な犬、思慮深く動くまでに時間のかかる慎重な性格や、抱っこが大好きでもの静かに過ごしたい性格の犬もいます。一言に陽気で社交的といってもタイプはさまざま。こうした特徴や性格に合わせて訓練方法を工夫してください。ただし、無理強いするとストレスを感じてしまいます。

目をそらしたり細めたり、頻繁にあくびをしているときは、ストレスを感じている証拠。こうした仕草をカーミングシグナルと言います。
カーミングシグナルが見られたら、一旦トレーニングを止めて別の方法を考えましょう。

毛色が性格に影響する、かも!?

人の血液型別性格なもので、科学的な根拠はありませんが、ティーカッププードルは毛色によって性格に違いがあると言われています。

・ホワイト:膝に抱っこされるのが大好きで、飼い主と一緒に過ごしたい甘えん坊や慎重な性格が多い
・ブラック:性格も気持ちもたくましく、利口。一番飼いやすい色と言われている
・レッド:陽気でやんちゃ、興奮しやすい傾向がある
・ブラウン:独断的で自立心が強いところがあり、マイペース
・アプリコット、シルバーなどの淡い毛色:神経質、慎重で内弁慶な性格が多い


必ずしもこうとは限りませんが、初めてティーカッププードルを飼う人は、明るい性格と言われるブラックやレッドを選んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

陽気で社交的な性格と言われるティーカッププードルですが、じっくり付き合ってみると違った面が発見できます。どの子もかわいく、家族に迎えるときは迷ってしまいそうなので、毛色別の性格も子犬を選ぶ時の目安として覚えておくといいでしょう。
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 執筆者プロフィール
ドッグシッター/小動物看護士です。二人の娘に振り回されながら、記事を書いています。ミシンで子供達の服や布雑貨を作るのが趣味。ダルメシアンを多頭飼いするのが夢です。

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