猫が安心して過ごせる環境作りを!

猫が生活するスペースは、広い方がいいとは限りません。猫を飼う上で大切なのは、広さよりも安全面です。猫に危険が及びそうな部屋には猫を入れない、危険な場所があったらペットゲートで仕切るなどの対策をしましょう。

猫が安心して過ごせる環境を作るのが、飼い主の役割です。

室温はどれくらいがいいの? 夏は熱中症に注意

猫種による違いや個体差はありますが、猫にとっての適温は、冬が23~25℃、夏が27~29℃と言われています。夏は熱中症にかかりやすい季節ですから、室温の管理には気を使いましょう。

猫に留守番をさせるときは、エアコンをかけたままにするのがおすすめです。

猫がリラックスできる場所作り、4つのポイント

猫は、安心できる場所がないと、リラックスできずにストレスが溜まりやすくなってしまいます。人間にとっては住み心地のいい環境でも、猫にとってはそうでないこともあります。

以下に、猫がリラックスして過ごせる環境を作るためのポイントを、4つ挙げます。

1.ベッドは猫が落ち着けるものを用意しよう

ベッドは、猫が気に入るものを用意してあげましょう。市販の猫専用ベッドでもいいですが、箱の中に毛布を敷いたもの、クッションを縫い合わせたものもベッドになります。

人目に付かない静かな場所を好む猫や、飼い主のそばを好む猫などがいますので、その猫の性格に合わせてベッドの置き場所を決めるのがいいでしょう。

2.運動できる場所とくつろげるスペースを確保しよう

運動が好きな猫には、運動不足解消のためにキャットタワーを置いたり、家具に上って遊んだりできる環境を作ってあげましょう。

窓の近くにキャットタワーを設置すれば、上から外の様子を見られるので、いい刺激になります。そのほかにも、音が鳴るおもちゃや、ネズミの形をしたおもちゃを用意してあげると、1匹でも遊びやすい環境になりますよ。

さらに、日当たりのいい場所は、猫にとって最高のお昼寝スポットになります。日が当たる場所には、猫がくつろげるスぺースを作ってあげましょう。

3.爪とぎは必ず設置して!

爪とぎは、猫の自然な行動の1つで、爪が伸びすぎないようにしているだけでなく、ストレスを発散したり気持ちを落ち着かせたりする効果があります。

爪とぎがないと、家具や柱で爪をといでしまうので、部屋の中を傷だらけにされてしてしまいます。猫の生活スペースには、必ず爪とぎを置くようにしましょう。

4.トイレはいつもきれいに

猫のトイレには、さまざまなタイプがあります。置くだけのフラットなタイプや、キャリーやクレートのように屋根が付いているものがあります。猫が落ち着いてトイレができるものを選びましょう。

猫はきれい好きで、トイレが汚れているとほかの場所で粗相をすることがあります。トイレはいつもきれいに保ってください。

猫の安全を守るため、事故対策は万全に!

猫との生活で気を付けたいのは、猫が人間のものに興味を示して事故が起きてしまうこと。たとえば、机の上に出しっぱなしのハサミ、コンセントから抜けかけているプラグなど、家の中には事故につながりそうなものが隠れています。

猫の安全を守るには、危険なものはきちんと収納する、事故が起きやすそうな部屋には猫を入れないなどの対策をしましょう。

まとめ

室内飼いの猫にとって、家の中は一生を過ごす場所です。猫が、安心・安全に暮らせるよう、飼い主はさまざまなところに気を配ってあげましょう。
 執筆者プロフィール
京都でミニチュアダックスと4匹の黒猫と暮らしているフリーライターです。可愛くて生活にかかせないペットたちの情報をお届けしています!

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